アレハンドロ・バルベルデがアルカンシエルをお披露目…ミラノ〜トリノ

世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)が10月10日にイタリアで開催されたミラノ〜トリノで、世界チャンピオンが着用する5色の虹色ジャージ、アルカンシエルを着用して登場した。

アルカンシエルで登場したアレハンドロ・バルベルデ © LaPresse

ミラノ〜トリノは1872年に第1回大会が開催された伝統レースで、国際大会としては最古のレースだと主催者はアピール。2018年大会は10月10日開催で、世界チャンピオンのバルベルデをはじめ、ミゲルアンヘル・ロペス(アスタナ)、ジャンニ・モスコン(スカイ)、ティボー・ピノ(グルパマFDJ)、アダム・イェーツ(ミッチェルトン・スコット)、ダニエル・マーティンとファビオ・アルー(UAEエミレーツ)らが参戦する。

10月10日のミラノ〜トリノにアルカンシエルで登場した世界チャンピオン、アレハンドロ・バルベルデ © LaPresse
ミラノ〜トリノに登場したティボー・ピノ(左) © LaPresse
ミラノ〜トリノに出場するファビオ・アルー(左)とダニエル・マーティン © LaPresse – Fabio Ferrari
10月10日、ミラノ〜トリノがスタート © LaPresse

2カメラで車両の前後を記録…ユピテルのDRY-TW9100d

フロントガラスとリヤにそれぞれ専用カメラを搭載することで、車両の前後をくまなく撮影して撮り逃しが防げるドライブレコーダー、DRY-TW9100dがユピテルから2018年10月に新発売される。オープン価格。

DRY-TW9100dは車両の前後を記録する

ユピテルのDRY-TW9100dは2カメラ仕様

2カメラで車両の前後を記録するのが頼もしい。リヤカメラに高感度・高画質を実現する技術STARVISを使用。ヘッドライトの光源がなくても、人や車を鮮明に記録できるようになった。日中、日差しの強い日も、雨の日も明るさを自動調整。感度設定を変更する手間もなくキレイな映像を記録する。

駐車記録機能も対応し、オプション機器を接続すると、駐車中も一定時間(最大約12時間)記録を行い、いたずらや当て逃げなどにも対応する。無線LAN内蔵でスマホアプリに対応し、スマートフォンやタブレットで、ドライブレコーダーに記録した映像を手もとで確認できる。

DRY-TW9100dのフロント側カメラ
DRY-TW9100dのフロント側カメラをフロントガラスに装着


●2カメラで車両の前後を200万画素FULL HD録画
●リヤカメラにSTARVIS搭載、夜間・プライバシーガラス・スモークフィルムに対応
●Gセンサー搭載。もしもの時もしっかり記録
●GPS搭載。位置・日時・速度情報なども記録
●HDR(ハイダイナミックレンジ)搭載。より鮮明な映像を記録
●LED式信号機は、東日本、西日本それぞれの周波数に対応
●地デジノイズ対策済 地デジ・カーナビに影響を与えないノイズ低減設計
●タイムズクラブロードサービス「カーレスキュー」の利用が1年間無料
●事故時保障制度 対象製品

DRY-TW9100dのリヤ側カメラ
DRY-TW9100dのリヤ側カメラをリヤガラスに装着

2019ジロ・デ・イタリアのコース全容発表は10月31日

2019年の第102回ジロ・デ・イタリアのコース全容が10月31日ミラノで発表される。コースプレゼンテーションの開始は16時45分(日本時間は翌日零時45分)から。同大会は5月11日にエミリアロマーニャ州都のボローニャで開幕することがすでに発表されている。

2018年の総合優勝者クリストファー・フルーム

一方、2019ツール・ド・フランスのコースプレゼンテーションは10月25日。パリ国際会議場で11時30分から発表されるが、こちらは10月最終日曜の前なのでサマータイムとなり、日本時間は18時30分。

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終始攻撃的な走りを見せた山本元喜が敢闘賞…南魚沼ロード

2018年Jプロツアーのシリーズ最終戦となる南魚沼ロードレースは2年ぶり開催され、キナンサイクリングの山本元喜が敢闘賞を獲得した。2018年はJプロツアーで最高位の大会となる「経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」として実施。チーム対抗の団体成績が争われる大会でもある。

南魚沼ロードレースで山本元喜が敢闘賞を獲得 ©︎KINAN Cycling Team / Satoru KATO

コースは、新潟県南魚沼市の三国川ダム周辺に設定された1周12km。ダム湖に沿って走るコースはコーナーが連続し、残り2kmからフィニッシュ地点までは高低差100m以上を登り続けるハードさだ。10周122kmのレースは、キナンサイクリングの山本のペースアップで始まった。登り区間で先頭に立った山本は集団を長く引き伸ばしながら進んでいく。頂上の直前、マトリックスパワータグからスポット参戦するフランシスコ・マンセボがアタック。この動きをきっかけに7人が先行する。しかしメイン集団も追走し、1周目が終わるまでに吸収する。

2周目、再びマンセボ選手を含む11人ほどが先行。その中から7人の逃げ集団が形成され、メイン集団との差が広がりはじめる。メンバーは、山本、マンセボ、ホセビセンテ・トリビオ(以上マトリックスパワータグ )、雨澤毅明、岡篤志(以上宇都宮ブリッツェン)、湊諒(シマノ)、米谷隆志(レオモベルマーレ)。メイン集団はシマノがコントロール。5周目に米谷が逃げ集団から遅れるも、差は最大で2分以上まで開いた。

レース終盤の8周目、メイン集団のコントロールが宇都宮ブリッツェンに代わると、逃げ集団との差は1分前後まで縮まる。逃げ集団では、山本が登り区間でペースアップを図る。すると雨澤と岡が遅れ、逃げ集団は4人に。山本はトリビオ、マンセボ、湊を引き連れて9周目に入っていく。

その直後、マンセボがアタック。トリビオが追従し、マトリックスパワータグの2人が先行。反応が遅れた山本と湊の2人はその後メイン集団が吸収。宇都宮ブリッツェンを先頭に先行する2人を追走するが、差は1分から縮まらないまま最終周回の10周目に入る。

その後メイン集団からは増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、入部正太朗、横山航太(シマノ)の3人が追走集団を形成するも、マトリックスパワータグの2人を捕えることはできず。最後はマンセボとトリビオがワンツーフィニッシュを決め、マトリックスパワータグが2年連続で経済産業大臣旗を獲得した。

キナンは8位で完走した山本が序盤からの積極的な動きを評価され、このレースから設定された敢闘賞を獲得。中西健児が22位、新城雄大が26位で完走した。(加藤智)

Jプロツアー第22戦 南魚沼ロードレース・経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ 結果(122km)結果
1 フランシスコ・マンセボ・ペレス(スペイン、マトリックスパワータグ) 3時間14分20秒
2 ホセビセンテ・トリビオ(スペイン、マトリックスパワータグ) +0秒
3 横山航太(シマノレーシング) +1分3秒
4 入部正太朗(シマノレーシング) +1分7秒
5 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +1分13秒
6 木村圭佑(シマノレーシング) +1分40秒
8 山本元喜(KINAN Cycling Team) +1分47秒
22 中西健児(KINAN Cycling Team) +4分28秒
26 新城雄大(KINAN Cycling Team) +6分9秒
DNF 椿大志(KINAN Cycling Team)
DNF 中島康晴(KINAN Cycling Team)
DNF トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team)

敢闘賞
山本元喜(KINAN Cycling Team)

団体成績
1 マトリックスパワータグ 720pts
5 KINAN Cycling Team 150pts

室屋ペナルティ、ラウンド・オブ14で敗退…レッドブル・エアレース第7戦

究極の三次元モータースポーツRed Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)2018年シーズン第7戦の決勝が10月7日(日)に米国インディアナポリスで開催された。週末を通して約4万人の観客が来場したモータースポーツの聖地で、マイケル・グーリアンが米国選手として2008年以来10年ぶりにホームレースでの勝利をおさめ、再びシーズンランキング首位に返り咲いた。

インディ500の舞台として知られるインディアナポリスのモータースピードウェイ上空を飛ぶ室屋義秀 © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

室屋義秀はフリープラクティスから安定したタイムでフライトしていたが、ラウンド・オブ14でインコレクトレベルのペナルティを犯して敗退。シーズンランキング5位に後退した。

ホームレースでの優勝により、子供のころに憧れたインディ500のヒーロー同様、有名な赤レンガ(保存されている昔のスタート/ゴールライン)に接吻できることに喜びを露わにしたグーリアン。
「なんて素晴らしい日だ! ここでの勝利はシーズン優勝にもまさるとも劣らない。今大会がマットやマルティンにとってそうなったように、私にとって(12位の)前節ウィーナーノイシュタット戦は外れだったが、全てがうまく行く日があり、それが今日だった。ここでの勝利は最高だ。誰もがワールドチャンピオンに向けて最後まで戦い抜き、それぞれの結果を手に入れたのさ」とコメントした。

インディアナポリスのモータースピードウェイで有名な赤レンガにキスをするグーリアン © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

この日の結果を受け、グーリアンはポイントを70に伸ばして再び総合首位に。マルティン・ションカ(チェコ)が65ポイントで2位、マット・ホール(オーストラリア)が63ポイントで3位につけている。ワールドチャンピオンは11月17日(土)、18日(日)に開催される最終戦フォートワース大会で決まる。

ウィングレットを装着した室屋義秀機 © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

室屋は、3回のフリープラクティスから予選までを4位、2位、4位、5位と安定したフライトを披露していたが、マットやマルティン同様にツキに見放され、ラウンド・オブ14の13ゲートを水平から10度以上翼が傾いた状態で通過したことでペナルティ2秒が課され、敗退した。

レース後、室屋は「フライト自体のクオリティとしては悪くなかったので、次のレースに向けてチームと目一杯準備を進めます。それが2019年の準備にもなるので、それをしっかりと行って1勝を取りたいと思います」とコメントした。ラウンド・オブ14での対戦相手ベン・マーフィーのタイムは1分7秒130と全体9位だったが、次のフライトでマーフィーはラウンド・オブ8ベストおよび自身の今大会ベストとなる1分5秒482のタイムを出し、初のファイナル4進出を果たした。

最終戦は11月17日(土)、18日(日)に米国テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで開催予定。決勝レースは日本時間の11月19日(月)早朝。

目をつむって精神統一をはかる室屋義秀 © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

放送予定
■NHK
放送スケジュールを掲載したホームページ

■J SPORTS
10月23日(火)23:30~24:30 J SPORTS 3 第7戦インディアナポリス(米国)※初回放送
放送スケジュールを掲載したホームページ

■DAZN(ダ・ゾーン)
ライブ中継で放送。大会後1週間は『見逃し配信』でも観戦可能。月額1750円(税別)、ドコモユーザーは月額980円(税別)、英語実況のみ
視聴方法

マイケル・グーリアンが地元開催のレッドブル・エアレース第7戦で優勝

究極の三次元モータースポーツRed Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)2018年シーズン第7戦の決勝が10月7日に米国のインディアナポリスで開催され、地元米国のマイケル・グーリアンが優勝した。

米国のマイケル・グーリアンが地元開催の第7戦を制した © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

予選1位のマルティン・ションカ(チェコ)は10位と低迷。この結果、総合成績で3位だったグーリアンが首位ションカらを抜いてトップに立った。日本の室屋義秀は12位で、総合成績では5位。

地元のマイケル・グーリアンが有名なレンガにキス。妻のキャリン、娘のエミリーと © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

第7戦の舞台はインディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウェイ。世界初のモータースポーツ専用施設として建造されたこのサーキットはインディ500の開催地として知られていて、この日は4万人のファンが詰めかけ、14人のエアレースパイロットによるバトルに歓声を上げた。

インディアナポリスのモータースピードウェイが第7戦の会場 © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

全8戦で争われるレッドブル・エアレースは11月17日(土)、18日(日)に米国テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイでの最終戦を残すのみとなった。

ベテランのニコラス・イワノフ(フランス)は3位 © Balazs Gardi/Red Bull Content Pool

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