バンムーフの注目最新モデルいよいよ発売へ…日本価格は35万円

シンプルでユニークなeバイクで人気のあるオランダのVanMoof(バンムーフ)が最新モデルとしてS4とX4を5月9日にアムステルダムで発表した。S4は身長170〜210cmの人向き、X4は155〜190cm。

Vanmoof S4(サンビームイエロー)

13年間の自社開発した革新技術を、最もアクセスしやすく信頼できるeバイクに凝縮して詰め込んだ。世界中で評判の高い独自技術を搭載し、4つのカラーで展開される。日本での価格は35万円。

VanMoofの代名詞はテック、洗練のデザイン、新開発パーツ

クイックに走り、頻繁に乗り降りを繰り返す街乗りに最適化されたVanMoof S4&X4は、オートマチック2速ギアシフトと、後輪のボタンを軽くキックすることでロックされるGen4キックロックを搭載している。

Vanmoof X4(フォームグリーン)

オンボードアラームや位置追跡機能をはじめとしたVanMoof独自の盗難防止技術も組み込まれ、安心して乗ることができる。

人気のターボブーストが必要な加速をサポートし、ダイナミックモーターが直感的な走行体験を実現。スマートフォンマウントでVanMoofアプリをダッシュボードとして使用でき、 速度、走行時間、走行距離を表示する。

Vanmoof S4(パープルフォグ)

盗難リスクは実質ゼロのeバイク

GSM位置追跡、盗難アラーム機能、キックロック、遠隔ロックダウンモード、および盗難防止Peace of Mind保証を準備して、自転車泥棒を廃業に追いやることを信条にする。想定外で自転車が盗難にあった場合には、グローバルバイクハンターチームがすぐに出動。2週間以内に自転車を取り戻す。取り戻せなかった場合は同等(または同等以上)年代/状態の自転車と交換してくれる。

Vanmoof X4(エバーグリーン)

●バンムーフのホームページ

最高時速50kmのVanMoofが2023年発売に向けて受注開始

オランダの都市型自転車メーカー、VanMoof (バンムーフ)2輪駆動、フルサスペンションフレーム、最新の加速システム、次世代型統合テクノロジーを搭載したハイスピードeバイク、VanMoof Vを2021年10月13日零時(日本時間)に発表した。

二輪走行のいいところは全部キープ。パワーとスピードを追加したが、日本に入荷する商品は日本の道路交通法に準じてチューンされるようだ

二輪走行のいいところは全部キープしたうえで、パワーとスピードを追加。加速ボタンを押すと最高速度は50kmになるという。日本での販売予定価格は45万円(税込み)で、日本の道路交通法に適した速度制限機能がつくという。

ダブルサスペンション、ファットタイヤ、強化フレームを採用して、速度や距離に関係なくスムーズな走行を実現

電動は、次の次元の電動に。VanMoof V新登場

VanMoof初のハイスピードeバイクは、自転車に期待される領域を超えると発表会での期待感が高まった。

VanMoofを象徴する統合テクノロジーを最適化。よりスマートで、よりシームレスな走行体験を実現

「通常のeバイクと比較して、より速く、より遠くへ行ける設計。このハイスピードeバイクは、交通機関と対等だと感じさせる」とVanMoof共同創業者のティーズ・カーリエ。

「どこまでも、パワフル。2輪駆動と最新の加速システムを搭載、かつスピード設定を車体に内蔵。各国の速度規制に合わせた調整が可能なVanMoof Vの最大時速は50km。みんなに差をつける時がきました」という。

リヤライトも装備され、夜間の被視認性を際立たせる

同社は2022年に1年かけて、VanMoof Vの開発を進め、オランダ、ドイツ、フランス、英国、米国、日本のみで発売する計画。日本への発送開始予定は2023年となる。バイクが完成するまでの過程や新機能についてはニュースとして発表していくという。

いわゆる受注生産で、2500円で予約できる。いつでもキャンセルでき、予約金も全額返金可能にする。

乗車身長は165〜205cmまで。小柄な人は残念ながら乗れない

アムステルダムのバンムーフ現地レポート

いま最も注目されているスマートバイクの実力

●VanMoofの詳細ホームページ

バンムーフ…いま最も注目されているスマートバイクの実力

オランダのアムステルダムにある新進気鋭のバイクブランド、バンムーフ。シンプルでエコな都心部移動用自転車なのだが、世界初の盗難ガードシステムを採用し、アプリ施錠の自転車を盗まれたら同社のバイクハンターが2週間以内に見つけてくれる。できなかったら新品提供という絶対的自信。いま最も注目されているバイクブランドだ。

オフィスを兼ねたアムステルダムのショールーム

スマートでも無骨…オランダ本社でバンムーフを試乗

自転車王国であるオランダは、同時に「ダッチデザイン」と呼ばれる斬新な工業デザインで注目される。だから庶民の足である通勤用自転車もシンプルな外観の中に求められる機能を詰め込んだスタイルが流行している。アムステルダム中心地に近い一角にショールームを持つバンムーフは、なかでも実用性とデザインを融合させたものづくりで人気急上昇だ。

オランダではいくつかのモデルが発売されている

一見するとシンプルなデザイン性のみにこだわった通勤用バイクのようだが、都市生活の中で自転車に求められる機能が凝縮されている。独特の表面処理をしたアルミ合金フレームは風雨にさらされがちなオランダの気候を考慮。さびにくく摩耗しにくい設計が随所に採用される。サドルも防水素材だ。

毎日乗る自転車だけに整備をそれほど必要としない機構もここでは重要だ。チェーン、ブレーキケーブルなどは内蔵され、壊れにくい構造の内装変速機が採用されている。太くて重いチェーン錠はフレーム内部に収納できる仕組みだ。

オランダのアムステルダムにあるショールーム

最大の特徴は前後ライト。フレームの上部に位置するトップチューブには前後にLEDライトが搭載され、車輪の回転によって発電するハブダイナモから供給された電力で半永久的に夜道を照らす。残業したら暗くなるのはあたりまえで、夜間の被視認性を高めて安全走行をサポートする。

そしてeバイクというカテゴリーとなる電動モデルに関しては、フレームにスッキリと内蔵されたバッテリーからLEDライトの電力が供給されるので、シンプルかつ脚に余計な負担をかけない設計だ。

電動モデルのElectrified Sはオランダ人のように長身の人が乗るのに適している
アプリをインストールしたスマホで施錠・解錠をする

盗難されたらバイクハンター出動。衛星補足で探し出す

通勤用自転車につきものの盗難対策も講じられている。内蔵キーレスロック機構を採用し、施錠と解錠はスマホのアプリで指令する。それでもだれかが持ち去ってしまったら、24時間対応のコールセンターに連絡すればいい。フレームに埋め込まれたSIMカードからの発信を衛星で補足。ある程度の位置を特定し、現場に近づいたらBluetoothで細かく探索する。

無骨なチェーンもフレーム内蔵。これは旧モデルで現行車はスマホロックになった

こうして同社のバイクハンターが2週間以内に取り戻してくれるという。見つからなかった場合は新車が提供されるのだという。保障は2年で、追加料金を払えば継続保障も可能。アムステルダム市内で盗難バイクを取り戻せるのは10〜15%だが、同社では60%の確率で取り戻せるという。

欧州モデルはスマホのアプリをかざして施錠・解錠したが、ニューモデルは手のひらをかざすだけでそれができるという。

完璧なシティバイクを作るというビジョンを掲げたカーリエ兄弟の兄タコさん

「せっかく自転車を購入するならいいものを。とても大事なものが盗まれてしまったのなら私たちの会社がバックアップします」とティーズさん。

「おかげでバンムーフの自転車は手を出すなと、オランダの自転車泥棒の間では常識になっている」と自信満々。

カーリエ兄弟の弟ティーズさん

東京人のためにチューンされたモデルもリリース

実際に最新モデルに乗ってみた。耐久性を確保するために頑強な構造で、しかも重量としてはデメリットのある内装変速機、極太のワイヤ錠などを搭載するため日本のママチャリよりもかなり重い。しかし平たん路ばかりのオランダではこれで十分であり、メンテナンスフリーのほうが喜ばれるのだ。タイヤは太めだが、石畳の多い市街地ではこちらのほうが快適に思える。多段変速や電動アシスト自転車もあり、用途に応じて選択できるのも魅力。

バンムーフは2009年、オランダのアムステルダムに設立された。創設者のカーリエ兄弟が自転車に得意とするIT技術を導入し、都市型モデルを作り上げた。スマートバイクとはそんな最新技術を取り入れた自転車の総称だ。

電動モデルのElectrified X

日本に直営店も進出し、輸入せずとも購入できるようになったのもうれしい。東京仕様にチューンされたモデルもリリースされた。

「東京はテクノロジーの大都会。ボクたちの自転車も技術を売りにしているから、東京の自転車ライフに革命をもたらせたいという意気込みがある」と弟のティーズさん。

「満員電車を使わずに、道路の渋滞も気にせず、通勤するのが楽しくなるような設計」を心がけた。小柄な日本人だからと各部をただコンパクトにしただけではないという。

Electrified Xはフロントキャリアなどのアクセサリーもオプションで装備できる

デザインの美しさは妥協したくない(カーリエ兄弟)

バンムーフのeバイク最大の特徴はパワーブーストと呼ばれる電動アシスト方式だ。これは日本で販売されている他社モデルとはちょっと違う。

ハンドル部分にあるブーストボタンを押すと、ターボチャージャーのように加速するのだ。そのうえで日本の道路交通法をクリアするために改良されていた。ペダルをこがないとモーターが駆動しないし、最高時速を24kmに制限している。そういった基準を逸脱してしまうと電動自転車となり、運転免許証やヘルメット着用などの制限が生じてくるのだ。バッテリーは1充電で最大120kmの距離を走れる。

前後ライトは内蔵されたバッテリーを電源として照射される

ハンドル幅や前後輪の間隔もコンパクト化され、取り回しがいいので路地や混雑もこなせそうだ。さらにキーレスロック、盗難防止機能などすべてフレーム内にスッキリ完全収納した。

「アムステルダムでは市民の63%が自転車に乗るから、インフラも整備されている。東京も今後は同じ道を進むはず」とオランダ大使館も分析し、自国のスマートバイクを全面的に支援する。

バンムーフ製のレインポンチョがかわいい

●バンムーフの日本語ホームページ

バンムーフには手を出すな…オランダの自転車窃盗団もお手上げのスマートバイク日本上陸

オランダの自転車窃盗団が「あれだけは手を出すな」と言うブランドがあるそうだ。チェーン錠さえないバンムーフだ。所有者の持つスマホが近づかないと解錠せず、他人が移動させると警報音が鳴りまくる。万一にも盗まれたらハンターが出動して探し出す。そんな最先端のスマートバイクをチェックしてみた。

最新のバンムーフを持つ成田美織さん。大きなバッテリーがスマートなボディに内蔵される。精密機器も内装されるのでメンテナンスも楽

東京・原宿の竹下通りとキャットストリートが交わるあたり。ファッショナブルな町並みのなかにバンムーフストアがある。世界初の盗難ガードシステム採用。フレームに警告音を発するスピーカーを組み込み、スマホのアプリで電動アシストパワー出力など諸機能をコントロールする。

2年前、オランダのアムステルダムにある同社を訪れたことがあるが、その際もスタイリッシュな外観と最新技術とのマッチングに目を見張った記憶がある。自転車にIT技術を導入した先駆けのブランドだった。アプリ連動の独自盗難を取り入れた最新モデルを、日本仕様に変更。こういった自転車の総称である「スマートバイク」として日本で本格的に売り出したのだ。

ステルス・ロック:自転車を降りて小さなロックボタンを押せば、後輪タイヤがロックされ、3段階の盗難防止装置が作動

無料アプリで駐輪位置情報、ライトの明暗調整、盗難防止用の設定などを行う

ハンドル横の小さなボタンを押すと、さらに加速ができます。坂道や強風の時などとても便利です

最大の特徴は鍵を持ち歩かなくてもいいこと。後輪軸近くにある小さなボタンを押すと車輪がロックされ、盗難防止システムが作動する。これを解錠するには専用アプリをインストールした自分のスマホを近づける必要がある。自転車とスマホの通信はBluetoothを駆使。所有者以外がこの自転車を移動させようとすると、車輪が完全ロック。警告音が次第に大きくなっていき、前後ライトもSOSモールス信号で異常があったことを周囲に伝える。

フレームにはSIMカードが内蔵されていて、GPSを使えばどこにあるかが大まかに分かる。盗難通報を受けたバンムーフのハンターが出動し、GPSで追跡を開始。最後はBluetoothでピンポイントの位置までまで特定する。

2サイズがあってフレーム形状が異なる。こちらは大きい方のSmart S。小さいサイズはZ型フレームのSmart Z

盗難時はハンターとして出動することもあるスタッフ。幸いなことにめったに盗難はないという

電動アシストに関しては日本の道路交通法に準拠して、時速24km以上のスピードになるとアシスト力がゼロになるように仕様変更。特徴的なのは他のeバイクよりも重量が軽く、取り回しがいいこと。バッテリーはフレーム内に収納されているので、見た目がスッキリしていて、それでもフル充電で150km走れるという。パワー出力はアプリで4段階に変更できる。また急な上り坂が出現したときはハンドル右のブーストボタンを押すとパワーが強くなる。

販売価格は今回紹介した電動アシスト搭載モデルで43万円(以下すべて税込み)だが、2018年末まで13万円引き。また電動機能のないモデルは12万円から。リース契約も可能で、初期費用1万2000円と月額2500円から。この初期費用はいわば「キーを買う」というイメージで、友人などに自転車を譲る際に売却できるという。契約中は東京だけでなくストアのあるニューヨーク、ロンドン、ベルリン、台北などでバンムーフを借りることもできる。

これまで経験したことがなかったような新サービスに、古い思考の人間はついていくのがやっとだが、バンムーフで試走したロードバイク女子のモデル、成田美織さんは、「カッコいいし、楽に乗れるので、活動範囲が飛躍的に広くなります!」とイチ押し。これからの都市型生活はスマートに自転車を取り扱うのがトレンドとなりそうだ。

「28インチタイヤはスイスイ気持ちよく走ることができました」と成田美織さん

群馬県上野村で開催されたライドハンターズin上野村で使用(クリックするとレポートページに飛びます)

VanMoof Japan
東京都渋谷区神宮前 3-26-3  営業時間12時~20時、月曜定休

原宿近くの裏通りにあるバンムーフ東京ショップ

バンムーフは鍵さえ不要…最新盗難防止機能搭載のeバイク発売

オランダ・アムステルダム発ハイテク自転車メーカーのVanMoof(バンムーフ)が、同社最新の盗難防止技術を装備した電動自転車の新シリーズを発表した。自動認証ロック、応答性の高いマルチフェーズ警告音、自動タイヤブロックシステム、そしてVanMoof特有の自転車追跡技術などが搭載されている。最新の盗難防止システムとVanMoofのバイクハンターのスキルがあれば、従来の鍵は必要でないという。

VanMoof Electrified 2

VanMoofのElectrified 2 シリーズは世界中のVanMoofストアとオンラインで発売される。価格は43万円。6月7日21時(日本時間)から販売受け付け開始で、最初の2000台(全世界での合計販売台数)までは13万円の割り引きが受けられる。商品の引き渡しは2018年10月以降を予定。申し込み時に予約金1万円が必要。

「私たちは最新の技術を駆使して自転車泥棒を廃業に追い込むことができるということを証明している」とバンムーフ共同創立者タコ・カーリエ。

VanMoof Electrifiedの主な特徴
⚫時速24km電動アシスト:250Wのハブモーターと418Whのバッテリーは静かでパワフル。長距離を効率的に走行することができる。
⚫ブーストボタン:ハンドル横の小さなボタンを押すとさらに加速する。坂道や強風の時などとても便利。
⚫ステルス・ロック:自転車を降りて小さなロックボタンを押せば、後輪タイヤがロックされ、3段階の盗難防止装置が作動する。
⚫洗練されたデザイン:最新のフレームデザインでは、より大きなバッテリーとスマート技術をそのスタイリッシュなボディにギュッと詰め込んだ。スマートなカートリッジシステムによりサービスや修理が簡単にできる。
⚫走行距離:1回の充電で最大150km走行可能(実際に使用するアシストレベル、気温、電池寿命により異なる)。
⚫素早い充電:パワフルなバッテリーはゼロから6時間でフル充電。
⚫自動認証ロック:Bluetoothを使いオーナーが自転車に近づくと自動的に盗難防止システムを解除。
⚫究極の盗難防止システム:オーナー以外の人間が自転車を動かそうとすると、大音量を発し、自転車盗難を抑止。
⚫ボディーガード付き:位置トラッキングモードを作動させると、VanMoofのバイクハンターに通知が行き、自転車のライトがSOS点滅モードになり全ての機能が停止する。
⚫「東京」にインスパイアされたデザイン:2017年、日本で発売されたXフレームが好評につき世界同時発売。このユニセックス仕様の自転車は身長155〜200cmの全てのライダーに適応。
⚫LEDダッシュボード:フレームに搭載されたLEDスクリーンにより、速度、バッテリーレベル、ペダルアシスト設定などを確認できる。
⚫スマートフォンアプリ:駐輪位置情報、ライトの明暗調整、盗難防止用の設定などを行う。アプリの無料アップグレードで自転車はどんどんスマートになっていく。
⚫ セルフ充電:全ての電子機器はペダル動力(ダイナモ搭載)により充電される仕組みになっている。
⚫シティバイク仕様:メンテナンスフリーに加え、VanMoof特有の要素、組み込み式ハイパワーライト、フレーム内に収納された自動調節装置、チェーンテンショナーなど。

トップチューブに搭載されたLEDスクリーンにより、速度、バッテリーレベル、ペダルアシスト設定などを確認できる

ひとつ上をいく盗難防止システム
新発売のVanMoof Electrified SとXには最新の盗難防止技術を搭載している。持ち主が自転車に近づくと、自動的に解錠し盗難防止システムを解除。キックオンロックと応答性の高いアラームとの組み合わせにより、自転車の盗難を抑制することができ、都会を高性能の自転車で通勤をする上での懸念材料の一つを払拭することができた。

その仕掛けとは
⚫キックオンロックにより後輪の回転を止め、アラームを作動させる。
⚫持ち主が近づくと自動的に解錠し、盗難防止システムを解除。
⚫不正行為を感知するとアラームが反応し、持ち主に危険を知らせる通知が行く。自転車が盗まれると追跡機能が作動し、VanMoofのバイクハンターに通知される。
⚫キックオンロックでの施錠はPeace of Mind保証を受けるために必要。オプションのPeace of Mind保証とは、VanMoofの自転車が盗難にあった場合、VanMoofの国際的なバイクハンターチームが2週間以内に自転車を取り戻すか、同等品の自転車と交換するというサービス。この一連の盗難防止システムは2016年に絶賛を浴びた「盗まれないスマートバイク」以来、培ってきた研究開発の成果。

VanMoof EX2 フォグホワイトの内蔵スピーカー

持続可能な都市のモビリティを向上させる技術
VanMoofの創始者であるティーズとタコ・カーリエ兄弟は、都市でのモビリティを向上させるスマート技術の可能性を確信してきた。2018年から、全てのVanMoofの自転車はスマホのアプリから作動が可能で、盗難防止用の追跡機能を搭載している。この技術により自転車泥棒を廃業に追い込むことができると信じている。
「もっと大きくて頑丈な鍵を作ることもできるけど、そもそも盗んだら痛い目に遭うような自転車を作れば本来の問題解決になるよね。スマート技術を使って、ライダーにとってストレスフリーで、かつ自分で自分の面倒を見ることができるバイクを開発したんだ」とVanMoof共同創立者ティーズ・カーリエ。

6月7日21時(日本時間)から世界同時発売
VanMoof Electrified SとXは、サンダーグレイ(Thunder Grey)とフォグホワイト(Fog White)の2色。Peace of Mindサービスは1年保証が1万円、3年保証が2万4000円。商品の引き渡しは2018年10月以降を予定。

バンムーフ・ジャパンの公式サイト

VanMoof EX2 サンダーグレイ

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自動認証ロックとマルチフェーズ盗難防止…バンムーフのスマートバイク発売

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自動認証ロックとマルチフェーズ盗難防止…バンムーフのスマートバイク発売

オランダのアムステルダムを拠点とするハイテク自転車メーカーのバンムーフ(VanMoof)が最新のシティバイク「バンムーフ・スマート」を発売。自動認証ロックやマルチフェーズ盗難防止システムなどを搭載。定額料金サービスVANMOOF+なら月々2500円から利用できる。

バンムーフ・スマートの8つの特徴
●自動認証ロック
Bluetoothを使いオーナーが自転車に近づくと自動的の盗難防止システムを解除
●究極の盗難防止システム
オーナー以外の人間が自転車を動かそうとすると、段階的に警告音の音量を上げ、自転車盗難を抑止
●ボディーガード付き
位置トラッキングモードを作動させると、バンムーフのバイクハンターに通知され、自転車のライトがSOS点滅モードになり、全ての機能が停止
●「東京」にインスパイアされたデザイン
2017年に日本で発売されたXフレームがスマートバージョンで世界同時発売。このユニセックス仕様の自転車は身長155cmから200cmの全てのライダーに適応
●定額料金制VANMOOF+
このハイテク自転車が月々2500円の定額料金で利用可能。料金はメンテナンスサービスと盗難防止機能込み
●スマートフォンアプリ
駐輪位置情報、ライトの明暗調整、盗難防止用の設定などを行う。アプリの無料アップグレードで自転車はどんどんスマートになっていく
●セルフ機能
バイクは維持費用がほとんどかからない。全ての電子機器はペダル動力により充電される仕組みに
●シティバイク仕様
フレームに組み込まれたハイパワーライトやスマート機能、チェーンテンショナー(自動調整装置)などのバンムーフ特有の全ての要素を取り入れている

バンムーフ・スマートは近づくと自動的に解錠しながらオーナーを出迎えるので、迅速に自転車に乗ることができる。アプリで自分の駐輪場所を正確に覚えておいてくれるので、万が一駐輪場所を忘れた場合も安心。自分の自転車をパーソナライズして名前を付けることもできる。

こんな面白い自転車を自転車泥棒が放っておくはずがない。そのためバンムーフは何年もの間、盗難防止用のシステムの開発を行ってきた。新型の士マートSとXはそのピカピカのボディにさまざまな仕掛けが施されている。
1. 音
自転車を盗もうとすると、警告音を発し(世界初のスピーカーシステム内蔵)その音量はだんだんと大きくなる
2. トラッキング機能
オーナーがアプリを通じて自転車盗難をレポートするとバンムーフのバイクハンターに通知がいき、バイクの位置をトラッキング
3. ロックダウンモード
盗難の際はバイクの重要なシステムが停止され、ライトがモールス信号となりSOSを発信する。これは本来の持ち主に戻るまで続く。

バンムーフ・スマートX(サンダーグレイ)

「もっと大きくて頑丈な鍵を作ることもできるけど、そもそも盗んだら痛い目に遭うような自転車を作れば本来の問題解決になるよね。スマート技術を使って、ライダーにとってストレスフリーで、かつ自分で自分の面倒を見ることができるバイクを開発したのだ」(バンムーフ共同創立者ティーズ・カーリエ)

バンムーフの定額料金制VANMOOF+
定額料金制VANMOOF+で利用できるようになる最初の自転車はスマートSとスマートX。この革新的な定額料金サービスは月々2500円の利用料でメンテナンスサービスや盗難にあった場合の自転車探索、もしくは代替の自転車を用意するPeace of Mindサービスも含まれている。
「私たち可能な限り長い間使用できる自転車を作っています。VANMOOF+を導入することにより、高度な盗難防止機能を持った高品質な自転車は長期的に見ればお得だ、ということを証明したかった」(バンムーフ共同創立者タコ・カーリエ)

バンムーフ・スマートS(フォグホワイト)

世界同時発売
バンムーフ・スマートは世界各国のバンムーフブランドストアまたはVanMoof.jpで購入可能。サイズの違うSとXシリーズがあり、ギヤは3速/8速。サンダーグレイとフォグホワイトの2色。販売価格は12万円から。5月21日までは2万1000円の割引あり。定額料金制VANMOOF+は月額2500円から。

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