第107回グランピエモンテが10月5日にイタリアで開催され、スーダル・クイックステップでのラストレースとなるアンドレア・バニョーリが4人のゴール勝負を制して優勝した。
「このチームでの時間を勝利で締めくくりたかった。来季からの3年間はリドル・トレックに加わるので、これが現チームとしての最後の勝利であることは間違いないが、これからも今のチームメイトとスタッフがうまくやっていくことを願っている」とバニョーリ。
自転車のある快適生活を応援するスポーツコンテンツ
第107回グランピエモンテが10月5日にイタリアで開催され、スーダル・クイックステップでのラストレースとなるアンドレア・バニョーリが4人のゴール勝負を制して優勝した。
「このチームでの時間を勝利で締めくくりたかった。来季からの3年間はリドル・トレックに加わるので、これが現チームとしての最後の勝利であることは間違いないが、これからも今のチームメイトとスタッフがうまくやっていくことを願っている」とバニョーリ。
中国の杭州で開催されている第19回アジア競技大会は自転車競技のDAY-9となる10月5日、男子ロードで新城幸也が7位、小石祐馬が25位になった。優勝はカザフスタンのエフゲニー・フェドロフ。2位も同国のアレクセイ・ルツェンコ。
日本代表は新城・小石が参戦。レース前半、新城が7名の逃げに乗り、そこから1名脱落するも、中盤まで6名の逃げ集団となった。6名の逃げに唯一2名送り込んでいたカザフスタンと新城の3人が抜け出して迎えた登り区間で、その2名が独走態勢を築きそのまま1-2フィニッシュ。いったん後ろに下がった新城は、3位の銅メダル争いの集団スプリント勝負に加わるが、わずかに及ばず3位と同タイムの7位でレースを終えた。
新城幸也のコメント
「残り70kmの登りまでは、メダル争いをできる位置にいたので、それを逃したのはとても残念です。あそこを越えられれば、カザフスタンと3人でフィニッシュまで行けたと思います。前半でカザフスタンが2人行った時点で、日本としては1人乗るのがセオリーでした。カザフスタンを見ながらレースを組み立てるしかなかったのですが、こちらは2人でしたし、こういう展開になるのは分かっていたので、途中まではうまくレースを進められたと思います。ラスト20kmは、集団でアタック合戦になって、最後のスプリントもいい位置で入ったのですが、ちょっと脚が足りませんでした」
小石祐馬のコメント
「数的不利というのは分かっていたことで、もうどうにもならない状況でしたが、2人で最大限効率よく対応する必要がありました。カザフスタンが行った時点で、どちらかが乗らなくてはいけなかったところを新城選手がうまく乗ってくれたのでよかったです。その後、集団からのアタックに乗れるチャンスがあったのですが、それをすると後ろの選手をみんな引き連れてしまうので自重しました。でも、3 位になった選手がもともと自分がいた位置から追い上げて行った選手でしたので、一緒に行っていれば新城選手と2人でスプリント勝負に持ち込めたかもしれませんし、そのあたりは残念です」
中国の杭州で開催されている第19回アジア競技大会は自転車競技のDAY-8となる10月4日、女子ロードで垣⽥真穂が6位。同選手はトラックのチームパシュート、マディソンで2つの金メダルを獲得している。
日本代表はベテランの与那嶺恵理と垣田で参戦。残り13kmで香港と韓国の選手がアタック。フィニッシュ直前で、与那嶺、垣田を含む20名の集団が最終スプリントを仕掛けながら先頭2名に追いすがる。先頭2名は後方にタイム差なしでギリギリ逃げ残るという劇的な展開の中、垣田は6位、与那嶺は13位でレースを終えた。
垣田真穂のコメント
「初めて139kmという長いレースを走りました。登りがなくて、自分の得意なコースレイアウトだと思っていました。最後のスプリントを任されていたのですが、位置取りがうまくできず全く前に出られなくて、やっと前が空いた時には、もう間に合わない状況でした。スプリントにまで持ち込めたので、最後しっかりもがけていたら、メダル獲得もあったのではないかと思います。与那嶺選手には、スプリントはよろしくと言われていて、レース中もしっかり脚を休ませて万全でしたが、この結果は本当に悔しいです」
与那嶺恵理のコメント
「コースマップを見て、フラットなコースなのは分かっていましたし、動いてもすぐにフォローされてしまう状況でしたので、自分が動いたら脚がなくなるだけだと思い、敵のいい動きだけはしっかり反応しつつ、少しネガティブな走りになってしまいました。残り10kmでアタックされた時、ちょうど私が中切れしているところで、ジャンプして追いつくまでは脚が残っていなくて、あの局面では力負けでした。このコースは私向きのコースではないのは分かっていたので、垣田選手には、レース中のアタックは私が対応するから、脚をためておいてと話しをしていました。今回は、若い選手にもレースを教えることができましたし、とてもよかったと思います」
10月5日はロードレース男子が行われる。
スポーツテレビ局のJ SPORTSが11月5日に開催されるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムを生中継。PC、スマホ、タブレットなどで見られる動画配信サービス「J SPORTSオンデマンド 」 でもLIVE配信。
レース前日の11月4日には、「2023ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム前夜祭」と題し、出場選手をゲストに迎える豪華イベントを開催する。
2023年で9回目の開催を迎えるツール・ド・フランスさいたまは、世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」の名を冠してさいたま新都心駅周辺で開催される大会。ツール・ド・フランスなど世界トップクラスのレースで活躍する選手たちが出場し、1周約3.5kmを17周して優勝を争う「クリテリウムメインレース」を中心に盛りだくさんの内容が予定されている。
注目は大会初出場となるタデイ・ポガチャル(UAEエミレーツ)。 2020年、2021年ツール・ド・フランスの総合優勝者で、2023年も2度のステージ優勝に加え、自身4度目となる新人賞にも輝いた走りは必見。
山岳賞のジュリオ・チッコーネ(リドル・トレック)、2023年のグランツール全出場、かつ2023ブエルタ・ア・エスパーニャの総合優勝者セップ・クス(ユンボ・ビスマ)など、豪華なメンバーが出場。
また、世界選手権では過去に圧倒的な走りで3連覇を果たした世界最高峰ライダーの一人で、残念ながら2023年でロードレースからの引退を発表しているペーター・サガン(トタルエネルジー)も出場。レジェンドライダーの勇姿を目に焼き付けたい。
レース前日の11月4日には、J SPORTSによる豪華イベント「2023ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム 前夜祭」を開催。
翌日のレースに出場予定の世界トップ選手たちを迎え、普段のレース中では見られない選手の一面を見られる企画を用意した。イベントにJ SPORTS契約者や、サイクルロードレース優勝予想「サイクル誰クル?」ユーザーを招待。イベントの模様は生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信も行う。
●日時 2023年11月4日(土) 午後9:00~午後10:00(開場 午後8:30)予定
●会場 TOIROさいたまスーパーアリーナ4F(さいたま新都心駅 徒歩3分)
●主催 株式会社ジェイ・スポーツ
●内容 「J:COM presents 2023 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」に出場する選手たちをゲストに迎えるスペシャルイベント。世界トップ選手によるトークやクイズ大会など、レースでは見られない選手たちの楽しげな表情にも注目。
●イベント進行 栗村修、長澤洋明
●出演選手 タデイ・ポガチャル (UAEエミレーツ 2020、2021ツール・ド・フランス総合優勝、2023ツール・ド・フランス新人賞)、セップ・クス(ユンボ・ビスマ 2023ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝)。ほか追加ゲストは後日発表
●募集人数 80名 予定
2023年のツール・ド・フランスと世界選手権を題材にした辻啓カメラマンの写真展「Yellow & Rainbow」が2023年10月17日(火)から22日(日)まで、東京都渋谷区の東京サイクルデザイン専門学校ギャラリー「HOLE IN THE WALL」で開催される。
開場時間は12時から18時まで(20日と21日のみ19時まで)。入場無料。期間中は辻啓が毎日在廊予定。会場では2024年度の壁掛けカレンダーと卓上カレンダー「Greatest Cycling Race by Kei Tsuji」を販売。
辻啓のコメント
「ジャパンカップサイクルロードレース翌々日の10月17日から、東京サイクルデザイン専門学校の厚意により、同校内ギャラリーで写真展を開かせていただくことになりました。タイトルの通り、イエローを追いかけるツール・ド・フランスとレインボーを追いかける世界選手権を題材にした写真展です。デジタル機器を駆使してより早くより多くの方に写真を見ていただくことができる時代になりましたが、物理的に紙にプリントされた写真の魅力を少しでも感じていただけるよう、最大A0サイズまでの写真パネルを19枚用意しました。壁掛けと卓上のカレンダー販売もあります。また、来場記念として先着順にて写真プリント(はがきサイズ)もお配りします。開催期間中は辻啓が常時在廊予定ですので、お気軽にお声かけください。」
期間:10月17日(火)〜22日(日)
時間:12時〜18時(20日と21日のみ19時まで)
会場:東京サイクルデザイン専門学校 ギャラリーHOLE IN THE WALL
東京都渋谷区渋谷1-20-5
何回目の改良か数えきれないほど開発しているスマホポーチの最新作「R250 防水スマートライドポーチ スーパーDX2 W小銭入れ スモール」がR250の新商品として発売された。3960円(税込)。
今までメインファスナーを開けて、中の小銭入れのファスナーを開けないと小銭の出し入れができなかった。でもライド中って、自動販売機の利用率が高いので、小銭をよく使う。イラチな人はファスナーを2回も開けるのがめんどくさい。そこで、外側に小銭専用ファスナーを追加した。
もちろん内側の小銭ファスナーからもつながっているので、小銭を2つに分ける必要はない。
サイズも少し見直して、1,000/5,000/10,000円札全て折らずに入るようにした。iPhonePRO MAXも入る限界サイズです。(ケースによっては収納不可)
「自動販売機で小銭を出す時に便利な、小銭ポケットが追加」
・ハードボイルドなケースに、ライド中の必需品がすべて入っちゃう。普段のお財布にもナイス!
・従来のレギュラーとスモールの中間サイズ。1万円札が折らずに入って、iPhone14ProMaxが入る限界サイズ。
・小銭入れに外側のファスナーからもアクセスできるようにした。小銭だけ使用する時にメインファスナーを開けなくてもよいので、簡単、スピーディ。
・防水バージョン、スマートフォンや小銭、カードなどライド中の必需品がすべてすっきり収納できる!
・独自の防水コーティングされたファブリック素材を、縫製ではなく溶着することで完全防水を実現。止水ファスナを使用しているので、ライド中の汗はもちろん、突然の雨にも安心。
・サイクルジャージのバックポケットにピッタリサイズ。従来品よりもさらに横幅を少し細くして、女性のジャージのバックポケットにも入りやすくした。
・スマートフォン・お札・カード・小銭、鍵を収納するスペースがすべて独立しているので、中身がすっきりスマート。真ん中のフリースペースには、モバイルバッテリーやメモ帳、手帳など好みのものを。
・YKK止水ファスナーを使用しつつ、ファスナーカバーを省いてよりシンプル、軽量化。
・iPhone14ProMaxは収納可能。ケースによっては入らない場合も。
・サイズ:180 x 90 x 30mm ※レギュラーサイズと比べて、高さで10mm、横幅で10mmサイズダウン サイズの小さいジャージのバックポケットにも収納しやすくなった。
・重量:80g
コメントを投稿するにはログインしてください。