ロングセラークロスバイク「PRECISION SPORTS」がデザイン一新

快適な自転車ライフを提供するあさひは、2022年12月下旬から、ロングセラークロスバイク「PRECISION SPORTS=プレシジョンスポーツ」のグラフィックデザインやカラーを一新した「プレシジョンS」を全国のサイクルベースあさひ各店とあさひのネット通販サイトで販売開始。

「プレシジョンS」は、スポーツサイクルならではの走行性能と操作性、日常生活で使いやすい快適性のバランスに配慮した、これから自転車でスポーツを始めたい人にぴったりなスポーツクロスバイク。

プレシジョンS(マットグリーン)

車体にはアルミ素材のフレームとフロントフォークを採用しているほか、細部にまで軽量パーツを採用。エントリークラスのクロスバイクでありながら車体重量は11.4㎏(470mmサイズ/サイドスタンド含む)と非常に軽量で、軽い漕ぎ出しとスポーティな走りができる。

プレシジョンS(ホワイト)

また、ハンドルのポジションが高くなるようにフレームを設計することで、スポーツサイクルにありがちな前傾姿勢にならず、楽な姿勢で乗車することができる。

プレシジョンS(マットガンメタ)

プレシジョンS
販売 日:2022年12月下旬
価格:63,800円(税込)
カラー :マットブルー、マットガンメタ、ホワイト、マットグリーン
フレーム:アルミ
フロントフォーク:アルミ
変速:SHIMANO社製 24スピード
タイヤサイズ:700C×28C
重量:11.4㎏(470㎜)
サイズ(適応身長): 430㎜(165㎝~)、470㎜(170㎝~)、510㎜(175㎝~)
※一部の店舗では取り寄せとなる場合も。
※適応身長は目安。

プレシジョンS(マットブルー)

●あさひの詳細ページ

品川真寛がロードレースビギナーに教えるスキルアップ講習開催

ロードレースを安全に走るためのコーナリング、ブレーキングなどの基礎スキルの講習会をメリダジャパンが2023年1月28日に静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開催する。参加者募集中。

国内で取り扱う最新スポーツバイク全車種の展示・レンタルを行っている世界最大級のサイクリング施設、MERIDA X BASEで、MERIDA CYCLING ACADMY(メリダ・サイクリング・アカデミ ー)』を開設したメリダジャパン、豊富な経験も持つスタッフが1人ひとりの能力を引き出すプログラムを開催し、スポーツとしての自転車文化の浸透と発展を促進。今回もその一環。

講習の対象となるのはこれからレースを始めたいレース未経験者、レース初心者。レースを走る上で最も重要な「曲がる」、「止まる」といったバイクコントロールをサイクルスポーツセンター内の安全なクローズドコースで行う。公道ではできない並走、集団走行、道幅をしっかり使った下りでのライン取りなどをレクチャー。

レースでぶっつけ本番にならないように、レース想定の走り方を体験し、レース本番で安全に走るための内容。

現在MERIDA X BASEマネージャーで、ロード・MTB双方でチャンピオンの経歴を持つ品川真寛が講師を務め、直接レクチャーする。

品川真寛の主な経歴
・2004 年全日本選手権ロードレースU23チャンピオン
・2006 年日本人初パリ~ルーベ出場
・2017、2018 年全日本選手権マウンテンバイクXCO マスターズ30クラスチャンピオン
・2022 年全日本選手権マウンテンバイクXCO マスターズ40クラスチャンピオン

プログラム内容詳細は

受講料金 :13,200円(税込) コース使用料込み
開催日 :2023年1月28日(土)
受講時間 : 10:00~16:00
参加基準 :トレーニングで50kmを走れる、ロードレース初心者、未経験者
参加定員 :10名 (最少催行人数 :4名)
予約方法 :MERIDA オンラインショップで12月27日(火)より受付
※レンタル費用は含まれないので、利用の際は別途利用料金が必要

リマールの最新ロードヘルメットが2人にお年玉プレゼント

LIMAR(リマール)ヘルメットお年玉プレゼントキャンペーンを開催している。取り扱い代理店の株式会社メニーズのSNSアカウントをフォローし、いいね!やリツートするなどで応募となる。抽選で2人に LIMAR の最新ロードヘルメット AIR ATLAS(エアーアトラス)をプレゼント。

応募方法はカンタン

①株式会社メニーズの SNS アカウントのいずれかをフォロー
Twitter
Instagram
Facebook

②キャンペーン投稿記事をリツイート(Twitter)、いいね(instagram、Facebook)

③下記の URL から申し込みフォームに入力
https://forms.gle/fm48EccjyuttRkwd7

当選者に後日メールで連絡。締め切りは2023年1月10日23:59 まで

AIR ATLAS(エアーアトラス)

定価:33,000円(税込)
M size : 54-58cm, 235g
Lsize : 57-62cm, 260g
アジアンフィット
JCF公認ヘルメット

LIMAR史上最もエアロダイナミクスに優れながら、17個のベンチレーションホールが設けられオールシーズン活躍。取り外し可能なUFOというパーツによって空力性能をアップ。マグネットバックルシステムでスムーズな着脱。クラス最高レベルの軽量性を誇る。

冬場にシクロクロスで鍛えた選手はツール・ド・フランスでも強い

自転車を使った障害物競走、シクロクロスがシーズン真っ盛り。どんなに外気温が低くても体がしっかりと温まる冬場の自転車競技は、この時期の欧州が主戦場。全14戦のワールドカップシリーズが週末ごとに開催されている。12月11日にアイルランドのダブリンで行われた第9戦では、ワウト・ファンアールト(28)=ベルギー=がアクシデントを乗り越えて優勝した。

シクロクロスW杯第9戦を制したファンアールト ©Kristof Ramon / Red Bull Content Pool

不屈のベルギー魂でファンアールトがアクシデント克服

シケインと呼ばれる立板を飛び越えるセクション、激坂、階段、砂場など変化に富んだコースが設定される。これが自転車を使ったクロスカントリーレース、シクロクロスの舞台設定だ。エリート男子1時間、女子40分と競技時間こそ短いが、想像以上にハードで、あっという間に汗がしたたり落ちるほどの激しい運動量である。

12月24日に行われたワールドカップもファンアールトがピドコックを抑えて優勝した RedBull Content Pool // Kristof Ramon / Red Bull Content Pool

緯度の高い欧州は冬になると日本よりも冷え込みが厳しい。そんな時期に「待ってました」とばかりに開催されるスポーツだ。夜の寒さで凍結した牧草地は太陽の上昇とともに泥地獄となり、選手たちの行く手を阻む。泥づまりで動かなくなった自転車は、ピットでの交換が認められる。選手をサポートするメカニックは、渡された泥だらけの自転車を素早く水洗いして次の交換に備える。

過酷な自然環境に強いと言われるベルギーやオランダ勢が強さを発揮する。第9戦で勝利したファンアールトはロードチームのユンボ・ビスマに所属し、2022年7月のツール・ド・フランスでは区間3勝、首位のマイヨジョーヌを4日間着用、そしてエースのビンゲゴーを鉄壁アシストして総合優勝に導いた。

シケインを走るピドコック。手前で自転車から飛び降り、クリアしてすぐに飛び乗る ©Twila Federica Muzzi / Red Bull Content Pool

今回の第9戦ではレース途中、ファンアールトは立ち往生を余儀なくされた。他選手をアシストするメカニックが不注意で落としたボロ布が変速機に絡まったのだ。ピットまで逆走で戻って自転車を交換し、先行していたトップに追いつき追い抜くとそのまま独走で優勝した。

「これがシクロクロスだよ。ゴールまで何が起こるかわからない。想像以上にハードなレースだったよ」

泥だらけの顔を拭い、新しいジャージーに着替えて登場した表彰台に、ファンアールトはアクシデントの原因となったボロ布を両手で広げながら不運をアピール。それでも「ダブリンの観客に熱いバトルを楽しんでもらえてよかった」と笑顔を見せた。

砂地獄を走るファンアールト ©Kristof Ramon / Red Bull Content Pool

現在開催中のシリーズは10月9日に開幕し、2023年1月22日の最終戦まで行われる。2月5日にはシーズン総決算として世界選手権がオランダのホーヘルハイデで開催される。第8戦ベルギー・アントワープで勝ったマチュー・ファンデルプール(オランダ)は2021ツール・ド・フランスでマイヨジョーヌを6日間着用した若手選手。世界選手権連覇に挑むトム・ピドコック(英国)は2022ツール・ド・フランス最難関のラルプデュエズで独走優勝している。冬場にハードレースで鍛え上げた選手たちは夏にも強いのだ。

シクロクロス専用バイクの特徴は

世界チャンピオンの虹色ジャージーを着用するピドコック ©Twila Federica Muzzi / Red Bull Content Pool

シクロクロスで使用する自転車はドロップハンドル装備のロードレース用とほぼ同じ。泥沼や砂地で埋まらないように極太タイヤを選択。車輪軸につけられたディスクブレーキは泥に干渉しにくいので有利になる。自転車を担ぐこともあるのでボトルは装備せず、給水なしで走り抜く。

自転車10大ニュースは自転車安全利用や取り締まり強化が上位に

自転車活用推進研究会が選んだ「自転車10大ニュース」が12月26日に発表された。トップニュースは「警視庁が15年ぶりに自転車利用安全五則を決定」。

①警察庁が15年ぶりに自転車利用安全五則を改定。より具体的な内容に進化…128ポイント
②全国で自転車の取り締まりを強化。東京都でも10月31日から強化が始まる…118ポイント
③全国でサイクルトレイン増える。期間限定ではなく通年営業する路線も増加…96ポイント
④自転車保険の義務化を決定する自治体が増える。全国平均で加入率6割超え…82ポイント
⑤11月23日レインボーライド開催。倍率398倍というプレミアムチケットに……67ポイント
⑥AppleマップやYahoo! マップ上で自転車による経路検索が利用可能となる…66ポイント
⑦警察庁が良好な自転車交通秩序に向けた総合対策の更なる推進の通達を出す…64ポイント
⑧シマノが自転車博物館を大仙公園内から堺東駅付近へ移転して新築オープン…44ポイント
⑨4年ぶりにサイクリングしまなみが開催され、約7000人が多島美を楽しむ……39ポイント
⑩ツール・ド・フランスへ向けてJCL日本国籍ロードレースの新チームが始動…37ポイント

2022年に起きた自転車関連ニュースから28本を同理事会で選び、オンライン投票で10本に絞った。警察庁が15年ぶりに自転車安全利用五則を改定し、おざなりになっていた取り締まりの強化を進めていくことが最大の関心事に。

中止していたイベントも感染対策を講じて再開が相次ぎ、ようやく集まれるようになった。自転車を電車やバスに積載する方法が多様化して定期運行されるようになってきた。自転車保険を義務化する自治体が増えたことや高額賠償事例が周知されたことから全国で加入者が6割を超え、「たかが自転車」と思われていた時代が過ぎゆくことを実感する。

●自転車活用推進研究会のホームページ

八村塁が自らデザインしたキャノンデールバイクを母校バスケ部に寄贈

キャノンデール・ジャパンと2年間のパートナーシップ契約を締結しているプロバスケットプレイヤー八村塁(はちむらるい)が、キャノンデールデザインチームとともに自らがデザインしたクロスバイク『Quick 3 Rui Edition』を母校「奥田中学校」の後輩へ寄贈した。

八村は、コロナ禍で思うように練習ができなかった中学校生活のことを聞き、恩師坂本コーチに後輩へのプレゼントを提案。自転車がもたらす素晴らしさをみんなと分かち合いたいと語る八村の思いを母校バスケットボール部後輩に託すかたちで夢が実現した。

奥田中の後輩は「今までこんなに軽いバイクに乗ったことがない。とても新鮮な気持ち」とコメント。

「このバイクに乗って来年の春には、富山県外までサイクリングをしてみたい。八村先輩からプレゼントされた自転車を大切に乗り続けていきたいと思います。春になったら高校に乗っていきます。八村先輩、ありがとうございます」

●キャノンデールのホームページ