業界初の新レーダー波、移動オービスMSSS対応レーザー &レーダー探知機

ユピテルは、受信範囲拡大により業界で初めて新レーダー波移動オービスMSSSに対応した新レーザー &レーダー探知機SUPER CAT PREMIUM LINE「LS1100」「GS1100」、SUPER CAT 「LS340」「GS503」を4月上旬より順次発売する。

受信範囲拡大、業界初!新レーダー波 移動オービスMSSS対応

MSSSは従来のオービスとは異なり、複数の周波数を使用する移動オービス。そのため、従来のレーダー探知機では警報できない場合がある。SUPER CATは独自の調査により受信範囲を拡大。業界で初めてMSSSの警報を実現した。

レーザー探知性能は史上最強

SUPER CATは、微弱なレーザー光も逃さないエスフェリックレンズと専用高利得アンプICを搭載。水平約60度の盲点のない探知エリアで超広範囲探知を実現。探知範囲を他社製品と比較した場合、なんと最大14倍。探知範囲が広いので、今後増加するレーザー式移動オービスにも 安心。

LS1100は特定カー量販店モデルで、GS1100とともにオープン価格。LS340は特定カー量販店モデルで、GS503とともにオープン価格。

●ユピテルのホームページ

ユピテル(YUPITERU)SUPER CAT レーザー&レーダー探知機 PREMIUM LINE LS2000

価格:62,050円
(2023/3/31 06:29時点)
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ホンダの原点バタバタ復活…愛車を電動アシスト化させる未来に一歩

Hondaが人気スポーツバイクを電動&コネクテッド化させるSmaChariを開発し、それを搭載 した最先端の電動アシスト自転車「RAIL ACTIVE-e」をワイ・インターナショナルが発売する。3月29日にホンダ本社で発表された。

コーダーブルームのクロスバイクをペースに、クランクを専用のものに交換。モーターとバッテリーを搭載したRAIL ACTIVE-e

SmaChariは、高校生の通学課題の解決と自転車事故の低減を目指し、Hondaの新事業創出プログラム「IGNITION」より考案され、構想から4年をかけて開発された 。このシステムは、電動アシストユニットとそれに連動するスマートフォンアプリにより、既製の自転車を電動化し、新たな電動アシスト自転車モデルとするものだ。

世界のHondaとワイ・インターナショナルがコラボした

Hondaはこの電動部分の開発を担うとともに、アプリを提供する。利用は無料で会員登録が必要。将来的には課金の部分もあるという。

本田宗一郎が自転車で買い物に行く奥さんの姿を見て、もっと楽になるようにと開発した通称バタバタ

その第一弾として、幅広い層に人気の本格派クロスバイクの Kohdaabloom「RAIL ACTIVE」に SmaChariによる電動アシスト機能をプラスオンしたモデル「RAIL ACTIVE-e」を2023年9月に発売する予定。

専用クランクへの交換が必要

「スマートフォンを活用し車体をオンラインサーバーとコネクテッド化することにより、速度や走行距離、消費カロリーといった走行データを表示・記録し、スポーツバイクライフがより豊かになる便利な機能を持つ。

一般的なe-bike(スポーツタイプの電動アシスト自転車)よりも軽量で購入しやすい価格で、通勤通学などに使えるのが魅力。

道案内などをするアプリ。現状は自動車用マップだが、将来は自転車通行に対応させていきたいという

RAIL ACTIVE-eはサイクルモードで試乗できる

2023年4月15日(土)、16日(日)に東京ビッグサイトで行われる日本最大のスポーツ自転車フェスティバル「CYCLE MODE TOKYO 2023」でRAIL ACTIVE-eの展示・試乗が行われる。世界初の SmaChari 搭載電動アシスト自転車をいち早く体験できる機会となる。

満充電での航続距離は一般的なeバイクと同等だという

RAIL ACTIVE-e
予定価格: 22万円(税込)
発売日: 2023年9月(予定)
受注開始日:2023年5 月(予定)
重量:15.0kg
定格出力:250W
●RAIL ACTIVE-eのホームページ

ボトムブラケット下に電動モーターが取り付けられる

日本学生競技連盟が集団走行講習会…学連OB中根英登が講師

日本学生自転車競技連盟が主催するセーフティライド研修会「ロードバイク集団走行安全講習会」が3月24日に大阪府堺市で開催され、中根英登と渡邉歩が講師を担当した。

2023年から日本学生自転車競技連盟では大会参加にあたり、落車事故などを減らし安全に競技に参加してもらいたいことから講習会への参加を選手に義務づけている。

関東圏ではすでに何度か開催されているが、西日本地域での開催は今回が初めて。学連OBの中根も日本学生自転車競技連盟からの依頼を受け、講師として日本学生自転車競技連盟に加盟する大学の選手へ講習と実技指導を行った。

翌25日に全日本学生自転車競技新人戦(トラック)、JBCF主催レース(袋井)が開催されたことから参加者は少数だったが、一人ひとりとしっかりコミュニケーションを取ることができてとても有意義な講習会となったという。

講習会では2列並走から7つのステップに段階を分けて指導し、最終的には4列並走やレースを想定したローテーション走行の方法まで実施。

元プロロードレーサーとして国内外のレースに参戦してきた中根・渡邉も集団の中に入り、レースにおける集団での走り方を実践的に学生たちへ指導・再確認させた。

レースを想定した集団走行を学べる場は日本ではあまりない

「私も中京大学時代に学連のレースを走っておりましたが、実際に集団走行をする、特にレースでの集団走行やローテーションなどはぶっつけ本番でした」と中根。

「それでも私は恵まれていた方で、チームユーラシアの橋川健さんから学ぶ機会やチームNIPPOの学生選手としてヨーロッパのプロレースを走らせてもらえていたお陰でそれらを実践を通して学べたものの、まれな事例です。

昨今パワーメーターを使ったトレーニング方法を教えることができる専門コーチが日本でも増えてきており誰もが気軽に取り入れられるようになってきておりますが、そのような質の良いトレーニングをしてきたことを発揮するレースの場で、レースを想定した集団走行を学べる場面はシクリズムジャポン・浅田顕さんが実施されていた以外にはあまり行われていないように感じていました。

そんな中、日本学生自転車競技連盟から西日本の学生向けの集団走行に関する講習会の講師依頼をいただき、レースに参加する学生選手らがより安全に競技を行えるようになればという思いで引き受けさせていただきました。

また東日本で行われている講習会とズレてはならないので浅田さんから資料提供をしていただき参考にさせていただきました。

国内外問わず集団走行に慣れているプロ選手でもトレーニング中・レース中に落車が起きてしまうことがありますが、密集度が物凄く高くアベレージスピードも速い集団で年間に何十とレースを走るプロ選手は頻繁に落車を起こしません。

最低限の体力レベルを備えていることを条件として、プロ・アマ問わず欧州では普段のトレーニングから並列集団走行を経験していることで隣にいる選手・前後斜めに位置する選手との距離感や接触した時の対処方法、コースライン取りを心得ていることは大きな差。日常的にたくさん開催されているレースに参戦することで得られる集団走行経験や様々な路面状況での走行に慣れていることもあるかと思います。

一方で日本では学生をはじめとする多くの一般ライダーにおいてレースが毎週のようにある訳ではなく、また国内で並走等の集団走行経験が得られる場が限られているため、集団の密度が高い中で走る・集団内でバイクコントロールをする経験をレース以外でも学ぶ・確認できる環境は必要であると感じております。

例え危険なコースレイアウトや悪天候によるさまざまなネガティブ要素があったとしても、集団での走り方・バイクコントロール技術が備わっていれば大きな事故に繋がってしまうような落車を減らすことは可能です。

普段から多少の接触に慣れておくこと、自分の周りにいる選手らの動きを感じ取ること、集団密度が高くなっても自分の走行ラインを守ることを心がけることがレースを走る上でとても大切です。

レース以外で2列以上の集団走行を経験できる場というのは日本ではほとんどありません。今回のような講習会が全国で定期的に開催され、学生だけでなくレースを走るすべての選手たちが集団内での走り方を学べる・確認できる機会を増やして一つでも落車の数が減ってくれればと思います」

EFエデュケーションジャパンの中根英登特別留学奨学金制度

また今回のセーフティライド研修会においてEFエデュケーションジャパンから中根英登特別留学奨学金制度の立ち上げが発表された。

これは研修会に参加した大学の部内関係者を対象に、留学を希望する学生が活用できる奨学金制度となる。

「学生のうちにさまざまな国の文化・語学・スポーツなど実際に自分の目で見て肌で感じて価値観・世界観を広げてほしいという思いをイー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパンと相談する中で、今回の奨学金制度の企画が立ち上がりましました。

選手の場合は留学先に欧州を選択することで、特に長期留学として欧州へ留学すれば長期滞在VISA取得のハードルも幾分か下げることができ、EFが持つ現地学校に通いながら欧州の自転車ロードレースにも長期間で参戦できる環境を整えることができます。

学校で学びながらレース経験と力を付けるという、海外(欧州)チャレンジの選択肢の一つとして今回の奨学金制度をぜひ活用していただけたらと思います。」

※ワールドチームのEFエデュケーション・イージーポストと今回の制度は無関係。

9極の耐9 in筑波サーキットが真夏の7月8日に開催へ

「9極の耐9 in筑波サーキット」が2023年7月8日に茨城県下妻市の筑波サーキットで開催され、現在エントリー受け付け中で、申込締め切りは6月19日。全国各地でサイクルツーリズム事業(自転車・サイクリングを活用した観光振興事業) を展開する一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンが主催。

会場は日本にあるサーキットの中で3番目に古い歴史を持つ、筑波サーキット。日本で最長クラスの真の耐久レースとなっている。全長2045mで平坦ながらもカーブの多いテクニカルなコースで、種目はお馴染みの「9時間耐久」と「99”km”チャレンジ」「99”分”チャレンジ」から選べる。 ソロ種目に関しては午前と午後での入れ替え制となり、Wエントリーも可能。

9極の耐9 in筑波サーキット
開催日:2023年7月8日(土)
申込期間:2023年3月28日(火)~6月19日(月)
会場:筑波サーキット(茨城県下妻市)
種目:サイクルエンデューロ(9時間、99km、99分)
主催:一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン
協力(予定):(一財)日本オートスポーツセンター、筑波サーキット、 ビアスパークしもつま、医療法人社団白峰会 湖南病院
事務局:ツール・ド・ニッポン事務局

●9極の耐9 in筑波サーキットのホームページ

シンプルでカラバリ豊富なパールイズミの女性用春夏ジャージ

パールイズミが2023年春夏レディース新商品として「ミニマルジャージ」「ミニマルUVロングスリーブジャージ」をサイクルショップやスポーツ用品店などで発売した。

春夏ライドの定番半袖ジャージ、ミニマルジャージ

優れたストレッチ性で着心地がよく、適度にフィットするベーシックフィットの半袖ジャージ。シンプルなデザインで、カラーバリエーションも豊富なので、さまざまなコーディネートにフィットする。最高レベルのUVカット性能も備えているので、春夏ライドの定番アイテム。

ミニマルジャージ / W610-B
【カラー】4. アビス 5. ラテライト 6. ライトスカイ
【価格】11,000円(税込)
【サイズ】XS, S, M, L
【商品特徴】
□ UPF 50+
□ 10cmあきファスナー付き3バックポケット

UVカット性能も備えたミニマルUVロングスリーブジャージ

最高レベルのUVカット性能も備えた、シンプルなデザインの長袖ジャージ。高めのスタンドカラーで紫外線をブロックし、日焼け対策に活躍する一着。

ミニマルUVロングスリーブジャージ / W618-BL
【カラー】4. アビス 5. ラテライト 6. ライトスカイ 7. ペールグレー
【価格】12,100 円(税込)
【サイズ】M, L, XL
【サイズ】XS, S, M, L
【商品特徴】
□ UPF 50+
□ 10cmあきファスナー付き3バックポケット

●パールイズミのホームページ

2024パリ五輪の開会式や各競技チケットは4月20日までに登録

パリ五輪のオフィシャルチケットを購入するための事前登録が2023年4月20日に締め切られる。2024年7月26日に行われる開会式や各競技のチケットを購入したい人はまず登録する必要があって、当選者がチケットを購入できるようになる。

五輪選手団がセーヌ川を船に乗ってエッフェル塔を目指す ©Paris 2024 / Florian Hulleu

パリ五輪の開会式はスタジアムではなくセーヌ川で

2024年の開会式は大会の歴史に残るものとなるはずだ。史上初めて、もはや一つのスタジアム内に集まるものでなく、首都のど真ん中で行われる。選手たちは壮大な船団に乗りセーヌ河岸を通り、セーヌ河の象徴的な橋の下をくぐり抜けていく。

そのためエリアごとに架設された観覧席のチケットが販売される。セーヌ川沿いに行けば無料で開会式の一部を見ることができるが、混雑状況は定かではない。

各国選手団が船に乗って行進する ©Paris 2024 / Florian Hulleu

当選したら30枚まで購入できる

パリ五輪のチケットは第1弾として2022年末から2023年1月まで、複数の競技を組み合わせた観戦パッケージが販売されたが、今回の第2弾で当選した人はシングルチケットを最大30枚まで購入できる。

パリ五輪のチケットを購入するための4つのステップ

1 抽選に登録する

2 購入価格をチェックする

3 当選メールを受領したら48時間以内にアクセス

4 チケットを購入する

2024パリ五輪の開会式マップ ©Paris 2024 / Florian Hulleu

自転車ロード観覧席は24ユーロ(約3400円)

パリ2024の観戦チケットは、24ユーロから用意されている。男子陸上100m決勝など、一部競技の決勝のチケット料金は以下の通りとなっている。

  • ブレイキン、スケートボード、BMXフリースタイル決勝(会場:コンコルド広場)50〜160ユーロ
  • 陸上競技決勝(8月4日 男子100m、女子走高跳、男子ハンマー投げ/会場:スタッド・ド・フランス)125〜980ユーロ
  • アーチェリー決勝(会場:アンヴァリッド)50〜190ユーロ
  • ビーチバレー(8月9日、10日/会場:エッフェル塔スタジアム)100〜420ユーロ
  • 馬術競技決勝(会場:ヴェルサイユ宮殿)50〜420ユーロ
  • ハンドボール決勝(8月9日、10日/会場:スタッド・ピエール・モーロワ) 90〜320ユーロ
  • バスケットボール(8月10日、11日/会場:ベルシー・アリーナ)95〜980ユーロ
  • フェンシング決勝(会場:グラン・パレ) 90〜290ユーロ
  • 競泳決勝(会場:ラ・デファンス・アリーナ) 125〜980ユーロ
  • 柔道混合団体決勝(8月3日/会場:シャン・ド・マルス・アリーナ) 100〜380ユーロ
  • 開会式(7月26日)セーヌ河岸上部は無料、下部は90〜2,700ユーロ
  • 閉会式(8月11日)45〜1,600ユーロ

自転車競技の観覧席料金

種目期日料金(ユーロ)
ロード・個人タイムトライアル7月27日24(一部立ち席)
MTBクロスカントリー女子7月28日24(立ち席)
MTBクロスカントリー男子7月29日24(立ち席)
BMXフリースタイル予選7月30日120,90,50,24
BMXフリースタイル決勝7月31日160,120,80,50
BMXレース予選8月1日120,90,50,24
BMXレース決勝8月2日180,135,85,50
ロード男子8月3日24(立ち席)
ロード女子8月4日24(立ち席)
トラック1日目(決勝)8月5日380,275,195,100
トラック2日目(決勝)8月6日380,275,195,100
トラック3日目前半(予選)8月7日180,125,65,24
トラック3日目後半(決勝)8月7日380,275,195,100
トラック4日目(決勝)8月8日380,275,195,100
トラック5日目前半(予選)8月9日180,125,65,24
トラック5日目後半(決勝)8月9日380,275,195,100
トラック6日目(決勝)8月10日380,275,195,100
トラック7日目(決勝)8月11日380,275,195,100
1ユーロは145円。個人タイムトライアルはスタート地点が立ち席、ゴール地点が椅子席

自転車ロード競技は、個人タイムトライアルがアンバリッド(廃兵院)とフィニッシュとなるセーヌ川にかかるアレクサンドル三世橋に設置される観覧席で観覧できる。個人ロードレースでは、ゴールとなるセーヌ川にかかるイエナ橋・トロカデロに観覧席が設置される。どちらも24ユーロ(約3400円)と安価だが、アリーナで行われる競技と異なり、一部始終が目撃できるわけではない。

マラソン、競歩、トライアスロン、マラソンスイミング、自転車ロードレースの会場となるイエナ橋 ©Paris 2024

●パリ五輪のチケット登録ページ