マイケル・マシューズがモントリオール優勝…3日でワールドツアー2勝

グランプリシクリスト・ド・モントリールが9月9日にカナダ東部のモントリオールで開催され、サンウェブのマイケル・マシューズ(オーストラリア)がゴール勝負を制して初優勝した。同大会は最高峰のワールドツアー大会で、2日前の7日に同じカナダのケベックで同規模のレースが行われ、マシューズが勝利。同選手は3日の間にワールドツアー大会で2勝を挙げたことになる。

グランプリ・ケベックを制したマイケル・マシューズ © Brian Hodes/Cor Vos

2位はバーレーン・メリダのソニー・コルブレッリ(イタリア)、3位はBMCのグレッグ・バンアベルマート(ベルギー)。

「うわー! なんと言っていいか、本当に言葉がないよ。ボクはチームに感謝するしかない。とても難しいレースが続く今シーズンだけど、この日もボクをサポートしてくれたアシスト陣の働きはスゴかった。こんなに強いチームはほかにはないはずで、彼らに感謝する言葉が見つからない」とマシューズ。

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サイモン・イェーツがステージを制し総合成績で首位を奪還

第73回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月9日(土)、システィエルナ~レスプラエレス間の171kmで第14ステージが行われ、ミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ(英国)が総合優勝を争う有力集団のグループから残り1kmで抜け出し、2年ぶり2度目の区間優勝を果たした。

サイモン・イェーツがブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージ優勝 © Luis Ángel Gómez

峠の頂上にゴールする過酷な山岳レース。首位のヘスス・エラダ(スペイン、コフィディス)は大きく遅れ、イェーツは2日前に手放した総合1位の赤いリーダージャージ、マイヨロホを再び手中にした。

5月のジロ・デ・イタリアでは大会の半分以上を首位堅持したが、終盤に大きく崩れたイェーツ。
「あのときと同じ選手で、同じ名前さ。でも今回は準備が違う。23日間の長丁場レースでは徐々に調子を上げていくのがいいんだ」と語る。しかし僅差でモビスターの強敵2選手がピッタリとマークしている。優勝争いはこれからが正念場だ。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージ優勝 © Luis Ángel Gómez
総合1位に立ったサイモン・イェーツ。ブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージ優勝 © Luis Ángel Gómez

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
マイヨベルデ(ポイント賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
マイヨルナレス(山岳賞)ルイスアンヘル・マテ(スペイン、コフィディス)
□マイヨブランコ(コンビネーション賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)

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前田佳代乃が全日本選手権女子スプリントで10連覇達成

自転車競技トラックレースにおける日本一を争う第87回全日本自転車競技選手権大会トラックレースが9月9日、静岡県の伊豆ベロドロームで開催され、男子スプリントで深谷知広(競輪選手)が優勝した。

前田佳代乃が女子スプリントで優勝 ©2018 JCF

前田佳代乃(中央)が女子スプリントで10連覇 ©2018 JCF

女子スプリントは前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)が10連覇。女子オムニアムではジャカルタ・アジア競技大会で金メダルを獲得した梶原悠未(筑波大)が優勝した。

女子オムニアムで1位になった梶原悠未(先頭) ©2018 JCF
女子オムニアム優勝の梶原悠未(中央) ©2018 JCF
男子スプリントで優勝した深谷知広(左) ©2018 JCF
男子スプリントで1位になった深谷知広(中央) ©2018 JCF

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ケイリンは渡辺一成、個人パーシュートは窪木一茂が全日本を制す

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ケイリンは渡辺一成、個人パーシュートは窪木一茂が全日本を制す

自転車競技のトラックレースで日本一を争う第87回全日本自転車競技選手権大会トラックレースが9月8日に静岡県の伊豆ベロドロームで開幕し、男子ケイリンで渡辺一成(競輪選手)が優勝し、日本チャンピオンになった。男子4km個人パーシュートでは窪木一茂(ブリヂストンサイクリング)が日本記録を更新して優勝した。

男子4km個人パーシュートで1位になった窪木一茂 ©2018 JCF

男子4km個人パーシュートで優勝の窪木一茂 ©2018 JCF
男子ケイリンで1位になった渡辺一成 ©2018 JCF
男子ケイリンの渡辺一成(中央) ©2018 JCF

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20回記念のツール・ド・熊野開幕…キナンが総合Vに向けてスタート

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エウスカディのロドリゲスが初優勝…ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ

第73回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月7日(金)、カンダス~バリェデサベロ間の174.8kmで第13ステージが行われ、エウスカディバスクカントリーのオスカル・ロドリゲス(スペイン)がメジャー初優勝を果たした。

オスカル・ロドリゲスがブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ優勝 © Luis Ángel Gómez

ロドリゲスは序盤に形成された32人の第1集団に加わり、一度は先頭から遅れたものの残り1kmで先行していた2選手を逆転して、ゴールまで独走。チーム名の「エウスカディ」はバスク語で「バスク」という意味で、主催者推薦枠で初めて出場を果たした格下チーム。バスク地方は第17ステージで訪問するが、凱旋に先立って無名選手が思わぬ勝利を手に入れた。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージを走る有力集団 © Luis Ángel Gómez

この日は峠の頂上にゴールするレースで、集団がバラバラに。首位のヘスス・エラダ(スペイン、コフィディス)は4分18秒遅れたが、前日までの貯金があってその座をなんとか守った。有力選手ではモビスターのナイロ・キンタナ(コロンビア)がいい走りを見せ、総合4位から3位に浮上。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ © Luis Ángel Gómez

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ヘスス・エラダ(スペイン、コフィディス)
マイヨベルデ(ポイント賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
マイヨルナレス(山岳賞)ルイスアンヘル・マテ(スペイン、コフィディス)
□マイヨブランコ(コンビネーション賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)

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マイケル・マシューズがカナダのグランプリ・ケベックで初優勝

第9回グランプリシクリスト・ド・ケベックが9月7日にカナダ東部のケベックで開催され、サンウェブのマイケル・マシューズ(オーストラリア)がゴール勝負を制して初優勝した。

グランプリ・ケベックを制したマイケル・マシューズ © Brian Hodes/Cor Vos

2位はBMCのグレッグ・バンアベルマート(ベルギー)、3位はトレック・セガフレードのジャスパー・ストイベン(ベルギー)。同大会は最高峰のワールドツアー大会で、2日後の9日に同じカナダのモントリオールに場所を移して同規模のレースが行われる。

グランプリ・ケベックを制したマイケル・マシューズを中央に左が2位バンアベルマート、右が3位ストイベン © Brian Hodes/Cor Vos

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マイケル・マシューズがツール・ド・ロマンディのプロローグを制して首位に

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