トレック・マドンの第7世代登場…速さを求める選手に

トレック・ジャパンは第7世代としてフルモデルチェンジを果たした究極のレースバイク“Madone SLR”を発売する。

シートチューブ部に設けられた新たなIsoFlowテクノロジー。特徴的な空洞は前作と比較し空気抵抗となる気流の渦を軽減し、空気の流れが乱れることなく空力性を高める

以前より強度が30%高まったOCLV800カーボン、そしてスピードコンセプトをアワーレコード樹立へと導いた風洞実験。 

これら二つの要素が、今まで最速だったMadoneをさらに速く、そして軽くした。 

新型のハンドルバーはシームレスな仕上がりで、高いエアロダイナミクスを発揮し、重量も削減。ブラケット幅が3cm狭くなっているためライダーポジションが抵抗を受けにくくになり、エアロ性能がさらに高まる

前作と比べ、1時間あたり約1分速くなる空力性、そして300gの軽量化といった脅威の進化を遂げ、新たな究極のレースバイクとして、その名を轟かせる。

●トレックの詳細ページ

世界チャンピオン、ピーダスンのトレック・マドン完成

トレック・セガフレードのマッズ・ピーダスン(デンマーク)は、10月5日にベルギーで開催されるツール・ド・・ユーロメトロポールでカスタムペイントされた世界選手権仕様のトレック・マドンSLRをデビューさせる。

Pictures made by JoostVH Photography

23歳のピーダスンは、9月29日に英国ヨークシャーで開催されたUCI世界選手権ロードで優勝し、20年ぶりにデンマークの男子選手として5色の虹色ジャージ「アルカンシエル」と最年少ロードワールドチャンピオンの座を獲得した。

「マッズの勝利は信じられないほどの偉業だった」とアートディレクターのブライアン・リンドストロームはコメント。
「彼のカスタム世界選手権バイクを作るにあたって、私たちはマドンのDNAを尊重しつつ、クリーンでシンプルで上品なデザインを維持しながら、新しいチャンピオンを称えたいと思った」

世界選手権のデザインバイクは、リンドストロームとシニアプロダクトグラフィックデザイナーのミカ・モランによって作成され、米国ウィスコンシン州ウォータールーにあるトレックのプロジェクトワンカスタムペイントショップでプロダクトデザイナーのカイル・ドニーによって仕上げられた。

ピーダスンのカスタムマドンSLRは、伝統的な白が基調となり、トップチューブとフォーククラウンに大胆な世界選手権ストライプをあしらった。また、トレック・セガフレードのチームデカールとパーソナルワードが添えられた。世界選手権デカールと一緒に「すべて、またはなにもない」と「アンダードッグ」という言葉がダウンチューブに付いている。

Pictures made by JoostVH Photography
Pictures made by JoostVH Photography

世界選手権ストライプの威信は、10月8日にトレバーリ・バレジーネ、9日にミラノ〜トリノに出場してシーズンを終える若いデンマーク選手のもとから消える気とはない。

Pictures made by JoostVH Photography
Pictures made by JoostVH Photography

「まだ信じられないよ」とピーダスン。
「世界選手権のアルカンシエルを獲得することはどんな選手にとっても夢だ。今シーズン以降も歴代の王者に敬意を表することを楽しみにしている」

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プロジェクト1は、トレックのカスタムバイクプログラム。これは選手がコンポーネントからカラーリングまで、自分の愛車のすべての詳細をカスタマイズすることができるシステム。

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●トレック・ジャパンのホームページ

新型Madone SLR発表記念で非売品ジャージなどプレゼント

トレック・ジャパンは新型Madone(マドン)SLR発表記念キャンペーンを2018年7月7日より開催。新型Madone SLRのProject Oneバイクを購入した先着100人に非売品のジャージ・ソックス。ビアボトルオープナーをプレゼントする。

フランスのマドン峠でトレックのマドンに乗って練習する別府史之(トレック・セガフレード)  ©kramon

キャンペーン概要
■期間:2018年7月7日~
■対象人数:先着100人
■キャンペーン内容
新型Madone SLRのProject Oneバイク(フレームセット含む)を注文の先着100人に非売品サイクルジャージ、非売品ソックス、非売品ビアボトルオープナーの3点をセットでプレゼント。通常のProject Oneはもちろん、Madone SLRだけに用意されたラグジュアリーなICON(アイコン)ペイントシリーズも選べる。プレゼントのアイテムはすべて非売品で、このキャンペーン以外ではほとんど入手不可能な超レアアイテム。Madoneファンならずとも必見のキャンペーン。

非売品ジャージ

マドンの栓抜き

●キャンペーンの詳細サイト

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Madone SLRラグジュアリーカラー「ICON」がプロジェクトワンに追加

新型Madone(マドン)SLRのProject One(プロジェクトワン)での新たな選択肢として、ラグジュアリーカラー「ICON」シリーズが追加された。5種類のICONペイント作業は米国ウォータールー本社の熟練職人によるスペシャルペイントで、特別な1台を求める人にぴったり。ツール・ド・フランス2018では、トレック・セガフレードのライダーの多くはICONペイントのひとつ、「Chrome Tour」にペイントされたMadone SLR Discでレースを走る。

Madone SLRラグジュアリーカラー「ICON」

CHROME TOUR(クローム・ツール)
White Rose/Red Chrome/Black Chrome
Chrome Tourは、ツール・ド・フランスでトレック・セガフレードライダーのMadone SLRに採用される。一見、2017年に登場したツール限定ホワイトチームカラーに見えるが、実はまったくの別物。角度で上品に色が変わるパールホワイトを基調とし、レッドとブラックは深みのあるクロームカラー。特大のTREKロゴは、集団で最も注目されるバイクとなりそう。

REFLIPTIVE(リフリップティブ)
Amethyst/Bright Green/Purple Flip
Refliptiveは、サイクリングで好まれていたテーマを現代風にアレンジ。アメジストと明るいグリーンの色合いは、光の加減でパープルに変化する。

BRUSHED LIQUID METAL(ブラッシュド・リキッド・メタル)
Brushed Liquid Metal/Dark Smoke Tint
Brushed Liquid Metalのブラシでこすってつけた模様は、深みのあるくすんだ色合いとともに工業製品らしい雰囲気を生み、その上を光沢のフィニッシュで覆った。

BLACK GOLD(ブラック・ゴールド)
Black/Gold Metallic Flake
Black Goldは遠くから見ると真っ黒のバイクのようにも見える。しかしバイクに近づき、ひとたび光が当てられると、ゴールドラメと盛り上がったロゴが姿を現し、まったく違った印象を与える。

CANDY EMERALD GREEN(キャンディ・エメラルド・グリーン)
Candy Emerald Green
Candy Emerald Greenは羨望の的となるテーマ。鮮やかな光沢のフィニッシュ、深みのあるリキッドグリーンを使った色合い、そして存在感を放つロゴを採用。

カラーアップチャージ:11万2000円(税込)

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究極のレーシングバイク、トレックからマドンSLRとマドンSLが登場

まったく新しい究極のレーシングバイクであるMadone(マドン)SLR、そしてMadoneのスピードをお手軽な価格で提供するMadone SLをトレック・ジャパンが発表した。Madone SLRは、現行のMadone 9の世界最高の空力性能と軽量性を維持しつつ、ディスクブレーキの選択肢の追加と、競合モデルを圧倒する振動吸収性を実現し、プロからアマチュアまで、すべてのライダーのためのエアロロードバイク。

トレックのMadone SLR

●新型Madone SLRについて
まったく新しい調整式トップチューブIsoSpeed
新型Madoneに搭載された新たなトップチューブIsoSpeed機構は、ライダーの好みや路面に合わせて振動吸収性を調整できる。振動吸収性を最も高めにセットした場合、現行モデルと比べて振動を17%多く吸収する。また新たにIsoSpeed機構に組み込まれたダンパーは、振動吸収の際に発生するリバウンドを13%抑えることに成功し、最高のライドクオリティを実現している。従来モデルのIsoSpeedはフレームサイズごとにシートチューブの長さが異なるため、フレームサイズの違いで振動吸収性に違いがあり、小さいサイズではやや硬めの乗り味となっていた。新モデルのIsoSpeed機構が搭載されるパーツサイズはどのフレームサイズでもほぼ共通であるため、同じ振動吸収量を得ることができる。

リムブレーキとディスクブレーキのオプション
Madone SLRはリムおよびディスクブレーキモデルから選べる。ディスクブレーキモデルは空力性能を損なわずに申し分のない制動力を発揮する。より軽量なバイクを求める人にはリムブレーキモデルがおすすめ。

まったく新しいジオメトリーとOCLV700フレーム
Madone SLRに採用された新たな「H 1.5」 ジオメトリーは、トレック・セガフレードやトレックドロップスチームと開発された最適なフィット。フレームのジオメトリーを1種類にしながらも、新しい専用ハンドルバー&ステムのフィットバリエーションを増やすことにより、従来モデルよりも多くのポジションセッティングを実現している。またジオメトリーを一本化することで、すべてのMadoneユーザーにOCLV700シリーズのフレームを提供することが可能になった。

まったく新しい2ピースエアロバー/ステム
Madone SLRは新開発の2ピースの専用エアロバー/ステムを採用。多くのステム長とアングル、ハンドルバーサイズを選ぶことができ、従来モデルの1.5倍以上の40通りのポジションセッティングを実現している。また、Madone 9と同様の汎用ステム&ハンドルバーへのコンバーターの発売も予定。Madone SLRとMadone 9は専用一体型ハンドルバーの互換性はない。

今までにないインテグレーション
新型Madone SLRは、目に見えないワイヤリング、フロントエンドのエアロ形状、エアロコクピット、内蔵ブレーキ、シートマスト、コントロールセンター、3Sエアロチェーンキーパー、最適なウォーターボトルの取り付け位置、ボントレガー Flare RTテールライトを一体化できるマウント、アクセサリーを一体化できるBlender マウント、ANT+とBluetoothに対応したDuotrap Sを採用することで、すべてが統合されたシステムを実現。

ラグジュアリーなProject One ICONペイントスキーム
トレックのカスタムプログラムProject Oneに、新型Madone SLRだけのラグジュアリーカラー、「Project One ICON(アイコン)」が加わった。5種類のICONペイントスキームは、ウォータールー本社の熟練職人によるスペシャルペイントで、特別な1台を求める人にぴったり。ツール・ド・フランス2018では、トレック・セガフレードのライダーの多くはICONペイントのひとつ、「Chrome Tour」にペイントされたMadone SLR Discでレースを走る。

●モデルと価格
Madone SLR 8(Aeolus Pro 5 TLR フルカーボンホイール、Dura Ace 9100、リムブレーキモデル)
76万4000円(税別)
Madone SLR 6 Disc(Aeolus Comp 5 TLR アルミホイール、Ultegra 8020、ディスクブレーキモデル)
63万円(税別)

●新型Madone SLについて
Madone SLは比類なきレーシング性能をより多くのライダーに提供するために開発されたミドルグレードのMadone。現行のMadone 9.0をベースに、500シリーズOCLVカーボンフレームを用いることでリーズナブルな価格を実現。なお、Madone SLはリムブレーキモデルのみ。

●モデルと価格
Madone SL 6(Aeolus Comp 5 TLR アルミホイール、通常のアルミステム&アルミハンドルバー、Ultegra 8000、リムブレーキ)
46万2000円(税別)

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