街乗り自転車用ヘルメットにシックな新色が続々登場

国内最大手の二輪車用ヘルメットメーカー、オージーケーカブトが帽子タイプヘルメットの「シクレ」と「リベロ」に新色を追加した。一般的な自転車に乗るときに似合うスタイル。オープン価格。

シクレ(ストライプネイビー)

「シクレ」と「リベロ」は、自転車用の安全基準であるSG基準に適合した軽量コンパクトなソフトシェル帽体に、パターンにこだわった立体感のある帽子(ヘルメットカバー)を装着。普段着の帽子感覚でかぶることができる自転車用ヘルメット。

リベロ(NTベージュ)
シクレ(レースベージュ)
シクレ(レースブラウン)
シクレ(レースグレー)

「シクレ」の新色には、従来の生地感とは異なるナチュラルな風合いを引き出したストローハット調テキスタイルにボタニカル柄のレースを合わせた3色と、つばの内側にストライプ生地をあしらい、顔周りを明るく見せてくれる爽やかな印象の2色を新たにラインアップ。

シクレ(ストライプベージュ)

「リベロ」の新色はナイロンタッサー生地を使用した2色を追加。洗いざらしのようなワッシャー感を残しつつ、さまざまなファッションにマッチするカジュアルな印象に仕上げている。

リベロ(NTブラック)

●カブトの詳細ページ

フォスがブエルタフェメニーナ区間V…バシュが首位を守る

スペインを舞台とした8日間のステージレース、ラ・ブエルタフェメニーナは4月30日にルセーナ〜テルエル間の130.5kmで第3ステージが行われ、マリアンヌ・フォス(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)がゴール勝負を制して優勝。

フォスがラ・ブエルタフェメニーナ第3ステージ優勝 ©Unipublic SprintCyclingAgency

総合成績では前日に首位に立ったハンガリーチャンピオンのカタブランカ・バシュ(SDワークス・プロタイム)がフォスを1秒差で上回ってリーダージャージのマイヨロホを守った。

フォレリング(中央)とマイヨロホを着るバシュ(右) ©Unipublic CXCLING
2024ラ・ブエルタフェメニーナ第3ステージ ©Unipublic Alex Berasategi
ミレラ・ベニトが単独エスケープ ©Unipublic CXCLING
フォスのステージ優勝にわくビスマ・リースアバイク勢 ©Unipublic SprintCyclingAgency

東京五輪MTB4位のバシュが首位…ラ・ブエルタフェメニーナ

スペインを舞台とした8日間のステージレース、ラ・ブエルタフェメニーナは4月29日にブニョール〜モンコファ間の118.5kmで第2ステージが行われ、カナダチャンピオンのアリソン・ジャクソン(EFエデュケーション・キャノンデール)がゴール勝負を制して初優勝。

カタブランカ・バシュ ©Balazs Palfi / Red Bull Content Pool

同タイムの2位に入ったハンガリーチャンピオンのカタブランカ・バシュ(SDワークス・プロタイム)が、中間スプリントで2着通過の4秒、ゴールで6秒のボーナスタイムを獲得し、総合成績で首位に立った。

アリソン・ジャクソンがカタブランカ・バシュを制して優勝 ©Unipublic SprintCyclingAgency

バシュはMTBクロスカントリーやシクロクロスの強豪選手としてハンガリーチャンピオンのタイトルを複数回獲得。2021年の東京五輪MTBクロスカントリーではスイス勢3人に続いて4位に入った実績を持つ。

カタブランカ・バシュが総合1位に ©Unipublic SprintCyclingAgency

「今日は最高の脚ではなかったけど、非常にテクニカルなフィニッシュだったことは私にとってアドバンテージだった」とバシュ。

「ボーナスタイムを狙うつもりはなかったけど、中間スプリントでまず獲得できたので挑戦してみた。マイヨロホを着られるのは素晴らしいことだし、それをチームで守っていくことがこれからの目標」

第2ステージの出走台に立つロット・デスティニーチーム ©Unipublic Alex Berasategi
マイヨロホのガイア・レアリーニ(中央) ©Unipublic Alex Berasategi
カナダチャンピオンのアリソン・ジャクソンが優勝 ©Unipublic CXCLING
カタブランカ・バシュは東京五輪MTBクロスカントリー4位 ©Balazs Palfi / Red Bull Content Pool

第3ステージはルセーナを出発し、テルエルを目指す中程度の山岳コース。

山岳賞はカーリン・シュインケルス ©Unipublic SprintCyclingAgency

身長150cm、注目のレアリー二がマイヨロホ‥フェメニーナ開幕

スペインを舞台とした8日間のステージレース、ラ・ブエルタフェメニーナが4月28日に開幕。初日の第1ステージはバレンシアで16kmチームタイムトライアルが行われ、リドル・トレック(米国)が1秒より少ないタイム差でビスマ・リースアバイク(オランダ)を制して優勝。最初にフィニッシュラインを通過したガイア・レアリーニ(イタリア)が総合1位のリーダージャージ、マイヨロホを獲得した。

ガイア・レアリーニがラ・ブエルタフェメニーナが初日で首位に立った ©Unipublic SprintCyclingAgency

マイヨロホをチームで最後のマドリードまで守りたい

「私にとってもチームにとっても素晴らしい結果。満足しているけど、チームメイトの2人が最終コーナーでクラッシュしたのですべてがうれしいわけじゃない。この結果を歓迎するとともに、次のステージに期待したい」とレアリーニ。

「私たちはこれからの数ステージでマイヨロホを守っていくことは間違いなく、マドリードまで守り切るつもり。今日のようなコースは本当に平坦なので私にとってはベストではないけど、チームが完璧な戦略を持っていたので、このステージを勝つことができた」

開幕前日に行われたチームプレゼンテーション ©Unipublic Alex Berasategi

22歳のレアリーニは2023年にトレック・セガフレードでデビュー。身長150cm、体重40kgで、山岳に強いオールラウンダー。2023年はチームエースで同じイタリアのエリーザ・ロンゴボルギーニのアシスト役として見事な働きをこなし、注目されている。

SDワークス・プロタイムはナショナルチャンピオン3選手と欧州王者も ©Unipublic Alex Berasategi

デミ・フォレリング(オランダ)を擁するSDワークス・プロタイムは1秒遅れの3位。昨年の2位フォレリングは総合13位からのスタートとなった。

カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド)をエースとするキャニオン・スラムレーシングは8秒遅れの4位。

ラ・ブエルタフェメニーナ ©Unipublic Alex Berasategi

第2ステージはブニョールを出発し、バレンシア県の内陸部を巡り、その後カステリョン地域に入り、モンコファに到着する。アップダウンのあるコースだが、本格的な山岳は第5ステージから。

マリアンヌ・フォスのビスマ・リースアバイクはUCIから改善命令されるヘルメットを着用 ©Unipublic CXCLING
ラ・ブエルタフェメニーナの第1ステージはチームタイムトライアル ©Unipublic SprintCyclingAgency
ラ・ブエルタフェメニーナ ©Unipublic Alex Berasategi
SDワークス・プロタイムは1秒遅れの3位 ©Unipublic SprintCyclingAgency

⚫︎ラ・ブエルタフェメニーナ日程
4月28日(日)第1ステージ バレンシア 16km(チームタイムトライアル)
4月29日(月)第2ステージ ブニョール〜モンコファ 118.5km▲
4月30日(火)第3ステージ ルセーナ〜テルエル 130.5km▲▲
5月1日(水)第4ステージ モリナ・デ・アラゴン〜サラゴサ 142.5km
5月2日(木)第5ステージ ウエスカ〜ハカ 114km▲▲▲
5月3日(金)第6ステージ タラソナ〜ラ・ラグナ・ネグラ/ビヌエサ 132.5km▲▲▲
5月4日(土)第7ステージ サン・エステバン・デ・ゴルマス〜シグエンサ 139km▲
5月5日(日)第8ステージ ディストリト・テレフォニカ〜ヴァルデスキ/コミュニダード・デ・マドリード 89.5km▲▲▲
(▲は山岳の難易度)

リドル・トレックがチームタイムトライアル優勝、レアリーニ(左端)が総合1位に ©Unipublic SprintCyclingAgency

●ラ・ブエルタフェメニーナのホームページ

JSPORTSが5月限定販売するサイクルロードレース年間パック

ジロ・デ・イタリアが5月4日に開幕し、JSPORTSが全21ステージを独占生中継する。オンデマンドではスタートからフィニッシュまで完全LIVE配信。

2023ジロ・デ・イタリア第19ステージ ©Marco Alpozzi/LaPresse

5月には期間限定1カ月間の販売として「サイクルロードレース年間契約パック」を販売する。9カ月分の料金で、12カ月間サイクルロードレースや、特別番組を楽しむことができる。ジロ・デ・イタリアだけでなく、ツール・ド・フランスやブエルタ・ア・エスパーニャといったグランツールのほか、国外主要レースを放送する。

アルメイダ、トーマス、ログリッチが最後の山岳で勝負 ©Fabio Ferrari/LaPresse

JSPORTSオンデマンド サイクルロードレース年間パックの料金は17,820円(税込)で、25割は適用されない。販売期間は2024年5月1日(水) ~2024年5月31日(金)、視聴期間は購入時~2025年4月30日(水)。

●J SPORTSの詳細ページ

普通のロードよりも細身、静かでコンパクトなモーター搭載のeロード

トレック・ジャパンがカーボンe-road『Domane+ SLR』を発売した。自然な動作でアシストし、重量は驚異の11.8kgという超軽量e-ロードバイク。6月頃入荷予定。

Domane+ SLRは軽量化と高速化を両立、重量は11.8kg以下に抑え、最大時速24kmを実現

Domane+ SLRは外観、作動音、走行感のどれも電動アシストバイクらしくない。軽いカーボンフレームに静かなモーター、一体化したリモート、ロード専用のチューンナップを採用。ここぞというときに力強くアシストし、ロードバイクならではの走りを楽しめる1台。

コンパクトなハーモニック・ピンリングモーターを採用し、軽量化と自然なアシスト感覚を両立

驚異の軽さとコンパクトな電動システム
Domane+ SLRは、軽量デザインのフレームとコンパクトな電動システムを採用し、約11.8kgという軽さを実現。TQハーモニック・ピンリングモーターは、軽く静かでコンパクト。それでいて、山岳ルートなどのロングライドでパワフルにアシストする。

長い航続距離
Domane+ SLRは、Ecoモードで約96km走れる360Whのバッテリーを標準装備。オプションの160Whのレンジエクステンダーとの併用で、航続距離は最長約145km。

Domane+ SLR 7

走りはまさにロードバイク
Qファクターは一般的なロードバイクとほぼ同じ。ブラケットのボタンでのモード切り替え、ロード専用のチューンナップが施されていて、フィットや走行感は従来のロードバイクそのもの。また、上り坂、向かい風、ロングライドでも自然なアシスト動作を体感できる。 

路面の振動を和らげるIsoSpeed
Domane+ SLRは、ペダルバイクのDomaneで定評のある特長を採用。リアのIsoSpeedが路面からの振動を和らげ、安定性に優れたエンデュランスジオメトリーがロングライドでの快適性を高める。 

Domane+ SLR 9

太いタイヤを履けるクリアランス
最大40mm幅のタイヤを履けるため、スムーズな舗装路から固く締まったグラベルまで、路面を選ばずに走れる。

トレック最高かつ最軽量のカーボン
フレーム素材には最上級グレードの800シリーズOCLVカーボンを採用、軽量化と秀逸な走りの質を達成している。

Domane+ SLR 7

Domane+ SLR 7
希望小売価格:1,500,000円(税込)
カラー:Matte Deep Smoke
サイズ:50, 52, 54, 56, 58
フレーム:800シリーズ OCLVカーボン
ドライブトレイン : Shimano Ultegra Di2, R8070, 11速
モーター:TQ-HPR50
バッテリー容量:360Wh

Domane+ SLR 9

Domane+ SLR 9
希望小売価格:1,800,000円(税込)
カラー:Matte Deep Smoke
サイズ:56, 58
フレーム:800シリーズ OCLVカーボン
ドライブトレイン : Shimano Dura-Ace R9270 Di2, 12速
モーター:TQ-HPR50
バッテリー容量:360Wh