「すこやカラダ大作戦」で福島のこどもたちの元気なカラダづくりを支援

小野薬品工業とスポーツ・コミュニティ・アンド・インテリジェンス機構が福島県相馬市で、元気なカラダづくりを推進する「すこやカラダ大作戦 in ふくしま」を開催。3月18日のキックオフイベント以降、5月までに3回にわたって運動習慣定着への事後プログラムを開催した。

長距離トラック元オリンピック代表の弘山晴美さんにリレーやマラソンの給水を教えてもらった

このプロジェクトは糖尿病・がん領域に注力している小野薬品と、スポーツを通じた社会貢献に取り組む同機構が中心となり、東北3県で課題となっている小児肥満の改善をはじめ、次世代を担う子どもの健康の推進と元気なカラダづくりを支援する取り組み。キックオフイベントでは、アスリートと一緒に3つのスポーツを体験するとともに、生活習慣病の専門医による健康に関するセミナー、2018年は地元食材を使った食育(炊き出し)も行った。また事後プログラムとして、継続的に運動する機会を提供し、「スポーツやカラダを動かす楽しさ」を伝え、食生活や生活習慣に変化を与えていくことを目指して実施した。

プロジェクト4年目の「すこやカラダ大作戦 in ふくしま」では、3月18日に開催したキックオフイベントに加え、5月までに3回にわたってさまざまなスポーツを体験する事後プログラムを開催。2018年は6~9歳の子どもたち延べ131名が参加した。小児肥満改善の啓発を目的に、運動の楽しさに継続してふれることで、習慣化のきっかけを提供するとともに、保護者のに子どもたちのすこやかな身体づくりに向けた食事などの生活習慣を考えてもらう活動を行ってきた。

復興支援活動「すこやカラダ大作戦」
主催:「すこやカラダ大作戦」プロジェクト実行委員会
実施実績:2015年/福島県大沼郡会津美里町(参加人数:延べ233名)
     2016年/宮城県石巻市(参加人数:延べ381名)
     2017年/岩手県大船渡市(参加人数:延べ207名)
     2018年/福島県相馬市
参加対象:福島県、宮城県、岩手県の小学校低学年
実施内容:スポーツ選手のパフォーマンス、スポーツリクリエーション、生活習慣セミナー(保護者対象)など

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2日間で伊豆半島13市町村を走るサイクリングイベントが11月17、18日開催

「伊豆半島1周サイクリング2018」が11月17日(土)、18日(日)に開催されることになり、6月22日(金)よりエントリーを開始する。2日間で伊豆半島を1周するサイクリングイベントで、2018年で5回目の開催となる。大会アンバサダーは、元五輪代表でサイクリングプランナーの田代恭崇さん、プロロードレーサーの西加南子。申し込み締め切りは10月26日(金)。

海と山が織りなす伊豆半島1周の本格コース

走行距離210km、獲得標高3836mの走り応えのあるコースを2日間をかけて走るコースで、スタート会場は4カ所から選択できる。初心者サイクリストでも参加しやすい「伊豆ワンウェイコース」も2コースある。計10カ所あるエイドステーションでは伊豆半島各市町が土地の名物・特産品をふるまう予定。2018年から「ツール・ド・ニッポン」シリーズのひとつとして開催される。

伊豆半島1周に伊豆の絶景スポットがオールインワン


伊豆半島1周サイクリング2018 
■開催日:2018年11月17日(土)、18日(日)
■会場:伊豆高原駅、日本サイクルスポーツセンター、サイクルステーション静浦東、道の駅くるら戸田、まどが浜海遊公園、河津桜観光交流館
■種目:サイクリング 定員:1000人
■主催:美しい伊豆創造センター、ルーツ・スポーツ・ジャパン 
■事務局:ツール・ド・ニッポン事務局(ルーツ・スポーツ・ジャパン内)
伊豆半島1周サイクリング2018の公式サイト

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ジロ・デ・イタリアの「ライドグリーン」活動でゴミの9割をリサイクル

2018年5月に開催された第101回ジロ・デ・イタリアは国内で開催された18ステージで75トンの資源ゴミを回収し、全体の9割のリサイクルに成功した。大会は「ライドグリーン」プロジェクトと題して、3年前から資源ゴミ回収活動を行っている。

補給地点には選手がゴミを捨てていいエリアを設定 © Fabio Ferrari – LaPresse

各ステージのスタートやゴールの会場には「生ゴミ、紙、プラスチック、瓶、分別不能」の5つのゴミ箱が設置され、来場者に分別回収をうながした。それぞれの町ごとにリサイクル率を集計し、高い回収率を記録した自治体を表彰するなどの企画を展開した。

スタートやゴールには分別ゴミ箱が設置された © LaPresse – Spada

オーガニック飲料を新発売したレッドブルがライドグリーンプロジェクトを支援した

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USTロードチューブレスホイールに新たなカーボンリムモデルが登場

アメアスポーツジャパンの取り扱うMAVIC(マビック)が幅広いシチュエーション、スピードで効率のいい走りを可能にするコスミックプロカーボンUSTを新たに2019年モデルとして発売する。

コスミックプロカーボンUST(フロント)

2017年にデビューしたUSTロードチューブレス、コスミックプロカーボンSL USTと同じリムを採用するモデル。日本
国内では先行してツール・ド・フランスモデルが発売となり、9月以降に通常モデルの発売を予定している。ツール・ド・フランスモデルにつきましては、近日中に告知予定。

コスミックプロカーボンUSTはリムブレーキタイプ、ディスクブレーキタイプともに24万円(税別)。

コスミックプロカーボンUST(ロヤ)

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レッドブル・エアレース第4戦は鎖橋の下をくぐり抜けるブダペストで開催

究極の三次元モータースポーツRed Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)2018年シーズンの第4戦が6月23日(土)、24日(日)にハンガリーのブダペストで開催される。ファンの中で人気が高い開催地のひとつとして知られるハンガリーの首都は常に多くのファンを集めていて、2009シーズンにはドナウ川の両岸に65万人もの観客を集めた。

レッドブル・エアレース第4戦はブダペストで開催される © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

ブダペストはレーストラックのスタートセクションがユニークなことから、シーズンハイライトのひとつとして扱われている。トップパイロットたちがセーチェーニ鎖橋の下をくぐり抜けてレーストラックに進入する姿は、ファンなら見逃せない名シーン。

ドナウ川両岸に広がるブダペストは、ブダとペストという2地区から成り立っている。ペスト側の川岸に建てられているネオゴシック建築の国会議事堂を含む両岸の見事な景色は、レースアクションに美しいパノラマビューを加えてくれる。ブダ側にはゲッレールト山頂の自由の女神とツィタデラも確認できる。ブダペストはこのような美しい建築物や観光地を数多くあるため、「世界で最も美しい都市ベスト10」に定期的にランクインしている。

ペトル・コプシュタ © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

ブダペストのドナウ川上空を飛ぶ © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

シリーズは第6戦の開催地がウィーナー・ノイシュタットに決定し、レッドブル・エアレースが生まれ故郷オーストリアに舞い戻ることになった。ワールドチャンピオンを巡る戦いの緊張感が高まろうとするタイミングで、レッドブル・エアレースのパイロットたちは新開催地へ向かうことになる。

オーストリアの首都ウィーンの南に位置するウィーナー・ノイシュタットは、2003年にオーストリアで誕生したレッドブル・エアレースの母国凱旋にふさわしいロケーション。ウィーナー・ノイシュタットの澄み切った山の空気は、2018シーズンの行方を左右する可能性を秘めているレースに最高のコンディションを提供してくれると期待されている。

●レッドブル・エアレース日程
2月2〜3日 アブダビ(UAE)
2月21〜22日 カンヌ(フランス)
5月26〜27日 千葉(日本)
6月23〜24日 ブダペスト(ハンガリー)
8月25〜26日 カザン(ロシア)
9月15〜16日 ウィーナーノイシュタット(オーストリア)
10月6〜7日 インディアナポリス(米国)
11月=開催期日と開催地調整中

マット・ホールとマイケル・グーリアンのフライト © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

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全日本選手権ロードにキナン勢はエリート5選手、U23に2選手が参戦

2018年のロードレース日本チャンピオンを決める全日本選手権ロードレースが島根県益田市で6月22日から24日までの日程で開催され、キナンサイクリングは7選手が参戦する。

全日本選手権ロードに出場するキナンチームのメンバー

23日に行われる男子アンダー23には、前週のタイムトライアルを制した山本元喜が塚本一樹とともに出場。ロードレースではアジアチャンピオンの山本大だが、さらなるタイトル獲得を目指し、タイムトライアルに続く2枚目の日本チャンピオンジャージ獲得をねらう。

大会最終種目として行われる24日の男子エリートには山本元喜、中西健児、雨乞竜己、中島康晴、新城雄大の5選手が出走。前週にタイムトライアルを走った山本元以外の4人は、6月16日にKINAN AACA CUPを走り、それぞれに順調な調整ぶりをアピール。しっかりとコンディションを整え、サバイバル必至のレースへと挑む。

大会は1周14.2kmのサーキットコースを舞台とし、カテゴリーごとに周回数・距離を変動させ、それぞれで日本の頂点をかけて競う。サーキットコースは前半を北東へ、後半を南西へと行き来し、周回前半には長い上りが登場。最大で6%近い勾配が選手たちの脚を試す。さらに周回の中間地点を目前に、「牛の壁」と呼ばれる勾配3.1%の登坂区間が待ち受ける。距離は500mと短いものの、レース本番ではポイントとなることが考えられる。周回後半は下りからの平坦基調。フィニッシュが設けられるコントロールライン手前は緩やかに上っているものの、難易度はそれほど高くないものと見られる。

レース距離は男子エリートが15周回・213.0km、男子アンダー23が11周回・156.0kmに設定されている。

全日本選手権自転車競技大会ロードレース
6月23日 12:00~ 男子アンダー23 14.2km×11周回 156.0km
6月24日 9:00~ 男子エリート 14.2km×15周回 213.0km

大会情報(日本自転車競技連盟公式ウェブサイト内)

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