初級者でも山歩きに行くなら軽くて使いやすいリュックがいい

英国発祥のアウトドアブランド、KARRIMOR(カリマー)が、軽量でシンプルな構造ながら登山に必要な機能をしっかり備えたリュックサックシリーズ「lancs(ランクス)」と「cot(コット)」を発売した。

LIGHTNESS~山も街も、もっと自由に、もっと軽やかに

近年、登山やハイキングを始める層の拡大に加え、「軽さ」と「使いやすさ」を重視するユーザーが増えている。今回登場した2シリーズは、こうしたニーズに応え、エントリーユーザーからギアにこだわるユーザーまで幅広く対応できるモデルとして開発されたという。

lancsは軽量性と耐久性を両立したナイロン素材を使用した、収納性に優れたシリーズ。背面内部には、背中のカーブに沿うアルミフレーム入りバックパネルを内蔵し、フィット感と背負い心地を高めている。

フロントのオープンメッシュポケット、ジッパーポケット付きヒップベルト、両サイドのボトルポケットなど、収納ポイントも充実。さらに、レインカバー付属やハイドレーション対応など、登山に必要な機能を備えながら、軽量でシンプルなバックパックを求めるユーザーにも適した設計。

lancs 28(ランクス28)

28ℓサイズのトップローディングタイプのリュックサックで、ボトム部分に本体内部へ直接アクセスできるジッパーを備え、荷物の出し入れがしやすい構造。日帰り登山から、夏山の山小屋1泊程度まで対応。

lancs 25(ランクス25)

25ℓサイズのパネルローディングタイプのリュックサックで、日帰り登山やハイキングに適したモデルで、ヒップベルトは取り外しが可能。アウトドアだけでなく、普段使いにも対応しやすい設計。

cotは安定感のあるフォルムと、通気性に優れたメッシュバックパネルを採用している。背中の蒸れを軽減し、快適な背負い心地をサポート。

cot(コット)

シンプルなデザインながら、ポールキャリア、チェストストラップ、ボトルポケット、フロントの仕切り付きポケットなど、登山やハイキングに必要な機能を搭載。低山ハイクや日帰り登山に適した実用性を備えている。

ウエストベルトは取り外し可能なため、アウトドアだけでなく日常使いにも対応。サイズは25ℓと18ℓの2サイズ展開。

カリマー公式オンラインストアとカリマー取り扱い店舗で発売中。

●カリマーのホームページ

ティレーノ~アドリアティコは頂上決戦なしで秒差を争う戦いへ

イタリア半島を挟むティレニア海からアドリア海までを走るティレーノ~アドリアティコが3月9日から15日まで全7ステージで開催される。タイム差がつきやすい山頂フィニッシュが設定されないのは2019年以来。伝統的なコース設定となり、総合優勝争いは混沌としている。

2025ティレーノ~アドリアティコ。この日は春の日差しに恵まれた ©Marco Alpozzi/Lapresse

近年のレースは総合順位を左右し、純粋なクライマーが栄冠をもぎ取るような山頂フィニッシュで締めくくられるクイーンステージが設定されることが多くなってきた。テルミニッロ、カルペーニャ、ヴァリコ・ディ・サンタ・マリア・マッダレーナ、サン・ジャコモ、プラティ・ディ・ティーヴォ、モンテ・ペトラーノなどだ。

2025ティレーノ~アドリアティコ第7ステージ ©Massimo Paolone/LaPresse

しかし、往年のファンなら真の山頂対決が行われないエディションもあったことを覚えている。パンチの効いた壁と脚を消耗させる丘陵が点在する2、3のステージが設けられてきたのがこの大会だ。スペクタクルは決して損なわれることはなく、全開のフィナーレ、タイムボーナスによりわずか100分の1秒差で順位が決まる総合順位が見られた。

2025年の総合優勝者フアン・アユソ(スペイン)はリドル・トレックに移籍し、ほぼ同じ日程で開催されるフランスのパリ〜ニースに出場する。2024年の覇者ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)もパリ〜ニースを選択。チーム ヴィスマ・リースアバイクは2025パリ〜ニースの覇者マッテオ・ジョーゲンソン(米国)がエースとして参戦する。

2019年と2023年の総合優勝者プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)も3度目の制覇を狙って参戦する。

ログリッチが2023ティレーノ~アドリアティコを制し、大会のトロフィーである三叉のヤリを手中にした ©LaPresse

主な出場選手

プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)
イサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチームエミレーツ・XRG)
マッテオ・ジョーゲンソン(米国、チーム ヴィスマ・リースアバイク)
ワウト・ファンアールト(ベルギー、チーム ヴィスマ・リースアバイク)
ジョナタン・ミラン(イタリア、リドル・トレック)
マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック)

2026年大会はこの青写真に戻ることを目指したという。総合優勝者には、海の神を象徴する黄金の三叉であるトライデントが与えられる。

アユソが2025ティレーノ~アドリアティコで総合優勝 ©Massimo Paolone/LaPresse

●2026ティレーノ~アドリアティコのコース

3月9日(月) 第1ステージ リド・ディ・カマイオーレ〜リド・ディ・カマイオーレ 11.5km(個人タイムトライアル)
3月10日(火) 第2ステージ カマイオーレ〜サン・ジミニャーノ 206km
3月11日(水) 第3ステージ コルトナ〜マリアーノ・デ・マルジ 221km
3月12日(木) 第4ステージ タリアコッツォ〜マルチンシキュロ 213km
3月13日(金) 第5ステージ マロッタ・モンドルフォ〜モンバロッキオ 184km
3月14日(土) 第6ステージ サン・セヴェリーノ・マルケ〜カメリーノ 188km
3月15日(日) 第7ステージ シビタノーヴァ・マルケ〜サン・ベネデット・デルトロント 142km

2025ティレーノ~アドリアティコ第4ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse

パリ〜ニース開幕…ヴィンゲゴー、アユソが総合優勝を目指す

84回目の開催となるパリ~ニースが3月8日から15日まで全8ステージで行われる。初めて訪問するアシェールをスタートし、第3ステージがチームタイムトライアル。ニースの市議会選挙と重なるため、伝統的ゴール地点のプロムナード・デ・ザングレは第7ステージのスタート地点。最終日はリヴィエラ・スタジアムにゴールする。

2025パリ〜ニース第7ステージ ©A.S.O. Billy Ceusters

「太陽へのレース」という愛称を持つ大会スプリント、横風、丘陵地帯、そして大きな登坂が待ち構える春の中規模ステージレースだ。

前年の覇者はチーム ヴィスマ・リースアバイクのマッテオ・ジョーゲンソン(米国)だが、今回は欠場し、ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク)がエースとして総合優勝を目指す。リドル・トレックに移籍したフアン・アユソ(スペイン)が対抗馬。

2025パリ〜ニース第4ステージでヴィンゲゴーがジョーゲンソンからリーダージャージを譲り受ける ©A.S.O. Billy Ceusters

主な出場選手

ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)
フアン・アユソ(スペイン、リドル・トレック)
オスカー・オンリー(英国、イネオス・グレナディアーズ)
ケヴィン・ヴォークラン(フランス、イネオス・グレナディアーズ)
ブランドン・マクナルティ(米国、UAEチームエミレーツ・XRG)
レニー・マルティネス(フランス、バーレーン・ヴィクトリアス)
ビニヤム・ギルマイ(エリトリア、NSNサイクリングチーム)
ニコラ・プロドム(フランス、デカトロン・CMA CGM チーム)
アロルド・テハダ(コロンビア、XDS・アスタナ チーム)
ダヴィド・ゴデュ(フランス、グルパマ・FDJユナイテッド)

2025パリ〜ニース第3ステージのチームタイムトライアルはヴィスマ・リースアバイクが優勝 ©A.S.O. Billy Ceusters

●2026パリ〜ニースのコース

3月8日(日) 第1ステージ アシェール〜カリエール・スーポワシー 170.9km★
3月9日(月) 第2ステージ エポンヌ〜モンタルジ 187km
3月10日(火) 第3ステージ コヌクール・シュルロワール〜プリー・シュルロワール 23.5km(チームタイムトライアル)
3月11日(水) 第4ステージ ブールジュ〜ウション 195km★★
3月12日(木) 第5ステージ コルモランシュ・シュルソーヌ〜コロンビエール・ルビュー 206.3km★
3月13日(金) 第6ステージ バルバンタン〜アプト 179.3km★
3月14日(土) 第7ステージ ニース〜オーロン 138.7km★★★
3月15日(日) 第8ステージ ニース〜ニース 129.2km★★
★は難易度

2025パリ〜ニース第4ステージはみぞれも一時降る悪天候に ©A.S.O. Billy Ceusters

●パリ〜ニースの公式サイト

東京マラソンで5kmごとの定点カメラで自分の勇姿を瞬時に表示する方法は

東京マラソン2026が快晴の3月1日に東京の都心部で開催され、3万8773人(速報値)が42.195kmのレースに参戦。コース上の各所に定点カメラが設置され、YouTubeで再生できるが、5時間以上におよぶ長尺の動画でたった1人の選手を探すのは大変。そこで応援ナビの通過時刻記録を駆使して、瞬時に割り出す方法を紹介。

2026東京マラソン

提供データの拡充によって夢のような楽しみも倍増

東京マラソン財団は5kmごとに計測チップを駆使して出場選手の通過時刻を記録している。それと同時に各地点に定点カメラを設置て動画を収録。ランナーの走行シーンを撮影して、大会後に公式YouTubeチャンネルで公開している。

東京マラソン財団公式YouTubeチャンネル

固定カメラが設置されたのはスタート/5km/10km/15km/20km/25km/30km/35km/40km。大会の熱気や沿道の声援とともに、すべての選手の力走を記録している。自身や知り合いランナーの走行シーンを、思い出として楽しむことができるのだ。

5時間以上の収録だが、自身の通過を割り出すのは意外と簡単。5kmごとの通過タイムはアプリあるいはパソコンサイトの「応援ナビ」に名前あるいはビブナンバーを入力すれば取得できるからだ。

応援ナビで5kmごとの「通過時刻」をチェックし、YouTubeでその時刻にカーソルを合わせると自身の姿が現れる

自分が頑張っている姿を見るのはめったにない機会

YouTube動画の右上には当日の東京の時刻が表示されているので、これを目安として使用する。「応援ナビ」には5kmごとに、グロス、ネット、ラップ、通過時刻などの数字が並ぶが、指標は「通過時刻」。YouTubeを再生して、カーソルを動かしてその時刻に合わせると確実に自分自身・知り合いランナーが出現する。

「もっと頑張って走っていたはずだけど、こんなに遅かったかなあ」と感じてしまうのだが、動く自分をチェックできる機会なのでぜひこんな最新機能を楽しもう。

この日だけは大都会もランナーパラダイス ©東京マラソン財団

●東京マラソン財団公式YouTubeチャンネル

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PC版応援navi
●PC版応援naviの使い方

オークリーの軍事部門からスピンアウトしたESSが偏光ミラーグリーンモデル

米国創業のアイウエアメーカー、ESS)(Eye Safety Systems)が「CROSSBLADE 偏光ミラーグリーンとCROSSBLADE NARO 偏光ミラーグリーンを2026年3月30日に発売する。取り扱いはノーベルアームズ。

ESSはOAKLEY ESS MILITARY/GOVERNMENT事業部としてミリタリー市場に特化した製品開発を行ってきたが、新たにアウトドア、フィッシング、スポーツ市場向けに開発された「CROSSBLADE 偏光ミラーグリーンモデル」を発売する。グリーンのESSエンブレムにカーボングレイフレームと偏光ミラーグリーンレンズを組み合わせた自然の美しさからインスピレーションを得たモデル。

ESS偏光ミラーグリーンレンズは、まぶしさをカットするために設計されていて、明るい天候や晴天でもまぶしさを抑え比類なきコントラストを提供するという。

偏光ミラーグリーンモデル、4万8500円(税別)

●ESSの詳細ページ

スポーツ界のアカデミー賞候補6人にポガチャルら…大谷翔平は選外

スポーツ界のアカデミー賞と言われるローレウス世界スポーツ賞2026の最終候補6人が3月3日にスペインのマドリードで発表された。世界陸上東京大会で活躍した陸上棒高跳びのモンド・デュプランティス(スウェーデン)、ツール・ド・フランス総合優勝のタデイ・ポガチャル(スロベニア)ら6選手が選出された。受賞者の発表は4月20日。

陸上棒高跳びのモンド・デュプランティス(スウェーデン) ©Michael Steele/Getty Images

他の4選手はテニスのカルロス・アルカラス(スペイン)とヤニック・シナー(イタリア)、サッカーのウスマン・デンベレ(フランス)、オートバイレーサーのマルク・マルケス(スペイン)。

圧倒的な2025ツール・ド・フランス第13ステージを制したマイヨジョーヌのポガチャル ©A.S.O.

日本勢はテニスの大坂なおみが2021年に最優秀女子選手

2000年から始まったローレウス世界スポーツ賞は毎年、すべてのスポーツで卓越した成績を残した個人およびチームを選出する。華やかな授賞式に選ばれた選手が正装で登壇するため、スポーツ界のアカデミー賞と言われている。

テニスのカルロス・アルカラス(スペイン) ©Julian Finney/Getty Images

同賞は100カ国以上・1000人超のメディア関係者の投票によって、スポーツ界の優秀選手の最終候補者リストが作成される。各部門で選ばれた6選手をスポーツ界のレジェンドで構成されたローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミーのメンバーの最終投票で決定する。

サッカーのウスマン・デンベレ(フランス) ©Anthony Bibard/FEP/Icon Sport
オートバイレーサーのマルク・マルケス(スペイン) ©David Ramos/Getty Images

2021年にはテニスの大坂なおみが最優秀女子選手に選出された。大谷翔平(野球)は毎年のように主催者が候補選手としてピックアップするが、最終候補6人に残ったことはない。

テニスのヤニック・シナー(イタリア) ©Clive Brunskill/Getty Images

LAUREUS WORLD SPORTSMAN OF THE YEAR

  • 2025 Mondo Duplantis
  • 2024 Novak Djokovic
  • 2023 Lionel Messi
  • 2022 Max Verstappen
  • 2021 Rafael Nadal
  • 2020 Lionel Messi & Lewis Hamilton
  • 2019 Novak Djokovic
  • 2018 Roger Federer
  • 2017 Usain Bolt
  • 2016 Novak Djokovic
  • 2015 Novak Djokovic
  • 2014 Sebastian Vettel
  • 2013 Usain Bolt
  • 2012 Novak Djokovic
  • 2011 Rafael Nadal
  • 2010 Usain Bolt
  • 2009 Usain Bolt
  • 2008 Roger Federer
  • 2007 Roger Federer
  • 2006 Roger Federer
  • 2005 Roger Federer
  • 2004 Michael Schumacher
  • 2003 Lance Armstrong
  • 2002 Michael Schumacher
  • 2001 Tiger Woods
  • 2000 Tiger Woods

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