non-no専属モデルの鈴木優華がツール・ド・フランスさいたま広報部長に

世界最高峰のサイクルロードレース「ツール・ド・フランス」の名を冠した自転車競技イベント「J:COM presents 2018ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」。2018さいクリ広報部長にnon-no専属モデルの鈴木優華が就任した。

鈴木優華。21歳。書道は初段。スポーツはスノーボードが大好き

「さいクリ広報部」は「大学コンソーシアムさいたま」と連携し、若い年代から情報拡散することなどを目的として設置。2018さいクリ広報部長の鈴木は出場選手発表記者会見や大会前日・当日のイベントへの参加をはじめ、大会をPRするためのプロモーション活動、SNSでの情報発信、大会オフィシャルメディア内での記事への登場など、幅広く大会のプロモーション活動に参加する。大会は11月4日、さいたま新都心駅周辺で開催される。

7月17日にさいたま市役所で就任式が行われ、清水勇人市長から委託状が手渡された

さいたま市長清水勇人コメント
「さいクリ広報部長として、大会の魅力やレースの楽しみ方をPRしていただきたい。若い世代を中心に、さいたまクリテリウムをさらに盛り上げてくれる方々が増えていくことを期待しています」
■2018さいクリ広報部長鈴木優華コメント
「ツール・ド・フランスの雰囲気を国内で味わえる貴重な大会に携わることができてとてもうれしいです。私なりの自転車、ツール・ド・フランス、そしてさいたま市の魅力を発見し、早くみなさまにお伝えできるようになりたいです。私にとってとても新しいチャレンジですが、さいたまクリテリウムの魅力が多くの方々に伝わるよう、精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!」

⚫関連ニュース

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムカフェが期間限定で南青山にオープン

⚫最新ニュースへ

沼津市主催のビギナー向けのクロスバイク体験サイクリング

沼津市Presentsによるビギナー向けのクロスバイク体験サイクリングが、2018年9月6日(木)と9月24日(月祝)の計2回、NUMAZUサイクルステーション静浦東(静岡県沼津市口野30-23)を拠点に開催される。沼津市に本店を構え、同市とパートナーシップ協定を締結しているスルガ銀行、元オリンピック代表の田代恭崇が代表を務めるリンケージサイクリングもバックアップ。

沼津市が所有するクロスバイクを使用して「ぐるっとぬまいち」の約40kmコースを走る

クロスバイクはスポーツ自転車の中でも比較的取り扱いがしやすく、本格的なロードバイクと一般車の間でスポーツ自転車にチャレンジするにはもってこいの車種。今回は沼津市が所有するクロスバイクを使用して「ぐるっとぬまいち」の約40kmコースで、スポーツサイクリングを体験。沼津エリアのサイクリング環境を体験してもらおうというもの。沼津港から大瀬崎まではチャーター船に自転車と一緒に乗船し、海上から富士山や伊豆半島を眺めることができる。

沼津エリアのサイクリング環境を体験しよう

スタート前にヘルメットのかぶり方からサドルの高さ合わせ、乗り降りの仕方、ブレーキのかけ方、変速機の使い方を練習し、公道で走る注意点や自転車が守る交通法規などを確認するので安心して参加できる。

アテネオリンピックロードレース日本代表でJCA公認サイクリングガイドのリンケージサイクリング田代恭崇、リンケージサイクリングスタッフ、沼津市サイクリストフレンドリーエリア創造プロジェクトチームメンバー、スルガ銀行ロードバイクプロジェクトメンバーが参加者をサポート。

9月24日のみスペシャルゲストとして、リオデジャネイロオリンピックのオムニアム日本代表で、全日本選手権ロードレース優勝など活躍し続ける現役トップ選手の窪木一茂(ブリヂストン)も一緒に走る。

募集開始は7月23日(月)9時から。

ビギナー向けのクロスバイク体験サイクリング

沼津市Presents 自転車&船 ぐるっとぬまいち クロスバイク体験サイクリングSupported by スルガ銀行
[日時]:2018年9月6日(木)、9月24日(月祝)8:00-16:00
[参加費]:1000円(レンタサイクル/ヘルメット/乗船券込み)当日現金払い。別途昼食費
[定員]:20名 ※先着申込順定員になり次第募集締切
[会場]:NUMAZUサイクルステーション静浦東 (旧)静浦東小学校 静岡県沼津市口野30-23
[内容]:沼津市が所有するクロスバイク(スポーツ自転車)とチャーター船で沼津湾をぐるっと一周する(通称「ぐるっとぬまいち」)ビギナー向けのクロスバイク体験サイクリング
[雨天時]:会場の体育館でスラロームや一本橋走行などゲーム形式で行うクロスバイク体験会となる
[申し込み]:スルガ銀行ロードバイクプロジェクト「facebook」ページ
[概要]:リンケージサイクリングホームページ
9月6日(木)開催
9月24日(月祝)開催

⚫関連ニュース

西伊豆から南伊豆へ…絶景を見ながらの90kmサイクリング

⚫最新ニュースへ

NBAのトニー・パーカーがツール・ド・フランス休息日にサイクリング

NBAで活躍するフランスのプロバスケットボール選手、トニー・パーカーが7月16日、ツール・ド・フランスが休息日として過ごすアルプスのアルベールビルを訪れ、カチューシャ・アルペシンのマルセル・キッテルらとサイクリングした。パーカーはツール・ド・フランス公式タイムキーパーであるティソ社のアンバサダーで、今回の訪問が実現した。

ロードバイクで走るトニー・パーカー

「プロの自転車選手と一緒にサイクリングするという、とても貴重な体験ができた。ボクは効率的なギヤチェンジとかよく分からないけれど、こういったユニークなプロジェクトを考えてくれるティソに感謝したい。かけがえのない時間が過ごせたよ」とパーカー。

トニー・パーカーがツール・ド・フランスでカチューシャ・アルペシンチームに合流

「トニー・パーカーと一緒に走れるなんて、とてもクールなサイクリングだったと思うよ。他のスポーツ選手と交流が持てるのは貴重な経験だ」とキッテル。

トニー・パーカーとマルセル・キッテル

🇫🇷2018ツール・ド・フランス特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス関連ニュース一覧
⚫最新ニュースへ

休息日前日はすべてが異例…パリ〜ルーベの聖地もテレビ中継車が乗り込む

ツール・ド・フランス取材者日記第9ステージ。朝はアミアン大聖堂まで片道3.5kmのジョギング。シャルトルもアミアンも遠くから大聖堂が見えるので、それを目指して走れば到達できます。そしてGPSデバイスを起動しているので、「スタートに戻る」ボタンを押せば帰り道も案内してくれるので安心。ただしバッテリー残量が残り少なかったので、とりあえず帰りの道も頭で覚えておきました。

ルーベの新しい室内ベロドローム。ポロシャツのバックポケットがなにげに便利

2018年は各地の観光局から画像を送ってもらったので、アミアン大聖堂や河岸のカフェテラスや、大聖堂が望める有名な橋も記憶にあって、走りながらそれらを見つけるとうれしくなりました。普段なら次のステージに向かってホテルから直行するので、そんな観光はしないんですが。朝のジョギングっていいなあ。道行く人もほとんどいないので、荘厳な大聖堂の外観も、巨大なステンドグラスに朝日が差し込んでいる光景もたっぷりと楽しめました。ジョギングなのでスマホを持っていないので、心に取り込んでおきました。

ボクがホテルにたどり着いた8時には、ツール・ド・フランスの全日程を取材するキッズジャーナリストチームが出発。熱心ですね。頭が下がります。ボクはサッパリとシャワーを浴びて、質素だけど走ったあとはなんでもおいしい朝ごはんを食べて、原稿をちょっと整えてから出発。

この日のゴールはルーベ。A1高速でルーベへ。高速道路の渋滞情報などを知らせる電光掲示板が、「アレ、レ・ブルー」。レ・ブルーってサッカーのフランス代表のことです。

パリ〜ルーベでホコリまみれになった選手はここで「選手は右」という矢印のとおりに進むと旧ベロドロームに入場できる

ところがルーベのゴールまでは迂回路からの案内板がなく、とりあえず方向感覚を頼りに進むことに。GPSでゴールのルーベ自転車競技場を検索してたどり着きましたが、当然フェンス1枚の違いでアクセス不能。こういうときは残り数km地点まで大回りで戻って、コースインしてから入り直します。とんでもなく無駄な動きですが、これがツール・ド・フランスなので仕方ないです。

ようやく目的地に到着すると、あのパリ〜ルーベのゴールで知られる旧ベロドロームを目撃。きょうはテレビ中継車のゾーンテクニックです。ゴールは近くの路上。ツール・ド・フランスは規模が違うので古い競技場にはゴールできないんですね。

休息日前日の15日はかなり異例の動きでした。レースに帯同しないメカニックはホテルから直接、チームバスも選手をスタートで降ろしたら休息日のアヌシーに向かっています。普段よりも1時間早い午後4時にゴール予定。選手たちはルーベ自転車競技場でシャワーを浴びてリール空港へ。チャーター機でシャンベリーにひとっ飛びです。

優勝者とマイヨジョーヌも、ゴールのインタビューカーでの遠隔インタビューではなく、ルーベ新自転車競技場での対面インタビュー。午後5時からサッカーW杯決勝が始まっていて、彼らが退席したあとにテレビがサッカー中継に。サルドプレスはそのままサッカーのプレスセンターになったと思いますが、クルマを運転する関係者は780kmの移動をどうこなすんでしょう。

ボクは、ベルギー国境に近いルーベからアルプスを目指す高速を運転しながらラジオでフランスの優勝を聞きました。もうどの局も「シャンピオン・デュ・モンド!!」の大合唱。200kmほど南下したランスで本日は力尽きました。

これがルーベ自転車競技場だ。傾斜角のゆるい雨ざらしのバンクだが、有名だよね

第8ステージの記者日記     最初の休息日の記者日記

🇫🇷2018ツール・ド・フランス特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス関連ニュース一覧
⚫最新ニュースへ

JBCF石川は厳しい暑さの中でのサバイバルレース…新城の17位が最高位

Jプロツアー第13戦は福島県の石川町で開催される石川サイクルロードレース。1周13.6kmのコースは厳しいアップダウンがあることで知られているが、7月中旬という1年で一番暑い時季の開催と相まって毎年ハードなレースになる。2018年も朝から晴れて30度を超える暑さの中でのレースとなった。

©︎KINAN Cycling Team / Satoru KATO

石川町内の学法石川高前をスタート。周回コースまでパレードしたのちリアルスタートが切られると、アタック合戦が始まる。このレースから日本チャンピオンジャージを着て出走する山本元喜と、U23アジアチャンピオンの山本大喜、雨乞竜己がこれに参戦する。

2周目、7人の逃げ集団が形成される。メンバーはホセビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)、木村圭佑・中田拓也(シマノ)、柴田雅之(那須ブラーゼン)、堀孝明(ブリヂストン)、そしてキナン勢から雨乞と山本大。メイン集団との差は最大で1分30秒まで開くが、逃げ集団にメンバーを送り込まなかった宇都宮ブリッツェンがコントロールして1分前後に維持されてレースは進行する。

4周目、メイン集団にいた山本元が遅れ、リタイアを選択。前後して逃げ集団の山本大、5周目には雨乞も遅れ、ともにその後リタイアする。

人数が減った逃げ集団は、6周目までにメイン集団が吸収。最終周回の7周目に入ると宇都宮ブリッツェンの鈴木龍・雨澤毅明・岡篤志、シマノの入部正太朗の4人が先行し、最後は鈴木がスプリント勝負を制して優勝。キナンは、新城雄大の1分34秒遅れの17位が最高位だった。(Report:加藤智、Edit:福光俊介)

JBCF石川サイクルロードレース結果
1 鈴木龍(宇都宮ブリッツェン) 2時間42分34秒
2 入部正太朗(シマノレーシング) +0秒
3 雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン) +6秒
4 岡篤志(宇都宮ブリッツェン) +28秒
5 才田直人(LEOMO Bellmare Racing Team) +59秒
6 窪木一茂(チーム ブリヂストンサイクリング) +1分1秒
17 新城雄大(KINAN Cycling Team) +1分34秒
21 中島康晴(KINAN Cycling Team) +3分5秒
67 中西健児(KINAN Cycling Team) +11分13秒
DNF 山本元喜(KINAN Cycling Team)
DNF 雨乞竜己(KINAN Cycling Team)

⚫関連ニュース

キナンがJ PROTOUR広島シリーズ2連戦へ…第1ピリオドの締めくくり

⚫最新ニュースへ

アミアンを目指す途中でパリを通過。これからフランス一周かよっ!

ツール・ド・フランス取材者日記第8ステージ。あっという間に大会1週間が過ぎ去っていきました。ここまで順調で、なんの問題もありません。11カ月間、しっかりとカラダを鍛えてきたのが効果を発揮しているのだと実感しています。全日程を追いかけ始めた22年前は、本当にさみしい日々に耐えきれず、最終日を待ちこがれたものですが、最近は残り日程が名残惜しいです。おそらくこれはSNSの発達で、フランスにいながら日本のみなさんと気持ちを共有してできているからだと思います。

アミアン大聖堂 © CRT DIDIER RAUX

シャルトルを出発してこの日のゴール、アミアンまで。世界遺産の大聖堂を1日のうちに目撃できるなんてツール・ド・フランス記者冥利に尽きます。シャルトル大聖堂までの往復を軽くジョギングして、シャワーを浴びて、フランス革命記念日の飾り付けをしたテラスで朝食。

この日はいったんパリまでの高速道路。料金所でカード決済ができず、その昔なら焦ったと思いますが、こっちの人のやり方通り、後続で激怒している車両に向かって「だって、機会がダメなんだもん!」とお手上げポーズをして、モニターで指示を待ちました。

「マシンの右側に郵便ポストがあるでしょ。そこに現金を投げ込んでおいて」との指示。どこかのモニターで監視されているのか、ポストに現金を入れるとゲートが開いて通れるようになりました。別の手段では、後続車両の人に現金を渡して、その人のカードで決済してもらうという…。

気持ちよさそう。ボクもやってもらおう!

でパリ市街地を抜けていざ北上。ということは、これからフランス一周(泣)。

アミアンのサルドプレスはアイスホッケー場でしたが、氷が張ってなかったので寒くなくてありがたかったです。大会のモニターテレビの前に陣取らなくても、アリーナ中央に大型映像があって、どの席でもよく見えました。

そして市街地から3kmほどのホテルへ。ホテル周辺はレストランなどなにもなく、1kmほどのところにカルフールがあったので、カフェテリア利用かなと訪ねてみましたが、フランス革命記念日なので休業。スーパーそのものはやっていたので、長い行列に並んでこの日の夕食を調達したのです。

カルフールで調達したこの日のディナー

第7ステージの記者日記     第9ステージの記者日記

🇫🇷2018ツール・ド・フランス特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス関連ニュース一覧
⚫最新ニュースへ