日本勢大活躍の自転車トラック世界選手権が再放送…8月24日にBS1で

自転車トラック世界選手権の再放送がNHK BS1で8月24日(金)午前0時50分から行われる。木曜深夜というイメージ。初回放送時は2部構成だったが、今回はは中断のBSニュースがない。午前0:50~1:40、1:40~2:29と連続して再放送される。緊急ニュースが入った場合には番組が再編成される可能性もある。

トラック世界選手権の男子ケイリンで2位になった河端朋之(左) ©Takenori WAKO/JCF

再放送される自転車トラック世界選手権は2018年2月下旬から3月上旬にかけてオランダのアペルドールンで開催されたもの。日本勢は河端朋之が世界選手権ケイリンで日本勢25年ぶりの表彰台となる2位になるなど活躍した大会。

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悔しさはあるが素晴らしいチームワーク…アジア大会で銀の別府史之

アジア競技大会は6日目の8月23日、自転車男子ロードレースで別府史之(トレック・セガフレード)が銀メダルを獲得。走行タイムは優勝したカザフスタンのアレクセイ・ルツェンコと同じ3時間25分25秒。中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)は5位。男子ロードレースはスバンからカガクまでの145.5kmで開催され、最後は3選手によるゴールスプリントとなった。別府は24日に開催される個人タイムトライアルにも出場する。

アジア競技大会男子ロードレース、別府史之はわずかにルツェンコ(左)にかわされた ©2018 JCF

コースは前日の女子のコースに40kmの平坦区間を加えた145.5kmのコースで、女子と同じくラスト15kmからの登り区間が勝負どころとなる。多くの有力国が4名参加の中で、アジア大会は日本選手団の総数に限りがあり、自転車競技全体でより多くのメダルを獲得するためにロード男子の参加選手は2名となった。日本チームからは別府と新城幸也が出場する予定だったが、新城が大会直前のレースでの落車の怪我により参加を見合わせ、急きょ中根が参加することとなった。有力選手はカザフスタンのルツェンコとエフゲニー・ジディッチ、イランのミルサマド・プルセエディらで、特にルツェンコが登りもスプリントも強力であり、最終局面ではルツェンコとの勝負になることが予想された。

スタートして数kmでアタックがかかり、中国、韓国、ベトナムの3名の逃げが決まる。乗り損ねた他の数カ国も追走をかけるが成功はせず、集団はカザフスタンのアシスト選手が2分弱のタイム差でコントロールをする。日本チームは他国に比べ少人数のためこの展開はありがたく、追走のアタックに気をつけながら後半に備える。85km地点を超えて先頭3名とのタイム差が1分ほどに縮まったところでイランのアタックを皮切りに集団から追走アタックがかかり、6名ほどが抜け出したが、別府と中根はメンバーだけをチェックして動かず最後の勝負どころまでカザフスタンのコントロールに任せる。

アジア競技大会男子ロードレースに出場する中根英登(左)と別府史之 ©2018 JCF

最初のアタックの3名から唯一残って独走を続けていた韓国のヤンから2分差で集団はラスト15kmの登りに入る。最初の1km強の登り区間で20名弱まで絞られ、そこからカザフスタンはエースのルツェンコが先頭を牽き集団を小さくしていく。ラスト5kmあたりで別府、中根、カザフスタンのルツェンコ、タイの2名という5名の先頭集団となる。中根が強さを見せて別府を強力にサポートする。中根のサポートを得て別府がスプリント力もあるルツェンコを相手にいいタイミングでスプリントをしたが、ゴール直前でかわされて2位。銀メダルを獲得した。

アジア競技大会男子ロードレースを走る別府史之 ©2018 JCF

別府史之のコメント
ラスト5kmは平坦基調なのでスプリントでねらったほうがいいと考え、登り区間で中根選手にアシストしてもらい、最後は万全の体制でスプリントに挑んだが、あと少しの差で勝つことができなかった。金メダルをねらっていたので悔しさはあるが、銀メダルという結果を残すことがよかったと思う。ここまで戦えたのはナショナルチームのおかげ。素晴らしいチームワークがいい結果につながった。中根選手とも同部屋でずっとレースについて話していた。どういう展開になるかわからないのがレースだが、うまくコミニュケーションが取れ、いいチームワークを発揮できたと思う。

中根英登のコメント
ラスト15kmの登り区間では集団前方で危険なアタックをチェックし、ラスト5、6kmの急勾配区間で再びアタックがあったため、その動きに対応しながら、自分も登りきる前に様子見のアタックを仕掛けた。しかし、苦しそうにしながらも他の選手たちが付いてきたので、そこからは自分が集団を引ききって別府選手のスプリントで勝ちに行く作戦に切り替え、ラスト300mまで集団を引き、最後は別府選手にスプリントをまかせた。別府選手と一緒に走るのは初めてだったにもかかわらず、数的不利な状況、無線もないなかでたくさんコミュニケーションを取れたこともあり、初めて走ったとは思えないチームワークを発揮できた。お互いが自分の持ち味を発揮できる動きができ、その結果でメダルが取れたと思う。

アジア競技大会男子ロードレースに優勝したルツェンコ(中央)。左が2位の別府史之 ©2018 JCF

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ルツェンコ金、別府史之が銀…アジア競技大会男子ロードレース

インドネシアで開催されているアジア競技大会は6日目となる8月23日、自転車男子ロードレースが行われ、カザフスタンのアレクセイ・ルツェンコ(アスタナ)がゴール勝負で先行した別府史之(トレック・セガフレード)をわずかに制して金メダルを獲得した。最後は5人の争いになり、中根英登(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)が先頭をけん引して、別府をアシスト。

アスタナのアレクセイ・ルツェンコ © Luca Bettini/BettiniPhoto

25歳のルツェンコは2012年にU23世界チャンピオンになった逸材。2017ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ1勝。2018ツアー・オブ・オマーン総合優勝。カザフスタンのアスリートオブザイヤー受賞者。

画像と詳細はのちほど掲載。

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ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手リスト

●バーレーン・メリダ(バーレーン)
Vincenzo Nibali, Ion Izagirre, Gorka Izagirre, Franco Pelli, Ivan Cortina, Luka Pibernik, Hermann Pernsteiner, Mark Padun
http://teambahrainmerida.com/a-very-competitive-team-for-the-vuelta/

●AG2Rラモンディアル(フランス)
Mikael Cherel, Julien Duval, Hubert Dupont, Tony Gallopin, Ben Gastauer, Alexandre Geniez, Alexis Gougeard, Nans Peters

●アスタナ(カザフスタン)
Miguel Angel Lopez, Pello Bilbao, Omar Fraile, Jan Hirt, Nikita Stalnov, Andrey Zeits, Davide Villella, Dario Cataldo

●BMC(米国)
Richie Porte, Brent Bookwalter, Alessandro De Marchi, Rohan Dennis, Nicholas Roche, Joey Rosskopf, Dylan Teuns, Fran Ventoso
https://twitter.com/BMCProTeam/status/1031481164027113472

●ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
Rafa Majka, Peter Sagan, Emanuel Buchmann, Marcus Burghardt, Davide Formolo, Jay McCarthy, Lukas Pöstlberger

●エウスカディバスクカントリー(スペイン)
Aritz Bagües, Eduard Prades, Gari Bravo, Mikel Bizkarra, Jon Aberasturi, Oscar Rodriguez, Mikel Iturria, Hector Saez

●EFエデュケーションファースト・ドラパック(米国)
Rigoberto Uran, Mike Woods, Dani Moreno, Pierre Rolland, Tom Van Asbroeck, Simon Clarke, Mitch Docker, Sebastian Langeveld
https://www.efprocycling.com/uran-headlines-pinkargyle-squad-for-vuelta/

●カハルラル(スペイン)
Sergio Pardilla, Alex Aranburu, Lluis Mas, Nick Schultz, Nelson Soto, Cristian Rodriguez, Jonathan Lastra, Antonio Molina

Doce candidatos para el equipo más especial de la temporada

●コフィディス(フランス)
Nacer Bouhanni, Jesus Herrada, José Herrada, Luis Angel Mate, Kenneth Vanbilsen, Mathias Le Turnier, Loïc Chetout, Stéphane Rossetto

●ディメンションデータ(南アフリカ)
Louis Meintjes, Igor Anton, Merhawi Kudus, Ryan Gibbons, Steve Cummings, Ben King, Johann van Zyl, Amanuel Ghebreigzabhier
http://africasteam.com/2018/08/21/preview-la-vuelta-a-espana/

●グルパマFDJ(フランス)
Thibaut Pinot, Mickaël Delage, Rudy Molard, Georg Preidler, Léo Vincent, Benjamin Thomas, Marc Sarreau, Antoine Duschesne

●カチューシャ・アルペシン(スイス)
Ilnur Zakarin, Ian Boswell, José Gonçalves, Reto Hollenstein, Pavel Kochetkov, Maurits Lammerlink, Tiago Machado, Jhonatan Restrepo

●ロット・スーダル(ベルギー)
Sander Armée, Tiesj Benoot, Thomas De Gendt, Bjorg Lambrecht, Tomasz Marczy?ski, Maxime Monfort, Tosh Van der Sande, Jelle Wallays
https://lottosoudal.be/en/news/line-vuelta-2018

●モビスター(スペイン)
Nairo Quintana, Alejandro Valverde, Andrey Amador, Winner Anacona, Daniele Bennati, Richard Carapaz, Imanol Erviti, Nelson Oliveira

Movistar Team anuncia su equipo para la Vuelta a España

●ブルゴスBH(スペイン)
José Mendes, Diego Rubio, Jetse Bol, Jordi Simon, Jorge Cubero, Jesus Ezquerra, Pablo Torres, Oscar Cabedo, Dario Hernandez, José Cabedo

●ミッチェルトン・スコット(オースラトリア)
Adam Yates, Simon Yates, Michael Albasini, Alexander Edmondson, Jack Haig, Damien Howson, Luka Mezgec, Matteo Trentin

https://www.greenedgecycling.com/news/mitchelton-scott-to-take-advantage-of-talent-and-racing-nous-for-opportunities-around-general-classification-ambitions-at-the-vuelta-a-espana

●クイックステップフロアーズ(ベルギー)
Elia Viviani, Michael Morkov, Kasper Asgreen, Laurens De Plus, Dries Devenyns, Fabio Sabatini, Pieter Serry

http://www.quickstepfloorscycling.com/en/news/detail/quick-step-floors-cycling-team-to-vuelta-a-espa-a/3746

●スカイ(英国)
Michal Kwiatkowski, Jonathan Castroviejo,David de la Cruz, Sergio Henao, Tao Geoghegan Hart, Salvatore Puccio, Pavel Sivakov, Dylan van Baarle

●サンウェブ(ドイツ)
Phil Bauhaus, Simon Geschke, Jai Hindley, Johannes Fröhlinger, Wilco Kelderman, Michael Storer, Mike Teunissen, Martijn Tusveld
http://teamsunweb.com/lv2018/

●トレック・セガフレード(米国)
Bauke Mollema, Nicola Conci, Kiel Reijnen, Fabio Felline, Giacomo Nizzolo, Markel Irizar, Gianluca Brambilla
https://twitter.com/treksegafredo

●ロットNLユンボ(オランダ)
Steven Kruijswijk, George Bennett, Danny van Poppel, Lars Boom, Floris De Tier, Tom Leezer, Bert-Jan Lindeman, Sepp Kuss

https://www.teamlottojumbo.com/cycling-news/this-is-our-vuelta-2018-team

●UAEエミレーツ(UAE)
Fabio Aru, Dan Martin, Sven Erik Bystrom, Simone Consonni, Valerio Conti, Vegard Stake Laengen, Simone Petilli, Edward Ravasi

UAE Team Emirates for the Vuelta a España 2018

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エンヴィを代表するSESシリーズにベストバランスリム、SES 5.6が登場

アメアスポーツジャパンが取り扱うENVE(エンヴィ)が、同ブランドが誇るカーボンロードリムとそのホイールセットを2018年10月以降より発売する。米国ユタ州で開発され、メルセデスF1の風洞実験施設を使用してR&Dを繰り返し行い、完成されたスピードと剛性を追求したベストバランスロードリム。

市場への投入は、米国本国では8月23日以降、日本を含む米国以外の取り扱い国では9月27日以降の発売となる。

SES 5.6は、SES4.5の改良モデル
メルセデスF1の風洞実験施設で開発されたエアロ効果の高いリム形状
エンヴィ独自の技術である一体成型のカーボンモールディングによる高い剛性をもつ
フラットブレーキ面に比べて約30%も高いブレーキ制動
チューブレス対応(クリンチャーのみ)

SES5.6 クリンチャー
39万円/45万円 リム単体/13万2000円(すべて税別)

SES5.6 チューブラー
36万2000円/46万8000円 リム単体/12万2000円(すべて税別)

SES5.6 クリンチャー


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クウィアトコウスキーがブエルタ・ア・エスパーニャ参戦…1シーズン2大会は自身初

英国のスカイが8月25日から9月16日まで開催されるブエルタ・ア・エスパーニャの出場8選手を発表。元世界チャンピオンであるミカル・クウィアトコウスキー(ポーランド)が起用されることになった。ツール・ド・フランスではクリストファー・フルームやゲラント・トーマス(ともに英国)のアシスト役として知られるが、1シーズンにグランツールと呼ばれる三大ステージレースに2つ出場するのは自身初。

スカイのアシスト役として重要な役割を担ってきたミカル・クウィアトコウスキー(先頭) © ASO

ブエルタ・ア・エスパーニャには前年の総合優勝者であるフルーム、2018ツール・ド・フランス総合優勝のトーマスの英国・スカイ勢が欠場。ともに9月2日から9日まで開催される英国一周レースを選択した。スカイはクウィアトコウスキーと、地元スペインのダビド・デラクルスをダブルエースとして起用した。

クウィアトコウスキーがブエルタ・ア・エスパーニャに参戦するのは2年ぶり。
「ツール・ド・フランスを走ったあとでどんな走りができるかは、この身体が証明してくれる。プレッシャーは感じない。どちらかというと興奮している」とクウィアトコウスキー。

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