あさひが一般的なシティサイクル買い取り&リユース販売を開始

自転車販売チェーン店のあさひが「自転車買い取り&リユース販売サービス」を2024年6月4日からサービス実施店舗でシティサイクル(一般自転車)の取り扱いを開始した。2024年5月20日時点で自転車買い取りは28都道府県、計424店舗で実施。

自転車買い取りサービス

買い取りサービスを実施しているサイクルベースあさひの店頭に自転車を持ち込むだけで、 査定から買い取りまでを一括して行うことが可能。持ち込む自転車はサイクルベースあさひで購入した商品でなくてもいい。店舗スタッフが査定する。

対象は自転車本体全カテゴリー
・シティサイクル ※購入4年以内のあさひブランド、または他社自転車の場合BAAシール貼付車種のみ対象
・電動アシスト自転車 ※7年以内のモデルが対象
・スポーツサイクル ※カーボンフレームは5年以内のモデルが対象
・キッズサイクル ※同社の判断により買い取り不可の場合も

≪対象エリア≫28都道府県の店舗※(一部店舗除く)
※東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・群馬県・大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・和歌山県・滋賀県・北海道・愛知県・三重県・石川県・富山県・福井県・山梨県・長野県・新潟県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・静岡県・岐阜県・福島県

買い取りの際に必要な書類
①   本人確認書類(免許証、パスポート、学生証、住民基本台帳カードなど)
②   本人名義の銀行他口座のわかるもの(通帳、キャッシュカードなど)
③   防犯登録をしている場合は防犯登録控え

リユース自転車販売

リユース自転車の販売は、公式オンラインストアと一部店舗で行なっている。自転車安全整備士資格を持つスタッフが一台ずつ整備・メンテナンスとクリーニングを実施し、安心・安全なリユース自転車だけを提供。また、購入後1年間何度でも無料で点検が受けられる。全国に拡がるサイクルベースあさひのネットワークで自転車ライフをサポート。

不要自転車の回収

無駄を生まない、無駄にしないことを重視し、買い取りができない不要自転車は有償で回収。回収された自転車のうち80~90%は協力会社を通じて海外へ輸出され、開発途上国における交通インフラとして再利用(輸出後のリユース率は100%)される。 

●あさひの詳細ページ

見えない部分にこだわるアンダーウエアのニューカラー発売

パールイズミが2024年春夏商品として 「クールフィットドライ ノースリーブ」のニューカラーを発売した。ドルフィン、リード、ミントの3色で、継続カラーのブラックとホワイトに加わった。5500円(税込)。

クールフィットドライ ノースリーブ

「クールフィットドライ ノースリーブ」は、汗を素早く吸収してベタつきや汗冷えしにくい、高通気で常にドライな着心地。伸縮性に優れた柔らかな素材が、乗車時のあらゆる姿勢にフィットする。

そんな汗をかく時期のライドが快適になる定番アンダーに、今シーズンより「ドルフィン」「リード」「ミント」の3色が追加された。見えない部分のこだわりやおしゃれを楽しめるカラーバリエーション。

111 / クールフィットドライ ノースリーブ
【カラー】 ドルフィン、リード、ミント (継続カラー・ブラック、ホワイト)
【価格】5500円(税込)
【サイズ】 S, M, L, XL, 3L
【商品特徴】
□ 優れた吸汗速乾性とストレッチ性を持つ素材「クールフィットドライ」採用

●パールイズミのホームページ

さなごうち大川原高原ヒルクライムが10月6日に徳島県で開催

ヒルクライムレースの「さなごうち大川原高原ヒルクライム2024が10月6日(日)に開催される。佐那河内村は徳島県の県庁所在地・徳島市に隣接し、車で30分ほど。

大川原高原は徳島県におけるヒルクライムのメッカであり、同県在住のサイクリストにとっては登竜門として位置づけられる、格式高きサイクリングコース。2023年11月の初開催では、本格派ライダーからビギナーまで約250人の参加者が健脚を競った。初開催当時からの構想にある「将来的には国内外のトップライダーが集うようなレースイベントに…」との思いは変わらず、今回は前回より時期を早めて10月開催であらゆる可能性を探っていく。

競技形式としてはタイムトライアル方式で、10秒間隔でひとりずつコースへ。スタート時間とフィニッシュ時間差を集計し、カテゴリー別に順位を競う。年齢別のほか、体重85kg以上の“ヘビー級ライダー”向けカテゴリーも用意し、幅広い層にチャレンジしてもらえる設定。コースは全長9.77kmで、標高差は746m。平均勾配7.8%で、最大勾配は19%と、四国では屈指の難易度。

2024年大会の開催にあたり、6月1日より参加受付を開始。申し込み期間は7月31日(水)までで、今回は前回より100人増の定員350人に設定している。

ゲストライダーは近日中に正式発表される予定。

●佐那河内村のホームページ

ツラさに耐えれば高収入も…日本競輪選手養成所が男女募集

日本競輪選手養成所が第129回(男子)選手候補生と第130回(女子)選手候補生の募集人員、試験日程を発表した。一般試験の募集人員は男子70人程度、女子20人程度。応募受け付け期間は6月3日(月)~8月21日(水)。

日本競輪選手養成所

日本競輪選手養成所は静岡県伊豆市大野1827にあって、所長は瀧澤正光。5月23日に日本競輪選手養成所入所試験委員会を開催し、日程を決めた。第1次試験は9月末から10月で、合格者が第2次試験を受けて、2025年1月16日に合格者が発表される。入所は2025年5月。

●日本競輪選手養成所のホームページ
特別選抜試験に関する情報は6月3日(月)午前10時公開

自転車教室だけでなく世界に挑戦する勇気を伝える小学校講演

愛三工業の従業員として業務に従事しながらレーシングチーム専任アドバイザーも務め、愛知県内を中心に講演会やサイクリングアカデミーなどを実施してきた中根英登が5月29日、愛知県の新城市立八名小の3~6年生、約140人の児童を対象にキャリア講演と自転車教室を実施した。

愛知を中心に講演会やサイクリングアカデミーを実施する中根英登 ©山内渓太

中根英登、初川弘浩、小山貴大が新城市立八名小で講演&自転車教室

キャリア講演では、「挑戦する勇気」と題して、サッカー少年から世界で戦うプロロードレーサーへと駆け上がっていった自身の経験や、自転車ロードレースの世界の魅力、他言語によるコミュニケーションの重要性、挑戦することの素晴らしさなどを、写真や映像、実物を用いて児童らに伝えた。

Zwiftを駆使してゲーム感覚でペダルを漕ぐ楽しさを知ってもらう ©山内渓太

中根の話や展示されたロードバイク、ウェアに児童らは興味津々で、質問や意見が止まらないほどの盛り上がりをみせた。

自転車教室では、児童らが実際に自転車に乗りスラロームや一本橋などの走行を体験。さらには、スマートトレーナーを利用しバーチャル空間内の自転車を走らせるZwiftの体験も行われた。

最新ロードバイクを目撃 ©山内渓太

今回の自転車教室は、初川弘浩(愛三工業レーシングチーム)と小山貴大(新城市地域おこし協力隊、群馬グリフィン)が実技講師として参加。ロードバイクで走行のお手本を見せたり、一緒にスマートトレーナーを漕いで見せたりし、プロ選手らしいスムーズなバイクコントロールや力強いペダリングに、児童らも大興奮の様子をみせた。

質問や意見が止まらないほどの盛り上がり ©山内渓太

全体を通して生徒らからは、「今まで移動手段としてしか見ていなかった自転車だったが、競技があることやチームプレーができることを知れて面白かった。」「自転車で競技をするだけでなく、世界の人たちとコミュニケーションをとれることもすごいと思った。」「実際に自転車に乗って難しいところもあったが、とてもいい経験になった。」といった感想も多数あがり、生徒らにとって有意義な時間となった。

また中根は、「みなさんが興味津々で話を聞いてくれてとてもうれしかった。これをきっかけに自転車ロードレースや自転車そのものへの理解が広まってくれることを期待したい」と語った。

一本橋走行にチャレンジ ©山内渓太
ヘルメットを正しく着用 ©山内渓太
新城市地域おこし協力隊、群馬グリフィンの小山貴大 ©山内渓太

愛知県新城市は2026年アジア競技大会の自転車ロードレース開催地に仮決定

行政だけでなく地元企業の新晃製作所はじめ官民一体で、2024年9月8日に開催されるモビリティフェスタ(仮称)と併せて、同市内での自転車ロードレース開催を計画していて、今回のような講演や教室を通して、地元住民の自転車競技に対する理解や当レースの盛り上がりが期待される。

スマートトレーナーを利用してバーチャル走行を初体験 ©山内渓太

・中根英登プロフィール
2012年より大学在学中にTeam Nippoにてヨーロッパでの活動を開始。大学を卒業した2013年より同チームや愛三工業レーシングチームに所属し、アジアやヨーロッパのUCIレースを中心に活動。2017年からはUCIプロコンチネンタルチーム(現UCIプロチーム)に所属、2021年にはEFエデュケーション・NIPPO(現EFエデュケーション・イージーポスト)に移籍し、日本人選手として6人目となるUCIワールドチーム所属選手となる。また、日本代表としてアジア大会や世界選手権に出場し、特に2018年のアジア大会ではチームメイトの銀メダル獲得をアシストしながら自身も5位入賞を果たす。2022年末に選手を引退し、愛三工業レーシングチームの専任アドバイザー務めながら、2023年の世界選手権やTour de L’avenirにおいて日本ナショナルチームのコーチとしても帯同。

中根英登、初川弘浩、小山貴大が小学校を訪れた ©山内渓太

ブリヂストンサイクリングの窪木一茂、太田りゆら5選手がパリへ

ブリヂストンサイクリングに所属する窪木一茂、橋本英也、今村駿介、長迫吉拓、太田りゆが、パリ五輪自転車競技トラック日本代表選手に選出された。

太田りゆ

太田りゆ(トラック短距離)

2018年にブリヂストンサイクリングに加入し、2023年のトラックのアジア選手権では女子スプリントで金メダル、女子ケイリンで銅メダルを獲得。スプリントでの鋭い加速とその絶妙なタイミングを持ち味としていて、パリ五輪では自転車競技トラックでのメダル獲得が期待される。

〇太田りゆのコメント
ここまで多くのチームスタッフ、サポートしてくれたみなさんにこのよううれしいご報告ができること、私の夢であるオリンピックに出場できることを本当にうれしく思います。みなさんへ恩返しができるように、しっかり体調を整えてベストコンディションで参加したいと思います。

窪木一茂(トラック中距離)

窪木一茂

リオデジャネイロ五輪男子オムニアムに出場。2018年にブリヂストンサイクリングに加入し、2023年、トラックの世界大会男子スクラッチで銀メダルを獲得。2024年トラック世界大会シリーズでは男子チームパシュート銀メダル、男子マディソン銅メダル、男子オムニアム銀メダルを獲得する。

〇窪木一茂のコメント
パリ五輪はチームのキャプテンという意気込みで臨みます。チームがこれまで積み上げてきた成果を発揮できればメダルの獲得はあると信じています。これまで多くのみなさんからサポートいただいたことに感謝します。

橋本英也(トラック中距離)

橋本英也

東京五輪日本代表として男子オムニアムに出場。2018年にブリヂストンサイクリングに加入し、2023年には、トラックの世界大会シリーズの男子エリミネーションで金メダルを獲得。また、2024年のトラックの世界大会シリーズでは、男子チームパシュートで銀メダル、男子マディソンで銅メダルを獲得する。

〇橋本英也のコメント
2大会連続でオリンピック日本代表として参加できることを大変光栄に思います。今大会は日本チームが史上初のチームパシュートとマディソンの同時出場を実現できたことにとてもワクワクしています。金メダル獲得を目指して全力で戦います。

今村駿介(トラック中距離)

今村駿介

2018年にブリヂストンサイクリングに加入し、2023年世界最高峰となるトラックの世界大会男子オムニアムで銅メダルを獲得。2024年のトラックの世界大会シリーズでは男子エリミネーションで銀メダルを獲得するなど、自転車選手として驚異的なスタミナを持つ。

〇今村駿介のコメント
選手みんなが目標にしているオリンピック日本代表に選ばれたことがとてもうれしく、気の引き締まる思いです。これまでの多くの方々からのご協力、サポートに感謝します。オリンピックでは金メダルを目指します。

長迫吉拓(トラック短距離)

長迫吉拓

リオデジャネイロ五輪、東京五輪と2度の五輪で男子BMXレーシングに出場し、東京五輪後にトラックに転向。2023年にブリヂストンサイクリングに加入し、2024年トラックの世界大会シリーズでは男子チームスプリントで銀メダルを獲得する。パリ五輪ではBMXで培った爆発的なスプリント力でチームを牽引し、自転車競技トラックでのメダル獲得が期待される。

〇長迫吉拓のコメント
今回でオリンピック出場は3大会目になり、私自身選手として最後のチャレンジになります。パリ2024大会ではメダルを獲得できる位置での参加になるので、今までとは感覚が違います。チームスプリントの第一走者のように、チームを引っ張っていける存在になれるよう頑張ります。メダルを持ち帰って、応援してくれたみなさんと一緒に喜びを分かち合いたいです。