東京五輪新種目のBMXフリースタイル・パーク…中村輪夢が初代チャンピオンに

第1回全日本BMXフリースタイル・パーク選手権大会が岡山県岡山市の下石井公園特設会場で開催され、男子エリートで中村輪夢(京都府/京都つくば開成高)、女子エリートで大池水杜がそれぞれ優勝し、BMXフリースタイル競技として初代の全日本チャンピオンとなった。

大池水杜

同種目は2020年東京オリンピックの追加種目。日本自転車競技連盟が全日本選手権を主催することになり、初代チャンピオンが決まった。
中村輪夢

中村は高校生ながら11月に中国で開催された2017アーバンサイクル世界選手権大会BMXフリースタイルで7位に入るなど、これからさらなる活躍が期待されている若手の選手。男子エリートとの混走で行われた大会で予選通過を果たした大池は、同世界選手権の予選を2位で通過し、決勝では表彰台まであと一歩の4位の成績を残していた。

大会結果
男子エリート
1位 中村輪夢 なかむらりむ(京都府/京都つくば開成高校) 94.75
2位 西昴世 にしたかせ(三重県/Ramp West)83.5
3位 高木聖雄 たかぎとしお(岐阜県/JFBF)80.5

女子エリート
1位 大池水杜 おおいけみなと(静岡県) 71.5

2018ツール・ド・フランス…伝統のラルプデュエズ、石畳も待ち構える

2018年ツール・ド・フランスのコースが10月17日、フランスのパリ国際会議場で発表された。第105回大会は7月4日にフランス中西部のバンデ県とペイドラロワール地方で開幕する。4年ぶりに前半がアルプス。中盤に中央山塊が待ち構え、後半がピレネーとなる。全23日間、総距離3329km。賞金総額3億2000万円。

「とても難しいツール・ド・フランスだ」
2017年の大会で3年連続4度目の総合優勝を果たした英国のクリストファー・フルーム(スカイ)はコースの全容が発表されるとフランステレビジョンの取材にこう語った。2018年は大会最多タイとなる5勝目をねらう。主催者はそれを阻止するかのように、フルームの得意な要素をつぶしていったコース設計とも取れる。

「北西部のブルターニュ半島を走るのは初めてだけど、常に風が強いので警戒している。開幕から8〜9日間も山岳がないので、マイヨジョーヌをここでボクが獲得するのは至難の業だ。一歩間違えればツール・ド・フランスのタイトルを序盤で失うことになる」

初優勝した翌年の2014年、フルームは北フランスの石畳の悪路で落車して骨折危険。その悪夢を再現させるかのように、第9ステージは北フランスに向かい、アラス〜ルーベ間には石畳が波状的に出現する。
「ボクは石畳のコースも好きなのでいい結果になるかも知れないが、非常にリスキーだ。メカトラブルに気をつけたい」
さらにピレネーには距離65kmという短いステージが設定された。「なにが起こるか分からない。だれもがここに集中し、アグレッシブな戦いになるだろう」とフルーム。

最大のライバルとして5月のジロ・デ・イタリアで初優勝したオランダのトム・デュムラン(サンウェブ)の名が挙げられる。第4ステージにチームタイムトライアルが設定されたが、サンウェブはその種目の世界チャンピオン。そして大柄でガッシリとしたデュムランは風と石畳に強い。フランス期待のロマン・バルデ(AG2Rラモンディアル)は、「最終週に獲得標高が5000mもある山岳ステージが待ち構えている。得意の上りで一気に首位をねらっていきたい」と自信を見せた。

バッティングセンター日本一決定戦…レッドブルがユニークなイベント企画

レッドブルは、バッティングセンターで開催するベースボール・バッティングコンペティション大会、Red Bull Batting ManiaのJapan Finalをアディダス ジャパンのサポートのもと、12月3日に東京の明治神宮外苑バッティングドームで日本初開催した。

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この大会は、中学生以上の2名1チームでバッティングマシーンの球(球速90km)に1名25球×2回挑戦し、あらかじめ得点が設定さられたゾーンに打球が入った合計点を競うというもの。

11月から12月まで関西、中部、関東のバッティングセンターで開催した予選にはのべ300チーム以上が参加し、勝ち上がった10チームがジャパン・ファイナルに出場。「神奈川大学じゅんちゃんず」が初代日本チャンピオンに輝いた。

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「神奈川大学じゅんちゃんず」は大会後、オリックス・バファローズの中島宏之と東京ヤクルトスワローズの山田哲人のチームと対戦して実力を確かめた。

「羽田で歌えるなんて操縦士になった気分」…イルミネーション点灯式のMay J.

「羽田空港国際線ターミナルで歌うのは夢のようです」。11月2日に同地で行われたイルミネーション装飾「羽田Skyillumination~誰も見たことのない光~」の点灯式にディズニー映画「アナと雪の女王」の日本版主題歌を担当したMay J.が登場し、その思いを語った。

「アナと雪の女王」の英語バージョンを歌い上げたMay J.は、「うっとりしながら歌わせてもらいました。ちょっと操縦士になった気分」と美しいイルミネーションに彩られた特設ステージでコメントした。

「この空港は何回も来たことのある思い出の場所で、イルミネーションを点灯する名誉をいただけてとてもうれしいです。じつは空港そのものが大好きなんです、海外に行かなくてもそんな気分にさせてくれる場所」

その一方で日本が一番好きだというMay J.。
「海外に行く前はターミナルの飲食店でうどんやそばを必ず食べて、帰ってきてもすぐに自宅には向かわずにうどんを食べて帰ります」

この日は2日後にリリースされる全曲ディズニーソングの新アルバム「May J. sings Disney」の中から「美女と野獣」や「星に願いを」などを熱唱した。

南明奈、相鉄線のリニューアル制服姿に…地味なイメージを一新

アッキーナことタレントの南明奈が相鉄線の新制服を着用して登場した。横浜駅と神奈川県中西部を結ぶ相鉄線はどちらかというと地味なイメージで、それを刷新するのがねらい。「本革シートを使ったボックス席ができるので通勤や通学が楽しみになりますね」とアッキーナ。

JRや東横線との相互直通運転でさらに便利になる相模鉄道・相鉄線は、相鉄グループ100周年と合わせてリニューアル中。制服は「くまモン」の生みの親で今回のプロジェクトの総合監修を担当する水野学と、スタイリスト伊賀大介が協働し、駅舎や車両のデザインコンセプトと機能性を両立させたデザインにリニューアルした。

「リニューアル車両&新制服記者発表会」は3月10日に横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで行われ、アッキーナが初めてお披露目された駅員制服を着て登場した。神奈川県出身だけに、「相鉄線を使ったことは?」という質問に、「自動車運転免許証の更新で相鉄線の二俣川駅にいつも行きます。おばあちゃんと一緒に乗ったこともある」と思い出話を語った。

この日は営業運転に先駆けて9000系リニューアル車両体験乗車会も実施された。出発駅となる横浜駅ではアッキーナが出発合図を行い、横浜市保土ヶ谷区の幼稚園児130人が初乗りを体験した。車内のボックスシートは英国製の本革で、長く愛用しても革シートならではの風合いが心をなごませるという。

横浜駅ホームでは出発進行の合図もコールしたアッキーナ。「もっと楽しく乗れるために電車内にドリンクバーをつけましょう。もちろん飲み放題。お菓子もあったらうれしいな。社長よろしくお願いします」とアッキーナ節も健在。

朝比奈彩がDHCシンデレラアワード2015でグランプリ受賞

DHCシンデレラアワード2015が都内で発表され、兵庫県の朝比奈彩さん(21)がグランプリに選ばれた。化粧品・健康食品のDHCがダイヤモンドの原石のような同社のイメージモデルを選ぶコンテストで3回目。全国3050人の応募の中から15人がファイナリストに選ばれていた。

朝比奈彩 撮影:山口和幸

「陸上競技で10年間頑張ってきたことを生かして、これからも美に対して努力していきたい」と朝比奈さん。

スペシャル審査員を務めた叶美香は「選ばれたときも美しいけど、これからさまざまな世界で活躍していくとさらに美しくなるはず」とエールを送った。

朝比奈彩 撮影:山口和幸

ゲストとして登場したKABA.ちゃんは「今日は美しさの秘けつをいただいたので、クリス松村には教えません」とひとこと。(2014年10月のデイリーニュース再掲)

朝比奈彩 撮影:山口和幸