2019ジロ・デ・イタリアはボローニャ開幕…エミリアロマーニャでのコースが変則発表

2019年の第102回ジロ・デ・イタリアは5月11日にエミリアロマーニャ州都のボローニャで開幕することが、9月24日に同地で発表された。同州には第9、第10ステージも開催され、そのルートが変則的に発表された。

第1ステージと第9、10ステージのコースが発表された

大会初日は8.2kmの個人タイムトライアルが第1ステージとして行われ、丘の上に位置するサンルーカ聖堂にゴールする。第2ステージはボローニャを出発して南に向かうことまでが今回は発表された。

9月24日にボローニャで記者発表が行われた © Massimo Paolone – LaPresse
5月11日の第1ステージはボローニャでの個人タイムトライアル
5月19日の第9ステージはリッチョーネからサンマリノまでの34.7km個人タイムトライアル

このエミリアロマーニャ州には5月19日の第9ステージで戻り、リッチョーネがスタート地点。2019年大会で唯一の外国となるサンマリノにゴールする距離34.7kmの個人タイムトライアルが行われる。ワイン畑の中を駆け抜けるコースとなる。

5月21日の第10ステージはラベンナからモデナまでの147km

休日明けの5月21日にはラベンナからモデナまでの距離147kmで第10ステージ。スプリンター向けの平たんコースとなる。22日には同州のカルピをスタートして西に向かう。

ボローニャ開幕は2度目で、前回は25年前の1994年。第102大会は5月11日から6月3日まで。(日程は大会主催者の発表の通り。国際自転車競技連合のカレンダーでは5月11日から6月2日まで)

2018年の総合優勝者クリストファー・フルーム

ミッケル・ビヨルグが世界選手権U23タイムトライアル優勝

オーストリアのインスブルックで開催されている世界選手権ロードは9月24日、距離27.7kmでU23男子タイムトライアルが行われ、デンマークのミッケル・ビヨルグが32分31秒05のタイムで優勝した。平均時速は51.111km。

ミッケル・ビヨルグが世界選手権U23タイムトライアル優勝 © Innsbruck-Tirol 2018 / BettiniPhoto

2位は33秒47遅れでベルギーのブレント・バンモエル。3位は38秒30遅れでデンマークのマティアス・ノルグラード。

「今シーズンはすべてこの日のためにあった。1週間前に現地入りして、毎日コースを走ったのが勝因。レース中はとても調子がよかった。ボクの次のステップはロードレースで実力を示すことだ」とビヨルグ。

ミッケル・ビヨルグを中央に左が2位バンモエル、右が3位ノルグラード © Innsbruck-Tirol 2018 / BettiniPhoto

日本勢は、松田祥位(EQADS)が2分58秒18遅れの47位、山本大喜(キナンサイクリング)が3分00秒88遅れの49位。

●世界選手権ロード
9月23日(日)10:10 – 12:05 UCI女子チームタイムトライアル
9月23日(日)14:40 – 17:05 UCI男子チームタイムトライアル
9月24日(月)10:10 – 11:55 ジュニア女子個人タイムトライアル
9月24日(月)14:40 – 16:50 U23男子個人タイムトライアル
9月25日(火)10:10 – 12:40 ジュニア男子個人タイムトライアル
9月25日(火)14:40 – 16:50 エリート女子個人タイムトライアル
9月26日(水)14:10 – 17:10 エリート男子個人タイムトライアル
9月27日(木)09:10 – 11:15 ジュニア女子ロードレース
9月27日(木)14:40 – 18:15 ジュニア男子ロードレース
9月28日(金)12:10 – 16:50 U23男子ロードレース
9月29日(土)12:00 – 17:00 エリート女子ロードレース
9月30日(日)09:40 – 16:40 エリート男子ロードレース
日本との時差は7時間。上記の現地時間に7時間をプラスしてください。
(例=現地の16:40は日本の23:40)
●世界選手権ロードの関連記事まとめ

Innsbruck-Tirol 2018 / BettiniPhoto