スロベニア最大の国際レース、ツアー・オブ・スロベニアが6月13日から17日まで5日間にわたり開催され、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニの西村大輝が出場する。25回目の開催を迎えた2018年は、9つのUCIプロチームを筆頭に豪華な顔ぶれがそろう。
5日間のレースのうち、最終日が21.5kmの個人タイムトライアルとなっているが、ロードレースの4ステージは全体的にアップダウンが多く、特に第3ステージはゴール前16km地点に2級山岳が組み込まれ、フィニッシュラインまで一気に下るコースプロフィール。また第4ステージは途中オーストリアを通過するステージで、2つの2級山岳と1338mの1級山岳を越える本格的な山岳ステージとなっている。
NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニはマルコ・カノラを軸にしたチーム編成で、シモーネ・ポンツィやマルコ・ティッツァらオールラウンダーが力強くチームを支え、唯一の日本人選手として出場する西村も逃げに乗るなど活躍が期待されている。
Tour of Slovenia
開催期間/2018年6月13日(水)〜17日(日)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.1
開催国/スロベニア
6月13日(水)第1ステージ Lendava › Murska Sobota (159k)
6月14日(木)第2ステージ Maribor › Rogaska Slatina (152.7k)
6月15日(金)第3ステージ Slovenske Konjice › Celje (175.7k)
6月16日(土)第4ステージ Ljubljana › Kamnik (155.2k)
6月17日(日)第1ステージ Trebnje › Novo Mesto (21.5k/ ITT)
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西村大輝のコメント
ツアー・オブ・スロベニアを迎える。コースプロフィールを確認したところ、第3、第4ステージが特に厳しいコース設定になっていて、出場チームも数多くのワールドツアーチームがいるため、非常にハードなレースになると思う。 監督、チームメートの指示やアドバイスを聞き、チームの力になれるように頑張りたい。
マリオ・マンゾーニ監督のコメント
コースプロフィールや彼らのコンディションから判断して、チームのエースとなるのは間違いなくカノラだろう。直前のスイスのワンデーレースで3位に入ったことが好調さを証明している。この大会では勝利をねらい、積極的なレースをしたい。今回はクライマー不在の布陣となるため、上りのステージで勝利をめざすことは厳しく、他のステージをねらうことになるが、若い選手も含め全員でベストを尽くして戦いたい。
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