サイクリストのノウハウが詰まったツールケースに杢グレー登場

R250の新商品、杢グレーのツールケース「R250 ツールケース スリムロングタイプ 杢グレー/ブラックファスナー」が発売された。これまでカーボン柄やカモフラ柄があったが、新しい素材を採用した。2310円(税込)。

R250 ツールケース スリムロングタイプ 杢グレー/ブラックファスナー

シックな大人な雰囲気。杢グレー柄

スポーツサイクル用ボトルケージ(直径74mm用)に装着して使用する。

シートチューブに取り付けたボトルケージに入れたとき脚が当たりにくいように、上端を少しだけスリムにデザイン。このちょっとの違いが、すごく効果がある。下側はしっかりとボトルケージに収まるように、寸胴型をしている。

ボトルケージに入れたとき脚が当たりにくいように、上端を少しだけスリムにデザイン

ジッパーホルダーを装備しているので、走行中に取っ手部分がバタバタ暴れて、小さなイライラが蓄積されることはない。

外寸225mmのロングサイズ。長さ215mmまでの携帯ポンプが収納可能。予備チューブ・携帯工具・炭酸ボンベ・携帯ポンプ・ワイヤ錠などをごちゃごちゃにならずに収納できるメッシュポケットとジッパー付きメッシュカバー付き。

ツールカンと呼ばれるこれまでの携帯品収納具は、取り出したい工具などが奥にあると全ての物を取りだして出す必要があった。このツールケースは必要な物だけをサッと取り出せるのが特徴。

ジッパーホルダーを装備しているので、走行中に取っ手部分がバタバタしない

防水ではないが、撥水加工を施した生地を採用しているので、短時間の弱い雨程度なら大丈夫。雨天走行後は中身を出して本体を乾燥させるといい。

ファスナーがボトルケージに接触しないような位置に取り付けてる。ファスナーに食い込むと、破損の原因となる。

メッシュポケットとジッパー付きメッシュカバー付き

カラー:杢グレー (裏地)ブラック
サイズ:高さ225mm x 75~70mm
重量:95g

あしがらロングライドaround開成は「応援めし」で完走をサポート

「あしがらロングライドaround開成」が2022年8月20日(土)に神奈川県開成町で3年ぶりに開催される。全国各地でサイクルツーリズム事業(自転車・サイクリングを活用した観光振興事業)を展開する一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンとサイクルスポーツイベント実行委員会が主催。

イベントは、開成水辺スポーツ公園を発着地点として足柄峠を含む峠を登る最難関の115km のチャレンジコースがあり、本格ロングライドをしたい人におすすめ。20kmのファミリーコースもある。

完走をサポートするためにコース上にある各地域のエイドステーションでは「あしがら応援飯」を用意。都内から車で約1時間と好アクセスのため仲間同士、家族での参加もしやすい。エントリー申し込み期限は8月5日(金)。

◆オススメポイント
Point1:アクセス抜群!
都内から車で1時間、最寄りのICから10分弱で会場に到着する好アクセス。ロングライド参加で懸念される行きと帰りの運転の負担も軽減されるので、仲間同士、家族での参加でもうれしいポイント。日帰りでロングライドと温泉を楽しめるのもあしがらロングライドならでは。

Point2:田舎路ならではの贅沢な走行環境!
「山・川・湖」を一度に満喫できる自然たっぷりの里山をフィールドに自転車で走り抜けていくのはすごく気持ちいい! なるべく信号のない、車通りの少ない道をコースにしているので自転車で里山をフルで楽しむことができる。

Point3:完走サポート「あしがら応援めし」
コース上の設定されるエイドはあしがら地区を形成する1市5町のふるまいが用意される。足柄峠を含む115kmでも完走できるように「あしがら応援めし」として各地域の特産を織り交ぜてグルメとしても楽しめて、ロングライド完走に必要な補給食としても十分なエイド食となる。普段のロングライドでは味わえない食を。

◆コース情報
・チャレンジ 115km
足柄峠を含む115 km、獲得標高2300mの最難関でとてもタフなコース。ロングライドだが途中ヒルクライム?と勘違いしてしまうほどパンチのある上級者コース。

・ミドル 70km
南足柄エリアを通過する獲得標高1438mの走りごたえのあるコース。大きな上りポイント2カ所をクリアして完走を目指す中級者向け。

・ファミリー20km
のんびり里山のサイクリングを楽しみたいビギナーやファミリーはこちらのコースで楽しくあしがらを堪能。ロングライドのあとは観光も楽しみたいという人にもおススメ。

※コースは変更になる場合も。 ▼詳細コースマップ

●あしがらロングライドaround開成のホームページ

世界最大のステージレース、ツール・ド・フランス2022に招待

キャノンデール・ジャパンは、7月1日に開幕するツール・ド・フランス2022を間近で体験できる特別観戦ツアーが当たるプレゼントキャンペーンを実施する。観戦パスを使って迫力あるレースを間近で体験することや、EFエデュケーション・イージーポストの選手たちとの記念撮影を楽しむことができる。

現地への航空券、宿泊、食費をプレゼント。一生に一度の忘れられない旅へ。この機会に応募しよう。

最終ステージの選手村入場パスも提供

2022ツール・ド・フランスの7月22日~26日期間中、パリ近郊の観戦ツアーへの1組2名を招待。賞品に含まれもの:日本~パリ往復航空券(2名分)、キャノンデール指定現地ホテル代 、空港または駅とホテル間の送迎費用、飲食等に使用できるVisaギフトカード(300ドル)x2 枚 、EFエデュケーションファーストパリ観光ツアー 、EFエデュケーション・イージーポストのギフトバッグx2名分、第21ステージスタート/フィニッシュビレッジパスx2名分、状況によってはチームカーへの乗車が可能(1名のみ)。

応募締切:2022年7月4日(月) 午後12:59(日本時間)

●キャノンデールの詳細ページ

ベビー用品ブランドのキッコが子供用ペダルなしバイクを作った

イタリアのベビー用品ブランドChicco(キッコ)のエコプラスシリーズとして、環境に配慮した子供用ペダルなしバイク「グリーンホッパー エコプラス」が6月16日に発売される。

グリーンホッパー エコプラスは、18カ月から3歳の子供を対象。大きくてしっかりとしたハンドル、人間工学に基づいた大きなサドル、大きなタイヤ、小さな子供でもしっかり安定して走行しやすく設計されている。従来の子供用ペダルなしバイクよりも早い時期から乗ることができる。

EVA樹脂でできたタイヤを使用しているため、空気入れは不要でパンクもしない。環境に配慮もエコプラスシリーズの特徴で、同商品は再生プラスチック(リサイクル素材)で作られている。

製品の品質と安全性に最大限の注意を払い、 本社のあるイタリアで設計・製造される。取り扱いのアルツァーナジャパンは順次展示店舗を拡大していくという。

GREEN HOPPER ECO+/グリーンホッパー エコプラス

対象:身長 80cm以上 体重 25kg以下(18カ月~3歳)重量 : 2.1kg
ホイールサイズ : 9インチ
商品サイズ :W35 ×D68 ×H49 (cm)
メーカー希望小売価格:8250円(税込)
MADE IN ITALY

●グリーンホッパー エコプラスの詳細ページ

スペシャライズドが期間限定でエストネーション六本木ヒルズ店にポップアップストア

米国カリフォルニア発のプレミアムスポーツバイクブランド「スペシャライズド」が2022年6月14日(火)~20日(火)の期間、エストネーション六本木ヒルズ店でポップアップストアを出店。夏に向かって開放的な気分になるいま、陽の光の下でファミリータイムを充実させるスポーツバイクを提案する。

アクティブなファミリータイムを演出するeバイクとキッズバイクを販売

ポップアップストアで展開するバイクは、「アクティブ」にカテゴライズされるTurbo Como SLとVado SL。どちらも電動アシスト付きのeバイクで、スポーツバイクの「楽しさ」を誰でもすぐに親しむことができるのが特長。

Turbo Vado SL 4.0 445,500円(税込)

スポーツバイクを愛する老舗ブランドだからこそ実現できる真の乗り心地は、移動手段であった自転車の概念をはるかに超え、新しいフィットネスやアクテビティを提供する。 

Turbo Como SL 5.0 583,000円(税込)

同時に展開するのはキッズバイクのHotwalk CarbonとJett 20。レーシング用ロードバイクの開発技術を惜しみなくつぎ込んだカーボン製のキックバイクと、子どもの成長に寄り添うため、自社が提供するバイクフィッティング技術を応用したキッズ用ペダルバイク。 

Jett 20 60,500円(税込)
Hotwalk Carbon 99,000円(税込)

期間:2022年6月14日(火)~20日(月) 11:00~21:00
場所:エストネーション 六本木ヒルズ店 2F ギャラリースペース
●エストネーション 六本木ヒルズのホームページ

余分なものを削ぎ落とし、本質を追求するとビゴーレのクロモリバイクになる

創業から93年目の京都の自転車ブランドVIGORE(ビゴーレ)を手がけるビゴーレ・カタオカは、3代目フレームビルダー片岡聖登の手により一つひとつ製作するハンドメイドフレーム「70next」(ナナゼロネクスト)を6月23日より受注開始する。

完成車は121万円~

日本の美意識を伝える漆芸家服部一齋とのコラボモデルも

VIGOREで1970年代から受け継がれるクラシカルなデザインでありながら、クロモリ製ロードバイクのレーサーとしての走行感を最大限に引き出した。価格は完成車1台79万9700円~(内税)、 フレーム&フォークは1台37万4600円~(内税)の完全受注製作。「70next」をベースとした、 京都の漆芸家服部一齋との記念コラボモデル「70next 知足」(ナナゼロネクスト ちそく)も同時発売する。

これからのもののあり方を考える自転車を

ビゴーレ・カタオカは1929年に京都で創業。1963年にはオリジナルブランド「VIGORE」を興し、国内初の独自ブランドショップを展開した国内フレームビルダーの老舗。無駄を削ぎおとし、必要なものだけを残すという哲学の下、ものづくりをしてきた。

VIGOREのフレームビルダー片岡聖登

創業100年を前に、先代から受け継がれた想いを見つめなおし、これからのモノのあり方を考えるための自転車をつくりたいという想いから開発が始まる。鍛えあげられた技術でこそ性能が発揮できるラグ溶接で職人がひとつひとつ手工業で製作。VIGOREのスチールフレームの原点である1970年代のクラシカルなデザイン設計でありながら、最新のレーサー感の乗り味を楽しめる自転車が完成した。 

日本の美意識を伝える

ビルダー片岡がこれまで培った技術の粋を集め、新たに開発したクロモリ製ロードバイク「70next」。VIGOREで1970年代から受け継がれるラグ溶接を採用したデザイン設計をベースに、最新のクロモリ素材とコンポーネントパーツでレーサーの走行感を最大限に引き出した。 片岡の手でひとつひとつ製作し、次のメッセージを込めた。 

余分なものを削ぎ落とし、本質を追求した先に生まれる機能美。日本のものづくりにおいてその哲学・美意識は受け継がれてきた。そうした想いでつくられたものを人々は大切な何かを感じ、ていねいに扱ってきた。その感性を今改めて見つめ直すという想いをこめ、漆芸家服部とのコラボモデル「70next 知足」も販売。見るたび、乗るたびその想いが伝わる自転車になることを願っているという。 

70nextは完成車79万9700円~、フレーム&フォーク37万4600円~

クラシカルで新しい美しさ
全体のデザイン、ラグ、ヘッドバッヂ、エンドキャップ、そしてエンド接合部の仕上げまで1970年代から受け継がれた技術とデザインを再現。そこから不要なものは削ぎ落とし、必要なものだけを磨き込むVIGOREのデザイン設計の原点を改めて突き詰め、VIGOREらしい美しさを実現した。 

高い走行性を実現するフレーム
クラシカルなラグ溶接が抱える、溶接時の熱による軟化の課題に対応するため、フレーム素材にはKAISEI 8630Rを使用。KAISEI 8630Rは肉薄で軽量な素材でありながら、クロモリにニッケルが配合されているので、溶接時の熱で結合部に剛性が生まれる。これがクロモリのしなやかなバネ感と合わさり、乗り手の力を前に進む力に変換。この溶接時の熱による組織変化を最適な範囲に留め、素材の力を最大限に引き出せるよう、片岡が長年鍛え上げた職人技でひとつひとつ手工業で製造。 

軽量で操作性の高いコンポーネントパーツ 
伝統的な技術や仕様を応用しながらも、最高の乗り味を体感できるよう推奨完成車モデルのコンポーネントパーツは、SHIMANO ULTEGRA Di2キャリパーブレーキ仕様を採用。STIレバーがコンパクトになり、ハンドルがより握りやすく、軽量となった。さらに、電子制御のためにワイヤの抵抗感も減少したことで、ロードレーサー本来のハンドリング感と走行感を実現した。この最新のコンポーネントパーツは、見た目にもVIGOREらしいシンプルなデザインと調和。まさに、機能性も美しさも兼ね備えた完成車となった。

70next 知足(ナナゼロネクスト ちそく)

メッセージを伝えるフレーム
日本で脈々と受け継がれてきた「余計なものを削ぎ落とし、本質を追求した先に生まれる機能美」。日本のものづくりにおいてその哲学・美意識は脈々と受け継がれてきた。そのような意識でつくられたものに、人々は大切な何かを感じ、そしてていねいに扱ってきた。

モノに溢れた時代。極めて利便的な世の中だが、手軽になんでも手に入れることで、逆に大切なものを失っていないか。今あらためてこの地で受け継がれた哲学や感性を見つめ直すことは、ものの選び方、ものとの過ごし方の変化につながり、そして目に見えないものを大切にする豊かな生活にも繋がるのではないかと考えたという。

このVIGOREの想いを、強いメッセージ性とともに表現した自転車が「知足」(ちそく)。今、満ち足りていることを改めて認識し、本当に自身が気に入ったもの、美しいと感じたものを大切に扱うことで人々の時間がより豊かなものとなるように、そして人々の足の一部となる自転車という道具をもっと深く知り愉んでもらいたいという想いで「知足」と名づけたという。 

漆芸家服部一齋×フレームビルダー片岡聖登
奈良時代より永く受け継がれてきた蒔絵や螺鈿などの漆芸の技術を鍛え、進化させてきた漆芸家服部一齋。ものそのものの魅力を最大限に際立たせたいという想いのもと漆芸と向き合う服部の描くデザインは、自転車フレームそのものの構造と一体化し、VIGOREで受け継がれてきた、細部にわたる線と曲線の美しさを際立たせる。

漆芸家の服部一齋

漆芸と自転車で生み出された研ぎ澄まされた美しさは、時間をかけて紡がれるものに溢れる京都という地で培われたその感性を最大限に表現されている。まさに「知足」にかける想いを体現したものが完成した。