キャノンデールバイクを買うとJ Sports視聴クーポンなど提供

キャノンデール・ジャパンがバイクライドのベストシーズンに向けて「キャノンデール スプリングプレゼントキャンペーン」を実施。期間中、対象のロードバイクを成約かつキャンペーン専用サイトに登録するとキャノンデールロゴ入りマスクをもれなく全員へプレゼント。さらに抽選でGarmin Edge 530、POC Aspire、J Sportsサイクルパック365日視聴無料クーポンを計15人へプレゼントする。

キャノンデール スプリングプレゼントキャンペーン

内容: 期間中、対象のロードバイクを成約かつキャンペーン専用サイトに登録した人にキャノンデール ロゴ入りマスクをもれなく全員へプレゼント。

さらに抽選でGarmin Edge 530、POC Aspire、J Sportsサイクルパック365日視聴無料クーポンを計15人へプレゼント。

期間は2021年4月1日(木)~2021年5月31日(月)成約分

●対象ロードバイクなどキャンペーンの詳細ページ

あおり運転をスマホに自動保存するドライブレコーダー

スマートフォン連動の前後2カメラドライブレコーダーをユピテルが2021年4月上旬に発売する。SN-TW90diが指定店専用モデル、Y-400diがカー用品量販店モデル。希望小売価格はオープン。

スマートフォン連動 前後2カメラドライブレコーダー新登場

業界初の同製品は、後方車のあおり運転を検知すると、スマートフォンなどにも自動で保存するシステムを組み込んだ。後方からのあおり運転を状況に応じて2段階で警告し、さらに映像記録する。

車内など無線LAN接続範囲内でなら、あらかじめアプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレットなどから記録映像の確認や、同機をリモート操作し動画や静止画の撮影を行える。

リアにも専用画像処理エンジン搭載。業界初 Ethernet(イーサネット)方式で、デジタル伝送でよりクリアな後方映像を実現するなど、さまざまな機能で安全・快適なドライブをサポートする。

安全運転サポート機能も充実。昼間はもちろん、夜間も鮮明に映像記録するSUPER NIGHT仕様で、フロント・リアともにSTARVIS搭載。黒つぶれ・白とびを効果的に抑えるHDRをフロント・リア両方に搭載。独自システムで面倒なSDカードの定期フォーマットが不要。

●SN-TW90diのホームページ
●Y-400diのホームページ

新たな地獄…パリ〜ルーベが感染拡大の影響で開催延期

北の地獄と呼ばれる石畳の悪路を走る第118回パリ〜ルーベは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により4月11日の通常開催を断念。10月3日に延期すると4月1日に発表した。開催地となるフランスのオードフランス地域圏の要請に主催者が従った。

北の地獄パリ〜ルーベ ©ASO Pauline Ballet

UCI(国際自転車競技連合)と開催地自治体が迅速に、協力的に議論を行い、パリ〜ルーベ女子レースが10月2日に、男子のパリ〜ルーベが世界選手権ロードの1週間後となる3日に設定された。

「とても人気のあるクラシックレースで、世界最高レベルの選手に切望され、何百万人ものファンが見守り、190カ国でテレビ放送されるパリ〜ルーベは、オードフランス地域圏全体の誇りでもある。これはその歴史の一部です」と延期開催にこぎ着けたASOのクリスティアン・プリュドム。

しかしフランスは感染拡大が止まらない。4月3日(日)午前0時から5月2日(日)までフランス全国(海外県を除く)で全日・毎日の外出制限を実施。夜7時から朝6時まで夜間外出禁止。生活必需品を除くすべての店舗・施設を閉鎖する。6月26日に開幕するツール・ド・フランスへの影響を懸念する声も聞かれている。

●パリ〜ルーベのホームページ

有害物質をなくすシューズ製造工程をKEENがオープンソース化

次世代に豊かな自然環境を残していこうと、米国オレゴン州に本社を置くKEENが2012年から<Detox the Planet イニシアティブ>をスタート。サプライチェーンから有害な化学物質を特定・除去し、それらを安全かつ効果的な他の手段に置き換えた環境負荷を最小限にした製品づくりを積極的に行っている。

2003年創業のこのシューズメーカーは、出自や性別、世代を超えて「誰もがいつでもソトを 楽しめ、やりたいことを実現できる世界」を目指す。よりよい暮らしとソトの冒険へいざなう、オリジナルかつ汎用性あるアウトドア・フットウェアブランドだ。環境保護、気候正義、そして災害支援、ジェンダー平等など社会正義への取り組みを「キーン・エフェクト」と呼び、この活動を推進している。

KEENは2021年4月、地球環境について考え、共にアクションを起こし、地球をデトックスする<Detox the Planet>月間を実施。第一弾として、フットウェアの撥水加工プロセスから有害化学物質である PFCs を排除する PFCFREE(ピーエフシーフリー)のフットウェア製造過程を<GREEN PAPER>としてオープンソース化した。

撥水加工から排除するのは環境や健康に害を及ぼす有害化学物質

撥水加工は、アウトドア業界では欠かすことのできない技術であり、アウトドア・フットウェアでも多くの製品に採用されている。その撥水加工に一般的に使用されているPFCsは、PFAS(パーフルオロア ルキル物質およびポリフルオロアルキル物質)という名称でも知られる、約 5000種のフッ素化合物 の総称であり、自然界で分解されにくいことから<フォーエバーケミカル(永遠の化学物質)>とも呼ばれている。

これらの有害な化学物質は多くの場合、汚染された水や廃棄物を通じ、化学物質や部品、完成品の製造が行われている環境中へと入り込み、容易に拡散する。この、環境や人間の健康に害を及ぼすことが判明しているPFASは、エベレストのベースキャンプからヒトの母乳まで、どこででも見つかっているという。

非営利アドボカシー団体である環境ワーキンググループが2021年1月に行い、SCIENTIFIC AMERICAN誌に掲載された研究では、「大多数の米国人の飲料水には<永遠の化学物質>が含まれている可能性が高い」とされ、問題が広範囲におよんでいることが明らかになった。さらに「これらの化合物が自然界で分解されるには、数百年あるいは数千年かかることすらある。また、体内に蓄積され健康被害を引き起こす可能性もある」とも述べられている。

KEENでは「予防原則(Precautionary Principle)」を採用し、部品や材料で不必要に使用されているPFCを特定・除去してきた。具体的には、最小部品に至るまですべての仕様書を完全に精査し、ベンダーやパートナーの協力のもと、サプライチェーン内からまず約65%のPFCsを速やかに除去することができた。

残りの35%については、4年にわたり膨大な時間とリソースを投入し、専門家の協力のもと、PFCを用いない撥水ソリューションを開発。研究と試験を重ね、安全で効果的、かつ現実的なソリュー ションが誕生した。2014年にPFC-FREEの取り組みをスタートし、今日の目標に達成するまでに費やした時間は約1万時間。その結果、環境中に排出されるPFCsを180トン以上削減した。

●KEENの関連ホームページ

サイクリストに使いやすいアールニーゴーマル新アイテム

自転車通販サイトの最大手、ワールドサイクルがプロデュースするオリジナルブランドのR250(アールニーゴーマル)から使い勝手がいいツールケースや防水ポーチが新発売された。

R250 ツールケース スリムロングタイプ モノトーンカモフラ ブラックファスナー

R250の人気商品、ロングサイズのツールケースの新柄「カモフラブラック」。室内や日陰で見るとほぼブラックだが、太陽光の下で見るとカモフラ柄が浮かび上がる。

R250 ツールケース スリムロングタイプ モノトーンカモフラ ブラックファスナー

長さが225mmとロングサイズなので、中サイズの携帯ポンプもすっぽり入って、傷やパッキンの劣化も防げる。足に当たりにくいように上側は少し細く、下側はボトルケージにしっかり収まるように寸胴型。

携帯ポンプもすっぽり入って、傷やパッキンの劣化も防げる

サイズ:高さ225mm x 75~70mm
重量:95g
販売価格:2200円(税込)
●ワールドサイクルの同商品通販ページ


R250 防水スマートライドポーチDX モノトーンカモフラ

ツールケースと同じカモフラブラック素材を使用した、これまたR250で大人気のスマートライドポーチに仕立てた。ファスナーにはリフレクターテープがプリントされている。

R250 防水スマートライドポーチDX モノトーンカモフラ

中の仕切りはこれまでのシリーズと共通で、お札が折らずに入る。カード入れは4ポケットと、大きめの小銭入れスペース、カギ用カラビナがセットされる。

カード入れは4ポケット

サイズ:100x20x190mm
重量:70g
販売価格:2860円(税込)
●ワールドサイクルの同商品通販ページ


R250 防水スマートライドポーチスーパーDX スモール グレー

ウェルダー加工とYKK止水ファスナータイプのスマートライドポーチに、一回り小さいスモールサイズが仲間入り。サイズは170x90x25mmレギュラーサイズと比べて、高さで20mm、横幅で10mmサイズダウン。

R250 防水スマートライドポーチスーパーDX スモール グレー

サイズの小さいジャージのバックポケットにも収納しやすくなった。

レギュラーサイズと比べて、高さで20mm、横幅で10mmサイズダウン

重量:90g
カラー:グレー
販売価格:3300円(税込)
●ワールドサイクルの同商品通販ページ

世界のサイクルシティを目指す東京都の10年計画

クルマではなく人が中心となる居心地のいいまちに。環境にも健康にもいい自転車をキーワードに、東京都が2030年度に向けて自転車に優しい未来のまちづくりを行っていく。具体的な目標として都道約600kmの整備に取り組むことを掲げる。今回はアイテムの1つとなるシェアサイクリングを使って都内を散策するとともに、東京都の担当者に意気込みを聞いた。

東京タワーを目指す白戸太朗さん

東京都議会議員の白戸太朗がナビゲーター

自転車でそのまちを走ると自分の住んでいる場所のように親近感が芽ばえる。それは自分の自転車でなくても、気軽に利用できるシェアサイクルでも同じだ。今回は次第に広域で使えるようになったシェアサイクルを借りて散策してみた。

汐留エリアでシェアサイクルを借りる。スマホがあれば簡単だ

案内役は元プロトライアスリート、ツール・ド・フランス国際映像の実況も担当していた東京都議会議員の白戸太朗さん。東京都の自転車活用推進計画を強力にプッシュする張本人でもあり、その活動に小池百合子知事も全面的に賛同している。

「東京都が自転車施策に対して、ここまで積極的に取り組んだことは過去になかった」と白戸さんも期待する。

今回は東京都都市整備局のホームページにオススメとして紹介されているコースを実走した。スーツ姿で軽快に走リ出した白戸さんは、「シェアサイクルは通勤手段としても便利なんです」とも。

芝大門を行く

中央区の浜離宮を出発して、港区の麻布・六本木をめぐり、渋谷区の新国立競技場にゴールする。距離は約8km。増上寺、東京タワー、国立新美術館、青山霊園など東京のランドマークがいくつもあって、途中で訪問することも自由だ。

増上寺。車道通行に支障がある場合は歩行者優先を原則に歩道を走ることもできる

取材日は3月19日。平日なので交通量や人出はそれほど多くなく、大都会といえども自転車で走ることに不快を覚えることはない。道幅も広いので心地よささえ感じる。芝大門や六本木交差点も併走するクルマの存在を尊重するような走り方をすれば、ドライバー側も安全に配慮した運転をしてくれる。都心部ではとりわけお互いをリスペクトすることが安全通行のカギだ。

ロンドンやパリなど世界の主要都市は近年、相次いでサイクルシティとして大変身を遂げている。10年後の東京がどれだけ自転車にやさしいまちになるか。今後もその過程を追ってみたい。

六本木交差点。左折レーンがあるのでクルマの動きに注意しながら直進する

東京をサイクルシティにする4つの施策

東京都はさまざまな自転車施策を2030年度まで展開していく。国道などと連携しながら都道の通行空間を整備。コロナ禍により、通勤・通学やフードデリバリーなどの自転車利用の関心が高まる中、自転車事故などの安全対策強化。区市町村をまたいでも使える自転車シェアリングサービスの推進。密を避ける通勤利用や健康増進のための新しい日常での活用方法。これらが大きな柱になる。

新国立美術館

「30年度に向けて都道だけで約600kmの整備に取り組んでいきます」と、都市整備局交通計画調整担当の酒井浩一課長。自転車活用推進重点地区を設定するとともに、優先整備区間として約250km、無電柱化事業と合わせて約150km、都市計画道路の整備と合わせて約200kmがその内訳だ。

青山墓地は車両一方通行だが、自転車は相互通行可能

高齢化でも持続的発展を遂げていくまちづくり。その手段として自転車は絶対に外せない。都内でも笑顔で快適にサイクリングできる環境づくりを。10年後の未来に向けてのプロジェクトがこうして進められている。

千駄ヶ谷の国立競技場にゴール
国立競技場脇の交差点にも自転車ナビラインが表示されている

シェアサイクルは区をまたいでも貸し借りできる傾向へ

シェアサイクルは千代田区や新宿区など11区のサイクルポートで貸し出しと返却ができる「東京自転車シェアリング」を利用。利用料引き落としのクレジットカードを登録するなど会員となれば、都民でなくても利用できる。専用アプリもあるが、メール受信できるスマホを携行すれば、操作手順と解錠時の暗証番号を受信することで利用可。1回利用で最初の30分165円、その後30分ごとに110円。今回は90分利用したので385円。

自転車を選択する際に、スイッチをオンにして充電が100%になっているものを選んで借りるのが賢い
あらかじめインターネットで会員登録し、引き落としのクレジットカードを入力しておく
アプリを使わなくてもスマホで受信できるメールがあれば、解錠パスコードが送られてくるのでシェアサイクルを使うことができる

●東京都シェアサイクリングのホームページ