谷真海がITU世界パラトライアスロンシリーズ横浜大会で2連覇

パラトライアスリートの谷真海が5月12日に開催されたITU世界パラトライアスロンシリーズ(2018/横浜)に出場し、PTS4クラスで2017年に続いて2連覇を飾った。2020東京オリンピック・パラリンピックの招致プレゼンテーションで大役を務めた谷(当時は旧姓佐藤)は出産を契機に陸上競技からトライアスロンに転向。東京パラリンピック出場を目指す。ブリヂストンサイクルが谷にロードバイクの機材サポートを行っている。

ITU世界パラトライアスロンシリーズ2018/横浜でバイクパートを走る谷真海 © ブリヂストンサイクル㈱

「守りに入らないレースをしようと心に決めていて、途中で力を抜かないことを意識し最後まで走り切ったので、苦しかったです」と谷。
「バイクパートの強化には時間がかかると思っていて、まだスピード維持の面で課題があると感じています。いろいろなことが大会では起こるので、いかに焦らず、あきらめずに走るかということに尽きると思います」

パラトライアスロンはスイム0.75km、バイク20km、ラン5kmの3種目を継続して行い、総距離25.75kmの合計タイムを競う。スイムからバイク、バイクからランへ移る「トランジション」にかかった時間も合計タイムに含まれ、障がいの種類と程度でクラス分けされ、そのクラスで競技の順位を競う。

ブリヂストンのトライアスロンバイクで疾駆する谷真海 © ブリヂストンサイクル㈱

●関連ニュース

ブリヂストンが日本トライアスロン連合とオフィシャルスポンサー契約

●最新ニュースへ