2018年秋の台北自転車ショーで話題になったXshifterが12月中旬から日本国内でも発売される。既存のリヤ変速機そのままで、ワイヤレス電動シフティング化するもの。すべての調整をスマホアプリで行う画期的なシフティングシステム。4万2000円(税別)。取り扱いはアクションスポーツ。
Xshifterとは
「ドライブトレインの部品やディレイラーを変更することなく、とても気に入っている今のバイクをワイヤレス電動シフト化することができたら」
このXshifterを開発したPaul Gallagher(米国ウィスコンシン州生まれ)は、1970年代以来製造とエンジニアリングに携わり、Hayes(ハーレーダビッドソンのオートバイで使用されている現在のブレーキシステム)、SRAM(ガイドアルティメットのキャリパーとそのブレーキの他の部品)を開発した経験をもつエンジニア。自転車を愛するサイクリストでもある。
彼は自分のMTBに使われている既存の重くて高価な「ワイヤシフティング」を現代の半導体技術を駆使した電動ワイヤレスシフト化するアイデアを持ち、2018年の4月26日から事業を正式に立ち上げた。アイデアの結集はこのXShifterとして形になり「軽量で、より速く、より正確で、より汎用性があるシフティングシステム」を実現、多大なインパクトをサイクリストに与えている。
リヤシフター用ユニットの発売に続き、フロント用ユニットも近日のリリースを予定。XShifterは今後事実上の標準シフトになる可能性があるという。今回の製品は、ジャグワイヤーの元CEOで優秀なマーケッターとしても知られているJerryHuang氏が経営するCICLOVATION(smartcycling社)から世界中にデリバリーされる。
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Xshifterワイヤレス電動シフティングシステム
◇価格4万2000円(税別)
◇12月中旬発売開始予定
◇重量:ユニット+ポッド(バッテリー含む)119g
◇従来のリヤディレイラーに、マイクロコンピューター制御の動作システムを装着して、ワイヤレス電動シフティング化。ギヤごとに0.1mm単位でワイヤ調整が可能でシフティングタッチが飛躍的に向上する。すべてのワイヤ調整や電池残量の確認などをスマホアプリで簡単に行える。日本語版マニュアル付き。
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