アウトドアブランドのモンベルが作った小径折りたたみ自転車

モンベルが独自に開発した、日本を快適に走る自転車シリーズ「シャイデック」に、車体をコンパクトにたたむことができるフォールディングバイクが新登場。16インチが税込み10万6700円、20インチが税込み11万円。

シャイデック TR-F 20

タイヤ径が16インチのモデルはサイクリングや市街地での使用に、20インチのモデルは比較的長距離のサイクリングやツーリングにと、目的に合わせて選べる。

モンベルは自転車を伝った世界一周冒険旅行をするサイクリストをこれまでサポートしてきた実績がある。シャイデックは全国40店舗以上のモンベルストアで取り扱っているほか、オンラインで申し込むと梱包した状態で自宅に届けられる。

シャイデック TR-F 16

シャイデック TR-F 16

シャイデック TR-F 20

シャイデック ブランドサイト

世界のサトミナが世界選手権女子スプリントで2位…最終日はケイリン連覇に挑む

2025年UCIトラック世界選手権(チリ・サンティアゴ)は大会3日目となる10月24日、女子スプリントで佐藤水菜(チーム楽天Kドリームス)が2位になった。2024年の同種目は3位だった。

2025トラック世界選手権女子スプリント2位の佐藤水菜 ©日本自転車競技連盟

佐藤は前日に準決勝進出を決めると、この日は準決勝でアリーナ・リセンコ(個人中立選手)を2本先取で退けて決勝へ。決勝ではオランダのヘッティ・ファンデワウと対戦し、先に2本を先取されて2位になった。

大会最終日となる26日には連覇のかかった女子ケイリンが行われる。

2025トラック世界選手権女子スプリント、佐藤水菜が2本目で仕掛ける ©日本自転車競技連盟
2025トラック世界選手権女子スプリント、佐藤水菜(右)は2本先取されて2位に ©日本自転車競技連盟

公私混同でデザインしたトーキョーバイクの小学生向け自転車

トーキョーバイクが幼児向け自転車の特別デザインモデルとして、「little tokyobike limited edition」を発売。10月31日からTokyobike Shop、tokyobike オンラインストア、全国の取り扱い店で販売を開始。

発売を記念して、11月8日にはスペシャルイベント「はじめての自転車記念日」を東京・清澄白河にあるフラッグシップショップ、TOKYOBIKE TOKYOで開催する。

今回のキッズバイクはデザインチームminna(ミンナ)がキラキラと心躍らせる子どもたちの様子を想像しながら、大胆な色分けのツートンカラーをデザインした。車体フレームのカラーを塗り分ける表現は、little tokyobikeでは初の試み。minnaは仕事とプライベートが合致したワークライフスタイル「公私混合」をスタンスとし、ハッピーなデザインを通して、デザインをみんなの力にすることを目指す。

モデル:little tokyobike limited edition NEW PARK / SUNNY DAY
価格:¥39,600(税込)
タイヤサイズ:16インチ(16 x 1.75HE)/ 18インチ(18 x 1.75HE)
適応身長:16インチ(95cm~115cm)/ 18インチ(105cm~125cm)
付属品:補助輪・前後泥よけ・リアリフレクター
特設ページ:https://tokyobike.com/journal/little-tokyobike-limited-2025/
商品ページ:https://tokyobike.com/product/little-tokyobike-limited/
はじめての自転車記念日
開催日時:2025年11月8日(土) 10:00 – 17:00
会場:TOKYOBIKE TOKYO (住所:東京都江東区三好3丁目7-2)
※ 入場無料
問い合わせ: 03-6458-8198 / tokyo@tokyobike.com

ジャイアントが愛媛県松前町のふるさと納税返礼品に登場

愛媛県松前町(まさきちょう)のふるさと納税返礼品に、ジャイアントのハイエンドロードバイク、「Propel Advanced SL」と「TCR Advanced SL」のフレームセットが登場。両モデルとも、松前町内の「東レ愛媛工場」で生産される高性能カーボンファイバー「TORAYCA」を使用することから、返礼品に採用された。

2025年9月より愛媛県松前町のふるさと納税返礼品に登録されたのは、空力性能を追求しながら軽さや快適性も兼ね備える至高のエアロロード「Propel Advanced SL」と、エアロ性能を強化した円熟のトータルレースバイク「TCR Advanced SL」(いずれもフレームセット)。チームジェイコ・アルウラーが駆り、2025シーズンはツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアで難関山岳ステージ優勝に貢献したレーシングモデル。

両モデルともに、松前町にある東レ愛媛工場で製造される高性能カーボンファイバー「TORAYCA T1100G」を採用。鉄と比較して1/4の軽さ、10倍の強度、そして圧倒的な寸法安定性を誇り、航空宇宙産業やF1といった最先端領域でも活躍。世界基準の高機能素材に、ジャイアントが培ってきた先進的なデザインと製造技術が融合。世界のトップライダーを満足させる優れた走行性能を実現している。

返礼品のフレームセットは、全国のジャイアントストアで受け取れる。サイズ選びやパーツ、組み立て、納車までジャイアントブランド専門のスタッフに相談できる。

■ふるさと納税の申し込み
松前町へのふるさと納税の申し込みは、ふるさとチョイスをはじめとした各ふるさと納税サイトを利用できる。詳しくは松前町公式ホームページ(外部リンク)で。商品渡しは全国のジャイアントストアで。

■返礼品対象品
Propel Advanced SL Frameset (カラー:コスミックダスト、ホーリーフレア)
TCR Advanced SL Frameset(カラー:ポーラータイド、アトモスフィア)

■返礼品渡しの流れ
 Step1.松前町ふるさと納税ページで寄附を申し込み
 Step2.入金確認後、愛媛県松前町から「引換券」を送付
 Step3.引換券到着後、近くのジャイアントに来店予約
 Step4.引換券を持参してジャイアントストアに行き。引換え商品を決定
     (組み立てに必要なパーツの追加購入や作業工賃は別費用)
 Step5.納期確定後、納車日の打ち合せ
 Step6.ジャイアントストアで商品受け取り

■注意事項
 ※コンポーネント、ホイール、タイヤ、ハンドル、サドルなど、組み立てに必要な部品は、別途購入または用意する必要がある
 ※別途組み立て工賃が発生
 ※引換券の有効期限は、届けから約60日
 ※受け取り店舗を確認して申し込む
 ※国内に在庫がない場合には、納品までに数カ月かかる場合がある

■松前町ふるさと納税に関する問い合わせ先
 担 当:愛媛県松前町 財政課
 電話番号:089⁻985⁻4103
 愛媛県松前町ホームページ:https://www.town.masaki.ehime.jp/

佐藤水菜が準決勝進出、太田海也4位…トラック世界選手権

2025年UCIトラック世界選手権(チリ・サンティアゴ)は大会2日目となる10月23日、女子スプリントで佐藤水菜(チーム楽天Kドリームス)が順当に勝ち上がり、24日の準決勝に進出。男子ケイリンの太田海也(チーム楽天Kドリームス)は決勝に進出したが、4位で表彰台を逃した。

2025トラック世界選手権女子スプリントで佐藤水菜が準々決勝突破 ©日本自転車競技連

女子チームパシュートは梶原悠未(TEAM Yumi)、内野艶和(チーム楽天Kドリームス)、垣田真穂(チーム楽天Kドリームス/早稲田大)、池田瑞紀(チーム楽天Kドリームス/早稲田大)のメンバーで1回戦に臨み、対戦相手のスイスには勝利したが、タイム差で準決勝進出はならなかった。

2025トラック世界選手権男子ケイリンで太田海也は4位 ©日本自転車競技連
2025トラック世界選手権女子チームパシュート ©日本自転車競技連

2025ツール・ド・フランスを網羅したビジュアルブック「ツール・ド・フランス 2025」


サイクリングニュースレター&ポッドキャストのArenberg(アランベール)がツール・ド・フランスを一冊にまとめたビジュアルブックを編集・刊行した。2025年のツール・ド・フランスを 男女全ステージをレポートするとともに、豪華執筆・撮影陣による企画ページではこの世界最大の自転車レースをさまざまな角度から表現した。

<内容>
・ツール・ド・フランス&ファム 全30ステージ詳細レポート
・旅するツール・ド・フランス2025 by 小俣雄風太
・ポガチャルの時代に実況するということ by 長澤洋明
・ツール現場の仕事 MCダミアン・マルタン氏インタビュー
・フランスの終わらない輪廻 2025年大会総括にかえて by 宮本あさか
・この夏を見つめていた by 荒野姫楓
・ツール・ファムはどこへいく? by 小俣雄風太
・【座談会】 Netflixはツール・ド・フランスにいいことをしたのか?
・ツール・ド・フランスのフォトグラファー by 辻啓

誌面の全編を通して、写真はフォトグラファー辻啓が所属するフォトエージェンシーのSprint Cycling Agencyが担当。大会のあらゆる側面を美しいビジュアルで紹介。