スリランカTカップにキナンのルバ、雨乞竜己ら5選手が参戦

スリランカTカップ(SRI LANKA T-CUP)が5月4日から6日まで同地で開催され、キナンサイクリングの中西健児、雨乞竜己、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大が出場する。2017年に初開催され、今年からUCI(国際自転車競技連合)公認の国際レースに昇格。大会カテゴリーはUCIアジアツアー2.2。全3ステージ、総距離327.7km。大会のコンセプトに「Coast to Coast」を掲げ、スリランカを構成するセイロン島の東海岸から西海岸までを結ぶステージ編成が特徴。

スリランカ Tカップに出場するキナンのメンバー ©︎KINAN Cycling Team

3ステージのうち、第1・第3ステージがスプリンター向きの平坦ステージ、第2ステージがこの大会唯一の山岳ステージ。この日は海抜約90mから最も高度のあるポイントで889.3mまで上るルートとなっているものの、最高標高地点からフィニッシュ地点までは約37km。総合成績を意識して攻めるクライマーを、一度は遅れた選手たちが追撃する構図となる可能性があり、山岳ステージとはいえスピードに富んだレースとなることが予想される。

キナンサイクリングは、スピード域の高いレースとなることを想定して選手をセレクト。スプリントは雨乞を軸に、リードアウトに中西と新城、発射台に中島を配置。また、山岳ではルバでの勝負を見すえ、登坂力のある中西や集団コントロールに長ける新城と中島がレースを作る役割を担う。

5月に入り、チームが最大目標とするツアー・オブ・ジャパンやツール・ド・熊野が近づくこの時期、各選手のコンディション把握やメンバーセレクションを占う意味でも、重要なレースとなる。大会にはUCI国際登録における第3カテゴリーのコンチネンタルチームに加え、クラブチームも参戦。全14チームがエントリーしている。遠征メンバーは5月2日にスリランカ入りし、4日からのレースに臨む。

スリランカTカップ(UCIアジアツアー2.2)
5月4日 第1ステージ バサイクーダ(Passikudah)〜マヒヤンガーナヤ(Mahiyanganaya) 123.9km
5月5日 第2ステージ マヒヤンガーナヤ〜キャンディ(Kandy) 85.3km
5月6日 第3ステージ キャンディ〜ニゴンボ(Negombo) 118.5km

スリランカTカップのオフィシャルウェブサイト

●関連ニュース

課題と収穫が明確となった5日間…キナンのツール・デュ・ロワールエシェール

●最新ニュースへ

ツール・ド・フランスさいたま恒例の4賞ジャージ折り紙で鶴を作ろう

世界最高峰のサイクルロードレース「ツール・ド・フランス」の名を冠した自転車競技イベント「J:COM presents 2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」のPR企画として、2018年も「鶴de France」(つるどふらんす)を実施する。7月にフランス全土で開催される「ツール・ド・フランス2018」に出場する選手の安全と健康を祈念し、ツール・ド・フランス4賞ジャージ柄の折り鶴を日本のファンに折ってもらい、大会開催期間中のフランスに届ける。

日本のファンが選手の安全と大会の成功を祈願して折った「鶴 de France」は毎年さいたま市関係者によってツール・ド・フランスの現地に持ち込まれる

■目的
「ツール・ド・フランス2018」に出場する選手の安全と健康を祈念するとともに、この企画を通じてより多くの人に「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」を知ってもらうために実施。だれもが容易に参加・体験できるものとし、「ツール・ド・フランス」になじみのない人にも覚えやすい名称とした。
■実施概要
今後開催されるイベントの「J:COM presents 2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」PR特設コーナーで来場者にツール・ド・フランス4賞ジャージの柄の折り鶴(黄色、緑、赤ドット、白)を折ってもらう。折った鶴を「千羽鶴」として、ツール・ド・フランス本大会(2018年7月7日~29日)にお届け。応援メッセージを各会場で撮影し、編集した動画をツール・ド・フランスでの贈呈式の際にステージ上で上映。

以下のイベント会場内の「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」PR特設コーナーにいけばだれでも参加できる。鶴を折った人全員に大会オリジナルステッカーがプレゼントされる。
「サイクルドリームフェスタ2018」
・日時5月5日(土・祝)10:00~16:00
・会場神宮外苑聖徳記念絵画館前通り
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムPR特設コーナー

「さいたまスポーツフェスティバル2018」
・日時5月12日(土)~5月13日(日)10:00~18:00
・会場さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムPR特設コーナー

「鉄道のまち大宮鉄道ふれあいフェア」
・日時5月26日(土)10:00~16:00
・会場大宮駅西口イベントスペース
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムPR特設コーナー

「UCI公認国際自転車ロードレース『NTN presents 2018 Tour of Japan』
・日時5月27日(日)9:00~15:00頃
・会場みなとが丘ふ頭公園
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムPR特設コーナー

●関連ニュース

ツール・ド・フランスさいたまのコース決定…駅至近の特設サーキット

●最新ニュースへ

DAZNがジロ・デ・イタリア全日程を生中継…1カ月無料お試しも

DAZN(ダゾーン)が5月4日に開幕する第101回ジロ・デ・イタリアを全日程にわたってライブ中継と見逃し配信をする。4日の第1ステージは日本時間19時40分からライブ中継開始。1カ月お試し視聴を利用すれば全日程が無料で視聴可能。翌月以降から月額利用料1750円(税別)、DoCoMoユーザーは980円(税別)がかかるが、月単位での退会が可能。

DAZNの視聴はスマホ、タブレット端末、パソコン、スマートテレビ、ゲーム機でできる。スマホとタブレットはDAZNアプリをiOSまたはAndroidからダウンロード。パソコンはSafari、Google Chrome、Firefox、Internet Explorer、Edgeのインターネットブラウザを使う。

DAZNの1カ月お試し視聴登録は簡単。
1)アカウント登録=名前とEメールアドレスを入力後パスワードを設定。
2)支払い情報登録=カード情報を入力する。最初の1カ月は無料。
3)DAZNアプリをテレビ、タブレット、スマホにダウンロードすればいつでもどこでも視聴できる。

DAZNの1カ月お試し視聴登録サイト

●関連ニュース

レッドブル・エアレースいよいよ開幕…NHK、J SPORTS、DAZNの視聴方法は

●最新ニュースへ

青山ベストサイクリスト…5月5日におシャレなサイクリストを選出

5月の自転車月間に合わせて、サイクルドリームフェスタ2018が5月5日に東京の聖徳記念絵画館前通りで開催される。青山通りにも近いこの会場で、青山のまちにふさわしいおシャレなサイクリストを選出し、「AOYAMA BEST CYCLIST」として表彰する。選ばれた人はバイシクルタウン青山店舗からステキなプレゼントが手渡され、1年間「バイシクルタウン青山」のアンバサダーに就任する。

「バイシクルタウン青山」は2009年、自転車に優しい街を宣言して以来、自転車フレンドリーな店舗を増やして自転車をテーマにしたさまざまな企画やイベントを行っている。5月は自転車月間として5月5日のサイクルドリームフェスタにあわせてスタンプラリーを開催する。期間中は自転車で青山をめぐると、うれしい特典がある。自転車マップを参考に参加店をめぐり、各ショップのデジタルスタンプに登録し、スタンプを3個以上集めるとその場で景品が抽選で当たる。

●関連ニュース

南青山のOVEで都心部を満喫できるサイクリングやイベント開催

●最新ニュースへ

サンウェブがチームと無期限スポンサー契約…事業目標の達成に投資は有効

インターネット旅行代理店のサンウェブは、男女の自転車プロチームのスポンサー契約について、期限を定めないことに変更し、長期にわたって自転車ロードレースをサポートしていく考えがあると発表した。これまでの契約は2019年までとなっていた。

「みなさんの休日をより満足させたいという会社なのだから、その事業目標の達成にスポーツイベントへの投資は有効。若者の健全な成長とアンチドーピングにおける取り組みに責任を負うことを目指していきます。このユニークな新契約はチームにとってだけでなく、サイクリング全般にいい効果を発揮すると期待している」とサンウェブのティム・バンデンベルクCEO。

●関連ニュース

デュムラン擁するサンウェブがジロ・デ・イタリア布陣を発表

●最新ニュースへ

キナンはサバイバル化したレースに対応できず…JBCF東日本ロードクラシック群馬2日目

国内公式戦Jプロツアーの2018年第6戦にあたるJBCF東日本ロードクラシック群馬2日目が4月29日、群馬サイクルスポーツセンターで行われた。キナンサイクリングは5選手で出走。終始活発なレース展開にあって中盤以降の絞り込みで前方に選手を送り込むも、サバイバル化した流れにあと一歩対応しきれず。上位進出を逃し、メイン集団でレースを進めた雨乞竜己の14位がチーム最高位だった。

JBCF東日本ロードクラシック群馬2日目 ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

2018シーズンのJプロツアー初参戦となったキナン。前日は序盤から積極的にレースを展開しながら、最終局面でわずかに及ばず。終盤に集団から抜け出した選手による勝負で、中島康晴の8位が最高だった。この日も中島のほか雨乞、山本元喜、中西健児、新城雄大の5選手が参戦。前日のレース内容と結果を踏まえ、中盤以降の動きを重視することを確認。1周6kmのコースは前半が下り、後半が上り基調。キナン勢は5選手ともコース、レース距離への適応はできていて、あとは逃げ、スプリント、どちらにも対応できるよう強い意識づけを行って本番へと臨むこととなった。

こうして始まったレースは、前日同様序盤から出入りの激しいものに。アタックが出ては集団が引き戻す流れが繰り返される。キナン勢は新城や中西が前をうかがう場面があったものの、先行するまでには至らない。ようやく明確な動きとなったのが9周回目。有力チームが逃げに選手を送り込む形になり、キナンからは再び中西が合流。6人が先行すると、さらに15人程度がメイン集団から追い上げて先頭へ。山本もこの中に入り、キナン勢は2人が前方へ。12周回目には5人の飛び出しに山本が反応。さらに追走グループが形成されると中西が入り、14周目までに先頭グループへジョイン。この段階で19人に膨らむと、メイン集団とのタイム差は3分以上の開きに。キナン勢は山本と中西での勝負を視野に入れることになった。

しかし、先頭グループに最大5人を送り込んだチームもあるなど、キナンにとっては数的不利な状況もいなめない。人数を多く残したチームを中心に優勝争いはサバイバル化し、ライバルチームが次々繰り出す仕掛けに山本と中西は消耗を強いられる。17周目には中西が、次の周回には山本が先頭グループから遅れ、前方で粘るもトップに追いつくには厳しい状況になってしまった。

メイン集団では、レースを振り出しに戻すべく後方待機をしていた中島と新城がコントロールを続けた。先頭に追いついた場合は雨乞でのスプリント勝負をねらいつつ、前のグループに選手を送り込めなかったチームと協力して集団コントロールを担う。やがて前方から中西と山本も集団へと戻り、残る力をプロトン牽引に費やした。だが、周回を追うごとに活性化する先頭グループまで追い上げは届かず。メイン集団は上位フィニッシュねらいに切り替えて終盤を走行。キナン勢は雨乞のスプリントに託し、1つでも上の順位を押さえることに集中した。

その結果、チーム最上位となった雨乞が14位でのフィニッシュ。その雨乞を引き上げた中島が45位で続いた。終盤はメイン集団のペースアップに力を使った山本、中西、新城の3人は1周回を残してバイクを降りている。

結果だけ見れば厳しいものとなったが、局面に応じた動き方やチームにとって有利となる展開の作り方など、課題がより明白となったことで次のレースへとつなげやすくなったあたりはポジティブに捉えてもよさそうだ。また、国内リーグを2レース走り、全体の傾向を把握できたことは、日本人選手主体で臨むうえで戦術や連携を図るための指標づくりにもなったといえる。

これをもって2日間の群馬シリーズは終了。今後は再びUCI(国際自転車競技連合)公認の国際レースメインのスケジュールへとシフトする。日本人メンバーのみで戦うJプロツアーで得た収穫と課題を、主戦場であるアジアのレースで生かしていくことになる。なお、チームとしての次戦は、5月4日から6日までのスリランカTカップ(UCIアジアツアー2.2)を予定している。

JBCF東日本ロードクラシック群馬大会 Day-2結果(132km)
1 アイラン・フェルナンデス(スペイン、マトリックスパワータグ) 3時間15分48秒
2 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) +0秒
3 鈴木龍(宇都宮ブリッツェン)
4 安原大貴(マトリックスパワータグ)
5 入部正太朗(シマノレーシング) +1秒
6 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)
14 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) +4分23秒
45 中島康晴(KINAN Cycling Team) +5分0秒
DNF 山本元喜(KINAN Cycling Team)
DNF 中西健児(KINAN Cycling Team)
DNF 新城雄大(KINAN Cycling Team)

中西健児

中西健児のコメント
全体的に後手を踏んでしまったことが敗因。逃げにチームから選手を送り込むにしても、なかなか有利な展開を作り出せなかった。(山本)元喜さんのいた先頭グループに合流した時点で、追走で脚を使ってしまっていた。人数の多いチームが次々とアタックする状況で、ほとんどを元喜さんに対応してもらうような感じになってしまった。レース途中までは自分たちで逃げを作ろうと試みた場面もあったが、結果的に決まった逃げが、顔ぶれも含めて厳しいものになってしまった。
もっとクレバーに走ることも必要だと感じた。みんなで連携して、それぞれに頭を使って走ってはいるけれど、調子がよかったこともあってか目立つような動きに終始してしまった感がある。この先はUCIレースとJプロツアーと並行して走る。2週間後のJプロツアー宇都宮では今回のリベンジをしたいし、日本人選手だけでもこのチームが戦えることを示さなければならない。

中島康晴

中島康晴のコメント
序盤から中西と新城が積極的に動いてくれたおかげで、元喜や自分は脚をためながら走ることができていた。中盤以降に自分と元喜とで動くことをイメージしていたのに、自分が後ろに残ってしまったことがこの結果につながってしまったと思う。それまでのお膳立てを無駄にしてしまい、本当に申し訳ない。前方に多く人数を送り込めていれば、それぞれの役割を明確にして戦うことができていたと思う。
もう少し人数をかけて、畳みかけるような攻撃をしてもよかったかもしれない。逃げを試みつつ、もし捕まるようなら次の動きを…と意識しながら走っていたので、攻撃的な走りが控えめになってしまったところはあったように思える。チームとしての動きそのものはよかったので、結果的に優勝争いとなるグループに自分や雨乞といったスプリント勝負できる選手を乗せられなかったことが惜しいところだった。
日本のチームで、日本人選手が結果を出すことが大切。2週間後のJプロツアー宇都宮に限って言えば、昨年はクリテリウムで雨乞が2位に入っているし、今回の反省点を生かすためのレースにもなる。それがUCIレースでの走りにもつながるはずだし、よかったことと悪かったこととを選手間で話し合いながら、次の戦いに必ず反映させたい。

●関連ニュース

JBCF東日本ロードクラシック群馬でキナンの中島康晴は8位

●最新ニュースへ