ツール・ド・東北がリニューアルし、ふるさと納税で参加権も

東日本大震災の復興支援と震災の記憶を未来に残していくことを目的とした自転車イベント
「ツール・ド・東北2024」が9月15日に開催される。11年目となるイベントは運営団体が新たになり、地元主体のコンパクトな運営で、より地元色を出しながら心温まる“おもてなし”を第一にした大会に衣替えし、大会に関わる全ての人と一緒に「新しいツール・ド・東北」を共創していく。

早朝に石巻市の石巻専修大をスタートする南三陸フォンドの参加者。2023大会

ツール・ド・東北はこれまで河北新報社とヤフー(現LINEヤフー)の両社で主催してきたが、2023年の10回記念大会をもって終了。11回目からは河北新報社と共催自治体が主体となり設立した「一般社団法人ツール・ド・東北」が運営の中心となった。

〈開催概要〉
・開催日:2024年9月15日(日)
・会場:石巻専修大学
・コース:石巻発180km 気仙沼大谷海岸フォンド
    石巻発100km 北上フォンド
    石巻発65km 女川・雄勝フォンド
・定員:一般募集1,200人

新しくエントリー方法の1つとして、ふるさと納税寄附枠が新設され、4月18日からふるさと納税エントリーが開始される。走行する コースの沿線自治体(いずれか一自治体)にふるさと納税ができ、寄付の返礼品としてツール・ド・東北の参加権が得られる。

仙台市出身のシンガーソングライター Rake(レイク)の公式テーマソングも発表されて大会を盛り上げる。

●ツール・ド・東北2024のホームページ

メリダの旧モデルが2割引、アパレル半額のクーポンも購入者に提供

メリダジャパンがMERIDAの旧モデルを20%OFFで購入できるキャンペーンを4月4日に始めた。国内に展開するメリダ・パートナー・ショップとメリダ・アドバイザリー・ショップで行う。

SCULTURA 400は291,500円(税込)が58,300円引きの233,200円(税込)

また、対象のメリダ・パートナー・ショップで MERIDAの車体を購入した人全員に、MERIDAの公式オンラインショップで使用可能なアパレル品50%OFFクーポンをプレゼント。

BIG.TRAIL 400は192,500円(税込)が38,500円引きの154,000円(税込)

SCULTURA、REACTOなどのロードバイクをはじめ、BIG.NINE、ONE-SIXTYなどのMTBモデル、さらにはジュニアモデルのMATTS J.CHAMPIONまで幅広いモデルが対象。期間中に対象の店舗でMERIDAの車体を購入するとキャンペーン期間中にMERIDA公式オンラインショップで利用可能なクーポンがもらえる。クーポン対象商品は ECサイト内のアパレル(衣類)カテゴリーの商品。

MATTS J.CHAMPIONは152,900円(税込)が30,580円引きの122,320円

期間は2024年4月4日(木)~30日(火)。2024バーレーンビクトリアスレースジャージはクーポン対象外。

●メリダのホームページ

トラブルさえ期待してしまうクランクブラザーズのマルチツール

新作マルチツール「S.O.S. MULTI-TOOL」がクランクブラザーズから発売された、S.O.S.(Save Our Shred)ツールシリーズは、トラブルの心配をせずにライドを楽しむために、信頼できるオンバイクメカニカルサポートを提供。S.O.S.は標準的なボトルケージマウントを使用してシームレスに装着できるように設計されていて、必要なツールに簡単にアクセスできる。必要ないときは邪魔にならない。

S.O.S. TT17 TWIN TUBE TOOL KIT
強固なストレージケースに多彩なツールを収納したアドベンチャーライドの頼もしい味方。フォークサイドやダウンチューブ裏などのケージマウントに取りつけてもバイクのスタイルを崩さず、ペダリングの邪魔にならない。コンパクトで高級感のあるパッケージ。税込み19,300円。


S.O.S. MULTI-TOOL

S.O.S. BC18 BOTTLE CAGE TOOL KIT
ライド中のトラブルに対応するためのさまざまなツールと、アロイツールチューブ、ミニポンプまたはCO2カートリッジを取り付けられるマウントをボトルケージに一体化。ボトルケージはリバーシブル仕様でボトルの取り出し方向を変更できる。税込み17,200円。

タイヤレバーとボトルケージのみのキット「S.O.S. BC2 BOTTLE CAGE(税込み6,100円)」も。

S.O.S. TS18 TUBE STASH TOOL KIT
ライド中のトラブルに対応するためのさまざまなツールと、アロイツールチューブ、ミニポンプまたはCO2カートリッジを取り付けられるマウントをボトルケージに一体化。ボトルケージはベルクロタイプで、ボトルだけでなくスペアチューブなどを持ち運ぶスペースとして使用できる。税込み15,400円。

タイヤレバーとボトルケージのみのキット「S.O.S. TS2 TUBE STASH(税込み4,550円)」も。

●カワシマサイクルサプライのホームページ

スポーツから街乗りまで幅広く使えるシールド付きヘルメット

スポーツライドからタウンユースまで幅広く使えるシールド付きヘルメットの「HIKE」がオージーケーカブトから新発売された。シンプルなシルエットとコンパクトなスタイルが特長。

ハイク(オフホワイト)

バーサタイル(万能)をコンセプトにすえ、アイウェアとしても機能する着脱可能なシールド「AR-5シールド」を標準装備。あごひもが緩みにくいアンチスリップバックルを採用し、夜間の非視認性を高めるリフレクターを全方位にデザイン性を損なうことなく配置。

ハイク(グレー)

日常使いから週末のロングライドにも対応するマルチパーパスモデル。

ハイク(マットブラック)
XF-8アジャスターで包み込むようなフィット感がある

ハイク
価格:¥15,000(税込¥16,500)
2024年4月発売
カラー:オフホワイト、マットブラック、グレー、ティール、パーシモンレッド、サンド
サイズ(頭周のめやす/参考重量): S/M(55-58cm/250g)、L/XL(59-61cm/280g)
<JCF(公財)日本自転車競技連盟公認>

・マグネットでの取り付けにより着脱が簡単な「AR-5シールド」を標準装備。眼鏡の形状によっては使用できない場合がある。
・全方位にリフレクターを配置し夜間でも安心して走行可能。
・派手さを抑えたコンパクトなシルエットの本体形状。
・「XF-8アジャスター」によるワンランク上の包み込むようなフィット感。
・あご紐のゆるみを軽減する、YKKと共同開発の「アンチスリップバックル」を装備。

●カブトの詳細ページ

自転車誕生は欧州ではなく江戸時代の日本かもを力説するシマノ特別展

シマノ自転車博物館は2022年3月25日にリニューアルオープンされて3年目、『古文書から紐解く 江戸時代に考案された自転車』展を4月2日からおよそ1年間の日程で開催する。徳川吉宗の時代にペダルとクランクで走る自転車が日本で作られていたことを、復元車や古文書の解説を通して教える。

特別展は毎年開催されるもので、2023年は「ロードバイクの進化」展。

特別展『古文書から紐解く 江戸時代に考案された自転車』展

―徳川吉宗の時代にペダルとクランクで走る自転車が日本で作られた―

自転車の始祖は、ドイツのカール・フォン・ドライスが発明したドライジーネ(1817年)とされています。そして、フランスのミショー親子が前輪にペダルを付け(1861年)その後イギリスで進化していきます。方向を変えるための操舵機構と、足の力で車輪を回す駆動機構が自転車の概念を形作るものだとすると、そのような機構をもった舟型の乗り物が、江戸時代、それも八代将軍 徳川吉宗の時代に日本で考案されていたことを皆さんはご存じですか。

シマノ自転車博物館

彦根藩士、平石久平次(当時一流の歴算家)が自著「新製陸舟奔車之記」(1732年)に記すその乗り物は、時速14kmほどの速さで走ったとされます。

特別展では久平次の陸奔舟車と前後して、同時代に考案された庄田門弥と竹田近江の陸船車を当時の古文書を軸に紐解いていきます。そして、『自転車とは?』の問いにどんな答えを見つけることができるか、皆さまと共に考えていきたいと思います。

場所:シマノ自転車博物館 4F特別展示室
会期:2024年4月2日(火)~2025年3月23日(日)

シマノ自転車博物館

●シマノ自転車博物館のホームページ

カブトの低価格ヘルメットにマットなアースカラーが追加発売

国内随一の二輪ヘルメットメーカー、オージーケーカブトから、コンパクトでスタイリッシュなRect(レクト)に4つの新色が新たに発売される。

レクト(マットオリーブ)

Rectはエッジの効いたスタイリッシュなフォルムと、XF-8アジャスターによる包み込むようなフィット感が特徴の軽量サイクリングヘルメット。国内の頭部データに基づいたラウンドタイプの内部形状により、多くの人にフィットする。

安全基準であるJCF(日本自転車競技連盟)公認の基準に適合し、JCF公認のレースでも使用できるスポーツモデル。

追加される新色は、アースカラーを基調とした単色のカラー。マットな質感と落ち着いた色合いの「マットブラック」、「マットグレー」、「マットオリーブ」、「マットネイビー」の全4色をラインアップ。

レクト(マットグレー)
レクト(マットネイビー)
レクト(マットブラック)

■Rect(レクト)
価格:¥9,200(税込 ¥10,120)
2024年4月発売予定
カラー:マットオリーブ、マットブラック、マットグレー、マットネイビー
サイズ(参考重量): M/L(57-60㎝/245g)
<JCF(公財)日本自転車競技連盟公認>
・シリコンベルトタイプのテールライトが取り付けやすい形状を採用。一部取り付けできないテールライトも。ライトは別途。
・後頭部を包み込むフィット感を実現するXF-8アジャスターを採用。
・虫の侵入を防止するA.I.ネットを標準装着。

●カブトの詳細ページ