ゆるポタ系YouTuberゆみやみさんがELITEアンバサダーに就任

イタリアのサイクルアクセサリー/ホームトレーナーブランド「ELITE(エリート)」のアンバサダーに、ゆるポタ系YouTubeチャンネル「ゆみやみちゃんねる」やZwift Clubチーム「Club Yummy」を運営する「ゆみやみ」さんが就任した。

ゆみやみさん

ライドイベントなどにも積極的に参加しているメディアクリエイターで女性サイクリストの代表。日本輸入代理店となるカワシマサイクルサプライが、多くのサイクリストにリアルライドとバーチャルサイクリングを楽しんでもらいたいと要請した。

Yumi yummy channel / ゆみやみちゃんねる

●カワシマサイクルサプライのホームページ

グローブスが雨のジロ・デ・イタリア第5ステージで初優勝

第106回ジロ・デ・イタリアは5月10日、アトリパルダ〜サレルノ間の171kmで第5ステージが行われ、アルペシン・ドゥクーニンクのカーデン・グローブス(オーストラリア)が雨中のゴールスプリント勝負を制して初優勝した。

カーデン・グローブスがジロ・デ・イタリア第5ステージ優勝 ©Massimo Paolone / LaPresse

総合成績ではチームDSMのアンドレアス・レックネスン(ノルウェー)が首位を守った。

ジロ・デ・イタリア第5ステージ ©Fabio Ferrari / LaPresse
ジロ・デ・イタリア第5ステージ ©Fabio Ferrari / LaPresse
カーデン・グローブスが雨中のスプリント勝負を制した ©Massimo Paolone / LaPresse
ジロ・デ・イタリア第5ステージで優勝したグローブス ©Gian Mattia D’Alberto LaPresse
レックネスンがマリアローザを守った ©Gian Mattia D’Alberto LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)アンドレアス・レックネスン(ノルウェー、チームDSM)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)ジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)
マリアアッズーラ(山岳賞)ティボー・ピノ(フランス、グルパマFDJ)
□マリアビアンカ(新人賞) アンドレアス・レックネスン(ノルウェー、チームDSM)

第4ステージにもどる≪≪   ≫≫第6ステージにすすむ

レックネスンがパレパントルに負けるもマリアローザを獲得

第106回ジロ・デ・イタリアは5月9日、ベノーサ〜ラーゴラチェーノ間の起伏がちな175kmで第4ステージが行われ、AG2Rシトロエンのオレリアン・パレパントル(フランス)がチームDSMのアンドレアス・レックネスン(ノルウェー)を制して優勝。総合成績ではレックネスンが首位に立った。

マリアローザのレックネスン ©Massimo Paolone/LaPresse
2023ジロ・デ・イタリア第4ステージ ©Fabio Ferrari/ LaPresse
2023ジロ・デ・イタリア第4ステージ ©Fabio Ferrari/ LaPresse
パレパントル(先頭)とレックネスン(左)らが逃げ出した ©Fabio Ferrari/ LaPresse
2023ジロ・デ・イタリア第4ステージ ©Fabio Ferrari/ LaPresse
パレパントルがレックネスンを制して初優勝 ©Massimo Paolone/LaPresse
マリアローザを失ったものの依然総合2位と好位置につけるエヴェネプール ©Fabio Ferrari/ LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)アンドレアス・レックネスン(ノルウェー、チームDSM)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)ジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)
マリアアッズーラ(山岳賞)ティボー・ピノ(フランス、グルパマFDJ)
□マリアビアンカ(新人賞) アンドレアス・レックネスン(ノルウェー、チームDSM)

レックネスンが初めてのマリアローザ ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse

第3ステージにもどる≪≪   ≫≫第5ステージにすすむ

バンムーフの注目最新モデルいよいよ発売へ…日本価格は35万円

シンプルでユニークなeバイクで人気のあるオランダのVanMoof(バンムーフ)が最新モデルとしてS4とX4を5月9日にアムステルダムで発表した。S4は身長170〜210cmの人向き、X4は155〜190cm。

Vanmoof S4(サンビームイエロー)

13年間の自社開発した革新技術を、最もアクセスしやすく信頼できるeバイクに凝縮して詰め込んだ。世界中で評判の高い独自技術を搭載し、4つのカラーで展開される。日本での価格は35万円。

VanMoofの代名詞はテック、洗練のデザイン、新開発パーツ

クイックに走り、頻繁に乗り降りを繰り返す街乗りに最適化されたVanMoof S4&X4は、オートマチック2速ギアシフトと、後輪のボタンを軽くキックすることでロックされるGen4キックロックを搭載している。

Vanmoof X4(フォームグリーン)

オンボードアラームや位置追跡機能をはじめとしたVanMoof独自の盗難防止技術も組み込まれ、安心して乗ることができる。

人気のターボブーストが必要な加速をサポートし、ダイナミックモーターが直感的な走行体験を実現。スマートフォンマウントでVanMoofアプリをダッシュボードとして使用でき、 速度、走行時間、走行距離を表示する。

Vanmoof S4(パープルフォグ)

盗難リスクは実質ゼロのeバイク

GSM位置追跡、盗難アラーム機能、キックロック、遠隔ロックダウンモード、および盗難防止Peace of Mind保証を準備して、自転車泥棒を廃業に追いやることを信条にする。想定外で自転車が盗難にあった場合には、グローバルバイクハンターチームがすぐに出動。2週間以内に自転車を取り戻す。取り戻せなかった場合は同等(または同等以上)年代/状態の自転車と交換してくれる。

Vanmoof X4(エバーグリーン)

●バンムーフのホームページ

マシューズが大会通算3勝目…ジロ・デ・イタリア第3ステージ

第106回ジロ・デ・イタリアは5月8日、バスト〜メルフィ間の216kmで第3ステージが行われ、チームジェイコ・アルウラーのマイケル・マシューズ(オーストラリア)がゴール勝負を制して優勝。2014年と2015年の勝利時続く大会通算3勝目を挙げた。

マシューズがゴール勝負でジロ・デ・イタリア通算3勝目 ©Gian Mattia D’Alberto / LaPresse

スーダル・クイックステップのレムコ・エヴェネプール(ベルギー)は首位のマリアローザを守った。

2023ジロ・デ・イタリア第3ステージでマリアローザを着用して走るエヴェネプール ©Fabio Ferrari / LaPresse
2023ジロ・デ・イタリア第3ステージ ©Fabio Ferrari / LaPresse
マシューズが2023ジロ・デ・イタリア第3ステージで優勝 ©Gian Mattia D’Alberto / LaPresse
山岳賞ジャージを獲得したティボー・ピノ ©Gian Mattia D’Alberto / LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)レムコ・エヴェネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)ジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)
マリアアッズーラ(山岳賞)ティボー・ピノ(フランス、グルパマFDJ)
□マリアビアンカ(新人賞) レムコ・エヴェネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)

エヴェネプールが第3ステージでもマリアローザを守った ©Gian Mattia D’Alberto / LaPresse

第2ステージにもどる≪≪   ≫≫第4ステージにすすむ

福田穣が2年連続世界チャンピオン…追いつかれるまで逃げ続けるラン

ウィングスフォーライフ財団が日本時間の5月7日20時、全世界で一斉にスタートするランニングイベント「Wings for Life World Run(ウィングスフォーライフ・ワールドラン)」を開催。日本の福田穣が2022年に続き男子の世界チャンピオンに輝いた。

東京の明治神宮外苑大会がスタート ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

脊髄損傷の治療方法発見に取り組む研究の資金助成が目的

開催10回目となる2023年は192の国籍、計20万6728人が参加。 世界158カ国で同時にスタートし、福田が4時間11分後に69.01km地点で世界で最後にキャッチャーカーに追いつかれた。今回のイベントで集まった寄付金580万ユーロ(約8億7600万円)の全額は脊髄損傷の治療法発見のために使われる。

アプリの中でキャッチャーカーに追われる ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

ランニング後、福田は「Wings for Life World Runは、自分が走ることで走れない人のためになる素晴らしいレース。自分が好きな走るっていうことで人に勇気を与えられるから自分にとってとても特別なものです」と語った。

「今大会は2カ月前に怪我をし、思うように練習できなかったのでタフなレースになることは想定できました。しかし、勝ちたい気持ちがとても強かったので前に進めました」

福田穣が2年連続で世界チャンピオンに ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

Wings for Life World Runは通常のランニングイベントとどう違うか

世界中のランナーが一斉にスタートするだけでなくゴールがない。スタート30分後にキャッチャーカーと呼ばれる追跡車がスタートから走り出し、参加者たちを追いかける。アプリではバーチャルのキャッチャーカーを表示。キャッチャーカーは最初ゆっくり走り、所定の時間ごとにスピードを上げていく。キャッチャーカーに抜かれた参加者はレース終了となり、世界で最後まで残った男女に世界チャンピオンの称号が贈られる。

レッドブルアスリートでモータードライバーの笹原右京とMTBライダーの西窪友海も ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

大会は2014年に スタートし、2015年に渡邊裕子(56.33 km)、2016年に吉田香織(65.71 km) そして、2022年に福田穣(64.43km)が世界チャンピオンとなった。今大会は2連覇の福田(69.01km)とポーランドのKasia Szkodaさん(55.07km)が世界チャンピオンに輝いた。

モータードライバーの笹原右京も参加 ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

日本からはスマホアプリを使って普段のコースを走るアプリランと、アプリラン参加者が会場に集って走るアプリラン・イベント(全国6カ所で開催)に合計3200人が参加。 アンバサダーとして、現役時代に試合で脊髄を損傷し、それが原因で引退した元プロ野 球選手の赤星憲広さんが大会に参加した。

元プロ野球選手で脊髄損傷により引退した赤星憲広さんが大会アンバサダー ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

赤星さんはイベントについて「選手時代から車椅子の寄贈活動を続けてきましたが、皆さん『自分の足でもう一度立ってみたい』 『もう一回歩いてみたい』と仰っています。脊髄損傷を負った人の多くは回復を諦めておりますので回復への期待感があるだけでも全く違います。脊髄損傷の治療方法発見を目指しているWings for Life World Runに、このように参加させてもらってることは感謝しかありません。これから僕の役割は大きいなと思っています」とコメントした。

車いすYouTuberの渋谷真子さんは明治神宮外苑会場でアスカ製の WPAL-G(ウーパル)を使って歩行しながら大会に参加した。事後、渋谷さんは「外を歩くことができてすごく楽しかったです。本当にしんどかったですけど、皆さんすれ違う度に『頑張れ頑張れ』って言ってくださったので頑張れました。普段の生活ではない頑張り、体験ができてすごくよかったと思いました」と語った。

女優でマラソンランナーとしても知られる福島和可菜がアプリ内の日本語ナレーションを務めた ©Jason Halayko for Wings for Life World Run