ペダルをこがない自転車レース「パンプトラック」の世界選手権代表が決定

ペダルをこがない自転車レース「パンプトラック」の世界選手権代表選手を選考する国内予選会、レッドブル・パンプトラック⽇本予選が8月5日、北海道の赤井川村で開催され、榊原爽(さや)や中井飛馬(あすま)ら男女各4選手が出場権を獲得した。

レッドブル・パンプトラック世界選手権の出場権を獲得した榊原爽 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

レッドブル・パンプトラック日本予選を制した中井飛馬 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool
東日本で唯一の舗装路常設パンプトラック © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

女子の結果と世界選手権出場権を獲得した選手
1位 榊原 爽(サカキバラ サヤ、18歳、オーストラリア、プロBMXライダー)
2位 丹野 夏波(タンノ カナミ、18歳、神奈川県、学生)
3位 藪田 寿衣(ヤブタ ジュイ、16歳、大阪府、学生)
4位 中村 加奈子(ナカムラ カナコ、47歳、東京都、プロスノーボーダー)

男子の結果と世界選手権出場権を獲得した選手
1位 中井 飛馬(ナカイ アスマ、18歳、新潟県、プロBMXライダー)
2位 吉井 康平(ヨシイ コウヘイ、23歳、東京都、プロBMXライダー)
3位 増田 優一(マスダ ユウイチ、17歳、大阪府、学生)
4位 大霜 優馬(オオシモ ユウマ、16歳、神奈川県、プロBMXライダー)

初開催となる世界選手権は10月13日に米国アーカンソー州で行われる。

大会の動画 提供:北海道動新聞

北海道の赤井川で開催されたレッドブル・パンプトラック日本予選 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool
MTBダウンヒラーの永田隼也も参戦 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool
300人の観衆は初開催のパンプトラックに興味津々
レッドブル・パンプトラック日本予選で2位になったジュニアの丹野夏波
左から2位の吉井康平、優勝の中井、3位の増田優一、4位の大霜優馬© Suguru Saito / Red Bull Content Pool

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トラックフェスティバルが宇都宮競輪場で開催…全国からロードチームも参戦

「トラックフェスティバル’18」が8月24日に栃木県宇都宮市の宇都宮競輪場で開催され、キナンサイクリングの参戦が決定した。トラックフェスティバルは自転車競技の発展と振興を目的に、国内UCIコンチネンタルチームが集まり、主戦場とするロードレースとはひと味違った勝負の魅力をトラックで表現していくイベント。選手たちがロードレースでつちかった走力や勝負カンに加えて、トラックならではのスピードと駆け引きが期待される。

今回行われる競技は、オリジナル種目の「ファイブポイントゲーム」。2チームの対戦形式とし、1チームあたり5名出走の計10選手がスタートラインへ。1周回ローリングののちリアルスタートとなり、各周回の先頭通過選手の所属チームに1ポイントが付与。最終的に5ポイント選手したチームが勝利となる(最短5周回、最長9周回・ラップされた選手はその時点で退場)。

参加はキナンのほか、宇都宮ブリッツェン、那須ブラーゼン、ブリヂストンサイクリング、マトリックスパワータグ、愛三工業の6チーム。これらを東西2リーグに分け、各リーグの1位チームが優勝を競う。キナンはマトリックスパワータグ、愛三工業と同じ西リーグに属する。

そのほか、ハーフタイムイベントとしてBMXショーが行われるほか、ケータリングカー出店、自転車メーカーのブース出展、各チームのグッズ販売などこれまでにはない斬新な催しになりそう。

TRACK FESTIVAL ’18
日時:2018年8月24日(金)17:00開場 18:30競技開始
会場:宇都宮競輪場(宇都宮市東戸祭1-2-7)
入場料:一般席無料、バンク内VIP席4500円(中学生以下2000円、未就園児無料)
実施競技:ファイブポイントゲーム
参加チーム:宇都宮ブリッツェン、那須ブラーゼン、ブリヂストンサイクリング、愛三工業、マトリックスパワータグ、キナンサイクリング
その他内容:ハーフタイムイベント、レース間イベント、ケータリングカー出店、サイクルメーカー・協賛社ブース出展、プロチームグッズ販売
主催:トラックフェスティバル実行委員会(参加各チーム・日本写真判定)

問い合わせ:日本写真判定スポーツ地域振興部 TEL03-6697-7166

TRACK FESTIVAL ’18の公式Facebookページ

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ベルギービールウィークエンドが日比谷公園で8月9日から12日まで開催

多様な味わいのあるベルギー産ビールを心ゆくまで飲めることで毎年の恒例行事となった「ベルギービールウィークエンド」。2018年は全国7会場で開催されるが、8月9日から12日まで東京都の日比谷公園噴水広場に特設会場を設置して行われる。

東京ではこれまで六本木ヒルズアリーナが定番フィールドだったが、都内2つ目の会場として、屋外イベントの聖地・日比谷公園が追加された。都心にいながら緑と開放感が楽しめる都会のオアシスで、これまで以上にリラックスしたベルギービールウィークエンドスタイルをお楽しみに!

台風13号の接近に伴い、開催時間などが変更する場合もあるので、SNS(Facebook、twitter)などベルギービールウィークエンド公式アカウントでの情報を確認のこと。

●今後のベルギービールウィークエンド開催日程
Hibiya
日比谷公園 噴水広場
8月9日(木)〜8月12日(日)

Kobe
メリケンパーク
8月29日(水)〜9月2日(日)

Tokyo
六本木ヒルズアリーナ
9月19日(水)〜9月24日(月祝)

ベルギービールウイークエンドのホームページ

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椿大志、塚本一樹、中西健児、雨乞竜己、中島康晴、新城雄大がKINAN AACA CUP第8戦に

KINAN AACA CUP 2018第8戦が8月11日に岐阜県海津市・国営木曽三川公園長良川サービスセンター特設コースで行われ、キナンサイクリングの8選手が出場する。KINAN AACA CUPは、東海地区のレースレベル向上と選手のスキルアップを目的に行われているシリーズ戦。

KINAN AACA CUP 2018第8戦に出場するキナンの6選手

キナンはホスト役を務めるだけでなく、プロ・アマはもとより、年齢・性別を問わず混走する点も大きな特徴として挙げらる。毎回、最上級カテゴリーの1-1から1-4、さらには個人タイムトライアルも実施。選手一人ひとりの参加目的やスキルに合わせてレース参戦できることで多くの参加者を集めている。

8月11日に開催される今シーズン第8戦は、シリーズの主会場でもある国営木曽三川公園内に設けられる特設コースで行われる。1周5.1kmのコース(1-3と1-4は3.1km)のコースは、オールフラット。アップダウンがまったくない一方で、この地域特有ともいえる長良川に沿って吹く風が毎回レース展開に大きく影響する。傾向として北からの風となることが多く、バックストレートが追い風になる。優勝争いのみならず、レース途中に設けられる周回賞などの“お楽しみ”も、選手たちの意欲をかき立てる要素となる。

ホストチームのキナンは、20周回・102kmで争われる1-1カテゴリーにエントリー。今節は椿大志、塚本一樹、中西健児、雨乞竜己、中島康晴、新城雄大の6人がスタートラインへ。このうち、新城は今シーズンシリーズ2勝を挙げ、ポイントランキング首位。椿は鎖骨骨折からの戦線復帰を目指してのレースとなる。その他メンバーも、2018年シーズンの第2ピリオド(後半戦)への足がかりとなる走りに努める。

レースのほかにも、キナンメンバーとともに実際にレースコースを走行できる「キッズラン」、大会スポンサーブースの出展など、さまざまな催しを予定している。

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トーマスのマイヨジョーヌF10バージョンとフルームのグランツール6勝DOGMA F10が発売

最近のツール・ド・フランスで14度の総合優勝を遂げたイタリアの自転車ブランド、ピナレロ。ゲラント・トーマスのツール・ド・フランス初制覇を記念したマイヨジョーヌバージョン、クリストファー・フルームのグランツール6勝を記念したFROOME 4-1-1など特別仕様のDOGMA F10シリーズが発売される。

DOGMA F10のマイヨジョーヌ仕様 photo: www.teamsky.com

2018年もツール・ド・フランスでスカイの活躍を支えたDOGMA F10、フルームとトーマスのダブルエース体制で挑んだツール・ド・フランスは、ゲラント・トーマスが初制覇を成し遂げた。トーマスが圧巻の走りでマイヨジョーヌを確実にしたラルプデュエズの第12ステージ、シャンゼリゼに凱旋したときに乗っていた記念すべきイエローバイクなど、スペシャルエディションを発売。日本でも購入できる。

DOGMA F10はTORAYCA T1100G 1K ナノアロイカーボンファイバーを使用し、エアロダイナミクスを追求しながらも、フレームの重量を6.5%軽減し、剛性は7.1%アップしている。

マイヨジョーヌのゲラント・トーマス(左)とクリストファー・フルーム photo: www.teamsky.com

スカイはこのDOGMA F10だけでなくステージに応じてフレームを使い分けた。厳しい山岳ステージではDOGMA F10 Xlight、パリ〜ルーベを彷彿させる石畳ステージではDOGMA K10-S eDSSやDOGMA K10を使用し、圧倒的なパフォーマンスを見せつけた。その結果、2018年はトーマスが初の個人総合優勝に輝き、ピナレロはツール・ド・フランス14勝目を獲得することになる。

今回の各スペシャルエディションは、DOGMA F10、DOGMA F10 DISK、DOGMA F10 Xlightの3モデルを選択することが可能。

YELLOW TDF 2018

DOGMA F1 YELLOW TDF 2018

415 – YELLOW TDF 2018 – DOGMA F10 フレームセット:76万円(税別)
417 – YELLOW TDF 2018 – DOGMA F10 Disk フレームセット:78万円(税別)
416 – YELLOW TDF 2018 – DOGMA F10 XLight フレームセット:98万円(税別)
写真は選手の実車で、発売されるフレームセットのデザインとは細部が異なり、手書きのサインは入らず。
トーマスのイエローバイクに装着されていたMOST TALON AERO Di2のイエローバージョンも同時発売

ハンドルバーは限定なのでイエローフレームを注文の際に忘れず同時注文すべき

BLACK TDF 2018

DOGMA F10 BLACK TDF 2018

418 – BLACK TDF 2018 – DOGMA F10 フレームセット:68万円(税別)
420 – BLACK TDF 2018- DOGMA F10 Disk フレームセット:70万円(税別)
419 – BLACK TDF 2018- DOGMA F10 XLight フレームセット:90万円(税別)
※写真は選手の実車で、発売されるフレームセットのデザインとは細部が異なる場合がある。

FROOME 4-1-1 Edition
そして、2回目の休息日にお披露目され、ツール・ド・フランス終盤でフルームが乗っていた、グランツールで6勝したことを記念したFROOME 4-1-1 エディションも同時発売。

DOGMA F10 FROOME 4-1-1 Edition

411 – FROOME 4-1-1 – DOGMA F10 フレームセット:68万円(税別)
413 – FROOME 4-1-1 – DOGMA F10 Disk フレームセット:70万円(税別)
412 – FROOME 4-1-1 – DOGMA F10 XLight フレームセット:90万円(税別)
※写真は選手の実車で、発売されるフレームセットのデザインとは細部が異なる場合がある。

フロントフォークにはツール、ブエルタ、ジロのグランツールで計6勝を修めたことを表すイエロー、レッド、ピンクのラインが入る。トップチューブにはフルームのキャラクターであるライノ(サイ)のイラストと、勝利を修めたツール4勝、ブエルタ1勝、ジロ1勝の記録が誇らしく記されている。

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榊原爽、中井⾶⾺、丹野夏波参戦…レッドブル・パンプトラック日本大会

レッドブルは、ペダルをこがない⾃転⾞レースの世界選⼿権Red Bull Pump Track World Championship(レッドブル・パンプトラック・ワールドチャンピオンシップ)を2018年に初開催する。同レースは、ウェーブ状に起伏が連なるパンプトラックで、MTBまたはBMXのペダルをこがずに重⼼の調整だけで推進⼒を得て加速を繰り返し、順位を競うレース。

©Sven Martin/Red Bull Content Pool

その日本での予選大会が8月5日(日)に北海道余市郡赤井川村で行われる。ゲストライダーとしてMTBダウンヒルレーサーの永⽥隼也、井⼿川直樹、栗瀬裕太、BMXレースの榊原爽、中井⾶⾺が登場。BMXレースの⼥⼦ジュニア世界ランク3位、丹野夏波、BMXフリースタイル⽇本ナショナルチームの⼤霜優⾺が参戦する。

予選は日本を含む世界17カ国で開催され、日本大会の男⼥各上位4人は予選通過者として10月13日(土)に米国アーカンソー州スプリングデールで初開催するRed Bull Pump Track World Championshipへの出場権が得られる。男女優勝者は渡航費・現地滞在費が全額支給される。

BMXの日本代表として年齢別クラスで複数の世界チャンピオンとなった榊原爽 © Andy Green/Red Bull Content Pool

●レッドブル・パンプトラック⽇本予選のホームページ

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