ジャカルタ・アジア大会は10日目となる8月27日、自転車トラック競技が始まり、男子チームスプリントで日本が銅メダルを獲得。雨谷一樹、新田祐大、深谷知広(すべて競輪選手)の日本チームは予選4位で3-4位決定戦へと進み、韓国を下した。女子チームスプリントは前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)と太田りゆ(競輪選手)が出走し、予選4位で3-4位決定戦に進んだが、韓国に破れて4位。
チームスプリントは男子3名、女子2名でチームを編成し、トラック(250m)を男子3周、女子2周して走行タイムを競う競技。それぞれの選手が1周回ずつ先頭を引いたあとに離脱していき、最終走者のゴールタイムにより順位が決まる。予選の上位2チームが1-2位決定戦、3位と4位が3-4位決定戦に進む。
雨谷一樹のコメント
予選ではミスをしてしまったが、3-4位決定戦ではいつもの走りができたのでよかったと思う。
新田祐大のコメント
予選で自分と深谷が自己ベストを出すことができた。ミスがあったものの3-4位決定戦に出ることができたので、タイムを出すことを目標に走り、全体で一番よいタイムを出すことができた。直前の落車で治療や調整をしながら大会を迎えたが、万全の状態にしてもらい、それが高いモチベーションにもつながった。昨日から身体はいい状態になり、今日も走るのが楽しみで、思った以上の成績が出た。とてもいい大会になった。
深谷知広のコメント
予選は残念だった。チームワークのバランスが崩れてしまったことが原因。しかし決定戦ではしっかりと力を出すことができた。予選と決定戦でタイムが落ちてしまっているので、2本目にタイムを上げていくことを今後の課題にしたい。
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