2025シーズンもJ SPORTSはグランツール全ステージを放送

J SPORTSが2025シーズンにおける海外サイクルロードレースの放送予定を発表した。ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャのグランツール全ステージをはじめ、ワンデーレースの中でも歴史あるモニュメントと呼ばれる5大レースを全戦中継する。

マイヨジョーヌのポガチャル ©A.S.O. Charly Lopez

これらのレースは放送に加え、パソコン、スマホ、タブレットで見られる動画配信サービス「J SPORTSオンデマンド」でも配信。またサイクルロードレースの楽しさをより多くの人に伝えるため、注目のレースを毎月1~2番組厳選し、無料放送/J SPORTSオンデマンドで無料LIVE配信する予定。

ポガチャルがバッサーノデルグラッパでマリアローザを手中に ©LaPresse

埼玉県内8店舗目、ダイワサイクル与野本町店が12月13日オープン

自転車専門店DAIWA CYCLEが2024年12月13日、ダイワサイクル与野本町店を埼玉県さいたま市中央区にオープンさせた。パンクやチェーン外れなど突然のトラブルが起きた際にバイクで向かい、その場で修理対応する「出張修理」サービスも行う。

全国133店舗目、埼玉県内8店舗目、ダイワサイクル与野本町店

JR与野本町駅から徒歩5分の距離に位置し、通勤通学や買い物途中の空気入れ・困りごとなどでも気軽に立ち寄りやすい立地。18台の共用駐車場もある。

2階建ての店舗で、1階には電動アシスト車、シティサイクル、2階にはスポーツサイクル、ミニベロ・折畳車、子供車と幅広い年齢に向けた自転車を用意。10月に新発売したDAIWA CYCLEオリジナルスポーツバイク「ARTMA」も取り扱う。「ARTMA」は元プロロードレーサー辻善光監修で開発された、手の届きやすい価格の本格スポーツバイク。限定店舗のみでの販売。

タラマエと橋本英也加入のキナンは11人で2025シーズンに挑む

KINAN Racing Teamは2025シーズンを今季から1名減の11選手でレース活動を行う。アンテルマルシェ・ワンティ所属のレイン・タラマエ(エストニア)、JCL TEAM UKYO所属のネイサン・アール(オーストラリア)、さいたま佐渡サンブレイブの宇賀隆貴(東京都出身)、日本大の新宮颯太(宮城県出身)、ブリヂストンサイクリングの橋本英也(岐阜県出身)が新たに加入。6選手が来季への契約を更改した。

レイン・タラマエ ©PHOTO NEWS

11選手の内訳は、日本7人、オーストラリア2人、フランス1人、エストニア1人で、平均年齢は29.4歳。アンダー23カテゴリーの若手有望株から、世界を知る実績十分のベテランまでがそろい、これまでに培ってきた経験やスキルをビッグレースでの結果に結びつけていきたいという。

ネイサン・アール
橋本英也 ©Satoru KATO

チーム方針としてはこれまで同様、バッグボーンが多彩で個性豊かな選手たちのよさを生かすべく、特性や専門性を生かしたレース選択やメンバー選考を行っていく。スケジュール次第では、2部隊でのレース活動など幅広く取り組んでいく。メインであるロードレースにとどまらず、トラック競技やシクロクロス競技を得意とする選手も多いことから、今後は各方面でKINANジャージが見られる。

宇賀隆貴 ©2024 Yoshiyuki Gamo
新宮颯太 ©Satoru KATO

ロードレース競技における最大目標は、メインスポンサー「キナン」のお膝元・熊野地域を舞台に開催されるステージレースのツール・ド・熊野でのタイトル獲得。国際レース参加に関しては、UCIワールドツアーはもちろん、ヨーロッパツアーなどグローバルな活動を引き続き視野に入れる。同時に国内シーンにも積極的に参戦し、成果を求めていく。

ドリュー・モレ
山本元喜

スタッフでは、2024年シーズンに約20年におよぶ競技キャリアを終えた畑中勇介がチームに残り、コーチに就任。ライダーとして培ってきた経験を生かし、チーム力の向上に尽力。

柚木伸元
トマ・ルバ

2025年シーズンの初戦としてシャールジャ・ツアー(UCIアジアツアー2.2、1月24~28日)を予定。同レースには2年ぶりの出場で、中東においても自転車熱の高いUAEでのシーズンインになる。

新城雄大
宮崎泰史

2024自転車10大ニュースの投票開始…12月24日締め切りで即日発表

自転車活用推進研究会が2024年も自転車に関するさまざまなニュースから10大ニュースを選出する投票を開始した。膨大な記事の中から30本に絞られ、会員と一般によるインターネット投票で10本のニュースを選ぶ。

2023年の自転車10大ニュース

会員は1票につき2ポイント、一般の1票は1ポイントとカウントし、投票の多かった上位10本を「2024自転車10大ニュース」として公表。投票締め切りは12月24日正午、開票速報は深夜になる予定。

●投票ページ

次の自転車ニュースの中から特に重要だと思うものを5項目まで選んでください。

11月1日に酒気帯び・ながらを含む改正道交法施行
ドコモ・バイクシェアの累計利用回数が1億回突破
シェアサイクル大手2社がポートの共同利用で提携
警察庁が2026年度から自転車にも青切符導入を決定
警察庁2026年に生活道路の法定速度30km/hへ
警察庁が交通安全充実化に向け官民連携協議会を設置
ヘント開催Velo-Cityの日本ブースが前年比4倍に
国際会議Velo-City開催に向け愛媛県が立候補
第11回自転車利用環境向上会議が敦賀・若狭で開催
自転車産業振興協会がJapan Bike Show初開催
東京都交通局が青梅市でサイクルバスの実証実験開始
成田にも! 各地の空港にサイクルステーション誕生
長野県・諏訪湖を一周するサイクリングコースが完成
自転車通学する都立高校生はヘルメット着用が条件に
自活研が選ぶ自転車名人・十代目は団長安田氏に決定
東京都1500人調査で自転車通勤OKの人50.1%
国連自転車デー特別表彰で広島・愛媛県知事が受賞
琵琶湖一周ビワイチ参加者過去最高の12万8千人に
自転車利用環境創出ガイドラインを8年ぶりに改定
自転車通勤導入に関する手引きを5年ぶりに改定
JR東が常磐線でサイクルトレインの通年実施を決定
普通自転車歩道通行可の標識が各地で続々撤去される
シマノがAI変速機クオートを発表 2025年実用化
山口・宇部 国内最長の私道で自転車レース開催
東京都がUCIから自転車に優しい都市ラベルを獲得
さいたま市はASOから自転車都市レベル2を獲得
UCI世界選手権で日本人選手が金メダル含む大活躍
国際自転車安全会議ICSCが愛媛今治で国内初開催
自転車の酒気帯び検挙でクルマの免許を停止処分に
レインボーライド2024は3回目で初の朝から快晴
寒さで下を向いた高校生の自転車で85歳男性事故死

若い世代のライフスタイルにマッチしたクロスバイク新発売

「どこまでも、自分らしく」をコンセプトに、若者のニーズを満たし、現代のライフスタイルにマッチした新しい自転車ブランド「COOSA」が誕生。クッション性の高いパーツを採用し、小さな段差の多い街中をリラックスして走行できるコンフォートクロスバイクだ。

コンフォートクロスバイク「COOSA COMFORT」

2024年11月下旬から日本国内のサイクルベースあさひ、あさひブランド取り扱い販売店、あさひネット通販サイトで順次販売を開始。

COOSA COMFORT(ブラック)

昨今、若年層のライフスタイルや価値観が多様化する中、自転車に対するニーズも変化している。通学や通勤、休日のアクティビティなど、さまざまなシーンで活躍できる自転車が求められる中、どこまでも「自分らしく」いられるような自転車を提供することで、若者たちのより豊かな日常をサポートしたいという想いから、新しい自転車ブランド「COOSA」が登場したという。

COOSA COMFORT(グリーン)
COOSA COMFORT
販売日:   2024年11月下旬
販売価格:  46,200円(税込)
カラー:   ブラック、ブラウン、グリーン
フレーム:  スチール製
サイズ(適応身長):  420mm(160cm~)、460mm(170mm~)
変速 :   外装7段変速
タイヤ:   27.5×2.1
重量 :   14.3kg
取り扱い:  日本国内のサイクルベースあさひ 及び あさひブランド取り扱い販売店、
あさひネット通販サイト
20代の社内スタッフが開発に携わった

アルケア・B&Bホテルズの見た目は変わらぬ2025シーズンジャージ

フランス北西部のブルターニュ半島を拠点とするアルケア・B&Bホテルズが2025年のチームジャージを発表した。イタリアのアパレルメーカー、ロスティが新たにパートナーシップを締結。男女のプロチームとデベロップメント(若手選手育成)チームが着用する。

2025 ARKEA-B&B HOTELS Official Kit by Rosti

「赤と黒をベースに、2025ジャージは黒い袖が追加され、4本の白いストライプが強調されている」とエマニュエル・ウベール監督。ブルターニュ地方の旗は黒地で、それをモチーフにしたカラーリングを継承している。

2025 ARKEA-B&B HOTELS Official Kit by Rosti
2025 ARKEA-B&B HOTELS Official Kit by Rosti