GPSを搭載した一般電子製品を開発生産する台湾のBryton(ブライトン)が、日本のUCIコンチネンタルチーム、Team UKYOと2020年までGPSサイクルコンピュータの公式サプライヤーとしてのスポンサーシップを延長。8月30日に都内でBryton社のサミュエル・ワンCEOと、Team UKYOの片山右京監督が契約調印式を行った。
カーナビなどを手がける大手GPS関連企業から独立した社員が立ち上げたのがBryton。サイクルコンピューターだけでなく、GPSウォッチなどの開発生産も行っていて、さまざまなジャンルのスポーツGPS製品を設計、製造。使いやすく豊富な機能を搭載する製品を提供している。
高いコストパフォーマンスで豊富な機能を備えるのがBrytonのGPSサイクルコンピュータ「Rider」シリーズ。電源を入れるだけでスタートし、面倒な設定はなにもせずに多機能情報を画面表示する。手動で設定を変更すれば、さらに上級なワークアウトができる。
「2018年初旬からBrytonを使用。トレーニングはBrytonのGPSサイクルコンピュータの優れた機能の恩恵をたくさん受けている。最新のフラッグシップモデルであるAero 60の発売により、2018UCIアジアツアーランキングで再び1位になれると思う」とTeam UKYOの桑原忠彦ゼネラルマネージャー。
Aero 60はBryton初の空力学的に設計されたモデル。新開発のエアロマウントとともにまったく新しい空力学的設計で、最大33%の空気抵抗を効果的に削減。曲がり角ごとに矢印で方向を表示するターンバイターン機能でプリロードされたオープンストリートマップ内蔵。すべての全球測位衛星システムを利用して、正確で安定した信号をキャッチ。トレーニングに集中できる環境を提供する。
「Aero 60は次世代のGPSサイクルコンピュータです」とワンCEO。
「Team UKYOはアジア最高のチームであり、彼らの視点からGPSサイクルコンピュータの市場を見ながら、世界中の選手やユーザーに最高の帝品を提供し続けたい」
「GPS搭載、バックライト付きのコンピュータだとバッテリーの消耗が早いと思われがちですが、Brytonはバッテリー駆動時間が長いところも強みです」と同社。ハイエンドモデルRider530の最大バッテリー駆動は33時間。さらにGPSを高精度モードに設定し、バックライトを常時使用した場合でも20時間以上は駆動する。
こういった機能性を搭載しながら手ごろな価格を実現。エントリーモデルのRider10はGPS搭載を搭載し、28種のデータを計測可能なエントリーモデルでありながら、1万円以下で入手できる。
国内での取り扱いは自転車総合商社のフカヤ。
Brytonの商品サイト
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