パールイズミが2019秋冬モデルをホームページ公開

パールイズミ2019 Fall / Winterページを2019年9月2日に公開した。今回のテーマは “LIVE. RIDE. INSPIRE.”。「ロードバイクに触発され気の合う仲間と同じ時間を共有し、同じ風を感じる。共に走ることでポジティブなパワーを生み出し、その楽しみが日常を豊かにする」。

サイクリストをウエアでサポートするため、季節の変わり目から厳寒期まで使えるウエアを温度帯別にラインナップした。製品ページでは、機能説明や実際に着用した画像も見られる。ブログ「PI PEOPLE」ではさまざまなジャンルのゲストを招いてインタビューを掲載している。

2019秋冬モデルのカタログは全国サイクルショップで配布を開始した。同社ホームページカタログ請求ページからも本体・送料無料で9月4日から申し込める。

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PI PEOPLE最新号

ログリッチェが得意のTTで圧勝し初めての首位に

第74回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月3日(火)、フランスのジュランソン〜ポー間の36.2kmで個人タイムトライアルとして第10ステージが行われ、この種目を得意とするユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア)が圧勝。総合2位から首位に浮上した。

初めてマイヨロホを着用したログリッチェ ©Photogómez Sport
ログリッチェは総合成績の上位選手に1分半以上の差をつけた ©Photogómez Sport

休息日明けのステージは闘いの舞台をフランスに移し、大会唯一の個人タイムトライアルが行われた。総合1位とポイント賞1位のナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)がマイヨロホを着用したため、この日の優勝候補ログリッチェはポイント賞のマイヨベルデに身を包んでスタート。ゴールまでは2分前にスタートしていた総合3位、新人賞1位のミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)を抜き去るほどのスピードでゴールした。

新城幸也は5分44秒遅れの87位、連戦の疲れも見せずに健闘 ©Photogómez Sport

「個人タイムトライアルでは持てる力のすべてを出して走り抜く。きょうもそれができた。最終日のマドリードがどんなことになるのかを想像することができるようになった」とログリッチェ。

「上りが得意なコロンビアやスペイン勢のことを考えると、たとえ10分リードしていても十分ではない。それでもリーダージャージーを着るのは気持ちいい。初日に落車した痛みは残るが、調子は悪くないので、最終日のマドリードまでこの深紅のジャージーを死守したい」

ミゲルアンヘル・ロペスは2分遅れの14位 ©Photogómez Sport

ログリッチェは大会初優勝。2018ツール・ド・フランス総合4位、2019ジロ・デ・イタリア総合3位の実力者。今大会は初出場ながら優勝候補の一角。ログリッチェは総合2位に1分52秒差をつけ、後半戦の厳しい山岳ステージで逃げ切りを図る。

バルベルデは1分38秒遅れの13位 ©Photogómez Sport
マイヨロホのキンタナは3分06秒遅れの27位 ©Photogómez Sport

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)アンヘル・マドラゾ(スペイン、ブルゴスBH)
□マイヨブランコ(新人賞)ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

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ツール・ド・フランスさいたまで大会ボランティア募集

10月27日(日)にさいたま新都心駅周辺で開催される「J:COM presents 2019ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」を支える大会ボランティアを9月5日(木)12:00から募集する。

2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムを制したアレハンドロ・バルベルデを中央に、左が2位ゲラント・トーマス、右が3位新城幸也 © letour.fr

運営補助(会場案内、イベント運営補助、来場者アンケートなど100名程度
来場者向け通訳(外国人来場者への通訳:英語、フランス語ほか)若干名
救護補助(医師資格者)若干名
救護補助(看護師資格者)若干名

■活動日時 2019年10月27日(日)次の時間帯より選択可
1. 全日‥‥8:00~18:00 2. 午前の部‥‥8:00~13:00 3. 午後の部‥‥13:00~18:00
■活動場所 レース会場内および周辺イベント会場(さいたま新都心駅周辺)
■募集期間 2019年9月5日(木)12:00から9月18日(水)12:00まで
■応募条件
・15歳以上(中学生を除く)の方
・未成年者の場合、保護者の同意がある方
・日本語以外を母語とされる方は、日本語の日常会話と読み書きが可能である方
・通訳にあっては日常会話を問題無くこなせるレベルにある方
・救護補助にあっては、「医師法」に基づく医師免許、または「保健師助産師看護師法」に基づく看護師免許を有している方
・事前説明会にいずれか1日参加できる方。開催日:10月12日(土)午前、10月13日(日)午後(2時間程度を予定)場所:さいたま市内
・その他、公式ホームページに記載されている「注意事項」に同意いただける方
■応募方法 大会公式ホームページまたはFAX
■支給品 スタッフジャンパー 昼食(全日活動される方のみ)
■活動保険 傷害保険に一括加入(個人負担はありません)
■お問い合わせ 2019さいたまクリテリウムボランティア募集事務局
TEL: 03-6696-8208(平日10:00~17:00)/FAX: 03-5459-2909
E-mail: volunteer(アットマーク)criterium.jp

ふるさと寄付枠も…ツール・ド・フランスさいたま一般走行

J:COM presents 2019ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」(10月27日、さいたま新都心駅周辺にて開催)の大会当日に特設コースを走行できる「一般体験走行」の参加者を9月5日(木)から募集する。

© PRESSPORTS

2018年までさいたま市民限定で開催してきたこのイベントの募集だが、2019年から市外に拡大し、埼玉県内在住者やさいたま市『ふるさと応援』寄附に申し込んだ人も対象となる。参加無料。

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム一般体験走行 募集概要
開催日時:10月27日11:15〜12:00
開催場所:さいたま新都心駅周辺特設コース
募集期間:9月5日から24日
募集人数:260人
募集区分
①さいたま市内在住の方200人
②埼玉県内(さいたま市を除く)在住の方50人
③さいたま市『ふるさと応援』寄附者枠10人(先着順)

大会公式ホームページ
さいたま市『ふるさと応援』寄附の WEB サイト

ツール・ド・フランスさいたまの選手発表に観覧者招待

J:COM presents 2019ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが10月27日、さいたま新都心駅周辺で開催されるが、注目の出場選手発表イベントが9月27日(金)にラフレさいたまで行われ、一般観覧者150人が招待される。

欧州チャンピオンのトレンティン、パリを制したクリストフ、世界チャンピオンのバルベルデ、清水勇人さいたま市長、マイヨジョーヌのトーマス、キッテル、ニーバリ © Yuzuru SUNADA

当日は海外招聘選手、国内参加選手の発表のほか、勝ち上がり方式で開催する「スプリントレース」の組み合わせ抽選会も実施する。さらに、サイクルロードレースの解説でおなじみの栗村修氏、同じく実況で活躍中のサッシャ氏のトークイベントも実施する。

イベント観覧はだれでも応募できる。無料。

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム出場選手発表イベント
日時:2019 年 9 月 27 日(金)18:30~20:00
会場:ラフレさいたま(〒330-0081 埼玉県さいたま市中央区新都心 3-2)

観覧者募集概要
募集人数:150 名
応募方法はJ:COM加入者向けサイト「MY J:COM」内「イベント・プレゼント」ページより申し込む。
応募条件:だれでも応募可(未成年は保護者同意の上、応募) J:COMサービスに未加入でも申し込める。
募集期間:2019 年 9 月 2 日(月)~12 日(木)
※応募多数の場合は、抽選となります。
※その他、応募に際しての注意事項は申込ページをご覧ください。

さいたまディレーブ…地域密着型プロロードチーム誕生

さいたま市をホームタウンとする地域密着型プロロードレースチーム「さいたまディレーブ」が誕生した。チーム運営会社はオリエンタルスポーツ。ブリヂストンアンカーや宇都宮ブリッツェンなどで選手として活動した長沼隆行が代表取締役を務める。9月2日、さいたま市で発表された。

左から全日本実業団自転車競技連盟の片山右京理事長、オリエンタルスポーツの長沼隆行代表、サイタマサイクルプロジェクトの川島恵子代表

「ツールドフランスさいたまクリテリウム」が行われるさいたま市に誕生した「さいたまディレーブ」。 始動は2020年1月。初年度の所属選手はUCIコンチネンタルチーム登録可能な最低人数である10名を予定しているという。 埼玉県にゆかりのある選手の獲得を目指し、 国内最高峰の自転車ロードレースシリーズJプロツアーを主戦場に戦う。

2025年に国内ロードレースを制覇、2030年にヨーロッパ遠征をスタート、2035年にはグランツールに出場することを長期ビジョンとし、さいたまから世界を目指ししていく計画。また、地域密着型チームとして、地域と密に関わるサイクリングイベントやホームレ ースの運営、自転車安全教室といった活動も実施。 自転車を通してさいたまを盛り上げていきたいという。

チーム名はドラゴンと夢から

埼玉県に残る、竜伝承に基づくドラゴンのDとフランス語で「夢」を意味するRAVE(レーブ)を組み合わせた造語。
●ホームタウン=埼玉県さいたま市
●コンセプトカラー=彩(彩の国である埼玉の多彩な魅力を意味する)。 メインカラー=グリーン/ブラック。セカンドカラー=ゴールド

会見には、長沼氏のほか、全日本実業団自転車競技連盟(JBCF) 理事長の片山右京氏、オリエンタルスポーツ CCO,Co-Founder、サイタマサイクルプロジェクト代表取締役の川島恵子氏の3人が出席した。片山氏は、2021年にスタートする新リーグの柱はチームであること。また、国内チームに対して、地域に根差した活動で貢献し成長することはもちろん、卓球の張本智和選手やテニスの大坂なおみ選手といった他のスポーツを例にあげ、「スターが出ると一気に(世界が)変わる。 簡単ではないが、ヒーローが出るような 環境作りにも力を入れてほしい」と語った。

新チーム名の一部であるrêve(レーブ)は片山右京が愛着を持つフランス語だ

川島氏は、2015年に設立したサイタマサイクルプロジェクトでロードレースチーム(JBCF エリートクラスやフェミニンカテゴリーに出走)を運営。地域に根差した活動も行っている。 会見では、「地域密着型の意義」や埼玉県は自然が多く、「SUUMO住みたい街ランキング2018」で大宮が9位に入っていることなどを例に挙げ、設立場所が「埼玉である必要性」についても言及した。

今後は、サイタマサイクルプロジェクトでのノウハウを活かし、「さいたまディレー ブ」と連携。「さいたまディレーブ」が、地元の方と深く密接な関りが持てるような地域活動を目指したいという。