ピッタリのレースフィットか適度なベーシックフィットか走り方で選ぶ

パールイズミが2024年春夏商品として「スピード レース ジャージ」「スピード ベーシック ジャージ」「スピード プリント ビブ パンツ」をサイクルショップやスポーツ用品店などで発売する。

スピード レース ジャージは空気抵抗軽減素材スピードセンサーⅡを採用した、細身のレースフィットのジャージ。襟や袖にアクセントとなるプリントを施したシンプルなデザインで、バックポケットは5ポケットで収納する物を用途別 に分けられる仕様になっている。空気抵抗を軽減し、ハイパフォーマンスを求めるサイクリストに向けた一着。

スピード ベーシック ジャージはスピード レース ジャージと同じデザインと機能で、バタつきを抑える適度なフィット感のベーシックフィットに仕上げたモデル。高性能でレーシーなデザインのジャージを適度なフィット感で着用したいサイクリストにおすすめ。

スピード プリント ビブ パンツは柔らかなクッション性と優れたフィット感のハイエンドパッド「3D-X」を搭載し、空気抵抗軽減素材スピードセンサーⅡを採用した、さらなるハイパフォーマンスを求めるサイクリストに向けたビブパンツ。スピード レース ジャージやスピード ベーシック ジャージとセットアップでコーディネートできる。

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ミラノ〜サンレモにファンデルプールとポガチャル参戦

第115回ミラノ〜サンレモが2024年3月16日に、ミラノの南にあるパビアから地中海岸のサンレモまでの距離288kmで開催される。2023年の覇者マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・ドゥクーニンク)、ストラーデビアンケ優勝のタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)が参戦する。

2023ミラノ〜サンレモを初制覇したファンデルプール ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse

他の優勝候補はイネオス・グレナディアーズのフィリッポ・ガンナ(イタリア)や歴代優勝者。2016年のアルノー・デマール(フランス、アルケアB&Bホテルズ)、2014年のアレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、ウノXモビリティ)、2017年のミハウ・クフィアトコフスキ(ポーランド、イネオス・グレナディアーズ)、2019年のジュリアン・アラフィリップ(フランス、スーダル・クイックステップ)、2021年のヤスペル・ストゥイベン(ベルギー、リドル・トレック)2022年のマテイ・モホリッチ( スロベニア、バーレーン・ビクトリアス)。

第113回ミラノ〜サンレモ ©LaPresse – Fabio Ferrari
2022年はモホリッチが後続に2秒差をつけてミラノ〜サンレモ優勝 ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Alpozzi
2021年、ヤスパー・ストゥイベンがミラノ〜サンレモ優勝 ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
2019年の第110回ミラノ〜サンレモはアラフィリップが優勝 ©LaPresse/Marco Alpozzi
2018ミラノ〜サンレモを逃げ切ったビンチェンツォ・ニーバリ © LaPress – Marco Alpozzi
2017ミラノ〜サンレモのゴール勝負。クビアトコウスキー(中央)がサガン(左)をわずかに制した © LaPresse

ビンゲゴーがティレーノ~アドリアティコで初の総合優勝

ユンボ・リースアバイクのヨナス・ビンゲゴー(デンマーク)が、イタリアで開催された7日間のステージレース、ティレーノ~アドリアティコ(3月4〜10日)で初めての総合優勝を遂げた。

ティレーノ~アドリアティコを制したビンゲゴーが栄冠の三槍「トライデント」を掲げた ©Gian Mattia D’Aberto/LaPresse

デンマーク勢の総合優勝は、1987・1992年のロルフ・セレンセン以来の2人目。ビンゲゴーは総合優勝者に与えられる青色のマリアアッズーラを最終日のゴール後の表彰台で着用した。

1分24秒遅れの総合2位はUAEエミレーツのフアン・アユソ(スペイン)、1分52秒遅れの3位はボーラ・ハンスグローエのジャイ・ヒンドレー(オーストラリア)。

「とても難しい最終ステージでした。スプリンターたちは勝利のために一生懸命追いかけなければならなかったが、彼らはそれを成し遂げた。幸いなことに、チームは私をトラブルから守ってくれたので、この美しいジャージとこの美しいトロフィーを守ることができた」とビンゲゴー。

ティレーノ~アドリアティコ優勝のビンゲゴーを中央に、左が2位アユソ、右が3位ヒンドレー ©Gianmattia D’Alberto/LaPresse

トライデントはボクのような元漁師にはピッタリ…ビンゲゴー

「海の神が手にするトライデントはサイクリングで最も素晴らしく、最も象徴的なトロフィーの1つだ。私のような元漁師にはピッタリ。コレクションに加えることができて本当にうれしい。ティレーノ〜アドリアティコは、僕のキャリアの中で最大の勝利のひとつだ。2つのステージを制覇し、総合優勝を飾ることができてとてもうれしい。イタリアでのレースはほんとに好きだ。私はこの国、食べ物など基本的にすべて好き。1年後にジロ・デ・イタリアで優勝することも否定しない」

ミランがティレーノ~アドリアティコ第7ステージ優勝 ©Gianmattia D’Alberto/LaPresse

いつかはミラノ〜サンレモで勝つような選手になりたい…ミラン

最終ステージの優勝はリドル・トレックのジョナサン・ミラン(イタリア)で、ポイント賞のシクラメン色ジャージ、マリアチクラミーノを獲得した。

「ティレーノ〜アドリアティコは非常に優れたスプリンターが揃っているので、2つのステージ優勝とマリアチクラミーノを獲得することができて本当に満足している。チームメイトは素晴らしい仕事をしてくれたし、僕を引っ張ってくれるシモーネ・コンソーニらも素晴らしい仕事をしてくれた。彼は非の打ちどころがない」とミラン。

「ステージレースではミスを犯す瞬間が常にあるが、常に改善しようと努めている。第1ステージのスプリントでリードを奪われてしまったが、チームとしてよく走って2勝を挙げることができた。私たちは非常に強力なチームでミラノ〜サンレモから始まるクラシックのシーケンスを開始する。ヤスペル・ストゥイベンとマッズ・ペーダズンは素晴らしいコンディションで、彼らをできる限りサポートするつもりだ。私はミラノ〜サンレモがとても好きだ。いつの日か優勝できるかどうかは時が経てばわかるだろう」

ビンゲゴーがティレーノ~アドリアティコ初優勝に王手

イタリアで開催される7日間のステージレース、ティレーノ~アドリアティコは3月9日に第6ステージが行われ、ユンボ・リースアバイクのヨナス・ビンゲゴー(デンマーク)が優勝。最終日は平坦ステージで、初の総合優勝に王手をかけた。

ビンゲゴーがアタックし、アユソとヒンドレーが必死に食らいつく ©Fabio Ferrari/LaPresse

ビンゲゴーは前日に大会初勝利を挙げ、首位に躍り出た。この日は総合2位フアン・アユソ(スペイン、UAEエミレーツ)、同3位ジャイ・ヒンドレー(オーストラリア、ボーラ・ハンスグローエ)の2選手に対し、残り6km地点でアタック。その差をつけて独走でゴールした。

ヨナス・ビンゲゴー。2024ティレーノ~アドリアティコ第6ステージ ©Gian Mattia D’Aberto/LaPresse

尊敬するコンタドールと同様にティレーノ~アドリアティコに勝っておきたい

「ボクたちは常に勝ちたい。今日は総合成績で上位にいるリチャル・カラパスが動いたので、逃げの後ろを走って気をつけなければいけなかった。チャンスがあればステージ優勝を狙っていた」とビンゲゴー。

「サイクリングシーズンはツール・ド・フランスだけではない。いくつかのレースに勝っておきたい。2023年も3月は調子がよかったが、その後はいろいろな要因であまり調子が上がらなかった。2年前の3月は体調を崩したが、7月に向けて体力アップすることができた。私はいつもアルベルト・コンタドールを尊敬していた。彼のレースのやり方とスタイルはボクにインスピレーションを与えてくれたので、彼が2014年にやったようにティレーノ〜アドリアティコで優勝したい」

ティレーノ~アドリアティコ第6ステージを制したビンゲゴー ©LaPresse
ティレーノ~アドリアティコ優勝に前進したビンゲゴー ©Gian Mattia D’Aberto/LaPresse

ビンゲゴーがティレーノ~アドリアティコ第5ステージを制して首位に

イタリアで開催される7日間のステージレース、ティレーノ~アドリアティコは3月8日に第5ステージが行われ、ユンボ・リースアバイクのヨナス・ビンゲゴー(デンマーク)が独走で優勝。

2024ティレーノ~アドリアティコ第5ステージで優勝して首位に立ったビンゲゴー ©Gian Mattia D’Aberto/LaPresse

ビンゲゴーは大会初優勝。総合成績でリドル・トレックのジョナサン・ミラン(イタリア)を逆転して首位に立った。

2024ティレーノ~アドリアティコ第5ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse

ツール・ド・フランスのイタリア区間を偵察する…ビンゲゴー

「ティレーノ〜アドリアティコの前に自分がなにをしたかは分かっていたし、自分の調子がいいことも分かっていた。個人タイムトライアルではパワーの数値がよかったので、自分のパフォーマンスをいいと受け止めた」とビンゲゴー。

ビンゲゴーがティレーノ~アドリアティコ第5ステージでアタック ©Fabio Ferrari/LaPresse

「常に自分とチームを信頼していたし、そうでなければ今日のようなことはできなかっただろう。僕らはトライしたかったし、チームは素晴らしかった。明日は大事な日だけど、今日もチャンスがあったし、チャンスがあるときにチャンスを掴まなければいけない。今はステージ優勝と総合成績でのリードを手にして、とても満足している。

ティレーノ〜アドリアティコの後は、イタリアを走るツール・ド・フランスのステージを偵察する。ツール・ド・フランスに派遣されるチームメンバーの一部は今、僕と一緒だけど、キアン・アイデブルックスとアッティラ・バルテルはジロ・デ・イタリアを走る。ジロでもツールでも僕たちは常に超強力なチームだ」

ティレーノ~アドリアティコのマリアアッズーラを着用したビンゲゴー ©LaPresse

サイクルモード東京は4月6、7日…中学生以下は入場無料

日本最大のスポーツ自転車展示・試乗イベント、サイクルモードインターナショナル2024がいよいよ東京開催。大阪での開催が終わり、4月6日と7日に、東京ビッグサイトで開催される。

自転車や関連グッズを抽選でゲットできる「プレゼントキャンペーン」の応募も受け受け付け開始。だれでも応募でき、当たればすぐにサイクリストデビューとして憧れの自転車をぜひゲットできる可能性も。

大阪でも人気を博した電動アシスト自転車に特化した「SPOETS e-BIKEエリア」や、日本各地のサイクリングコース紹介コーナー「ジテンシャ×旅エリア」のほか、ハンドメイドで制作された自転車が並ぶ「ハンドメイドバイシクルコレクション」、古き良き時代の空気感を秘めたアイテムがそろう「ヴィンテージBIKEマーケット」などが必見。

入場するなら前売券がお得! 当日でもWEB申し込みで200円引き

会場で購入する当日券は1800円。前売券は1400円(女性1200円)で、当日スマホタッチでスムーズに入場できる「安く・便利」な電子チケットもある。4月5日まで販売している。

1.前売券:1400円
2.女性券:1200円
3.WEB当日券:1600円

東京都内での初開催となったサイクルモード

中学生は生徒証提示で無料入場できる

中学生以下は入場料無料で入場できる。生徒証を持参して受け付けで入場用リストバンドを入手する。中学生より下の年齢は証明書なしでも無料。

●サイクルモード2024のホームページ