ツアー・オブ・ジャパンの堺と東京で特別協賛ワインがテイスティングを実施

オーストラリア有数のワイナリー、ウルフ・ブラスは、2018年5月20日(日)~27日(日)の8日間にわたって開催されるツアー・オブ・ジャパンの特別協賛ワインブランドとして契約を締結。来場者や関係者を対象としたワインのプロモーションを実施する。

ウルフ・ブラスは9200以上のメダル、トロフィーを獲得した国際的にも評価の高いワインブランドとして知られている

ブースで来場者向けにワインテイスティングを実施するのは第1ステージ(5月20日)大阪・堺と、ゴールとなる第8ステージ(5月27日)の東京。また、最終日の東京・みなとが丘ふ頭公園で行われる表彰式では同ブランドのスパークリングワインがシャンパンファイトに使われる。

これまでに9200以上のメダルおよびトロフィーを受賞しているウルフ・ブラスは現在、『HERE’S to the CHASE』のキャンペーンスローガンのもと、世界各国でさまざまな消費者向けプロモーションを行っていて、今回の特別協賛は同社の消費者向けプロモーションの一環として実施するもの。同大会の開催主旨である「アジアで最も過酷なレース」を目指すというチャレンジ精神がウルフ・ブラスの掲げる精神と合致したため。

ウルフ・ブラスは、日本国内で行われるロードレースとしては都府県をまたいで走行する唯一のステージレースとなるツアー・オブ・ジャパンとタイアップを組むことにより、“チェイス~勝利を追い求め、新たな目標を追求し続ける~”という同社の企業理念をより多くの日本の一般消費者に伝えるとともに、日本市場におけるウルフ・ブラスの各種ワインのさらなる販売強化につなげていきたいという。

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多摩川サイクリングコースでパールイズミが無料走行会…プレゼントも

自転車ウエアメーカーのパールイズミが5月27日に多摩川サイクリングコースで第9回ライドイベントを開催。その参加者を募集している。参加無料で乗り方の基本講座があり、サイクルソックスが提供される。受付は5月20日まで。定員を超えた場合は抽選。

パールイズミのPI RIDE

同社が手がけるライドイベント”PI RIDE”。今回はビギナーを対象に、ゆっくりと多摩川サイクリングコースを2時間ほど(約40km)走る。サイクルスポーツの楽しさや効果、乗り方の基礎レクチャーある。ライド後にはドリンクを飲みながらの参加者同士の交流の時間も設定。

<イベント概要>
開催日 2018年5月27日(日)
時間 09:00〜12:00
場所 BLUE多摩川アウトドアフィットネスクラブ
http://www.blue-tamagawa.jp/
コース 多摩川サイクリングコース
対象 クロスバイクまたはロードバイクをお持ちのビギナーサイクリスト
講師 大西勇輝(Pearl Izumiブランドアンバサダー)
参加費 無料
参加賞 サイクルソックスを1足プレゼント

申し込み方法
以下のメールアドレスあてに必要な情報を記載して送付
pi_ride@pearlizumi.co.jp
名前、メールアドレス、住所、電話番号、職業、生年月日、性別、自転車走行の経験歴
応募後、同社にて受付・抽選(定員を超えた場合は抽選とし、当選者に順次メール連絡)

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カラパスがエクアドル選手として初優勝。ジロ・デ・イタリア第8ステージ

第101回ジロ・デ・イタリアは5月12日、プライアアマーレ〜モンテベルジーネ・ディ・メルコリアーノ間の209kmで第8ステージが行われ、新人賞ジャージを着るモビスターのリカルド・カラパスが初優勝。エクアドル選手がジロ・デ・イタリアを含むグランツール(三大ステージレース)で区間勝利したのは初めて。総合成績ではミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ(英国)が首位を守った。

リカルド・カラパスがエクアドル選手として初優勝。ジロ・デ・イタリア第8ステージ © Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

「雨のためにレース終盤はみんなとてもナーバスになっていた。ちょっと混乱していたけど、ボクにとっては都合がよかった。有力選手ばかりの集団から10秒抜け出したときはみんががビックリしたと思うけど、ボクはいい状態の脚を持っていた。滑りやすい路面に注意しながらゴールを目指した」とカラパス。
「母国に自転車文化がないのはちょっとさみしい。この勝利がきっかけとなって、エクアドルの子どもたちが自転車に興味を持ってくれるとうれしい。ボクはジロ・デ・イタリアに初出場したエクアドル選手だと思うけど、子どものころはこんなハイレベルのレースでこの位置で走れるなんて考えられなかった。いまは新人賞のマリアビアンカをもっている。最終日のローマまではまだ長いが、できるだけ長くこのジャージを守り続けたい。

ジロ・デ・イタリア第8ステージ © Fabio Ferrari – LaPresse

この日のレースは序盤で7選手が第1集団を形成したが、マリアローザを持つミッチェルトン・スコット勢がメイン集団をコントロールして、終盤までにほとんどの選手を吸収。最後の上り坂になるとさらに逃げた選手らのタイム差は縮まり、残り1kmの手前でカラパスがアタック。先行していた選手を追い抜いてトップフィニッシュした。

優勝候補のクリストファー・フルーム(英国、スカイ)は上りコーナーで転倒したが、すぐに復帰してことなきを得た。グルパマFDJのティボー・ピノ(フランス)は7秒遅れの区間3位でゴール。ボーナスタイム4秒を獲得して、総合成績を41秒遅れの4位に浮上させた。

ティボー・ピノがジロ・デ・イタリア第8ステージをゴール © Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
雨中戦となったジロ・デ・イタリア第8ステージをゴールしたファビオ・アルー © Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
ジロ・デ・イタリア第8ステージ © Fabio Ferrari – LaPresse

3日連続でマリアローザを守ったイェーツ。英国勢がこれまで首位を堅持したのはマーク・カベンディッシュの4日間。
「想定していたよりも苦戦したのは雨のせい。でもドラマのような展開にはならなかった。ボクたちはいいリズムで、そしてスリップしないように安全に走ることができた」とイェーツ。
「3位までに入ってボーナスタイムを取りたかったけど、周囲を囲まれて抜け出せなかった。それでもとても調子がいいので、明日はまた違う展開ができると思う。フルームが落車で遅れたことは聞いたけど、彼のためになにかをする状況ではなかった。ゴール後にオーケーと言ってくれた」

ジロ・デ・イタリア第8ステージを終えて山岳賞ジャージを着るエステバン・チャベス © Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

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●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)エリア・ビビアーニ(イタリア、クイックステップフロアーズ)
マリアアッズーラ(山岳賞)エステバン・チャベス(コロンビア、ミッチェルトン・スコット)
□マリアビアンカ(新人賞)リカルド・カラパス(エクアドル、モビスター)

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キナンがクリテリウムとロードレースの2連戦で今季国内初勝利をねらう

キナンサイクリングは5月12、13日の両日、国内リーグ「J PROTOUR」のJBCF宇都宮シリーズ2連戦に出場する。

JBCF宇都宮クリテリウムに出場するキナンのメンバー ©︎KINAN Cycling Team

12日に行われる「JBCF宇都宮クリテリウム」には、山本元喜、山本大喜、雨乞竜己、中島康晴、新城雄大の5選手をセレクト。この大会は3月18日に開催された「JBCF修善寺ロードレース2日目」終了時のチームランキングによって各チームの出場枠が決定。この時点でJ PROTOUR不出場だったキナンはトップ10チームに与えられる6人の最大出場枠獲得はならず、下位チームに与えられる5人の出場枠で臨むことになった。数字上は不利な立場ではあるが、2017年のこのレースでは雨乞が2位となりトップシーンに躍り出た相性のいい大会。3kmのサーキットを20周回・60kmとスピード勝負必至のレースとあり、今回も雨乞を軸に戦術を組み立てていくことになる。

JBCF宇都宮ロードレースに出場するキナンのメンバー ©︎KINAN Cycling Team

13日の「JBCF宇都宮ロードレース」には、クリテリウムにエントリーしている5人に加え、椿大志、塚本一樹、中西健児がメンバー入り。チームにとっては今シーズンのJ PROTOURで初めて規定の最大出場人数である8人でレースに臨む。鶴カントリー倶楽部周辺に設けられる6.7kmのサーキットは、毎年10月に開催されるジャパンカップサイクルロードレースのコースと一部同じ。14周回・93.8kmで争われる。2017年は鶴カントリー倶楽部へと向かう上りでフィニッシュを迎えたが、2018年は逆回りとなり、周回残り約2.5kmからおおよそ1kmにわたる急坂が登場。いったん下り、再び急坂をこなした後、最後の1kmは緩やかなアップダウンを経てコントロールラインへ。優勝をかけた最終周回は、厳しい上りで絞り込まれた選手たちによる勝負となるものと思われる。

今回メンバー入りした選手のうち山本大喜はJ PROTOUR初参戦。2月にはミャンマーで行われたロードアジア選手権で、チームタイムトライアルとアンダー23(23歳未満)ロードレースの2冠を達成。その後は日本ナショナルチームの遠征でフランス・ベルギーを拠点に活動し、好調をキープしたままチームへと合流している。

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大池水杜がBMXフリースタイルパークのワールドカップで日本勢初優勝

大池水杜が5月9日から13日までフランスのモンペリエで開催されたUCI BMXフリースタイルパーク&フラットランドのワールドカップで、フリースタイルパーク部門で優勝した。日本勢として初。日本ナショナルチームとして出場していた。

BMXフリースタイルパークW杯で優勝した大池水杜(中央) © Christian van Hanja

大きなジャンプの続く難易度の高い構造となった今回のパーク設定。選手はハイスピードでダイナミックなトリックが求められた。2017年の世界選手権で4位の大池は今回のパークとの相性もよく、他の選手が苦戦する中で独創的なルーティンとダイナミックかつ安定感のあるトリックで日本人初となるBMXフリースタイル・パークのワールドカップで優勝を果たした。

BMXフリースタイルパークW杯で優勝した大池水杜 © Christian van Hanja

大池水杜のコメント
「1位になったことは本当に信じられません。とてもうれしいです。初めての表彰台で一番頂点に立つことができたのは、大きな自信につながりました。今回の結果でようやく2020年の東京オリンピックへ向けて本格的な第一歩を踏み出すことができました。今後、さらに練習を重ねランキングを上げていきます」

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サム・ベネットがジロ・デ・イタリア第7ステージ優勝…首位は依然イェーツ

第101回ジロ・デ・イタリアは5月11日、ピッツォ〜プライアアマーレ間の159kmで第7ステージが行われ、ボーラ・ハンスグローエのサム・ベネット(アイルランド)が大集団のゴール勝負でクイックステップフロアーズのエリア・ビビアーニ(イタリア)を制してグランツールで初優勝した。アイルランド勢の区間勝利はこれで5回目。総合成績では前日に首位に立ったミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ(英国)が首位を守った。

ジロ・デ・イタリア第7ステージ © Fabio Ferrari – LaPresse

ベネットはこれまでのジロ・デ・イタリアで区間2位1回。区間3位は2017年に3回、そして2018年は第2ステージと第3ステージでも3位だった。
「これまで何度もジロ・デ・イタリアではあと一歩だった。この大会には多くの有力スプリンターがいるので、スパートのタイミングがキーポイントだった。ビビアーニの後ろにつけてマークしていたが、彼に勝つのは本当に大変だった」とベネット。

サム・ベネットがビビアーニを制してジロ・デ・イタリア第7ステージ優勝 © Fabio Ferrari – LaPresse

ジロ・デ・イタリア第7ステージでマリアローザを守ったイェーツ © Massimo Paolone – LaPresse

「マリアローザを着用しての第1日はとてもリラックスできたいい1日だった。明日ボクにいい脚があれば、アタックしてみたい。総合2位のトム・デュムランとの差はまだ少ないし、個人タイムトライアルでボクよりも強い選手たちとのタイム差を広げておきたい」とイェーツ。

ジロ・デ・イタリア第7ステージのスタート © Massimo Paolone – LaPresse
ジロ・デ・イタリア第7ステージ © Fabio Ferrari – LaPresse
ジロ・デ・イタリア第7ステージ、マリアローザのイェーツを援護するミッチェルトン・スコット勢 © Fabio Ferrari – LaPresse

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●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)エリア・ビビアーニ(イタリア、クイックステップフロアーズ)
マリアアッズーラ(山岳賞)エステバン・チャベス(コロンビア、ミッチェルトン・スコット)
□マリアビアンカ(新人賞)リカルド・カラパス(エクアドル、モビスター)

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