JCL TEAM UKYOがツール・ド・フランス傘下のサウジツアー出場

1月30日にサウジアラビアで開幕する5日間のステージレース、サウジツアーに片山右京が率いるJCL TEAM UKYOが初参戦する。同レースはツール・ド・フランスを主催するA.S.O.(アモリースポールオルガニザシオン)が運営するシーズン序盤のレース。

2022サウジツアー ©A.S.O. Alex Broadway

JCL TEAM UKYOは、2020東京五輪・パラリンピックで自転車全競技の運営責任者を務めた片山、組織委員会の橋本聖子会長が率いる。「日本国籍のチームとして初となるツール・ド・フランス出場、そして表彰台に登ること」を目標に国内トップ選手が集結して2023年に発足した。

2022サウジツアー ©A.S.O. Alex Broadway

チーム初戦は、ツール・ド・フランスの主催者であるA.S.O.が運営するサウジツアー。UCIワールドチームが7チーム出場する。日本国籍のチームとしては初参戦。TEAM UKYOを運営するジャパンサイクルリーグ(JCL)が、2021年設立当初から「ツール・ド・フランスを目指す」という明確な目標を掲げ、ステップを踏んできた成果でもあるという。

2022サウジツアー ©A.S.O. Alex Broadway

自転車文化・競技の中心地である欧州からみると、日本の環境はあらゆる点で後進的だが、UCIやA.S.O.といった団体に活動が認知されはじめ、欧州の有識者からも世界に挑戦するための道筋を指導されるなかで実現した。

片山代表は、「厳しいレースになることは間違いないが、世界への挑戦、自分たちの実力を理解して次に繋げていくためには絶好の機会」とコメント。

2023サウジツアー

出場選手は山本大喜、小石祐馬、レイモンド・クレダー、岡篤志、石橋学、ベンジャミ・プラデス、武山晃輔。

2022サウジツアー ©A.S.O. Alex Broadway

●サウジツアーのホームページ

2023ツール・ド・フランス出場22チームが確定

2023年7月1日から23日まで行われる第110回ツール・ド・フランスの出場22チームが発表された。UCIワールドツアー18チームには参加義務があり、主催するA.S.O.が第2カテゴリーのUCIプロ4チームを追加した。

2022ツール・ド・フランス第19ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet

このうちロット・デスティニー(ベルギー)とトタルエネルジー(フランス)は上位2チームに与えられる出場権で無条件選出。残る2チームは主催者推薦となり、過去4度の総合優勝を誇るクリストファー・フルーム(英国)が所属するイスラエル・プレミアテック(イスラエル)、そしてウノX(ノルウェー)が選ばれた。

2023 UCIワールドツアーチーム
AG2Rシトロエン(フランス)
アルペシン・ドゥクーニンク(ベルギー)
アスタナ・カザクスタン(カザフスタン)
バーレーンビクトリアス(バーレーン)
ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
コフィディス(フランス)
EFエデュケーション・イージーポスト(米国)
グルパマFDJ(フランス)
イネオスグレナディアーズ(英国)
アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ(ベルギー)
ユンボ・ビスマ(オランダ)
モビスター(スペイン)
スーダルクイックステップ(ベルギー)
アルケア・サムシック(フランス)
DSM(オランダ)
ジェイコ・アルウラー(オーストラリア)
トレック・セガフレード(米国)
UAEエミレーツ(UAE)

クリストファー・フルーム ©A.S.O. Charly Lopez

UCIプロチームの上位2チーム
ロット・デスティニー(ベルギー)
トタルエネルジー(フランス)

UCIプロチームの主催者推薦
イスラエル・プレミアテック(イスラエル)
ウノX(ノルウェー)

トレック史上最速のアルミロード、エモンダALRが発売された

トレック・ジャパンがフルモデルチェンジを果たした軽量アルミロードバイク、Émonda(エモンダ)ALRを発売する。初心者からベテランレーサーまで、全てのロードバイク乗りへ向けた至高の1台。 

トレック・エモンダALR 5(Azure to Living Coral Fade)

新型のÉmonda ALRはフレーム設計とデザインを一新。空力性能に優れたKVF形状とH1.5フィットを採用したことで、より速く、レース専用設計のバイクに生まれ変わった。 

トレック・エモンダALR 5(Trek Black)

トレック最高グレードのアルミ素材、300シリーズAlphaアルミを採用。56サイズで重量9kgとカーボンロードに匹敵する軽量化を実現。 

シンプルで軽量、無駄のない新型Émonda ALRはロードバイク初心者からベテランレーサーまで幅広くおすすめできる。スピード・軽さ・コストパフォーマンスを揃えた、トレック史上最速のアルミロードバイクとなった。 

ラインナップ: 
Émonda ALR 5
価格:301,290円(税込) 
サイズ:47/50/52/54/56/58/60 
カラー:Trek Black/Azure to Living Coral Fade 

●トレックの詳細ページ

105 Di2搭載のメリダ・スクルトゥーラは完成車価格52万8000円に

メリダジャパンが日本国内 での独占販売権を有するメリダから、シマノ新型105 Di2を採用したオールラウンドロード「SCULTURA 6000」、エアロロード「REACTO 6000」、エンデュランスロード「SCULTURA ENDURANCE 6000」を新発売した。

2022年6月に発表されたシマノ製ロードバイク用コンポーネント「105 Di2」シリーズを採用し たモデル。105Di2 は上位モデルのデュラエースやアルテグラから受け継いだ機能と技術を搭載した、Di2シフティングのコンポ―ネント。

SCULTURA 6000(ブラックシルバー)

登り、下り、平坦を問わずライディングを楽しめるオールラウンドモデルSCULTURA 6000

第5世代へとモデルチェンジを果たしたSCULTURA CF3フレームに105 Di2を採用したミドルグレードモデル。快適性を高めたカーボンフレームやスムーズな変速が魅力のDi2システム、700× 28Cタイヤにより、登りも下りも平坦もストレスフリーなライディングを提供。

SCULTURA 6000(ホワイトガンメタルグレー)

セミワイヤレスのDi2システムやMERIDA独自のヘッドセットを通じたブレーキホースのフレーム内蔵により、シンプルなハンドル周りを実現。

また、ホイール、ハンドルバーなどにMERIDAオリジナルパーツを採用。高品質ながら買い求めやすい価格を実現。

SCULTURA 6000
価格:528,000円(税込) (本体価格:480,000 円)

サイズ:
XXS(44 ㎝)(適応身長:160 ㎝~170 ㎝)
XS (46 ㎝)(適応身長:165 ㎝~175 ㎝)
S (48 ㎝)(適応身長:170 ㎝~180 ㎝)
M (50 ㎝)(適応身長:175 ㎝~185 ㎝)
L (52 ㎝)(適応身長:180 ㎝~190 ㎝)

カラー:WHITE(GUNMETAL GREY) (EW46) METALLIC BLACK(SILVER) (FK05)

パリ~ルーベをも制する快適性を兼ね備えたエアロロードモデルREACTO 6000

トップグレードのエアロ性能を受け継ぎながらコストパフォーマンスを両立した第4世代REACTO CF3フレームに105 Di2を採用したミドルグレードモデル。

REACTO 6000(グロッシーブラック・マットブラック)

セミワイヤレスのDi2採用により、空力性能や身体への負担を軽減。またMERIDA独自のヘッドセットを通じたブレーキホースのフレーム内蔵により、シンプルなハンドル周りとエアロロードとしての空力性能の両立を実現した。

REACTO 6000
価格:550,000 円(税込) (本体価格:500,000 円)

サイズ:
XXS(47 ㎝)(適応身長:160 ㎝~170 ㎝)
XS (50 ㎝)(適応身長:165 ㎝~175 ㎝)
S (52 ㎝)(適応身長:170 ㎝~180 ㎝)
M (54 ㎝)(適応身長:175 ㎝~185 ㎝)
L (56 ㎝)(適応身長:180 ㎝~190 ㎝)

REACTO 6000(シルクバーガンディーレッド)

カラー:SILK BURGUNDY RED(BLACK) (ER52) GLOSSY BLACK/MATT BLACK (EK96)

ロードバイクに乗ることを楽しめるエンデュランスモデルSCULTURA ENDURANCE 6000

エンデュランス用途に適した 1:1 ギアレシオを実現する前後34Tギヤを採用した新型105 Di2を搭載するSCULTURAのエンデュランスモデル。長距離でのライディングで卓越した快適性を実現するCF3カーボンフレーム&フォークや700× 32Cタイヤ、カスタマイズによりワンハンド変速の可能な新型105 Di2のコンビネーションにより、快適ながらスピード感のあるロングライドを可能とした。

SCULTURA ENDRANCE 6000(バーガンディーレッド)

SCULTURA ENDURANCE 6000
価格:528,000 円(税込) (本体価格:480,000 円)

標準現金販売価格:528,000 円(税込) (本体価格:480,000 円)

SCULTURA ENDRANCE 6000(シルクバーガンディーブラック)

サイズ:
XXS(44 ㎝)(適応身長:160 ㎝~170 ㎝)
XS (47 ㎝)(適応身長:165 ㎝~175 ㎝)
S (49 ㎝)(適応身長:170 ㎝~180 ㎝)
M (51 ㎝)(適応身長:175 ㎝~185 ㎝)
L (53 ㎝)(適応身長:180 ㎝~190 ㎝)

カラー:BURGUNDY RED(BLACK) (ER59) SILK DARK SILVER(BLACK) (ES99)

●メリダジャパンのホームページ

サイクルモードライド大阪はオンラインで前売り券購入がお得

サイクルモードライド大阪2023が3月4~5日に大阪・万博記念公園で開催され、その入場チケット販売を開始した。購入方法など詳細は公式サイトでチェックできる。

サイクルモードライド大阪

2023年もロードバイクやクロスバイクはもちろん、話題のスポーツeバイクなど450台以上のスポーツ自転車を乗り比べできるイベント。ヘルメットやウェアなど自転車関連グッズも見ることができる。

お得な前売り券の販売が開始される

前売り券の販売を開始した。当日会場で購入するよりもお得に購入が可能。前売券は入場日別オンラインチケットのみの販売となる。詳細は公式サイトで。

▼チケット情報(全て税込み・公園入園料260円含む)
1.前売り券:1,000円
※4日(土)、5日(日)券あり ※オンライン限定で販売

2.当日券:1,300円
※オンラインもしくは当日会場でも購入可能

▼無料入場について
以下の該当者については入場料無料で入場できる(別途公園入園料が必要)。各種証明書等を持参のうえ、受付で入場用リストバンドと交換。
1.中学生以下
学生証(中学生のみ)、公園入園料80円が必要
2.2022年度チームキープレフト会員
会員証と免許証などの本人確認用証明書、公園入園料260円が必要

来場時の注意事項について
■入場口について
2023年は「公園東口」からの入場となり、最寄駅は「公園東口駅」

■試乗誓約書の全来場者記入について
試乗希望者が記入する「試乗誓約書」は来場者全員の記入が必要。前売り券購入時にオンラインで手続き可能

■試乗時のヘルメット・グローブについて
試乗される際は必ずヘルメット着用。持っている人はヘルメット・グローブの持参を。

■新型コロナウイルス感染症対策
1.マスク着用
2.入場者全員の検温
3.会場各所へアルコール消毒液の設置

■公式サイト: https://www.cyclemode.net/ride/
■twitter: https://twitter.com/cyclemodeoffice
■Facebook: https://www.facebook.com/cyclemode.international/■Youtube: https://www.youtube.com/c/CYCLEMODEofficial
■PEDAL STATION: https://pedal-cyclemode.com/

2023年の目標をサイクリングアパレルのラファがサポート

『今年何する?』。2023年のサイクリングの抱負を立てて、サイクリングアパレルのラファに投稿すれば、集まったプランの中から素敵な『これする!』をラファがサポートしてくれる。採用は数名。締め切りは1月31日。

今年何する? 2023

毎年1月、ラファのスタッフは1年のライドの抱負を立てる。自転車のある暮らしは人生を豊かにし、環境問題、交通渋滞、都市インフラ、健康問題、コミュニティの構築など、これら全ての課題の解決を前進させることができるツールであると信じているからだ。ラファウエアを着ている、着ていないに関わらず、自転車に乗る全ての人をこの伝統に誘うプロモーションを開始した。

『走ったことがない道を走る』サイクルフォトグラファー辻啓

広くあらゆるタイプのサイクリストから2023年のプランを募集。どんなプランでも先にイメージしておくことで、より具体的に確実に実行できるようになるからだ。

『この世から知らない道をなくしたい。すべての道を走り尽くす。パリ〜ブレスト〜パリで1番タイムでフィニッシュしたい』元プロロードレーサー三船雅彦

この企画はサイクリストがそれぞれの意気込みを応援し合えるよう、コミュニティコンテンツとして今後も毎年継続して行きたいという。2023年も一緒に充実したサイクリングライフを楽しもう。

『まず自転車に乗る事』元EFエデュケーション・イージーポストレーサー中根英登
『HONDA育成若手レーサーとして、チャンピオンを獲るための身体作り』レーシングドライバー木村偉織
『スキーに出かけるように、県内のスキー場をロードバイクでヒルクライム、MTBでトレイルライドを楽しみたいので、長野県のスキー場10カ所を巡る』プロスキーヤー秋庭将之

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