サトミナが中距離種目に挑戦…全日本選手権で2位、3位

第93回全日本自転車競技選手権大会トラックレースが、9月6日から9日まで静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームで開催され、これまで短距離種目のエースだった佐藤水菜(TEAM RAKUTEN K DREAMS)が中距離種目にチャレンジ。

全日本選手権女子エリートエリミネーションで梶原悠未と競り合う佐藤水菜(左) ©日本自転車競技連盟

初日のエリミネーションでは梶原悠未(TEAM Yumi)と優勝を競り合って2位に。3日目のスクラッチでは垣田真穂(TEAM RAKUTEN K DREAMS/早稲田大)、内野艶和(TEAM RAKUTEN K DREAMS)に続いて3位になった。

佐藤は大会2日目の女子エリートスプリントにも出場し、優勝している。

佐藤水菜(左)が全日本選手権女子エリートスクラッチで3位に ©日本自転車競技連盟
全日本選手権女子エリートスプリント優勝の佐藤水菜(中央) ©日本自転車競技連盟

ファッションヘルメット…帽子タイプの自転車用ヘルメットとは

ヘルメットを着用すれば自転車乗車時の安全性が高まると認識していながら、シティサイクルには似合わないのでかぶらないという人が多い。パリ五輪代表などにもハイテクヘルメットを提供するヘルメットメーカーのオージーケーカブトが、帽子タイプヘルメットとして全8モデル、37種を発売している。

リベロ(ベージュ、チャコール、NTベージュ、NTブラック)

シティサイクルなどにも似合うファッションを意識した帽子をかぶせたシリーズ。大丸京都店では2回目の開催となる帽子タイプの自転車用ヘルメットPOP UPショップも展開する。

デイズ(カーキとブラック)

軽量コンパクトなソフトシェル帽体に、パターンにこだわった立体感のある帽子(ヘルメットカバー)を装着。普段着の帽子感覚でかぶることができる自転車用ヘルメットだ。 オージーケーカブトの帽子タイプヘルメットは、自転車用ヘルメットの国内安全基準であるSG基準に適合し、SGマークが付いている。

シクレ TKクロッシェ(ネイビー、パープル、ベージュ)
シクレ TKサンハット(ブラック、ベージュ、アイボリー)
リベロ TKハンチング(グレー、ダークグレー)
シクレ(ベージュ、チャコール、ブラウン 、レースベージュ、レースグレー、レースブラウン、ストライプベージュ、ストライプネイビー )
ラフィネ=(キャスケットタイプタイプ)ブラック、グレー /(ハット)チャコール、モカベージュ
大丸京都店で帽子タイプの自転車用ヘルメットをすべて揃えたPOP UPショップ(9月11日~17日)
チャイルドメットシリーズは税込1万2980円

●オージーケーカブトのホームページ

ログリッチがブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝…大会最多タイの4回目

レッドブル・ボーラ・ハンスグローエのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)が第79回ブエルタ・ア・エスパーニャ(8月17日〜9月8日)で総合優勝した。2019、2020、2021年に続く4度目の制覇で、スペインのロベルト・エラス(2000、2003、2004、2005)に並ぶ大会最多記録。

プリモシュ・ログリッチ。2024ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

ログリッチは大会4日目の第4ステージで優勝し、首位に立った。第6ステージでベン・オコーナー(デカトロンAG2Rラモンディアル)が大逃げを決めて首位を明け渡すが、総合2位につけて連日のようにそのタイム差を詰めていくとともに、第8ステージで優勝。そして第19ステージで今大会3勝目、大会通算15勝目を挙げると首位奪還。

ログリッチが4度目の総合優勝を決めた瞬間 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

最終日の個人タイムトライアルはグルパマFDJのシュテファン・キュング(スイス)が初優勝。ログリッチは2位と好タイムで締めくくり、総合優勝を決めた。

最終日の個人タイムトライアルはグルパマFDJのシュテファン・キュング(スイス)が初優勝
史上最多タイの4度目の総合優勝を達成したログリッチ ©Unipublic Cxcling Naike Ereñozaga
ログリッチが区間2番目のタイムでフィニッシュ ©Unipublic Sprint Cycling Agency
左からポイント賞のグローブス、山岳賞のバイン、総合優勝のログリッチ、新人賞のスケルモース ©Unipublic Cxcling Naike Ereñozaga

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨベルデ(ポイント賞)カーデン・グローブス(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・バイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツ)
□マイヨブランコ(新人賞)マティアス・スケルモース(デンマーク、リドル・トレック)

【ブエルタ・ア・エスパーニャ第20S】ログリッチが4度目の総合優勝に王手

第79回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月7日、ビジャルカヨ〜ピコン・ブランコ間の172kmで第20ステージが行われ、ジェイコ・アルウラーのエディ・ダンバー(アイルランド)が最後に抜け出して2度目のステージ優勝を飾った。

ダンバーが2024ブエルタ・ア・エスパーニャで2勝目 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

前日に首位を奪還したレッドブル・ボーラ・ハンスグローエのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)はわずか10秒遅れのステージ3位でフィニッシュ。総合2位ベン・オコーナー(デカトロンAG2Rラモンディアル)との差を2分02秒と広げて、最終日の個人タイムトライアルに大会最多記録と並ぶ4度目の総合優勝に挑む。

マイヨロホを着用して第20ステージのスタート地点に登場したログリッチ ©Unipublic Cxcling Toni Baixauli
わずかなチャンスを賭けて逃げる第1集団 ©Unipublic Cxcling Toni Baixauli
第20ステージでアタックしたソレル(右手前)ら ©Unipublic Cxcling Naike Ereñozaga
2024ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©Unipublic Cxcling Toni Baixauli
マイヨロホのプリモシュ・ログリッチ ©Unipublic Cxcling Toni Baixauli
新人賞ジャージを着るスケルモース(前から2人目) ©Unipublic Cxcling Naike Ereñozaga
2024ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©Unipublic Cxcling Naike Ereñozaga

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨベルデ(ポイント賞)カーデン・グローブス(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・バイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツ)
□マイヨブランコ(新人賞)マティアス・スケルモース(デンマーク、リドル・トレック)

2024ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©Unipublic Cxcling Naike Ereñozaga

【ブエルタ・ア・エスパーニャ第19S】ログリッチが独走勝利してマイヨロホを奪還

第79回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月6日、ログローニョからアルト・デ・モンカルビリョまでの173.2kmで第19ステージが行われ、5秒遅れの総合2位につけていたレッドブル・ボーラ・ハンスグローエのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)がゴールまでの上り坂で独走。今大会3勝目、大会通算15勝目を挙げるとともに、第6ステージでベン・オコーナー(デカトロンAG2Rラモンディアル)に奪われた真紅のリーダージャージ、マイヨロホを奪還した。

ログリッチが独走勝利で総合首位に返り咲く ©Unipublic Sprint Cycling Agency
プリモシュ・ログリッチ ©Unipublic Cxcling Naike Ereñozaga
巨大な黒い牛が選手たちを見下ろす ©Unipublic Cxcling Naike Ereñozaga
2024ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©Unipublic Cxcling Naike Ereñozaga
2024ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©Unipublic Cxcling Toni Baixauli

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨベルデ(ポイント賞)カーデン・グローブス(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)
マイヨルナレス(山岳賞)マルク・ソレル(スペイン、UAEチームエミレーツ)
□マイヨブランコ(新人賞)マティアス・スケルモース(デンマーク、リドル・トレック)

ログリッチがマイヨロホを奪還 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

【ヒマラヤ未踏峰に挑む】Episode 1/カトマンズでまずは手続きと準備

日本山岳会学生部プンギ遠征隊が2024年9月5日、羽田空港を出発してネパールのカトマンズへ。プンギは標高6524mの未踏峰で、いまだその頂に立った人間はいない。いよいよ活動開始した5人の隊員からの現地情報を随時掲載。

カトマンズのタメル地区
9月5日に羽田空港を出発

一つひとつは汚いが俯瞰して見ることが大切!?

初日はSIMの購入と円→ルピーの両替、ネパール観光局へ登山許可を取りに行って、その後エージェント会社への顔出しとお金を払いに行きました。

機内食はスパイシーなカレー。おかわりはできませんでした
ヒマラヤのゲートウェイとなるカトマンズに到着
ネパールの首都カトマンズにて

初日の感想としては、かなりごちゃごちゃした国だなって印象です。そこらへんに野良犬はいますし、道も綺麗に舗装はされてません。信号機すらなくてクラクションが鳴り響いてます。

タメル地区は宿や登山用品店などがたくさんある
スマホショップでまずは通信のためのSIM購入

ただ混沌とした中に不思議と美しさを感じます。街並みは壁の色がバラバラですが、そこに味があって、交通も阿吽の呼吸で譲り譲られをやってます。日本のように映えさせようと意図しては作れない不思議な統一感と美しさを持ったのがネパールだと思います。

一つひとつは汚いんですけど、俯瞰して見ると綺麗です。

ネパール観光局へ
トレッキング会社で打ち合わせ
トレッキング会社に払ったお金。円とドルとルピー

ヒマラヤ未踏峰に挑む特集サイト(Contents一覧)

中沢将大、横道文哉、井之上巧磨、尾高涼哉、芦沢太陽。羽田空港にて