アレ・チポッリーニに所属する萩原麻由子は1月27日、オーストラリアのジーロング近郊で開催された113kmのロードレース「カデルエバンス・グレートオーシャンロードレース」で2018シーズンの緒戦を迎えた。チームメートであるクロエ・ホースキング(オーストラリア)が優勝。サントス・ウィメンズ・ツアーダウンアンダーでの区間優勝に続く2勝目をマークした。萩原はトップから3分14秒差の50位でフィニッシュした。
前哨戦といえる25日のクリテリウムに引き続いて開催された本大会。萩原にとってはUCI(国際自転車競技連合)公認のレースとしては今季初戦となった。自身のパフォーマンスはまだ向上中だというが、チームメートの自国での大きな勝利、そして再び世界のトップレースでスタートを切れたことに大きな喜びを感じる1日となった。
「今日はチームメイトが優勝し、素晴らしい日になったと同時に、チームメイトが序盤に落車し鎖骨骨折してしまうなど、いいことと悪いことが同時に起きた日でした」と萩原。
「レースは終始大きな動きもなく進みましたが、終盤にレースが動いたときに自分の脚がビッタリと止まり、そのまま遅れてしまいました。 練習で調子を上げてきましたが、レースで現実を見ることができました。現状をしっかりと見つめ、しかしレースに戻れたこと、無事に初戦を終えれたことをステップととらえ、着実に進んでいきたいと思っています」
今後のレーススケジュール予定は、1月30〜31日ウィメンズ・ヘラルドサンツアー(オーストラリア)、2月22〜25日セッティマーナ・チクリスタ・バレンシアーナ(スペイン)。
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