フォトジェニック&レジェンドライド…宇都宮ブリッツェンサイクルツアー

栃木県宇都宮市を拠点とする地域密着型のプロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」を運営するサイクルスポーツマネージメントは、2018年6月17日に「宇都宮ブリッツェンサイクルツアー第4弾 デスティネーションキャンペーン〜フォトジェニック&レジェンドライド」を開催する。栃木県宇都宮市の観光エリア・大谷を自転車に乗って巡るサイクリングで、フォトジェニックライドとレジェンドライドと、テーマが異なる2つの班に分かれる。

小林愛里彩

高坂美歩

2017年4月1日から6月30日まで栃木県全域で開催されているJRグループと地域の自治体・観光関係団体が協働で行っている大型観光誘客企画『デスティネーションキャンペーン(通称DC)』に合わせて組織された宇都宮市DC推進委員会の取り組みのひとつとして開催。宇都宮市の観光スポットである大谷エリアを中心に、宇都宮ブリッツェン監修のサイクリングコースをゲストライダー・サポートカー帯同のもとサイクリングする。

宇都宮ブリッツェンサイクルツアー第4弾
デスティネーションキャンペーン『フォトジェニック&レジェンドライド』

開催日:2018年6月17日(日) 9:30~受付開始 サイクルツアー10:00~15:00
集合:道の駅うつのみや ろまんちっく村(栃木県宇都宮市新里町丙254)
スケジュール
09:30~09:45 受付(道の駅うつのみや ろまんちっく村第3駐車場)
09:45~10:00 ブリーフィング(コース説明、ゲストライダー紹介、グループ分け)
10:00 各コースサイクルツアースタート
12:30~13:30 ランチタイム
13:30~14:00 ろまんちっく村までゆっくりリターンライド
14:00~14:30 ご挨拶・記念撮影 解散

フォトジェニックライド
自転車に乗って美と楽を追求する「フォトジェニックライド」。ゲストライダーは元ブリッツェンフェアリー自転車競技部でやいたシクロアンバサドゥールの高坂美歩と、同じく元ブリッツェンフェアリー自転車競技部で、2017ミスアースジャパン栃木初代グランプリの小林愛里彩。自転車に乗って「インスタ映え」するスポットをめぐる。撮った写真は宇都宮市を含む栃木県内7市町で組織されている県央地域分科会が主催で開催している「いこー!けんおー! インスタグラムフォトコンテスト」参加作品として投稿してもらう(フォトコンテストへの参加は任意)。2人による写真の撮り方・撮られ方もこっそりレクチャーしてくれるかも。観光要素をメインとした走行距離やスピードはややゆっくりめの初心者向けライド。

小坂光

鈴木真理

レジェンドライド
自転車の聖地をプロ選手たちと駆け巡る「レジェンドライド」。ゲストライダーはアテネオリンピック日本代表選手の鈴木真理と2017シクロクロス日本チャンピオンの小坂光。ジャパンカップコースや大谷の魅力あふれるマル秘裏道ルートなどサイクリストにはたまらないコースを豪華なメンバーと走る。ライドをメインとしていて、走行距離やスピードなどは強度強めの上級者向き。

参加費は3000円。詳細や参加申し込むは下記サイトを参照。
宇都宮ブリッツェンの公式ホームページ
宇都宮ブリッツェンのサイクルツアー公式Facebook

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クロフォードと中西が残り10kmでアタック…ツール・ド・コリア第2ステージ

キナンサイクリングが出場しているツール・ド・コリア第2ステージが5月31日、天安から栄州までの202.6kmで争われた。キナンはメイン集団に2人が残り、集団スプリントでフィニッシュ。チーム最高位はトップと同タイムでフィニッシュしたジャイ・クロフォードの28位だった。椿大志はレース中盤で落車し、鎖骨の骨折などの負傷によりリタイアとなった。

ツール・ド・コリア第2ステージ ©︎KINAN Cycling Team / Naoi HIRASAWA

高層ビルや巨大な施設が並ぶ都市から、山あいの小さな町を目指す200km超の大会最長ステージ。26.3km地点に登坂距離4.0km、平均勾配6.1%の山岳、108.6km地点には3.3kmで平均6.9%の上りが設定された。アップダウンはあるが、終盤は平坦が多く残り1kmはやや下り基調でゴールスプリントが予想されるコース。キナンとしては第1ステージでは連携してスプリントに臨めていただけに、よりよいリザルトにつなげたいところだ。

正式スタートが切られると椿がファーストアタックに反応し積極的な姿勢を見せる。5選手が抜け出しかけたが、交通規制が不十分な区間があるとしてフィニッシュまで198km地点でレースが一時中断。交通規制できていない区間があったため。逃げはリセットされ安全に走行できる区間まで速度を落とし、ニュートラル規制のもと走行。2kmほど進んだ地点からレースが再開した。

すると、再開と同時に椿がアタックを仕掛けた。これに続いた2選手とともに集団から抜け出し、逃げを試みる。1kmほどもがいた椿らだったが、残念ながら集団に吸収。そのカウンターで飛び出した3選手が集団からリードを奪い、逃げ集団を形成した。

逃げ集団は1つ目の山岳を問題なく越え、集団も約4分ほどのリードを与えながらペースをコントロールするシンプルなレース展開となった。しかし、この山岳で椿がメイン集団から遅れ、単独で追う形に。懸命の追い上げにより平坦区間で合流し、その後は補給などでアシストもこなしたが、2つ目の山岳へ向かう途中で落車。鎖骨骨折などの負傷により救急車で運ばれてリタイアとなった。椿は治療を受けレース後にチームに合流。大会期間中にチームを離脱し帰国する予定だ。

2つ目の山岳に入ると、逃げ集団ではメカトラブルにより1人が脱落。さらにポイントになったのはKOMから下った後に再び現れる厳しい上り。ここでメイン集団からかなりの人数が振るい落された。KOMまでで脚を使っていた雨乞もここで脱落。20人ほどの集団でフィニッシュを目指した。この厳しい上りを越え、メイン集団は逃げていた2人を吸収。先頭は60人強の集団となった。そのままゆるやかなアップダウンが続く高速道路を進み、残り約11kmの地点で、クロフォードがアタックし集団から飛び出した。

前日に落車したとは思えない力強い走りで約2kmにわたって独走。さらにブリッジを試みた選手の動きに中西が反応し、クロフォードに合流を果たした。キナンとして有利に運べる状況を作れたかに思えたが、そのまま逃がすことをメイン集団が許さず、強烈な追い上げを受けて吸収されてしまった。不発に終わったが、集団内に残った2人が効果的な連携を見せたシーンだった。

そのままメイン集団から抜け出せた選手はおらず、勝負は集団スプリントに委ねられた。キナン勢は優勝争いには絡めず、クロフォードが28位、中西が39位でフィニッシュした。雨乞は20分42秒遅れの98位で次のステージに駒を進めた。

翌日の第3ステージは栄州をスタートし北に位置する旌善にフィニッシュする192.4km。2つの山岳が設定され、中盤から終盤にかけて険しい上りが連続するため、今大会で最も厳しいコースといえそうだ。3人で挑むこととなったキナンだが、どこまでメイン集団に残って戦えるか、試練の1日となる。

ツール・ド・コリア第2ステージ結果(202.6km)
1 ミヒケル・レイム(エストニア、イスラエル サイクリングアカデミー) 4時間58分47秒
2 レイモンド・クレダー(オランダ、チームUKYO) +0秒
3 ルーカス・セバスティアン・アエド(アルゼンチン、ユナイテッドヘルスケア プロフェッショナルサイクリングチーム)
4 セオ・ジュンヨン(韓国、KSPO ビアンキ アジアプロサイクリング)
5 パク・サンフン(韓国、LXサイクリングチーム)
6 ダミアーノ・チーマ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)
28 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team)
39 中西健児(KINAN Cycling Team)
98 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) +20分42秒
DNF 椿大志(KINAN Cycling Team)

個人総合時間
1 チョウ・ヒョンミン(韓国、グンサン・インサム チーム) 9時間17分39秒
2 ベン・ペリー(カナダ、イスラエル サイクリングアカデミー) +1秒
3 セルゲイ・トヴェトコフ(ルーマニア、ユナイテッドヘルスケア プロフェッショナルサイクリングチーム) +6秒
4 ミヒケル・レイム(エストニア、イスラエル サイクリングアカデミー) +9秒
5 ステパン・アスタフィエフ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナ モータース) +12秒
6 レイモンド・クレダー(オランダ、チームUKYO) +13秒
34 中西健児(KINAN Cycling Team) +19秒
56 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team)
94 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) +21分1秒

ポイント賞
1 ミヒケル・レイム(エストニア、イスラエル サイクリングアカデミー) 24pts

山岳賞
1 クォン・スンヨン(韓国、KSPO ビアンキ アジアプロサイクリング) 20pts

チーム総合
1 イスラエル サイクリングアカデミー 27時間53分45秒
19 KINAN Cycling Team +20分51秒

中西健児

中西健児のコメント
2つ目の山岳はゆっくり上って最後にペースが上がり、そんなに激しい感じではなかった。KOMを越えた後の山がポイントかなと思っていて、動けるように前で展開した。そこで集団の人数が減り、ウィリエールのスプリンターが遅れたので、スプリンターのいる他のチームがペースを上げ終盤はすごく速くなった。椿さんが落車、雨乞さんが遅れて最後は2人だったが、残り15km、10kmあたりのアップダウンでジャイさんと2人で動けた。脚を残していたので、うまく“当たり”の逃げを引いてタイム差をつけてゴールできればと思っていたが最後はスプリントになって安全にゴールした。ジャイさんに合流した場面は他の選手についていくだけで追いつけた。3人だとまずいので集団につかまってしまったが、いい形がつくれたと思う。5時間走ったわりには脚を残せている。そこまで追い込んだわけではないので、明日以降も展開を見ながら強いチームの動きに合わせてチャレンジしたい。

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20回記念のツール・ド・熊野開幕…キナンが総合Vに向けてスタート

キナンサイクリングの本拠・熊野地域を舞台に開催されるUCI公認のステージレース、ツール・ド・熊野(UCIアジアツアー2.2)が5月31日に開幕。ホストチームとしてシーズン最大目標の戦いをスタートさせた。大会初日はプロローグとして0.7km個人タイムトライアルを実施。チーム最上位は中島康晴の25位。悲願の個人総合優勝に向けて、6人の選手たちが一歩を踏み出した。

ツール・ド・熊野のプロローグを激走 ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

ツール・ド・熊野は2004年にユネスコ世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる熊野地域を舞台に、プロローグを含む全4ステージで開催される。プロローグの個人タイムトライアル以降は、3つのロードレースステージを設定。UCI(国際自転車競技連合)公認の国内ツールの1つとして年々注目度が高まっていて、2018年は第20回の記念大会となった。

この節目の大会で、キナンは個人総合優勝者の輩出を至上命題として戦う。2017年はマルコス・ガルシアが個人総合3位、チーム総合1位、トマ・ルバが第2ステージ優勝と好成績を修めたが、2018年はそれ以上の結果を目標に、長きにわたって準備を進めてきた。なによりメインスポンサー「キナン」のお膝元でのレース。主催は同社内に設けられるNPO法人「SPORTS PRODUCE 熊野」。そしてキナン社が大会のオフィシャルスポンサーを務める。

多くの関係者の期待と夢を乗せたチームは、この大会に向けてガルシアとルバのほか、山本元喜、サルバドール・グアルディオラ、中島康晴、新城雄大の6人を選出。先のツアー・オブ・ジャパンで個人総合優勝を果たしたガルシアは2冠に向けた戦いに。山本以外はツアー・オブ・ジャパンに続くビッグレースへのメンバー入りとなっている。

オープニングのプロローグは、新宮市内の市田川沿いをおおむね「コ」の字に走るレイアウト。スタートからハイスピードで攻め、ほぼ中間地点に位置する2つの90度コーナーをいかにスムーズにクリアするかが勝負のポイント。例年、優勝争いは50秒前後で決まっている。キナン勢は、中島、ルバ、ガルシア、グアルディオラ、山本、新城の順で出走。チーム最上位は中島の25位。雨脚がたびたび変化する中、ステージ優勝タイムから大きく遅れることなく走り切った。なお、チーム最終走者の新城は濡れた路面でスリップし落車したが、大事には至らず翌日以降も予定通り出走する。

緒戦を終えた選手たちは夜のオープニングセレモニーに出席。チームからは、全選手を代表して新城が選手宣誓を務めている。

6月1日に行われる第1ステージは2017年3月に新庁舎となった新宮市役所前をパレードスタートしたのち、同市熊野川町の赤城川沿いの16.3kmをおおよそ7周回する113.2kmで争われる。細かなアップダウンこそあるものの、スピード感に満ちたレースになることが予想される。キナンとしては、この先に続く本格山岳ステージを視野に入れつつも、チャンスとあればこのステージでも果敢にトライをしていくことになる。

ツール・ド・熊野 プロローグ結果(0.7km個人タイムトライアル)
1 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) 50秒78
2 カーデン・グローヴス(オーストラリア、セントジョージコンチネンタル) +1秒09
3 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム) +1秒18
4 秋田拓摩(シマノレーシング) +1秒18
5 岡篤志(宇都宮ブリッツェン) +1秒38
6 大久保陣(チームブリヂストンサイクリング) +1秒42
25 中島康晴(KINAN Cycling Team) +3秒84
36 山本元喜(KINAN Cycling Team) +4秒40
45 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) +4秒69
63 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) +5秒77
66 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +5秒84
108 新城雄大(KINAN Cycling Team) +22秒66

個人総合時間賞
1 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) 50秒
2 カーデン・グローヴス(オーストラリア、セントジョージコンチネンタル) +1秒
3 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム)
4 秋田拓摩(シマノレーシング)
5 岡篤志(宇都宮ブリッツェン) +2秒
6 大久保陣(チームブリヂストンサイクリング)
25 中島康晴(KINAN Cycling Team) +4秒
36 山本元喜(KINAN Cycling Team) +5秒
45 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) +5秒
63 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) +6秒
66 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +6秒
108 新城雄大(KINAN Cycling Team) +23秒

ポイント賞
阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) 10pts

チーム総合
1 宇都宮ブリッツェン 2分34秒
11 KINAN Cycling Team +10秒

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ワイズロードのアーバンeコミューター3号店が中野駅近くにオープン

日本最大級のスポーツサイクル専門店Y’s Road(ワイズロード)を展開するワイ・インターナショナルは、アーバンライフにおける自転車での快適な移動を全面サポートする新しいコンセプトのスポーツタイプ自転車の専門店「Y’s Road Nakano urban e-commuter」を6月14日(木)にオープンさせる。アーバンeコミューターを提案する同店の立地は、近年の再開発でタワーマンションや多機能複合施設などが誕生して多彩な街の魅力が進化した「中野」駅から徒歩4分。新コンセプトショップとしては5月18日に開店した神楽坂、6月1日に開店する銀座勝ちどきに続き第3号店となる。

Y’s Road Nakano urban e-commuter

「住みたい街ランキング2018(主催SUUMO)」で第15位を獲得、毎回上位に選ばれ安定感のある都心の人気にぎわいスポットが中野。サブカルチャーの発信地としても知られるが、近年の再開発でタワーマンションや多機能複合施設などが誕生して多彩な街の魅力がさらにパワーアップ。そんな町にアーバンeコミューター3号店が誕生する。中野アーバンeコミューター店は完成車(e-バイク約25台、ミニベロ・コミューター・クロスバイク約30台)、パーツ、アクセサリーなどさまざまな関連商品を取りそろえ、スポーツタイプ自転車の初心者にやさしく対応する。

丹安一店長のコメント
ワイズロード中野アーバンeコミューター店・店長の丹(たん)です。今までになかった、まったく新しいコンセプト「ワイズロードアーバンeコミューター」として3店舗目のお店になります。女性・初心者にやさしいスポーツタイプのプレミアムeバイク、地球環境にやさしいECOなライフスタイルバイクを、真心を持って提案いたします。あなたのライフスタイルに寄り添うバイクを一緒に見つけましょう。

中野にお立ち寄りの際は、ぜひ当店に足を運んでみてください。

創業120周年のスポーツサイクル専門店Y’Roadだからできること 
同社は2018年に創業120周年を迎える。日本最大級のスポーツサイクル専門店として、これまで蓄積してきたあらゆるノウハウをすべて投入し、利用客にアーバンeコミューターの専門店としてお役に立てるよう努めたいという。女性にやさしい小さめのサイズや、初心者が安全に乗車することができる適正なサイズをそろえる。また、都市間移動に便利なカゴやスタンドなどのコミューターとしてのアイテムも充実。気軽に相談すれば、初めてのアーバンeコミューターライフを全面的にバックアップしてくれる。

「即日納車」強化店 決めたらその日にお持ち帰り
「明日からすぐ乗りたい!」の要望に応えてくれる。スポーツサイクルはメーカーから入荷しても整備を行なわないとすぐに乗車することができない。同店は充実のサポートで即日の納車を行なっていくという。

充実のサポート&サービス
購入後も安心してアーバンeコミューターライフを楽しむために、充実した「アフターサポートパック」を用意。手ごろな掛け金で大切な愛車を守る、スポーツサイクル専門店こそのの安心サービスだ。修理サービスと盗難補償のふたつのサポートがセットになっているので、購入後も安心。また、外出先などでパンクしたなど愛車に万一のことがあった場合でも、希望の場所まで無料で搬送する「自転車ロードサービス」も用意。自転車保険も付帯されていて万一の事故の際でも安心。

開店記念セール
Y’s Road(ワイズロード)Nakano urban e-commuter開店記念セールとして、6月14日〜7月15日までの期間中、Nakano urban e-commuter店限定でeバイクは5%Off、クロスバイクは10% Off。

Y’s Road(ワイズロード)Nakano urban e-commuter
店長:丹安一(タン ヤスカズ)
延床面積、売り場構成:約80平方m
完成車(eバイク約25台、ミニベロ・コミューター・クロスバイク約30台、パーツ、アクセサリー)
取り扱いブランド:TREK,GIANT,GIOS,BIANCHI,RALEIGH,YAMAHA,TSINOVA,BESV
営業時間:
月・木・金 12:00-20:00、土・祝 11:00-19:00、
定休日:火・水(祝日をのぞく)
所在地、アクセス:
〒164-0011
東京都中野区中央4-61-4 フォルトゥーナ中野1F
l 中野駅 から徒歩4分  -JR中央線、総武線、東京メトロ東西線
l 新中野駅 から徒歩8分 -東京メトロ丸ノ内線
電話番号:03-5328-3670
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いつものエイプリルフールかと思ったらそうじゃない…レッドブルからオーガニック飲料

レッドブル・ジャパンは6月5日(火)より、エナジードリンクではない、有機JAS認定を受けたオーガニックな炭酸飲料「ORGANICS by Red Bull(オーガニックス・バイ・レッドブル)」を関東エリアで販売開始する。味はシンプリーコーラ、ビターレモン、ジンジャーエールの3種類。

レッドブルのオーガニックスシンプリーコーラ、オーガニックスビターレモン、オーガニックスジンジャーエール

「オーガニックを、カジュアルに」というテーマのもと、オーガニック製品が手に入りやすい世の中の実現を目指し、レッドブルが再び新たなカテゴリーの創出に挑戦したという。250mlのアルミ缶で、税込み206円。販売は東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県の一部コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストア、飲食店など。

レッドブルのオーガニックシンプリーコーラ
レッドブルのオーガニックビターレモン
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ツール・ド・コリア開幕…上位進出を目指してキナンがスタート

キナンサイクリングが出場するツール・ド・コリアが5月30日に韓国で開幕し、第1ステージは群山から天安までの184.6kmで行われた。フィニッシュ付近が平坦基調のスプリンター向けステージで、チーム最高位は雨乞竜己の31位だった。塚本一樹はレース前半の落車により負傷した影響でリタイア。第2ステージからのキナンは4人で各ステージの表彰台や総合上位でのUCIポイント獲得を目指す。

ツール・ド・コリア第1ステージ ©︎KINAN Cycling Team / Naoi HIRASAWA

第1ステージはのどかな韓国西岸に位置する群山から北上し、大都市・天安にフィニッシュするコース。勾配の厳しい3級山岳をはじめとしたアップダウンが続くが、終盤は平坦基調。残り2kmからフィニッシュまでは一直線のスプリントステージだ。スタート地点からのパレード走行の段階で、中西は集団前方に顔を出し、アタックに対応できる位置につけた。0km地点で正式スタートが切られるとすぐにアタック合戦が始まり、数名が抜け出しては吸収され、という展開が続いた。中西はこのなかでいくつかのアタックに反応。数選手で集団から抜け出す場面もあったが、逃げが容認されるには至らなかった。

約30kmにわたる激しいアタック合戦のあと、2選手の逃げが成功。ウィリエールが集団のコントロールを開始し、ようやくレースに落ち着きがもたらされた。キナン勢5選手はメイン集団内でレースを展開。2017年大会で2度の10位台フィニッシュという成績を残している雨乞のスプリントに備えることとなった。

逃げが決まってからは、2分程度の差で集団が追いかけるシンプルな展開になったが、19歳の若手塚本にアクシデントが起きた。集団前方の選手が道を間違えた影響で方向転換を余儀なくされ、その際に周囲の選手ともつれるような形で落車。左脚などを負傷し、追いついては上りで離される苦しい展開が続き、大きく遅れてリタイアとなってしまった。

残り約60kmを過ぎ、タイム差が縮まったタイミングでメイン集団から単独でブリッジした選手が逃げに合流。さらに残り30kmほどで集団が活性化し逃げ集団をとらえにかかったが、残り約25kmで新たに4人の逃げが形成された。キナン勢は逃げには入らず、引き続き集団スプリントでチャンスをうかがった。残り10kmからはクロフォードが集団内での位置取りに尽力。椿と中西も雨乞の周囲を走り、残り2kmからは中西が雨乞を集団前方に引き上げ、フィニッシュに向けて順調にレースを進めていった。

しかし、メイン集団の追走は届かず先頭の4選手が逃げ切りで優勝争いを展開。5位争いとなった集団スプリントで、雨乞は好位置からスプリントに臨んだが、別のラインを進むトレインに先行されトップから9秒差の31位という結果に終わった。中西も集団内の57位でフィニッシュしている。雨乞をアシストして仕事を終えた椿は2分14秒遅れの104位。ポジショニングでチームを助けたクロフォードは、残り1kmで集団落車に巻き込まれた影響で108位でフィニッシュしたが、救済措置によりメイン集団と同じ9秒差となっている。怪我明けの復帰レースで思わぬ落車に見舞われたクロフォードだが、幸い軽傷で走りには影響がなさそうだという。

第2ステージは天安から東へ進み、栄州にフィニッシュする202.6kmの大会最長ステージ。山間部を走るステージで、序盤と中盤に2つの2級山岳が設定されている。とはいえフィニッシュまでの1kmはゆるやかな下り基調になるなど、第1ステージ同様にスプリンター向けのコースプロフィールとなっている。初日で連携に手ごたえをつかんだキナンには、さらなる好成績が期待できそうだ。(Text:平澤尚威)

ツール・ド・コリア第1ステージ結果(184.6km)
1 チョウ・ヒョンミン(韓国、グンサン・インサム チーム) 4時間19分2秒
2 ベン・ペリー(カナダ、イスラエル サイクリングアカデミー) +0秒
3 セルゲイ・トヴェトコフ(ルーマニア、ユナイテッドヘルスケア プロフェッショナルサイクリングチーム) +0秒
4 ステパン・アスタフィエフ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナ モータース) +2秒
5 ヤクブ・マレチュコ(イタリア、ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア) +9秒
6 ルーカス・セバスティアン・アエド(アルゼンチン、ユナイテッドヘルスケア プロフェッショナルサイクリングチーム) +9秒
31 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) +9秒
57 中西健児(KINAN Cycling Team) +9秒
104 椿大志(KINAN Cycling Team) +2分14秒
108 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +9秒
DNF 塚本一樹(KINAN Cycling Team)

個人総合時間
1 チョウ・ヒョンミン(韓国、グンサン・インサム チーム) 4時間18分52秒
2 ベン・ペリー(カナダ、イスラエル サイクリングアカデミー) +1秒
3 セルゲイ・トヴェトコフ(ルーマニア、ユナイテッドヘルスケア プロフェッショナルサイクリングチーム) +6秒
4 ステパン・アスタフィエフ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナ モータース) +12秒
5 キム・オクチョル(韓国、ソウル サイクリングチーム) +18秒
6 ヤクブ・マレチュコ(イタリア、ウィリエールトリエスティーナ・セッレイタリア) +19秒
32 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) +19秒
57 中西健児(KINAN Cycling Team) +19秒
100 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +19秒
108 椿大志(KINAN Cycling Team) +2分24秒

ポイント賞
1 ベン・ペリー(カナダ、イスラエル サイクリングアカデミー) 19pts

山岳賞
1 アレクサンダー・カタフォード(カナダ、ユナイテッドヘルスケア プロフェッショナルサイクリングチーム)

チーム総合
1 イスラエル サイクリングアカデミー 12時間57分24秒
20 KINAN Cycling Team +9秒

雨乞竜己

雨乞竜己のコメント
基本的に後ろにいたり、要所要所で前に上がってゆっくり上りをクリアしたりという感じだった。スプリントはそこまでガチガチでやろうというわけではなくて、ボクがいるところにみんなが集まってくれる感じだった。10kmくらいからジャイさんに引いてもらって、その後は椿と健児が周りにいてくれた。当初のプラン通りにラスト2kmで健児に上げきってもらい、そこから自分でトレインに入って、いい場所からスプリントできた。切り離してもらうところまではうまくいったが、右にイスラエルサイクリングアカデミーのトレインができて、そこに割り込めなかった。前が逃げ切ったことがわかっていたので、集団ではそれほどバチバチやっているわけではなかったけれど。脚の調子は悪くないので、またどこかのステージでスプリントをねらいたい。

中西健児

中西健児のコメント
序盤は集団前方でアタックに参加していたが、それほど積極的にではなく、チャンスがあればと思っていた。30kmほどアタックが続いたが、ウィリエールトリエスティーナが逃げのメンバーをコントロールしていた。数名で抜け出した場面もあったが、あまり自分の力を使わず、周りのメンバー次第で行けたら行こうかなという感じだった。メイン集団に残ってからは、チームで近くにいて、上りはある程度集団前方で入って、雨乞さんやみんなの脚を残すようにしていた。終盤に向けてはジャイさんが位置取りをしてくれて、ラスト10kmを過ぎてからもみんなで連携できていたので、形としてはよかったと思う。

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