宇都宮ブリッツェンが2018年のチームスローガンと10周年ロゴを発表

宇都宮ブリッツェンは2018年に節目となる10年目のシーズンを迎えることになり、2018シーズンのチームスローガン“ATTACK TO THE FUTURE”を掲げて戦っていくことを発表した。同チームは2008年10月に創立、2009年からレースへの参戦を始めた。

宇都宮ブリッツェン10周年ロゴを掲げるサイクルスポーツマネージメントの柿沼章社長

地域密着型のプロサイクルロードレースチームとしての原点を胸に抱きながら、宇都宮ブリッツェンは常に勝利を求め、レースにおいてはアタックを繰り返してきた。同時に、ゴールのその先にあるブリッツェンのチームとしての未来、ホームタウンである栃木県および宇都宮市の未来、そしてロードレースの未来を見すえながら、これからも邁進していく決意を込めて、このチームスローガンを制定したという。

また10周年アニバーサリーとして、10thロゴも発表。チーム創立10周年を記念し、来季チームジャージや記念グッズなどシーズンを通じて幅広く展開していくという。

宇都宮ブリッツェンの公式サイト
http://www.blitzen.co.jp

バルデ擁するAG2R、900kmをスペインで乗り込んで来期を迎える

フランスのロマン・バルデをステージレースのエースに起用するフランスチーム、AG2Rラモンディアルが2018シーズンインのレース計画を発表した。バルデは2月11日のトロフェオライグエリャで始動する。

トレーニングキャンプで身体を動かすAG2Rのロマン・バルデ。Photo Frédéric MACHABERT

チームは12月5日から15日までスペインで32時間、900km、獲得標高1万6000mの乗り込みを実施。2018年になって1月9日から19日までスペインのカスティヨンで第二次合宿を行う。

AG2Rチームが2018シーズンに使用するロードバイク

コロンビアのミゲルアンヘル・ロペスがアスタナと3年契約

コロンビアのミゲルアンヘル・ロペス(23)がアスタナと3年契約を結んだ。2017年はブエルタ・ア・エスパーニャでステージ2勝を挙げ、総合8位でフィニッシュ。同大会に新人賞ジャージの設定はなかったが、若手ではナンバーワンの成績を残した。

ミゲルアンヘル・ロペス。 @Bettiniphoto

ロペスは2015年にアスタナでプロデビュー。2016年はケガで好成績を残せなかったが、ミラノ〜トリノやアストリア一周レースで優勝。来季はファビオ・アルーが他チームに移籍することで、メジャーレースでのエースを託される存在になる。

最上級のしなやかさと極上の乗り心地を体感できる絹混タイヤに新製品

最上級のしなやかさと極上の乗り心地を体感できる「シルク(絹)」を使用したチャレンジタイヤの「ウルトラ・セタシリーズ」に「パリ〜ルーベ ウルトラ・セタチューブラー」と「ストラーダ ウルトラ・セタチューブラー」が新登場。

ハンドメイドタイヤならではの上質な乗り心地と低い転がり抵抗を余すことなく享受できるセタ=シルク(絹)のケーシングを使用した「パリ〜ルーベ ウルトラ・セタチューブラー(27mm)」「ストラーダ ウルトラ・セタチューブラー(25mm)」が入荷した。ヨーロッパのプロツアー選手が信頼を寄せる最上級のしなやかさと極上の乗り心地を体感できる特別なチューブラータイヤだ。

市場でこれ以上高性能なチューブラータイヤは存在しないという。最上級のしなやかさと極上の乗り心地を提供する天然素材「セタ(シルク・絹)」を、超高密度で織ったケーシングは最高のコーナリング性能を実現。新開発のカーボン・ハイテック・コンパウンドを採用し、さらにグリップ力を高めた高性能チューブラータイヤだ。現在はシルクをケーシング素材に使用したチューブラーを生産できるメーカーは世界でも限られている。どのようなハイテク素材にも勝る性能を提供するのが「セタ(シルク・絹)」なのだ。

価格は1万5670円(税別)。取り扱いはカワシマサイクルサプライ。
http://www.riogrande.co.jp/

ドバイツアーの2018コース発表…強豪スプリンターが総登場の予感

5回目の開催となるドバイツアーの日程とリーダージャージが12月18日に同地で発表された。大会は2018年2月6日から10日。全5ステージ、総距離851km。

リーダージャージはイタリアのカステリ製で、4勝がそろう。最も賞賛される個人総合成績はブルー。

レースは平たんコースで開催されることから、スプリンターの優勝が多い。マルセル・キッテル、マーク・カベンディッシュ、ジョン・デゲンコルプなどが勝利してきた。

1980年代の自転車ロードレースをカレンダーに…松本賢の「伝説の自転車レース」

月刊誌「カメラマン」で活躍する写真家のカレンダーシリーズとして、松本賢の「伝説の自転車レース」がモーターマガジン社のWEBショップで販売中。2160円(税込み)。

「このレースがなければ 今の自分はなかった」。1980年当時、日本人の99.9%は自転車レース=競輪というのが常識だった。1983年夏、自転車競技専門誌の編集長から米国で開催されるステージレースの撮影の依頼を受けた。これが、日本プロロードレース界の先駆者/高橋松吉選手らが、日本人として海外ステージレースを走る初舞台だった。収録は「手動フォーカス」と、秒5コマが最高で36コマしか撮ることのできないフィルムカメラ/キヤノンA-1による撮影。

日本人が初めて海外のステージレースを走った貴重な映像をデジタルリマスタリング。1980年代の自転車雑誌やカレンダー、ポスターを飾った名場面が堪能できる。

モーターマガジン社のWEBショップ
http://mm-style.jp/SHOP/31848.html