ダウンヒル・ワールドカップチャンピオンのアーロン・グインが製品開発に関わったTRPのディスクブレーキシステム「G-Spec」の販売が5月末よりAmazonで始まった。取り扱いはメガグリーンスターで、製品の修理などを行うTRPテクニカルサポートセンターを開設する。
グインはTRP開発チームと密に協力し、プロトタイプのブレーキとともにワールドカップサーキットを転戦し、テストを重ねた。その結果として生み出されたのがG-Specだ。
G-Specは滑らかなペイントで仕上げられた鋳造アルミニウムで製作されている。ブレーキレバーはグイン自らによって設計された、ディンプルドリルレバーブレードを特長としている。レバーのディンプル加工が1本の指で扱っても滑りにくく、スピードコントロールを容易にしている。また工具なしでリーチ幅を調整できる使いやすさも特長。
ディスクブレーキキャリパーは4つのピストンを採用するなど、制動力の高い対向ピストンとなっている。また複数のスリットデザインとすることで、放熱性を向上させた。
G-Spec Quadiem
アーロン・グインと彼のチームに基づいて設計された「G-SPEC」ブレーキシステム。2016、2017ワールドチャンプウイニングモデル。4ピストン、メタルパッド、徹底的にテストしたスムーズなブレーキタッチと強力な制動力が絶妙にバランスしている。
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