ジャケットやレインウェアがコインランドリーで洗濯・撥水コートできる

アウトドア総合メーカーのモンベルとランドリーサービスを全国展開するオクラボが共同開発した、アウトドアウェアなどに撥水加工を施せる「モンベル撥水コース」が全国展開。Baluko Laundry Place 小清水町ワタシノ、代々木上原に続き、2024年3月14日より関西で初めてBaluko Laundry Place 天理丹波市(奈良県)、西区新町(大阪府)でサービス提供を開始する。


コインランドリーで手軽に衣類をメンテナンスして、長く愛用する。そんな環境負荷の少ないサスティナブルなライフスタイルの提案を目指して、Baluko Laundry Placeとモンベルが共同開発した「モンベル撥水コース」。利用料は1700円(容量5kg)。

モンベル撥水コースは撥水加工の落ちてしまったアウターや寝袋などの汚れを落とし、撥水加工を施して乾燥させるコース。乾燥機で熱を加えることで撥水剤が定着し、効果を発揮する。

ダウンジャケット、レインウェアなどのアウターと寝袋(中綿が羽毛またはポリエステルのもの)に使える。撥水効果が落ちてしまったアイテムもコインランドリーでメンテナンスし、長く愛用できる。

●モンベルの詳細ページ

山で使えるモンベルのワンピース…日常生活でも着心地バツグン

国内最大手のアウトドアブランド、モンベルが登山やトラベル、日常までさまざまな場面の着こなしに活躍するワンピースを新発売した。足さばきのよさを確保する裾のスリットや、UVカットなど、山仕様となっている。

WIC.ドライタッチ ロングスリーブ ワンピース

WIC.ドライタッチ ロングスリーブ ワンピース(ラベンダー=写真、ブラック、グリーンも)

肌離れのよいサッカー地を使用したシャツワンピースに、長袖モデルが新登場。7150円(税込)。

WIC.ワンピース 

WIC.ワンピース(ブルーグリーン=写真、、ブラック、ネイビーも)

ゆったりとしたシルエットの、速乾性と通気性に優れたワンピースが新登場。山小屋泊などでのリラックスウエアにも。5170円(税込)。

O.D.クール ワンピース 

O.D.クール ワンピース(グレー=写真、ネイビーも)

通気性とはっ水性を備えた、軽量で動きやすいワンピースの袖丈を見直した。7700円(税込)。

WIC.O.D.シャツ ワンピース

WIC.O.D.シャツ ワンピース(タン=写真、イエローも)

トレッキング用シャツワンピース。柔らかな風合いで、吸水拡散性と適度な保温性を備えた中厚手のウイックロンを使用。片胸ポケット仕様のシンプルなデザインで、パンツを履いた際に足さばきのいい短めの丈。7370円(税込)。

●モンベルのホームページ

デカトロンAG2Rラモンディアルが新ジャージ…店舗で70ユーロ購入可

フランスのデカトロンAG2Rラモンディアルが新デザインのサイクリングウエア「ギャラクシー」を3月12日に発表した。3月14日のグランプリ・ド・ドナンで初めて着用される。製作は同チェーン店が持つサイクリングアパレルのバンリーゼル。

デカトロンAG2Rラモンディアルの新ジャージ ©Frédéric Maciejewski

右袖には、26年にわたりタイトルスポンサーを務めてきたAG2R LA MONDIALE Groupの歴史的なブルーをあしらったデザイン。左袖には、DECATHLONの新しいアイデンティティであるグリーンがイノベーションを表現している。

デカトロンの新ジャージ ©Frédéric Maciejewski

細心の注意を払って精密にデザインされたギャラクシージャージは、その独自性によって際立っており、プロトンで非常に目立つはずだ。注目を集め、賞賛を呼び起こすようにデザインされ、大胆さ、独創性、変化を体現しているという。

デカトロンの新ジャージ ©Frédéric Maciejewski

チームウエアは12日から70ユーロで購入できる。販売はデカトロンショップ、デカトロンのウェブサイト、公式チームショップで。

●デカトロンAG2Rラモンディアルのホームページ

【デカトロン】

ピッタリのレースフィットか適度なベーシックフィットか走り方で選ぶ

パールイズミが2024年春夏商品として「スピード レース ジャージ」「スピード ベーシック ジャージ」「スピード プリント ビブ パンツ」をサイクルショップやスポーツ用品店などで発売する。

スピード レース ジャージは空気抵抗軽減素材スピードセンサーⅡを採用した、細身のレースフィットのジャージ。襟や袖にアクセントとなるプリントを施したシンプルなデザインで、バックポケットは5ポケットで収納する物を用途別 に分けられる仕様になっている。空気抵抗を軽減し、ハイパフォーマンスを求めるサイクリストに向けた一着。

スピード ベーシック ジャージはスピード レース ジャージと同じデザインと機能で、バタつきを抑える適度なフィット感のベーシックフィットに仕上げたモデル。高性能でレーシーなデザインのジャージを適度なフィット感で着用したいサイクリストにおすすめ。

スピード プリント ビブ パンツは柔らかなクッション性と優れたフィット感のハイエンドパッド「3D-X」を搭載し、空気抵抗軽減素材スピードセンサーⅡを採用した、さらなるハイパフォーマンスを求めるサイクリストに向けたビブパンツ。スピード レース ジャージやスピード ベーシック ジャージとセットアップでコーディネートできる。

●パールイズミのホームページ

ミラノ〜サンレモにファンデルプールとポガチャル参戦

第115回ミラノ〜サンレモが2024年3月16日に、ミラノの南にあるパビアから地中海岸のサンレモまでの距離288kmで開催される。2023年の覇者マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・ドゥクーニンク)、ストラーデビアンケ優勝のタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)が参戦する。

2023ミラノ〜サンレモを初制覇したファンデルプール ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse

他の優勝候補はイネオス・グレナディアーズのフィリッポ・ガンナ(イタリア)や歴代優勝者。2016年のアルノー・デマール(フランス、アルケアB&Bホテルズ)、2014年のアレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、ウノXモビリティ)、2017年のミハウ・クフィアトコフスキ(ポーランド、イネオス・グレナディアーズ)、2019年のジュリアン・アラフィリップ(フランス、スーダル・クイックステップ)、2021年のヤスペル・ストゥイベン(ベルギー、リドル・トレック)2022年のマテイ・モホリッチ( スロベニア、バーレーン・ビクトリアス)。

第113回ミラノ〜サンレモ ©LaPresse – Fabio Ferrari
2022年はモホリッチが後続に2秒差をつけてミラノ〜サンレモ優勝 ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Alpozzi
2021年、ヤスパー・ストゥイベンがミラノ〜サンレモ優勝 ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
2019年の第110回ミラノ〜サンレモはアラフィリップが優勝 ©LaPresse/Marco Alpozzi
2018ミラノ〜サンレモを逃げ切ったビンチェンツォ・ニーバリ © LaPress – Marco Alpozzi
2017ミラノ〜サンレモのゴール勝負。クビアトコウスキー(中央)がサガン(左)をわずかに制した © LaPresse

ビンゲゴーがティレーノ~アドリアティコで初の総合優勝

ユンボ・リースアバイクのヨナス・ビンゲゴー(デンマーク)が、イタリアで開催された7日間のステージレース、ティレーノ~アドリアティコ(3月4〜10日)で初めての総合優勝を遂げた。

ティレーノ~アドリアティコを制したビンゲゴーが栄冠の三槍「トライデント」を掲げた ©Gian Mattia D’Aberto/LaPresse

デンマーク勢の総合優勝は、1987・1992年のロルフ・セレンセン以来の2人目。ビンゲゴーは総合優勝者に与えられる青色のマリアアッズーラを最終日のゴール後の表彰台で着用した。

1分24秒遅れの総合2位はUAEエミレーツのフアン・アユソ(スペイン)、1分52秒遅れの3位はボーラ・ハンスグローエのジャイ・ヒンドレー(オーストラリア)。

「とても難しい最終ステージでした。スプリンターたちは勝利のために一生懸命追いかけなければならなかったが、彼らはそれを成し遂げた。幸いなことに、チームは私をトラブルから守ってくれたので、この美しいジャージとこの美しいトロフィーを守ることができた」とビンゲゴー。

ティレーノ~アドリアティコ優勝のビンゲゴーを中央に、左が2位アユソ、右が3位ヒンドレー ©Gianmattia D’Alberto/LaPresse

トライデントはボクのような元漁師にはピッタリ…ビンゲゴー

「海の神が手にするトライデントはサイクリングで最も素晴らしく、最も象徴的なトロフィーの1つだ。私のような元漁師にはピッタリ。コレクションに加えることができて本当にうれしい。ティレーノ〜アドリアティコは、僕のキャリアの中で最大の勝利のひとつだ。2つのステージを制覇し、総合優勝を飾ることができてとてもうれしい。イタリアでのレースはほんとに好きだ。私はこの国、食べ物など基本的にすべて好き。1年後にジロ・デ・イタリアで優勝することも否定しない」

ミランがティレーノ~アドリアティコ第7ステージ優勝 ©Gianmattia D’Alberto/LaPresse

いつかはミラノ〜サンレモで勝つような選手になりたい…ミラン

最終ステージの優勝はリドル・トレックのジョナサン・ミラン(イタリア)で、ポイント賞のシクラメン色ジャージ、マリアチクラミーノを獲得した。

「ティレーノ〜アドリアティコは非常に優れたスプリンターが揃っているので、2つのステージ優勝とマリアチクラミーノを獲得することができて本当に満足している。チームメイトは素晴らしい仕事をしてくれたし、僕を引っ張ってくれるシモーネ・コンソーニらも素晴らしい仕事をしてくれた。彼は非の打ちどころがない」とミラン。

「ステージレースではミスを犯す瞬間が常にあるが、常に改善しようと努めている。第1ステージのスプリントでリードを奪われてしまったが、チームとしてよく走って2勝を挙げることができた。私たちは非常に強力なチームでミラノ〜サンレモから始まるクラシックのシーケンスを開始する。ヤスペル・ストゥイベンとマッズ・ペーダズンは素晴らしいコンディションで、彼らをできる限りサポートするつもりだ。私はミラノ〜サンレモがとても好きだ。いつの日か優勝できるかどうかは時が経てばわかるだろう」