パリ〜ニース開幕…ベネットがスプリントVで首位に

「ルート・オ・ソレイユ=太陽への道」という愛称を持つ8日間のステージレース、パリ〜ニースが3月7日にフランスで開幕し、初日の第1ステージでドゥークニンク・クイックステップのサム・ベネット(アイルランド)がスプリント勝負を制して優勝。総合成績でも首位に立った。

2021パリ〜ニース第1ステージ ©A.S.O.-Fabien-Boukla

大会は14日まで。目的地のニースは新型コロナウイルス変異株の感染者が増加している地域で、週末は24時間の外出禁止が命じられている。2020年は最終ステージが中止になった。

2021パリ〜ニース第1ステージ ©A.S.O.-Fabien-Boukla
2021パリ〜ニース第1ステージ ©A.S.O.-Fabien-Boukla
サム・ベネットがパリ〜ニース第1ステージ優勝 ©A.S.O.-Fabien-Boukla
パリ〜ニースのマイヨジョーヌを着用するサム・ベネット ©A.S.O.-Fabien-Boukla

●パリ〜ニースのホームページ

ファンデルプールがストラーデビアンケ優勝…女子もオランダ勢

イタリアのトスカーナ地方の未舗装路を含むルートを走るストラーデビアンケが3月6日に行われ、男子はマチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)が、女子はシャンタル・ファンデンブロークブラーク(Sdワークス)のオランダ勢が優勝した。

シエナの上りでマチュー・ファンデルプールがジュリアン・アラフィリップに差をつける ©LaPresse – Marco Alpozzi

ファンデルプールは世界チャンピオンのジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥークニンク・クイックステップ)とエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアス)とともに抜け出すと、シエナのゴールに上る石畳の激坂で抜け出して優勝した。

15回目の開催となる男子レースでオランダ選手が優勝したのは初めて。一方、7回目の開催となる女子レースではオランダ勢が4連勝。

シエナを発着とする184kmで争われたストラーデビアンケ ©LaPresse – Fabio Ferrari

総合力のある選手もねらってくる特異なワンデーレース

「これは象徴的なレースだから本当に勝ちたかった。タデイ・ポガチャルやベルナルのように上りが強い選手がたくさん出場してくるので、勝つのが最も難しいレースの1つだと思う。ステージレースの総合優勝を争えるタイプなど多くのチャンピオンがワンデーレースの勝利のために戦うことはあまりない」とファンデルプール。

「今日は自信を持っていたし、かなりいい感じだった。フィナーレのためにエネルギーを節約し、最後のしかけどころを待っていた。コースを見て、いくつかの難しいセクションがあることは知っていた。チームとしても勝利への意欲は高かった。信頼できるチームメイトがいて、彼らがレースの重要なタイミングまでベストポジションで走らせてくれた」

次週は同じイタリアで開催されるステージレースのティレーノ〜アドリアティコに出場するというファンデルプール。さらにワンデーレースのミラノ〜サンレモにベストコンディションで挑みたいと語り、ステージレースへの意欲も口にした。

マチュー・ファンデルプールがストラーデビアンケ優勝 ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

5秒遅れの2位となったアラフィリップは、「いつも勝ちたいけど、表彰台に立てたことに満足している。最善を尽くしたので後悔していない」とコメント。

「勝利のために戦ったが、マチューが最強だった。残り約20kmで加速したとき、マチューとワウト・ファンアールトの違いに気づいた。調子はそれほど悪くなかったので、勝負どころに集中していたが、最後の上りでマチューは明らかに最強だった。次の目標はティレーノ〜アドリアティコでステージ優勝すること」

先頭からマチュー・ファンデルプール、ジュリアン・アラフィリップ、エガン・ベルナル ©LaPresse – Fabio Ferrari

スペシャリストではないので3位は驚き…ベルナル

20秒遅れの3位ベルナルは、「正直なところ、ワンデーレースのスペシャリストではないので、トップ3に入ったのは少し驚いた」とコメント。

「マチュー・ファンデルプールと世界チャンピオン(のジュリアン・アラフィリップ)と表彰台に上がれことは大きな名誉。次の目標に向けてモチベーションを高め、自信を与えてくれる。マチュー、ファンアールト、UAEエミレーツの選手たちは本当に強かった。フィナーレはどれだけ脚が残っているかだけの問題だった」

シャンタル・ファンデンブロークブラークとそれを追うエリサ・ロンゴボルギーニ ©LaPresse – Marco Alpozzi

女子はSdワークスチームがレースを掌握

女子はファンデンブロークブラークが地元イタリアのエリサ・ロンゴボルギーニ(トレック・セガフレード)に7秒差をつけて優勝した。9秒遅れの3位には世界チャンピオンでSdワークスに所属するアンナ・ファンデルブレッゲン(オランダ)が入った。

「最後は高速だった。私はチームメート数人と少人数の先頭グループにいた。私の役目はここでアタックすることだった。ロンゴボルギーニがついてきたが、それは承知の上の作戦だった。エリサは上りに強いけど、その後ろにはチームメートが控えていたので」とファンデンブロークブラーク。

シャンタル・ファンデンブロークブラークがストラーデビアンケ女子優勝 ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

「チームは私にエリサの後輪についていくように指示した。彼女が優勝するチャンスは私よりも少ないはずだから、彼女が先頭でプッシュし続けることを知っていた。小さなグループのスプリント勝負になればチームメイトが勝てるから。エリサが多くのエネルギーを費やしている間、私は彼女をマークし続けて、最後の上りで彼女を落とすことに成功した。予想外の勝利だったのでとてもうれしい」

シャンタル・ファンデンブロークブラークを中央に左が2位エリサ・ロンゴボルギーニ、右が3位アンナ・ファンデルブレッゲン ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

●ストラーデビアンケのホームページ

脳への損傷を防ぐトレックのWaveCel搭載モデルが安価に

トレックより新しい「Starvos WaveCel AsiaFit Helmet」が登場した。価格は1万4500円(税別)で、脳への損傷を防ぐWaveCel搭載モデルとしては購入しやすいモデル。

クロスバイクやロードバイクなど初めてのスポーツバイクを購入し、通勤通学や買い物などで普段使用するサイクリストが増える昨今、このStarvos WaveCel AsiaFit Helmetはサイクリストが必要としている求めやすい価格と軽さに、頭部への損傷を防ぐ優れた保護性能とアジアフィットという快適性が兼ね備わったエントリーモデルとなる。

■安全なWaveCel搭載モデル
たった一つしかない脳への損傷を防ぐ、トレック史上最も安全なヘルメット技術
■WaveCel初の購入しやすいエントリーモデル
購入しやすくなったことで、トレック最高の保護性能をより多くのサイクリストへ提供できるようになった
■快適なアジアフィット
アジア6カ国、1500人を超える被験者のデータに基づく最適なフィットデザイン
■ラインナップの中で最も軽いWaveCelヘルメット
WaveCel形状の見直しにより、軽量化を実現

<ラインナップ>
サイズ:S/M, M/L
重量:330g(M/L), 310g(S/M)
価格:1万4500円(税別)
カラー:Black, White, Alpine Blue

●トレックの詳細ホームページ

昼でもライトを点けると事故に遭う確率が33%減少

トレックは、夜間のみならず日中でもライトを点灯することをサイクリストにとって当たり前の文化とするため、全てのサイクリストを対象にこの文化に共感して実践する「デイライトアンバサダー」を募集する。

#昼でも点けようアンバサダーを募集中

昨今、自転車がアウトドアとしての楽しみや通勤や通学の移動手段として大変注目されている。それと同時に初心者のサイクリストが増えていて、安全にサイクリングすることの重要性が一層高まっている。

サイクリング中の安全を確保する手段の中で、明るい日中にライトを点灯することは、専門的なスキルも必要なく簡単で非常に効果的。多くのサイクリストが乗る日中の時間帯に点灯することにより、無灯火の状態と比べて2.4倍も周囲から視認されやすくなり、事故に遭う確率が33%も減少される。

サイクリストにとって安全に楽しめる環境を目指しデイライトという文化に共感できる人は、ぜひ特設ページより応募してみよう。

【募集概要】
■募集期間:3月15日(月)23:59まで
■採用発表:3月19日(金)
■投稿期間:3月22日~7月22日(4カ月間)
■投稿内容:
点灯しているライトの写真or点滅中の動画を撮影
投稿にハッシュタグ「#昼でも点けよう」を付けて投稿する
■投稿頻度:期間内に16回(週に約1回)
■採用人数:数十名程度
■支給品:Bontrager Ion Comp, Flare R City Light Set(税込み1万6500円)
■問い合わせ:トレックジャパン株式会社 Japan_Info@trekbikes.com

●トレックの詳細ホームページ

自転車保険の比較ができるサイト…全国的義務化に対応

インターネット完結の自転車保険会社をまとめたサイトが公開され、義務化の方向にある自転車保険の比較が簡単にできるようになった。運営会社はエレメント。隙間時間を利用して調べることができる。

思いがけず自転車事故を起こして相手方を死亡させてしまった。または重い障害が残る重症を負わせてしまったなど、自転車に乗る側が加害者になった場合、裁判や損害賠償問題になるケースもある。

自転車保険は自分がけがを負った場合の治療費だけでなく、加害者になった場合の賠償責任を補償してくれる。 

コロナの影響もあり通勤・通学で自転車を利用する人が増えている。また、全国的に自転車保険の義務化も進んでいる。現在のところ、未加入でも罰則はないが、ジュニア世代からシニア世代まで安心して自転車に乗れるよう、家族のために自転車保険を検討している人にはチェックしてみたいサイト。

●自転車保険STATIONのホームページ

かわうその自転車屋さんジャージにソックス、パンツにボトルつき

人気漫画「かわうその自転車屋さん 第9巻」が3月16日に発売されるのに合わせて、ワールドサイクルがかわうその自転車屋さんジャージの予約受け付けを開始した。

今回は、ジャージにはオリジナルソックス付き、ビブショーツにはオリジナルボトルが付属する。

●かわうその自転車屋さん メンズ イエロー 半袖ジャージ ソックス付き
1万2000円(税込み)

●かわうその自転車屋さん レディース イエロー 半袖ジャージ ソックス付き
1万2000円(税込み)

●かわうその自転車屋さん メンズ イエロー ビブレーシングパンツ ボトル付き
1万3800円(税込み)

2年目となる女子&中学生リーグの日程と協賛社発表

女子のクイーンリーグ(Qリーグ)、ジュニアのニューエイジリーグ(Nリーグ)が2021-2022 シーズンの選手登録受け付けを3月8日から開始する。リーグランキング・ポイントリーダ ーに授与されるジャージと表彰協賛、リーグポイントを獲得できる対象レースの加盟団体も決定した。

両リーグは2020年2月17日に設立し、4月1日から運営を開始した。新型コロナの影響で多くの自転車レースが開催中止になる中、シリーズ計6戦を行い、3月21日の大磯クリテリウム第5戦で最終戦を迎える。

東京五輪が延期となり新型コロナ感染の影響が収まらず、先が見えづらい厳しい現況が続くが、その中でも未来の希望をつなげられる女子とジュニアたちが活躍できるよう「自転車レースでさらなる活躍を期待できる逸材を日本 から!」という趣旨で立ち上がった。思いを同じくする企業やレース主催者も支援に乗り出した。。

女子Qリーグおよび中学生Nリーグの選手登録開始
女子の高校生以上を対象とした「クイーンリーグ(Qリーグ)」、そして中学生男女を対象とした「ニューエイジリーグ(Nリーグ)」の選手登録を3月8日(月)の正午より下記サイトから受付開始。
●Qリーグ・Nリーグ公式ホームページ

Qリーグでは廣瀬博子がポイントリーダー

今シーズンの登録条件
*女子リーグ「クイーンリーグ(Qリーグ)」登録条件
自転車レースに参加できる高校生以上の女子
Qリーグのカテゴリー区分:女子は高校生以上の女子選手が対象とし、カテゴリーは「Q」とする。この「Q」登録選手は対象大会の結果によりポイントを付与ランキングトップの選手にはポイントリーダージ ャージ「アメシストジャージ」をリーグ大会ごとに授与する。

*ジュニアリーグ「ニューエイジリーグ(N リーグ)」登録条件
自転車レースに参加できる中学生男女Nリーグのカテゴリー区分:中学生男子は「N」、中学生女子は「NW」とする。この「N」および「NW」の登録選手は対象大会の結果によりポイントを付与、ランキングトップの選手にはポイントリーダージャージ「バトルマリンジャージ」をリーグ大会ごとに授与する。

Nリーグでは佐々木啄人がポイントリーダー

*登録費および登録受付の締切り日
今シーズンもリーグシーズンは「4月1日から翌年3月31日まで」となっているが、登録の締切日を3つに分けて募集し、中途でも登録しやすくした。

・リーグ登録費(シーズン1年間、保険費を含む)
継続登録(2020-2021シーズンに登録した選手):2500円
新規登録:3000円 ※リーグに登録すると自動的に「公益財団法人スポーツ安全協会」の保険に加入。加入区分はQリーグ(高校生以上女子)が「C」、Nリーグ(中学生男女)が「AW」となる。
●保険の補償など詳細

・登録の期間
第1次締め切り:2021年3月8日(月)から4月20日(火)入金確認分
第2次締め切り:2021年4月21日(水)から8月31日(火)入金確認分
第3次締め切り:2021年9月1日(水)から 2022年3月31日シーズン終了までの入金確認分

<2021-2022 シーズンへのリーグカテゴリー変更点>
まず女子リーグ「クイーンリーグ(Qリーグ)」については、今シーズンよりカテゴリーW1・W2の区分をなくし、カテゴリーを「Q」に一本化。これによりリーグ対象レースとの連携や仕組みを分かりやすくした。現在多くの市⺠レースを中⼼に活躍する女子選手はQリーグへの登録を。

ジュニアリーグ「ニューエイジリーグ(Nリーグ)」については、今シーズンより高校生の登録はなくし、一方で反響の大きかった「中学生女子」の活躍をバックアップすべく、カテゴリー「NW」としてポイントリー ダージャージの授与対象とする。

2、Q リーグ・N リーグ加盟レースの主催団体ご紹介とカレンダー この Q リーグおよび N リーグのポイント獲得対象レースですが、弊リーグの趣旨や運営にご理解をいただい た下記シリーズ大会とタッグを組み、「リーグ対象レース」として弊リーグのカテゴリーに対応したクラスのレ ースに弊リーグ登録選手が出走することで、レース結果に基づいたポイントを獲得しランキングを競っていただ ける旨の同意をいただきましたので、以下にご紹介いたします。

今回ご紹介する大会は、それぞれ平素より女子やジュニアレースに尽力と配慮をいただいております。このよ うなリーグの趣旨に賛同する「リーグシリーズ対象レース」へ参加することにより、女子およびジュニア選手た ちが整った環境で多くのレース出場で得たポイントを獲得し、ランキングを競えるようになります。また対象レ ース出場を通してリーグ登録選手達の認知と結束が広がることを願っております。

Qリーグ・Nリーグ対象レース主催団体
サイクルロードレース協会 東日本事務局
一般社団法人 日本サイクルレーシングクラブ協会(JCRC)
合同会社 LinkTOHOKU(ツール・ド・ふくしま)
株式会社ウォークライド(大磯クリテリウムほか)

Qリーグ・Nリーグポイント対象レース・2021-2022シーズンカレンダー

第1戦・2021年4月29日(木・祝):開幕シリーズ第1戦:成田下総2021・春(QNリーグ主催) ※シリーズ開幕戦として、リーグ登録選手は参加費無料
第2戦・2021年5月1日(土):春のしもふさクリテリウム(チャレンジリーグ主催)
第3戦・2021年6月:JCRC 特別戦 in 下総運動公園(JCRC主催)
第4戦・2021年7月:そでがうらサマーサイクルロードフェスタ(チャレンジリーグ主催)
第5戦・2021年7月:JCRC第2戦 in 群馬 CSC(JCRC主催)
第6戦・2021年8月:あぶくまヒルクライム(ツール・ド・ふくしま主催)
第7戦・2021年9月:秋のしもふさクリテリウム(チャレンジリーグ主催)

名護市にサイクリストのための1棟貸しCyclo Villa

沖縄県名護市にサイクリストによるサイクリストのための宿泊施設「Cyclo Villa=シクロヴィラ」が2021年3月にオープンする。コロナ禍でも安心できる人との接触が少ない 家具付き1棟貸しヴィラ。

大切な愛車を室内に持ち込め、大自然の中でファンライドからレースのためのトレーニングまで対応。広い屋上にはバーバキュースペースもあり、満点の星空を堪能できる。

沖縄の観光をプロデュースする団体「Hub-Create」が手がけ、沖縄県名護市の屋我地島にある。

自転車を持ち込める宿を提供するだけでなく、シクロヴィラではツーリングガイドプランも用意されている。SPECIALIZDを扱っているサイクルショップ「bicicletta shido」の創業者中尾峻氏が名護の海はもちろん山原、誰にも教えたくないコースまでガイドをしてくれる。沖縄で自転車を楽しみたい人、競技自転車が強くなりたい人にぴったり。

中尾峻氏は2014年にサイクルショップを東京に創業。たくさんの人に自転車の素晴らしさを伝えるべく、2018年に自転車の楽しさを伝えるためのサイクルステーションとして沖縄店をオープン。 競技層からファンライドまで幅広く、沖縄でアテンドライドを開催。

「bicicletta shido 沖縄」のサイクルステーションもエリア内にある、チェックイン前の自転車の輸送受け取り、メンテナンスも依頼できる。電動ディレイラーのバッテリートラブルにも対応。 

中尾峻

●Cyclo Villaの予約ページ