キャノンデール・ジャパンは、マウンテンバイククロスカントリーレースに参入し始めたころをオマージュした新型F-Si Hi-MODフレームセットの販売を開始する。キャノンデールの輝かしい歴史を積み上げたバイパーレッドとチームブルーの2色を展開し、同色のLefty Ochoが搭載される。キャノンデールの栄光の時代に敬意を表する特別なモデルだ。
輝かしい時代に再びスポットライトを
F-Si THROWBACK FRAMESETS
FRAME: Hi-MOD BallisTec Carbon FORK: Lefty Ocho Carbon 29 , 100mm
WHEELS: HollowGram 23, Superlight Hi-Impact Carbon, 12×148 rear w/ DT Swiss internals
CRANK: Cannondale HollowGram Si, SpideRing 32T, Ai SIZE: S, M, L
PRICE: 60万円(税別)
バイパーレッドバージョンはキャノンデールのレジェンドとして語り継がれているマウンテンバイクチームが、1994年から1997年まで使用していたヘッドショック搭載のハードテールへのオマージュモデル。また、「Quad Wrap」という特徴的なイエローデカールを採用したブルーバージョンは、1998年から2002年までレースで活躍した唯一無二のCAAD3、CAAD4、CAAD5を想起させるモデル。
当時チームが使用していたオーバーサイズのアルミ製フレームにヘッドショックを搭載したバイクは、現代でいう新型F-SiにLefty Ochoを搭載したバイクに匹敵するほど時代の先をいくものだった。事実、選手が乗るバイクは圧倒的に有利なパフォーマンスを発揮していたため、キャノンデールのバイクは負け知らずと評され、マウンテンバイクのクロスカントリーレースを席捲していた。
8年間の活動の中でキャノンデールチームは世界選手権11回制覇、ワールドカップタイトル17回獲得、国内選手権16回優勝、NORBAシリーズ33勝、銀メダルと銅メダル2つのオリンピックメダル獲得など前例のない成績を修めた。さらに、ワールドカップイベントで184回、ワールドカップシリーズで35回、世界選手権で21回、NORBAシリーズで84回表彰台入りを果たしている。
長年キャノンデールのマウンテンバイク選手として活躍しているティンカー・ウォーレスは次のようにコメント。
「充実した25年間でした。キャノンデールがこの新作フレームで懐かしい日々に再びスポットライトをあててくれたことをとてもうれしく思っています。数え切れないほどの思い出がよみがえりました。いまだにキャノンデールというファミリーの一員でいることをとても光栄に思っています」
プロダクトマネージャーのピーター・ヴァランスは過去を振り返り次のようにコメント。
「熱狂的な多くの人々と同じように、私もこのバイクに夢中でした。このフレームセットは、まるで15歳の夢見る自分へのプレゼントのようなものです」
往年のカラーが採用されたキャノンデールのF-Siフレームには、OutFrontジオメトリー、鋭い走りと、猛烈なトラクションを生むAiリヤトライアングル、スピードリリースなど現在販売されているF-Siと同じ機能がすべて搭載されている。もちろん、世界最速のシングルサイドシングルクラウンのサスペンションフォーク、Lefty Ochoも搭載。SからLのサイズで展開され、世界数量限定生産のフレームとなる。
【取り扱い店舗】
F-Si THROWBACK FRAMESETS(Red)
ヤマシゲサイクル(愛知県津島市)
ストラーダバイシクルズ草津本店(滋賀県草津市)
キャノンデール心斎橋(大阪市)
グッドスピード井原自転車店(広島県東広島市)
オールウェイズバイシクルズ(大分市)
F-Si THROWBACK FRAMESETS(Blue)
スポーツサイクルサカモト(新潟県三条市)
マーシュ(神奈川県藤沢市)
サイクルショップ輪娯ロード(大阪府豊中市)
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