ツール・ド・フランス出場22チーム発表…主催者推薦でフォルテュネオなど4チーム

2018ツール・ド・フランスに出場する22チームが1月8日に主催組織のASOから発表された。自動的に出場権が与えられるトップ18チームに加え、ワイルドカード(主催者推薦枠)としてコフィディス、ディレクトエネルジー、フォルテュネオ・サムシック(以上フランス)、ワンティ・グルップゴベール(ベルギー)の4チームが出場権を獲得した。

フォルテュネオ・サムシックのワレン・バルギル

2017年の大会で山岳賞とスーパー敢闘賞を獲得したワレン・バルギルは地元チームのフォルテュネオ・サムシックに移籍。同チームは選出されたが、ブライアン・コカールが移籍したフランスのビタルコンセプトは選ばれなかった。

●ツール・ド・フランス出場22チーム
AG2Rラモンディアル(フランス)
アスタナ(カザフスタン)
バーレーン・メリダ(バーレーン)
BMC(米国)
ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
FDJ(フランス)
ロット・スーダル(ベルギー)
ミッチェルトン・スコット(オーストラリア)
モビスター(スペイン)
クイックステップフロアズ(ベルギー)
ディメンションデータ・ケベカ(南アフリカ)
EFエデュケーションファースト・ドラパック(米国)
カチューシャ・アルペシン(スイス)
ロットNLユンボ(オランダ)
スカイ(英国)
サンウェブ(ドイツ)
トレック・セガフレード(米国)
UAEエミレーツ(UAE)
主催者推薦枠
コフィディス(フランス)
ディレクトエネルジー(フランス)
フォルテュネオ・サムシック(フランス)
ワンティ・グルップゴベール(ベルギー)

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ダカールラリー 第2ステージでプジョーのデプレが優勝…総合成績で首位に

ダカールラリーは1月7日、ペルーの砂漠区間を走り、初日に出遅れたプジョーのシリル・デプレ(フランス)が四輪カテゴリーでステージ優勝。2日間の総合成績で首位に立った。ステージ2位は前回チャンピオンのステファン・ペテランセル(フランス)、同3位はセバスチャン・ローブ(フランス)とプジョー勢がこの日の上位を独占。

François Flamand/ DPPI/ Red Bull Content Pool

初日にトップタイムをたたき出して首位に立っていたトヨタのナセル・アルアティア(カタール)は、助手席に乗るコ・ドライバーが体調を崩して15分遅れとなり、順位を下げた。

Eric Vargiolu / DPPI / Red Bull Content Pool

Flavien Duhamel/Red Bull Content Pool

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DT SWISS がホイールテストライドセンター開設…高額モデルが試乗可能に

自転車ホイールメーカーのDT SWISSが、日本国内のブランド力向上と製品のよさを知ってもらうため、ホイールテストライドセンターを神奈川県大和市に開設した。高額商品であるカーボンリム仕様のホイールセットを試乗する機会は少なく、製品のよし悪しを判断するチャンスが少なかったことから、DT SWISSホイールセットを試すことができるホイールテストライドセンターを関東地域に開設。これにより、優れたDT SWISSの製品力を実際に自分のバイクで確かめることができる。

DT SWISS ホイールテストライドセンター
drawerTHE BIKE STORE
〒242-0024 神奈川県大和市福田1-1-6 フラワーマンション1F
http://www.openadrawer.com/

■ 貸し出し開始
2018年1月13日(土)より

■ テスト可能モデル=2018年1月13日(予定)
PRC1400 SPLINE 35、PR1400 DICUT OXIC、ARC1100 DICUT 62、ARC1100 DICUT 80、PR1600 SPLINE 32、XRC1200 SPLINE 27.5、XR1501 SPLINE ONE 29、M1700 SPLINE 25 27.5

■ 貸し出し方法
希望の製品を事前に予約(電話・メール)。予約日に店頭に自転車を持ち込み、ホイールをセッティングをしてもらう。支払いは当日、現金またはクレジットカードで店頭決済。返却時間の延長は連絡により対応。万一、返却時間に著しく遅れた場合は延長料金に加え、遅延損害金を請求する場合もある。

ダカールラリー 開幕… 二輪やカミオンを含む324台が大自然に挑む

第40回ダカールラリーが2018年1月6日にペルーのリマをスタートした。14ステージでペルー、ボリビア、アルゼンチンを駆けめぐり、走行距離は9000km近く。自動車92台、二輪139台、クアッド49台、カミオン44台が果てしなき戦いに挑む。

Marcelo Maragni/Red Bull Content Pool

第1ステージはリエゾンと呼ばれる242kmのつなぎ区間を走り、31kmのスペシャルステージで所要時間を競う。

Marcelo Maragni/Red Bull Content Pool

2009年に南米大陸に舞台を移したレースはペルー、ボリビア、アルゼンチンの3カ国を駆けめぐる。レースはリマをスタートして、20日にアルゼンチンのコルドバにゴールする。クラスは自動車のほか、カミオン(トラック)、モト(二輪)、クワッド(四輪バギー)がある。

Marcelo Maragni/Red Bull Content Pool

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自転車専用通行帯と自転車ナビラインの違いが分かる?

首都圏の道路で「白い自転車マーク」や「青い矢印」が道路左端にペイントされているのを見かけるようになった。これは白が「自転車ナビマーク」、青が「自転車ナビライン」で、自転車の安全な通行を促すために警視庁や各県警が表示したものだ。ところがこれらは法律的には意味がなく、なかったものとして道路交通法が適用される。

自転車ナビライン

「自転車ナビマーク」と「自転車ナビライン」は、自転車の走行場所と方向を道路上に明示するために警視庁が表示したもの。導入したところでは自転車の逆走が減るなどで事故が減少したという効果も現れているという。東京五輪・パラリンピックに向けて2020年までに都内全域に整備する計画。これと同じような青い矢印は神奈川県などでも行われている。

この「自転車ナビライン」と似たものに「自転車専用通行帯」がある。同じ青色なので混同しやすいが、「自転車専用通行帯」は白いラインで囲われていることが多く、標識が掲げられているところもある(路面が青色でないところもある)。こちらは法令で定められた自転車通行レーンで、もちろん全国にある。例外はあるが、自転車がこの通行帯以外を走ることはできない。さらにクルマやバイクがこの通行帯を走った場合も法律違反となり、罰則が明記されている。

自転車専用通行帯

前出の「自転車ナビライン」は法定外表示で、この表示自体に通行を指定する意味はないのだという。自転車の安全な通行を促すための目安として警察が設置したもの。そのため通行方法は道路交通法または道路標識などの交通規制に従う必要がある。とはいっても自転車の逆走の禁止や、自転車が道路上のどの位置を走ればいいかの確認に役立つし、ドライバーも「ここは自転車も走るんだね」と認識するので、注意喚起にはなるはずだ。

横浜市で開催された横浜開港祭サイクルピクニックで、自転車愛好家が青い服を着て「自転車ナビライン」をたどる約5.5kmのサイクリングが行われるというのでかつて取材に行ってみたことがある。青の服は「自転車の走る位置はここです」とアピールするのがねらい。さらには道路を共有する者としてドライバーや歩行者などお互いをリスペクトし、親しみを持ちあえるようにと、マナーよく笑顔を見せながら楽しく走ろうと呼びかけられた。

自転車通行に関わる道路交通法が改正されたのは2014年。ところが依然としてルールを知らない、守らない自転車利用者による危険運転が社会問題化している。自転車通行のルールは意外と複雑で、すべての人が理解しているとは限らない。ならばそれを打破しようという目的がこのアピール走行会にはあったのだ。

事前に、リーダーを務める自転車愛好家を集めて模擬走行会を行い、コースを実走しながら安全を担保した走りを再確認した。ところが道路交通法どおりに走行すると現況との食い違いが生じることを痛感する。例えばクルマの左折レーンがあれば、自転車はその左端を直進することが法律で求められている。実際には左折の巻き込み事故になりやすく、だれもが危険を感じるはずだ。

道路交通法で定められた自転車通行と現在の道路事情がマッチせず、依然として事故発生が起こりかねない。混雑する道路を安全にかつ快適に自転車走行するためには、それぞれが交通ルールを守るとともに、クルマや歩行者の存在をリスペクトしながら、自転車乗り自身もリスペクトされるようなマナーをもって走行することが問題解決の糸口になる。

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チームスカイが使用するピナレロ・ドグマF10登場…完成車価格は123万円

チームスカイとイタリアの自転車メーカー、ピナレロのパートナーシップは2018年で9年目に入る。チームは2018年シーズンもピナレロ・ドグマF10でレースに参戦する。2018年シーズンの新しいグラフィックプランが発表された。

チームスカイの選手が使用するドグマF10は、ただ速いだけでなく集団の中で最もエレガントなバイクでなければならないという。マットブラックをベースに、内側にホワイト、トップにスカイブルーのバーを配置したグラフィックデザインは、新しいチームキットのデザインとマッチ。チームの重要な勝利を示しているデータパターンも更新された。

2018シーズンのドグマF10チームスカイカラーは、カラーナンバー「941 / TEAMSKY 2018」でオーダー受付を開始した。デュラエース電動変速システムを組み込んだ完成車価格で123万円(税別)。

2018年シーズンのもうひとつのニュースは、ピナレロが展開するバイクコンポーネント&アクセサリー「モスト」がチームスカイのオフィシャルパートナーとなったことだ。ステム、ハンドルバーなどのコクピットコンポーネントが今シーズンのドグマF10に使用される。Talonインテグレーテッドハンドルバーには、デュラーエースDi2のケーブルを内装することが可能で、ドグマF10のエアロダイナミクス効果を高めている。

ピナレロジャパンのホームページ
http://www.pinarello.jp