つくば霞ヶ浦りんりんロードで初心者歓迎イベント11月14日開催

「つくば霞ヶ浦りんりんサイクリング」が2020年11月14日(土)に茨城県土浦市で開催される。主催はプレイアトレ土浦、共催はルーツ・スポーツ・ジャパン。

地元サポートライダーやサポートカー、メカニックカーがいるので安心

川口運動公園(茨城県土浦市)を発着、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」をコースの一部として走るサイクリングイベント。走行距離は約40kmで、コース途中にはエイドステーション(休憩所)を設け、土浦市・つくば市の特産品や補給物を提供し、参加者をサポートする。

レンタサイクルの用意や地元サポートライダー、サポートカー、メカニックカーの充実など初心者でも気軽に参加できる。現在エントリー受け付け中で、申し込み期限は10月28日(水)まで。

エイドステーションでは地域ならではの味覚が楽しめる
レンタル自転車を会場で受け取る「レンタサイクルプラン」もある

●つくば霞ヶ浦りんりんサイクリングの公式サイト

コース距離42km、獲得標高243m

つくば霞ヶ浦りんりんサイクリング
・開催日:2020年11月14日(土)
・申込期間:2020年9月30日(水)~2020年10月28日(水)
・会場: 川口運動公園(茨城県土浦市)
・コース:42km
・定員:600組(予定)
・参加費:2000円/1名
・主催:プレイアトレ土浦
・共催:一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン

ゲストにおおやようこ、MCは黒澤まさ美

スマートトレーナーSARIS H3購入でスプロケット&マットをプレゼント

米国発のインドアトレーナーのリーディングブランド「SARIS(サリス)」がインドアサイクリングスタートアップキャンペーン。輸入総代理を務めるワイ・インターナショナルが10月21日から全国のSARIS取り扱い店舗で開始した。

キャンペーンは、スマートトレーナー「SARIS H3 」を購入した人に、SARIS製トレーナーマットと SHIMANO製カセットスプロケット(合計税込み1万7448円分)をプレゼントするという非常にお得な内容。用意した数量に到達次第終了。

トレーナーマットは1万1000円(税抜)

スマートトレーナーは、Zwiftなどのアプリケーションと連携し、天候や環境に左右されず好きな時にバーチャル空間でサイクリングを楽しむことができるもの。お買い得なこの機会にぜひインドアサイクリングをスタートしてみよう。

●SARISインドアサイクリングスタートアップキャンペーンサイト

スマートトレーナー「SARIS H3」は12万8000円(税抜)

スマートトレーナー「SARIS H3 」

時速32kmで59dbと、前モデルと比べ約5倍静かな静粛性を実現し、夜間やマンションでも安心。また、2000ワットまで対応し、20%までバーチャル上のコースの傾斜を再現可能。リアルな走行感をもたらす9kgの回転体は、手作業で精密に重量バランスを取り、振動の発生を最小限に抑えている。このようなハイスペックの性能を持ちながら、ミドルレンジの価格を実現した。
Made in USA:米国本土で供給ならびに加工された素材を使用しウィスコンシン州で生産している。

トラトニクが大会2000ステージ目で栄冠…ジロ・デ・イタリア第16S

第103回ジロ・デ・イタリアは10月20日、ウディーネ〜サンダニエーレ・デル・フリウリ間の229kmで第16ステージが行われ、バーレーン・マクラーレンのヤン・トラトニク(スロベニア)が初優勝。故郷スロベニアにも近いゴールで歓喜を味わった。

2020ジロ・デ・イタリア第16ステージ ©Massimo Paolone/LaPresse

第3ステージで首位に立ち、マリアローザを着続けているドゥークニンク・クイックステップのホアン・アルメイダ(ポルトガル)はゴール前で総合優勝争いを展開するランバルたちに2秒先行してゴール。マリアローザを守って14日となった。

一度は吸収されたヤン・トラトニク(スロベニア)だが再び単独アタック ©Fabio Ferrari/LaPresse
ゴール前で総合優勝を争うライバルたちから先行するマリアローザのアルメイダ ©LaPresse
2020ジロ・デ・イタリア第16ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse
マリアローザのアルメイダとそれを守るドゥークニンク・クイックステップチーム ©Fabio Ferrari/LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)ホアン・アルメイダ(ポルトガル、ドゥークニンク・クイックステップ)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
マリアアッズーラ(山岳賞) ジョバンニ・ビスコンティ(イタリア、ビーニザブKTM)
□マリアビアンカ(新人賞) ホアン・アルメイダ(ポルトガル、ドゥークニンク・クイックステップ)

2020ジロ・デ・イタリア第16ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse

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2020ジロ・デ・イタリア出場176選手リスト
🇮🇹ジロ・デ・イタリア特集サイト
🇮🇹2020ジロ・デ・イタリア関連ニュース(まとめページ)
●ジロ・デ・イタリアのホームページ

ログリッチ首位、フルーム脱落…ブエルタ・ア・エスパーニャ開幕

第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは10月20日、イルン〜アラーテ間の173kmで第1ステージが行われ、前年覇者であるプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)が最後の坂で抜け出してステージ優勝。初日から深紅のリーダージャージを着用した。

ログリッチがブエルタ・ア・エスパーニャ第1ステージで優勝 ©PHOTOGOMEZSPORT2020

2011、2017年の総合優勝者、クリストファー・フルーム(英国、イネオス・グレナディアス)は11分12秒遅れ。区間2位に入ったリチャル・カラパス(エクアドル)は2019ジロ・デ・イタリアを制した実力者だけに、エース交代劇が見られそうだ。

大会は11月8日に首都マドリードにゴールする。

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ第1ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020
ブエルタ・ア・エスパーニャ第1ステージで総合成績の上位進出が期待されていたEFのダニエル・マルティネス(コロンビア)がリタイア ©PHOTOGOMEZSPORT2020
ログリッチから1秒遅れでリチャル・カラパス、ダニエル・マーティン、エステバン・チャベスらがゴール ©PHOTOGOMEZSPORT2020
2019年の覇者ログリッチが初日から首位に立った ©PHOTOGOMEZSPORT2020

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)セップ・クス(米国、ユンボ・ビスマ)
□マイヨブランコ(新人賞)エンリク・マス(スペイン、モビスター)

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2020ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

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ガビリアが2度目のコロナ罹患…ジロ・デ・イタリア除外

UAEエミレーツのフェルナンド・ガビリア(コロンビア)が新型コロナウイルス感染によりジロ・デ・イタリアから除外された。ガビリアは2月のUAEツアーで新型コロナウイルスに感染した最初の自転車選手だった。

フェルナンド・ガビリア ©LaPresse

PCR検査は10月18、19日に行われ、492人が検査を受けた。選手で陽性となったのはガビリアのみ。AG2Rラモンディアールのチームスタッフ1人が陽性となり、医師によって隔離措置をとられた。

ジロ・デ・イタリアは10月11日と12日にもPCR検査を行い、ステフェン・クライスバイク(ユンボ・ビスマ)とマイケル・マシューズ(サンウェブ)が新型コロナウイルスに感染したことが分かり、ジロ・デ・イタリアから排除された。

ミッチェルトン・スコットは4人のスタッフが感染し、チームはジロ・デ・イタリアから撤退。さらにエースのクライスバイクを失ったユンボ・ビスマチームも自主的に大会をあとにした。

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フルーム、ログリッチ、ピノ、カラパス…ブエルタ・ア・エスパーニャ開幕

ジロ・デ・イタリアが10月25日まで開催されているというのに、ブエルタ・ア・エスパーニャが20日に開幕する。ツール・ド・フランスを含めた三大大会の日程が重複するという前代未聞の現象はコロナ禍によってシーズンが後半に集約されてしまったためだ。他の2大会で不遇を味わった強豪選手が勢ぞろいするだけに、じつは意外と興味深い。

2019ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージ ©Photogómez Sport

失意のフルームとログリッチがブエルタ・ア・エスパーニャで雪辱なるか

人生というものはなかなかうまくいかない。それは大会も選手も同様だ。

75回の記念大会となる2020年は当初、オランダで開幕し、フランスとポルトガルを歴訪するという過去最多の4カ国、通常より1日増の24日間の日程で開催される予定だった。しかしコロナ禍で大会延期。開幕から3区間を予定していたオランダでの開催が困難となり、さらに渡航禁止を通告してきたポルトガルのステージを断念。結局レースは20日間となった。

興味深いのはツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアで夢を果たせなかった選手らが活動計画を修正して参加を画策していることだ。

イネオス・グレナディアスのクリストファー・フルーム(英国)が3度目の総合優勝に挑んで参戦することが注目ポイント。ツール・ド・フランスであと1勝すれば最多勝利記録の5勝に並ぶフルームだが、2019年は直前の6月に落車骨折して出場を断念。今季になっても復調にはいたらず、ツール・ド・フランスを断念して目標をこのブエルタ・ア・エスパーニャに変更している。

2011ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ優勝したフルーム ©Unipublic

チームには2019年のジロ・デ・イタリア総合優勝者、2020年はツール・ド・フランスでも活躍したリチャル・カラパス(エクアドル)が出場選手リストに加わった。フルームが完全に復調していれば頼もしきアシスト、もし復調できていなかったらエースとなる逸材だ。

ユンボ・ビスマもツートップでブエルタ・ア・エスパーニャに参戦する。本来ならトム・デュムラン(オランダ)にエースを託す作戦だったが、ツール・ド・フランスで最終日前日に逆転負けを喫したプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)が出場することになった。ログリッチは前年のブエルタ・ア・エスパーニャ覇者だ。

いずれにしても悲喜こもごものヒューマンドラマが展開することは必至。

左から新人賞のポガチャル、山岳賞のブシャール、総合優勝のログリッチェ、ポイント賞の繰り上げジャージを着たキンタナ、総合2位のバルベルデ。2019ブエルタ・ア・エスパーニャ ©Photogómez Sport

密なところは無観客…ツールマレーやアングリル峠閉鎖

バスク政府とブエルタ・ア・エスパーニャ組織委員会は、2つの峠を完全閉鎖すると10月6日に発表した。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためのソーシャルディスタンス確保が困難だと判断したことが理由。

バスク地方はスペイン北部のピレネー山脈にあるが、8月に地域保健省が感染拡大阻止の行政命令を発布。自転車レースの場合、エリアあたりの観客数は最大1000人で、観客は走行する選手と1.5mの距離を取り、マスクの着用が義務づけられる。この規定が物理的に困難となる20日の第1ステージのゴールとなるアラーテ峠、27日の第7ステージに通過するオルドゥニャ峠が無観客となる。

2018ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージを制したティボー・ピノ © Luis Ángel Gómez

ところがスペイン含む欧州では感染拡大に歯止めがかからない。大会は急きょフランス領域のツールマレー峠、激坂で知られるアングリルなど7つの峠を閉鎖することを決定。

「今年は自宅にいながらブエルタ・ア・エスパーニャを楽しむ必要性をファンに知せるためにコミュニケーションキャンペーンを開始した」と主催者。

また大会は業務用安全用品のパレデス・セグリダード社と契約を結び、選手や大会関係者の感染防止策として、高機能マスクの提供を受けることになった。

ブエルタ・ア・エスパーニャのエステバン・チャベス。『栄光のマイヨジョーヌ』より ©2017 Madman Production Company Pty Ltd

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

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