スペシャライズドがこのご時世で戦略的にeバイク値下げに踏み切る

米国カリフォルニア州に本社を置くスポーツ自転車ブランド、スペシャライズド・ジャパンは、環境負荷が少なく心身の健康に効果的なスポーツバイクでの移動を推し進めるため、アクティブカテゴリーのeバイク(Vado SL、Como SL)を最大で11%までより手ごろな価格へ改定した。

Turbo Vado SL 5.0 EQは現行価格583,000円から新価格550,000円へ

スポーツバイクのライドクオリティをもつTurbo Vado SLが税込み39万6000円から

スペシャライズドは、Pedaling the Planet Forward(ペダルをこいで地球を前に進めよう)という存在意義の中で、サステナビリティ(持続可能性)をもった社会の実現を目指す。スポーツバイクのペダルを回すことは、その運動効果から人々の心身を健康にするだけでなく、CO2排出量の少ない移動手段として地球環境にも貢献。これらをもたらすには、最新で高度な技術を注ぎ込んだ高品質の製品こそがライダーに求められているとし、1974年の創業以来つねに革新を続けている。

Turbo Vado SL 4.0

スペシャライズドのラインナップの中でも特にアクティブカテゴリーのeバイクは、サステイナビリティの観点において、新たなライダーにスポーツバイクの利点を伝えられる、最重要カテゴリーと位置付けている。移動手段としての自転車文化が浸透した日本でもっとも身近に感じる特長を兼ね揃えていながら、スポーツバイクブランドならではのライドクオリティで、ライダーに自転車の楽しさを提供。Vado SLおよびComo SLを届けるために、戦略的な価格の見直しを行った。

Turbo Vado SL 4.0 EQは現行価格467,000円から新価格418,000円へ

相次ぐ為替変動、原料価格および輸送費の高騰は、自転車業界にも例外なく影響を及ぼしている。厳しい状況だがパラダイムシフトのチャンスとらえ、革新的な価格の見直しを決断した。スポーツバイクは環境負荷が小さい移動手段でありながら、移動そのものを楽しみ、心身を健康にする力がある。スペシャライズドは、モビリティ革命を通じてスポーツバイクの可能性を提唱し、次世代の持続可能で豊かな生き方を提案する。 

Turbo Vado SL 5.0 EQ

現行価格583,000円 >  新価格550,000円

Turbo Vado SL 5.0 EQ

Turbo Vado SL 5.0

現行価格561,000円 >  新価格528,000円

Turbo Vado SL 5.0

Turbo Vado SL 4.0 EQ

現行価格467,000円 >  新価格418,000円

Turbo Vado SL 4.0 EQ
Turbo Vado SL 4.0 EQ
Turbo Vado SL 4.0 EQ

Turbo Vado SL 4.0

現行価格445,000円 >  新価格396,000円

Turbo Vado SL 4.0
Turbo Vado SL 4.0

Turbo Como SL 5.0

現行価格583,000円 >  新価格539,000円

Turbo Como SL 5.0

Turbo Como SL 4.0

現行価格484,000円 >  新価格440,000円

Turbo Como SL 4.0
Turbo Como SL 4.0
Turbo Vado SL 4.0

●スペシャライズドの製品ラインナップ

ユンボ・ビスマが日替わりマイヨロホ…ベネット区間2連勝

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは8月21日、オランダのブレダーを発着とする193.5kmで第3ステージが行われ、ボーラ・ハンスグローエのサム・ベネット(アイルランド)がゴール勝負を制して2区間連勝。今大会2勝目、大会通算5回目の勝利を飾った。

サム・ベネットが2ステージ連続勝利 ©Luis Angel Gomez/SprintCyclingAgency©2022

総合成績では、初日のチームタイムトライアルでトップタイムを出したユンボ・ビスマ勢6選手が同タイムで並び、これまでの区間順位の合計で最も少ないエドアルド・アッフィニ(イタリア)がマイク・テウニッセン(オランダ)に代わって首位になった。

オランダを走る2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第3ステージ ©Charly López
マイヨロホのテウニッセンが先頭を走る ©Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第3ステージ ©Charly López

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)エドアルド・アッフィニ(イタリア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)サム・ベネット(アイルランド、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨルナレス(山岳賞)ジュリアス・ファンデンベルフ(オランダ、EFエデュケーション・イージーポスト)
□マイヨブランコ(新人賞)イーサン・ヘイター(英国、イネオスグレナディアーズ)

エドアルド・アッフィニが首位に ©Luis Angel Gomez/SprintCyclingAgency©2022

第2ステージにもどる⏪ ⏩第4ステージにすすむ

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

ラファが春夏シーズンエンドセールを2年ぶりにスタート

英国のサイクリングアパレル、ラファがウェブと東京と大阪のクラブハウスでシーズンエンドセールを開始した。誰もが一着は必要なGORE-TEXレインジャケットなどもあり、より幅広いライドができるように揃えるチャンス。

東京と大阪のクラブハウスでは知識が豊富でサイクリストのスタッフがどんな質問にも応えながら、フィッティングを手伝ってくれる。

プロチーム トレーニング ジャージ 10,500 ~ 12,000円、最大30%オフ
クラシック フライウェイト ジャージ 9,500 ~ 11,200円、最大40%オフ
ブルベ ライトウェイト ジャージ 11,200 ~ 20,200円、最大30%オフ
クラシック ジャージ 10,200 ~ 14,300円、最大50%オフ
プロチーム GORE-TEX レイン ジャケット 22.000円、最大30%オフ
ブルベ GORE-TEX レイン ジャケット 31,000円、30%オフ
クラシック ビブショーツ 16,000 ~ 22,000円、最大50%オフ

●ラファの男性ウエアセールページ
●ラファの女性ウエアセールページ

ラルプデュエズを制したピドコックがMTB欧州チャンピオンに

ロードレース、シクロクロス、MTBの三刀流で注目される英国のトム・ピドコックが、8月20日にドイツのミュンヘンで行われた欧州選手権MTBクロスカントリー男子で優勝した。

英国のピドコックがレース終盤にアタックをかける ©Luca Bettini/UEC/SprintCyclingAgency©2022

7月のツール・ド・フランスでは最難関のラルプデュエズで独走勝利。現在のシクロクロス世界チャンピオン。そして東京五輪MTB金メダリストのピドコック。大陸選手権としてはシクロクロスのジュニア(2016年)とU23(2018年)に続くタイトル獲得となった。

欧州選手権MTBクロスカントリー男子 ©Luca Bettini/UEC/SprintCyclingAgency©2022
ミュンヘンのオリンピックパークで行われたMTB欧州選手権 ©Luca Bettini/UEC/SprintCyclingAgency©2022
独走して背後を振り返るピドコック ©Luca Bettini/UEC/SprintCyclingAgency©2022
トム・ピドコックが欧州選手権MTBクロスカントリーを制した ©Luca Bettini/UEC/SprintCyclingAgency©2022
MTB XCO欧州選手権を制したピドコックを中央に左が2位セバスチャン・カールステンセン(デンマーク)、右が3位フィリッポ・コロンボ(スイス) ©Luca Bettini/UEC/SprintCyclingAgency©2022

欧州選手権MTBクロスカントリー女子はフランスのジョアナ・ルコントが優勝した。

欧州選手権MTBクロスカントリー女子はフランスのロアナ・ルコントが優勝 ©Ivan Benedetto/UEC/SprintCyclingAgency©2022

ベネット優勝、首位はオランダのテウニッセン…ブエルタ・ア・エスパーニャ第2S

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは8月20日、オランダのゼルトゲンボスからユトレヒトまでの175.1kmで第2ステージが行われ、ボーラ・ハンスグローエのサム・ベネット(アイルランド)がゴール勝負を制して優勝。2020年以来の4回目の勝利。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージ ©Charly López

総合成績では、この日の4位に入ったユンボ・ビスマのマイク・テウニッセン(オランダ)が首位になった。テウニッセンは他のチームメート5選手と同タイムで並んだが、総合成績がタイム差なしの場合はそれまでのステージ順位の合計が最も少ない選手が上位となるルールがあり、チームメートで同じオランダのロベルト・ヘーシンクに代わって首位になった。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージ ©Charly López

母国でリーダージャージ獲得。マイヨジョーヌよりもうれしい…テウニッセン

「正直に言うと、計画したことではなかった」とマイヨロホを獲得することになったテウニッセン。

ベルギーのブリュッセルをスタートした2019年のツール・ド・フランス第1ステージで、ゴール勝負を制してステージ優勝するとともに、マイヨジョーヌをその後の2日間着用した実績を持つ。

世界チャンピオンのジュリアン・アラフィリップ ©Charly López

「プリモシュのアシストをするためにここにいると何日も前から言ってきたが、今日もそれがメインのチーム指示だった。でも実際には今朝になって、みんながボクのことを気にかけてくれることを察知していた。

すべてが計画通りに進み、プリモシュが最後の3km地点を通過したら、ボクができるだけ上位でフィニッシュラインを通過するかのお膳立てが整えられていた。チームと関係者全員に感謝したい。

マイヨジョーヌも特別だったが、今回のマイヨロホはさらに特別かもしれない。多くの人が応援している母国でそれを獲得できるなんて。みんなにとっても本当に素晴らしいことだ。もっと上の目標を目指していくけど、素晴らしい1日だった。明日が楽しみだ」

オランダを走る2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージ ©Rafa Gomez/SprintCyclingAgency©2022
サム・ベネットがブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージ優勝 ©Luis Angel Gomez Gomez/SprintCyclingAgency©2022

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)マイク・テウニッセン(オランダ、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)サム・ベネット(アイルランド、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨルナレス(山岳賞)ジュリアス・ファンデンベルフ(オランダ、EFエデュケーション・イージーポスト)
□マイヨブランコ(新人賞)イーサン・ヘイター(英国、イネオスグレナディアーズ)

マイク・テウニッセンが母国オランダで首位のマイヨロホを獲得 ©SprintCyclingAgency

第1ステージにもどる⏪ ⏩第3ステージにすすむ

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

ユンボ・ビスマが最速タイム…第77回ブエルタ・ア・エスパーニャ開幕

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは2022年8月19日にオランダのユトレヒトで開幕。第1ステージは距離23.3kmのチームタイムトライアルが行われ、史上初の大会4連覇をねらうプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)を擁するユンボ・ビスマが優勝。集団の先頭でゴールしたロベルト・ヘーシンクが地元オランダ開催の大会で最初に深紅のリーダージャージを着用した。

マイヨロホを獲得したヘーシンク ©Charly López

マイヨロホを着て故郷の大地に立つことは、夢が叶ったようなものだ…ヘーシンク

「本当に信じられない。ボーイズ(アシストのチームメート)に本当に感謝している。彼らはとてもクレイジーに強かった。マイヨロホを着ることになって本当に感謝している。それは間違いなく私のキャリアのハイライトの1つだ」とヘーシンク。

「中間計時で速いということは確認していたが、最後までたどり着かなければならない。チームタイムトライアルではなにかが起こる可能性があるが、このグループには強い選手がたくさんいるので、このチームは確実に勝つ可能性があると分かっていた。

今大会のチーム戦略は、プリモシュのライバルたちを徹底マークすることだ。通常、私の仕事はチームを助け、プリモシュを助けること。ここ数年助けてくれてありがとうとプリモシュは言ってくれたが、この戦略はベストだと思う。マイヨロホを着て故郷の大地に立つことは、夢が叶ったようなものだ」

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第1ステージ ©Charly López

ヘーシンクはマイヨロホを着用するに値ある選手…ログリッチ

「素晴らしい気分。ボクはそれが当然のことだと思う」とヘーシンクに先頭を譲ったログリッチ。大会史上初の4連覇を狙うログリッチは、首位とタイム差なしの総合2位という絶好のスタートを切った。

「今日は大勢の観客とチームと一緒にスタートすることができて本当によかった。みんな完璧な仕事をしてくれたので、楽しかった。今日は勝てるくらいコンディションがよかった。

あと20日。ヘーシンクが最初にフィニッシュラインを越え、最初のリーダーになったが、彼はそれに値するからだ。彼と一緒に長年レースをするのは喜びだ。彼はボクに多くのことを教えてくれたし、オランダ選手がいるホームチームとして勝つのはとてもうれしい」

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第1ステージ ©Charly López

第1ステージ結果

1JUMBO – VISMA00H 24′ 40”
2INEOS GRENADIERS00H 24′ 53”+ 00H 00′ 13”
3QUICK-STEP ALPHA VINYL TEAM00H 24′ 54”+ 00H 00′ 14”
4TEAM BIKEEXCHANGE-JAYCO00H 25′ 11”+ 00H 00′ 31”
5UAE TEAM EMIRATES00H 25′ 13”+ 00H 00′ 33”
6GROUPAMA – FDJ00H 25′ 18”+ 00H 00′ 38”
7BORA – HANSGROHE00H 25′ 21”+ 00H 00′ 41”
8TREK – SEGAFREDO00H 25′ 22”+ 00H 00′ 42”
9BAHRAIN VICTORIOUS00H 25′ 22”+ 00H 00′ 42”
10MOVISTAR TEAM00H 25′ 23”+ 00H 00′ 43”
11ASTANA QAZAQSTAN TEAM00H 25′ 26”+ 00H 00′ 46”
12TEAM DSM00H 25′ 33”+ 00H 00′ 53”
13AG2R CITROEN TEAM00H 25′ 35”+ 00H 00′ 55”
14EQUIPO KERN PHARMA00H 25′ 37”+ 00H 00′ 57”
15ALPECIN – DECEUNINCK00H 25′ 43”+ 00H 01′ 03”
16ISRAEL-PREMIER TECH00H 25′ 44”+ 00H 01′ 04”
17EF EDUCATION – EASYPOST00H 25′ 59”+ 00H 01′ 19”
18TEAM ARKEA – SAMSIC00H 26′ 05”+ 00H 01′ 25”
19INTERMARCHE – WANTY – GOBERT MATERIAUX00H 26′ 05”+ 00H 01′ 25”
20EUSKALTEL-EUSKADI00H 26′ 12”+ 00H 01′ 32”
21LOTTO SOUDAL00H 26′ 29”+ 00H 01′ 49”
22COFIDIS00H 26′ 30”+ 00H 01′ 50”
23BURGOS-BH00H 26′ 38”+ 00H 01′ 58”
オランダのユトレヒトでブエルタ・ア・エスパーニャが開幕 ©Charly López
イネオスグレナディアーズはユンボ・ビスマに続く2位 ©Sprint Cycling Agency

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ロベルト・ヘーシンク(オランダ、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)設定なし
マイヨルナレス(山岳賞)設定なし
□マイヨブランコ(新人賞)イーサン・ヘイター(英国、イネオスグレナディアーズ)

ユンボ・ビスマがチームタイムトライアルを制し、セップ・クスがシャンパンをまき振るう ©Charly López

第2ステージにすすむ

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

ブエルタ・ア・エスパーニャを見ようと多くのオランダ人が集まった ©Charly López