ニューヨーク市観光局がマスターカードとグローバルパートナーシップを締結

ニューヨーク市観光局(本局:米国ニューヨーク市/CEO:フレッド・ディクソン)がクレジットカードの国際ブランドである「マスターカード」と今後数年間にわたりグルーバルパートナーシップを締結し、渡航者にユニークな体験を提供することを発表した。

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ニューヨーク市はマスターカードが毎年実施している「世界渡航先ランキング」に、旅行と食事の両方でトップクラスの都市の1つとして常にランクインしていて、渡航者と地元住民の両方にユニークな機会を提供している。

ニューヨークでのプライスレスな体験を提供

マスターカードとのパートナーシップの一環として、マスターカードの会員は、ニューヨーク市のさまざまな観光地で会員限定のディスカウントやセール、メンバー限定のアクセスなどの特典とともにプライスレスな体験ができる。

ニューヨーク市観光局とマスターカードはこのパートナーシップを通じて「NYC ブロードウェイ・ウィーク」、「NYCレストラン・ウィーク」、「NYCマスト・シー・ウィーク」を含むニューヨーク市の象徴的な観光プログラムや、ニューヨーク市全体の観光に関するプライスレスな体験を観光客に提供する。

ニューヨーク市観光局が推進する「NYC ブロードウェイ・ウィーク」、「NYCレストラン・ウィーク」、「NYCマスト・シー・ウィーク」は2019年に発表した冬のプログラム「NYCウィンターアウティング」の一環であり、ニューヨーク市のレストラン、劇場、美術館、アトラクション、舞台芸術を促進するもの。期間は2019年1月21日から2月10日まで。

2018年の渡航者数は過去最多の6520万人を記録

また、ニューヨーク市の渡航者数は9年連続で成長を続け、2018年には過去最多となる6520万人の渡航者数を記録したことが発表された。また、同市に立地するホテルの宿泊客室数は2018年約3770万室となった。全渡航者6520万人の内訳としては、米国内からが5160万人(前年比+3.9%)、海外からが1350万人となる。

同時に発表された2019年の訪問者数の見通しでは、合計6520万人万人がニューヨーク市を訪れると見込まれている。 さらに、2019年は「2019 ニューヨークモニュメンタルイヤー」と題し、新規開発地区をプロモーションするほか、「ワールドプライド」のホストシティとしてさらなる観光客数増加に向けた活動を展開していくという。

ホセビセンテ・トリビオが吹雪のKINAN AACA CUP 開幕戦で優勝

KINAN Cycling Teamがホストを務める東海地区のロードレースシリーズ、「KINAN AACA CUP」の2019年シリーズが開幕。第1戦が1月26日、国営木曽三川公園長良川サービスセンター特設コースで開催された。吹雪の中でのレースとなった最上位カテゴリー1-1クラスは、小集団での争いとなり、ホセビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)が優勝。今シーズン最初の勝者となった。

吹雪により周回数短縮となったKINAN AACA CUP 開幕戦 ©KINAN Cycling Team / Midori SHIMIZU

東海地区のロードレースのレベル向上を目的に行われているが、シリーズ戦としてすっかり定着。近隣地域だけでなく全国各地から参加希望者が集まるとともに、実力やスキルによって細かくカテゴリー分けがされており、実際に走る選手の判断のもと、出場するレベルを選ぶことのできるメリットも大きい。

そして迎えた2019年の開幕戦。ホストを務めるKINAN Cycling Teamからは、スピードマンの雨乞竜己と荒井佑太がエントリー。この冬はシクロクロスに主眼を置いた雨乞と、KINAN Cycling Teamのジャージでは初のレースとなる荒井。ホストチームとしてはもとより、実力や実績的にも今節の注目選手に掲げられる存在となった。

この冬最も強いと言われた寒波は、長良川沿いのコースも例外ではなく、朝から雪が降る悪コンディション。それでも、シーズンインの場として選んだ選手たちが多数スタートラインへとならんだ。

最上位カテゴリーの1-1クラスは、5.1kmのコースを20周回する102kmで争われた。スタートからしばらくはアタックが散発したが、やがて狩野智也(マトリックスパワータグ)を含む2選手がリードを開始。レース中盤に入ってもそのまま先行を続けたが、スピードの上がったメイン集団が12周目で吸収。

 タイミングを同じくして雪と風が強さを増し、吹雪の中でのレースに。この状況下で7選手が集団から抜け出し、徐々にリードを広げていく。

終盤に向けて先頭グループとメイン集団との駆け引きが見ものとなるところだが、悪天候による選手の体調や安全面を考慮し、レースは予定から5周回減らして15周回へ短縮する判断が下される。

この決定の直前に先頭グループを形成した7選手がそのまま優勝争いへと移ることに。勝負はスプリントとなり、地力に勝るトリビオがトップでフィニッシュラインを通過した。

KINAN AACA CUPでは2019年から、キッズスクールを新設。中西健児アカデミーコーチが講師を務め、小学生を対象に集団走行などのレースに応用できるテクニックに加え、日ごろの安全な自転車走行につながる基本の走り方をレクチャー。実技では雨乞や荒井も加わるなど、プロ選手と一緒に走ることができるあたりもスクールの魅力となった。

なお、次節・第2戦は2月10日に愛知県新城市・新城総合公園内の特設コースで開催されることが決定している。すでにエントリーが開始しており、詳しくは公式ウェブサイト参照。(Photos, Text: 清水翠、Edit: 福光俊介)

雨乞竜己

雨乞竜己のコメント
「序盤のアタックは前方で見ていたが、風の影響や人数から、集団が吸収すると予測し終盤に備えていた。 シーズン初めなのもあり、集団内の脚が揃わずレースがハードに感じた。強度の高いシクロクロスの練習に重きを置いていたので、明日(東海シクロクロス第7戦・1月27日に終了)のシクロクロスが終わったらロード練習に切り替える。1年間走れる体を作りたい」

荒井佑太

荒井佑太のコメント
「有力チームの動きや気象条件の読めなさから、そのときのベストを選ぼうと雨乞さんと話していた。悪天候の中でのレースであったが、最後の勝負に絡めなかったのはとても悔しい。トラック競技で身につけたスプリント力を活かすためには、まずフィニッシュまでのサバイバルに残らないといけない。時間はかかると思うが、トレーニングを積んでロードレースに順応していきたい」

ジロ・デ・イタリアが恒例の各ステージ建造物ピンクイルミネーション

2019年5月11日に開幕する第102回ジロ・デ・イタリアは、スタートまであと102日となった1月30日に、全21ステージの開催地で歴史的建造物などをマリアローザにちなんだピンク色にライトアップするイベントが開催された。

Stage 1 – 11/05/2019 – Podestà palace in Bologna

2019年5月11日に開幕する第102回ジロ・デ・イタリアは総距離3518.5km、1ステージ平均167.5km。「地上で最も美しい場所で繰り広げられる一番タフなレース」の言葉どおり、非常に過酷なコース。

23日間のコースはイタリア半島の中にあるサンマリノ共和国に足を伸ばすだけで、ほぼイタリア国内を走る。個人タイムトライアルが3ステージあることが特徴で、スプリンター好みの起伏の少ないステージが6つ、中程度の山岳ステージが7、難易度の高い山岳ステージが5。頂上フィニッシュはボローニャとサンマリノで行われる個人タイムトライアルを含めて7つもある。

レオナルド・ダビンチの没後500年を弔う意で第3ステージはその出生地であるオルベテッロをスタートする。第7ステージのゴールは10年前の2009年に大震災に襲われたラクイラを訪れる。また1919年生まれのファウスト・コッピ生誕100年を記念して、故郷ピエモンテ州のノビリーグレにゴールする第11ステージ、クネオ~ピネローロ間を走る第12ステージが設定された。

大会中盤は第13、14ステージが厳しい山岳コース。さらに終盤は第16ステージが獲得標高としてこの大会最大の5700mを上る。大会最高峰の「チマコッピ」となる標高2618mのガビア峠も待ち構える。さらに第19、20ステージと超難関。そして最終日はベローナで個人タイムトライアルが行われ、最後まで総合優勝の行方がもつれる可能性を残す。

2019ジロ・デ・イタリア日程
5月11日(土) 第1ステージ ボローニャ〜ボローニャ(サンルーカ聖堂)8.2km(個人タイムトライアル)★★★
5月12日(日) 第2ステージ ボローニャ〜フチェッキオ 200km★★★
5月13日(月) 第3ステージ ビンチ〜オルベテッロ 219km★★
5月14日(火) 第4ステージ オルベテッロ〜フラスカーティ 228km★★
5月15日(水) 第5ステージ フラスカーティ〜テッラチーナ 140 km★
5月16日(木) 第6ステージ カッシーノ〜サンジョバンニロトンド 233km★★★
5月17日(金) 第7ステージ バスト〜ラクイラ 180 km★★
5月18日(土) 第8ステージ トルトレートリド〜ペザーロ 235km★★★
5月19日(日) 第9ステージ リッチョーネ〜サンマリノ 34.7km(個人タイムトライアル)★★★★
5月20日(月) 休息日
5月21日(火) 第10ステージ ラベンナ〜モデナ 147km★
5月22日(水) 第11ステージ カルピ〜ノビリーグレ 206km★
5月23日(木) 第12ステージ クネオ〜ピネローロ 146km★★★
5月24日(金) 第13ステージ ピネローロ〜チェレゾーレレアーレ 188km★★★★
5月25日(土) 第14ステージ サンバンサン〜クールマイユール 131km★★★★★
5月26日(日) 第15ステージ イブレア〜コモ 237km★★★★
5月27日(月) 休息日
5月28日(火) 第16ステージ ローベレ〜ポンテディレーニョ 226km★★★★★
5月29日(水) 第17ステージ コンメッザデューラ〜アンテルセルバ 180km★★★
5月30日(木) 第18ステージ バルダオーラ〜サンタマリアディサーラ 220km★
5月31日(金) 第19ステージ トレビーゾ〜サンマルティーノディカストロッツァ 151km★★★
6月1日(土) 第20ステージ フェルトレ〜クローチェダウーネ・モンテアベーナ 193km★★★★★
6月2日(日) 第21ステージ ベローナ 15.6km(個人タイムトライアル)★★★
★は難易度

ジロ・デ・イタリア特集サイト

雨乞竜己が東海シクロクロス2018-2019第7戦で独走優勝

東海地区各県を転戦するシクロクロスシリーズ「東海シクロクロス」2018-2019シーズンの第7戦が1月27日、愛知県一宮市の大野極楽寺公園で開催され、最上位カテゴリーであるC1カテゴリーにKINAN Cycling Teamの雨乞竜己が出場。ねらい通りのレース運びをし、2018年に続き同コースでの2連覇を果たした。

東海シクロクロス2018-2019第7戦で雨乞竜己が優勝 ©KINAN Cycling Team / Midori SHIMIZU

大野極楽寺公園の特設コースは芝生、舗装、砂利、階段とさまざまなパートが入り混じる難コース。長い直線もあり、ロードレースとシクロクロスとの並行選手にも上位をねらいやすいコースといわれる。

KINAN Cycling Teamはこの冬シクロクロスに主眼を置く雨乞が、最上位カテゴリーであるC1カテゴリー(60分)に参戦。前節の愛知牧場(1月13日)では、機材トラブルによりリタイアしていて、今回は立ち直りを図るレースでもある。レース前には「昨年勝っている好きなコースなので2連覇したい」と意気込み、存在感を示すにはこれ以上ない舞台が用意された。

そして迎えたレースでは、前方グリッドからのスタートを生かしてダッシュを試みる。同シリーズの上位ランカーとともに、序盤は5選手の先頭パック形勢。そのなかでも、雨乞を含む3選手が先頭ポジションを争い、激しい出入りが繰り返された。

パートによってはコース取りが展開に影響を与えると見られていたが、やがて先頭に立った雨乞はレースの流れに合わせて走行ラインを適宜チョイスしていく。階段セクション付近では、バイク乗降がタイムロスにつながると見るや、その脇を乗車したままクリアしていくなど、アグレッシブに進んでいく。ねらい通りにライバルとのタイム差を広げていき、スタートから30分を迎えるころには2位から約20秒のリードを奪った。

レース後半は余裕の走りとなった雨乞だが、攻めることはやめず後続との差をグングン広げていく。1周目のラップタイムによって設定される周回数は今回、11周と定められたが、フィニッシュを迎えるころには後続と1分以上のタイム差に。

完全な独壇場とし、会場に駆け付けたファンの目を奪ったその走り。最後の直線はコース脇に立つファンとハイタッチをしながらのウイニングライド。オープン参加だったものの実質1位だった2018年に続き、得意とするコースで完勝となった。

レース後には「ねらったポイントでライバルに差をつけられたことがよかった」と勝因を語った雨乞。表彰式では多くの人たちからの拍手と歓声を受け、表彰台の最上段で笑顔を見せた。

雨乞にとってKINAN Cycling Teamのジャージでは初の本格参戦となったシクロクロスシーズンだが、いよいよ“本職”であるロードレースへ目を向ける。今シーズンのシクロクロス参戦はこれで終え、ロードの調整へと移っていく。(Text: 清水翠、Edit: 福光俊介)

雨乞竜己

雨乞竜己のコメント
「シクロクロスは試走でのルート分析がとても重要。ねらい通りに先頭に出て、ねらったポイントで差をつけられてよかった。差が開いてからはシケインなどは慎重に越えつつも、直線では積極的に踏み込んでいった。
シーズン終盤は結果が出せなかったが、終わりよければすべてよし。自身のシーズン最終戦を優勝で締めくくることができてよかった」

ワレン・バルギルがマジョルカでシーズンイン

アルケア・サムシックのワレン・バルギル(フランス)が1月31日に地中海のマジョルカ当で開幕するチャレンジ・マジョルカで2019シーズンを始動することになった。「これまでとは異なるプログラムでシーズンインすることになった」と気持ちを引き締めている。

ワレン・バルギル

チーム名を新しくしたアルケア・サムシックはガボンで開催されたトロピカルアミッサボンゴで、新加入のアンドレイ・グライペル(ドイツ)がチームに初勝利をもたらした。4日間の日程で開催されるチャレンジ・マジョルカでは、そのグライペルとともにチームエースのバルギルが参戦する。

「マジョルカを走るのは初めて。コースはとても厳しいので困難な走りになると思うが、これまでなかったシーズンインとなるのでリズムをつかんでいいスタートを切りたい」とバルギル。

「昨シーズンの最後の勝利からチームは長い時間があったけど、グライペルが序盤に勝利してくれて、全体のモチベーションが高まった。ナンバーカードをつけて走ることにうれしさを感じる。100%のコンディションを目指してこれまで練習してきた成果が見つけられたらうれしい。新シーズンのモチベーションはとても高い」

2019年のレッドブル・エアレース千葉大会は9月7〜8日開催

2019年レッドブル・エアレースの日程が1月29日に発表された。2月8日に第1戦がUAEのアブダビで開幕し、日本の千葉大会は第5戦。9月7〜8日に開催される。

2019年のレッドブル・エアレースは全8戦。千葉大会は9月7〜8日に開催される

●レッドブル・エアレース大会日程
第1戦 2月8〜9日 アブダビ(UAE)
第2戦 ヨーロッパ(未定)
第3戦 6月15〜16日 カザン(ロシア)
第4戦 7月13〜14日 ブダペスト(ハンガリー)
第5戦 9月7〜8日 千葉(日本)
第6戦 アジア(未定)
第7戦 10月19〜20日 インディアナポリス(米国)
第8戦 11月8〜9日 サウジアラビア

2018年のレッドブル・エアレース千葉大会 ©Samo Vidic/Red Bull Content Pool

2019年、レッドブル・エアレースは12シーズン目のワールドチャンピオンシップを迎える。経験豊かなライバル勢とルール変更が各パイロットに戦術の再考を促し、各チームに才能あふれる新メンバーが加わる2019シーズンは、開幕戦から最終戦まで激しい戦いが続くことが予想される。

2019シーズンは2018シーズンを戦った全パイロットが参戦する
2018シーズンを制したチェコ人パイロットのマーティン・ションカが連覇をねらう。2019シーズンのマスタークラスはルーキーパイロットがいないため、これまで以上にタイトな戦いになることが予想される。日本の室屋義秀も王座奪還を目指す。 

2019シーズン マスタークラスパイロット
クリスチャン・ボルトン:Cristian Bolton Racing(チリ)
ミカ・ブラジョー:#11 RACING Team Eyetime(フランス)
カービー・チャンブリス:Team Chambliss(米国)
マティアス・ドルダラー:Mathias Dolderer Racing(ドイツ)
マイケル・グーリアン:Team Goulian(米国)
マット・ホール:Matt Hall Racing(オーストラリア)
ニコラス・イワノフ:Team Hamilton(フランス)
ペトル・コプシュタイン:Team Spielberg(チェコ)
フランソワ・ルボット:FLV Racing Team 12(フランス)
ピート・マクロード:Cashback World Racing Team(カナダ)
室屋義秀:Team Falken(日本)
ベン・マーフィー:Blades Racing Team(英国)
マーティン・ションカ:Red Bull Team Šonka(チェコ)
フアン・ベラルデ:Team Velarde(スペイン)

チェコのマーティン・ションカが第8戦を制し、総合優勝を決めた © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

2019シーズンはチャンピオンシップポイントを含む複数のルールが変更される
2019シーズンは、2010シーズン以来となる「予選でのチャンピオンシップポイント付与」が決定したため、パイロットは各レースの予選首位通過で3ポイント、2位通過で2ポイント、3位通過で1ポイントを獲得する。
また、これまで通り決勝レース日の最終順位に応じたチャンピオンシップポイントも付与されるが、各順位の獲得ポイント数が変更され(下図参照)、さらにはラウンド勝利ごとにボーナスポイントが加算される(ラウンド8進出で5ポイント、ファイナル4進出で3ポイント)。
2018シーズンのワールドチャンピオンが5ポイント差、2017シーズンはさらに僅差で決まったことを踏まえると、このような追加ポイントはタイトル争いに非常に大きな影響を与えることが考えられる。今回のチャンピオンシップポイントに関するルール変更は、各パイロットの戦術にも影響を与えるはずだ。

予選
1位: 3 / 2位: 2 / 3位: 1 

決勝レース
1位: 25 / 2位: 22 / 3位: 20 / 4位: 18 / 5位: 14 / 6位: 13 / 7位: 12 / 8位: 11 / 9位: 5 / 10位: 4 / 11位: 3 / 12位: 2 / 13位: 1 / 14位: 0

2019シーズンは、マスタークラスの最大荷重倍数超過 “オーバーG”に関するルールも変更
2018シーズンのマスタークラスでは「10Gが0.6秒続けば2秒ペナルティが加算され、12G記録時点でDNF(Did Not Finish / 途中棄権)」というルールが採用されていたが、2019シーズンのマスタークラスでは「11G記録時点で1秒ペナルティが加算され、12G記録時点でDNF」に変更される。

2019シーズンのマスタークラスパイロットの顔ぶれに変更はないが、チームメンバーには変更がある
フアン・ベラルデ(スペイン)は、コーチ / メンタルコーチとしてマニュエラ・ロドリゲス・マロテを迎え入れ、ニコラス・イワノフ(フランス)は、2008シーズンのワールドチャンピオン、故ハンネス・アルヒと組んだ経験を持つテクニシャン、マリウス・ハイスを迎え入れた。もうひとりのアルヒの旧チームメイト、ヴェルナー・ヴォルフルムも、ピート・マクロード(カナダ)のテクニシャンに就任した。さらに、元マスタークラスパイロット、ピーター・ポドランセックと組んでいたマーク・トラウネルが、チーム再編中のペトル・コプシュタイン(チェコ)のテクニシャンに就任した。