福岡トライアスロンは2019年6月30日開催…12月11日エントリー開始

スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmで争われる福岡トライアスロンが2019年6月30日に開催されることが決まり、2018年12月11日からエントリーを開始した。「漢委奴国王」の金印(国宝)の発掘場所として有名な志賀島などを舞台にした大会で、大自然があふれ、美しい海と山を感じることできる最高のロケーションが魅力。

ランは福岡市内を一望しつつ、森林浴も味わえるフラットコース

大会は2017年に「産・学・官・民」を軸とした、福岡市で初めてスタンダードディスタンスで行われたトライアスロンとして初開催された。855名のエントリーがあり、大会後のアンケートでは87.4%の参加者がよかったと評価した。また、開催場所については93.7%、ボランティア、沿道の応援、スイムコース、バイクコースにおいては80%以上の人が満足した。2018年は準備が整わず見送られたので、今回が2回目の開催となる。

福岡トライアスロンの特徴
福岡トライアスロンは、全国的にも珍しい陸繋砂州である「海の中道」をメイン会場とし、かつて米軍基地のあった「西戸崎」を通り、金印(漢委奴国王印)で有名な「志賀島」を巡る。メイン会場の海の中道海浜公園は、かつては飛行場で、終戦後から1972年までは米空軍基地として使用されていた。西戸崎にあった通称ブレディ基地にはマリリンモンローも訪れている。

志賀島は多くの神話に登場する神の島であり、古くは大陸との海上交易の出発点として栄えた歴史を持つ。また、志賀島を守る志賀海神社は日本書紀や古事記に登場するなど、日本の始まりを感じさせるエリア。

スイムは福岡市内を一望する博多湾

福岡トライアスロンが目指すもの
活力ある社会を作り出すには、障がい者も含めた全ての世代の医療、福祉、保健のほか、行政、学問、文化、産業など、さまざまな領域の協働が必要。福岡トライアスロンはスポーツ競技大会としての側面のみならず、まちづくりや教育、産業への寄与など、それらをつないで社会問題を解決するプラットホームとなることを目指す。
バイクは福岡市内の離島や、美しい海を眺める志賀島外周コース

福岡トライアスロン2019
■開催日程:2019年6月30日(日)
■公式ホームページ
■競技距離:スタンダードディスタンス (スイム1.5km/バイク40km/ラン10km)
■主催:福岡トライアスロン 大会実行委員会
■開催地:福岡県福岡市東区一帯
スイム:福岡市東区西戸崎博多湾海岸
バイク:国営海の中道海浜公園内特設コース~福岡市東区西戸崎~志賀島一帯
ラン :福岡市東区西戸崎 国営海の中道海浜公園内特設コース
■参加定員(予定)950名(一般部門:931名、福岡トライアスロン応援アスリート枠:19名)
■参加資格 
大会当日満19 歳以上(高校生不可)の健康な男女で、水泳・自転車・マラソン等の大会に出場経験があり、競技ルール・大会規則を理解し守り、スポーツマンとしてのマナーを身に付け、制限時間内に余裕を持って完走できる体力、気力を有すると認められる方。2019 年度JTU 登録会員である方。公式日程に定める、前日受付登録、競技説明会に出席できる方。大会規約並びに誓約書を熟読し、誓約事項を承認の上、ご本人署名(チェック)をいただける方
■表彰
・総合1位~6位
・女子1位~6位
・年代別賞 男女1位のみ(~29歳、30代、40代、50代、60歳~)ただし、総合1~ 6位入賞者は年代別表彰の対象外
・県内男女各1位    
・特別賞 最高齢男女各1名
■制限時間
スイム 08:48※最終ウェーブスタートから45 分後
バイク 10:50※志賀島2 周回後の(青少年海の家入口)公道最終制限時間
※その他(3.9㎞地点9:10、22.2㎞地点10:00、26.6㎞地点10:15、36.1㎞地点10:40)
※制限時間のタイムを超過した選手はそこから一般の自転車通行者としてメイン会場まで戻ります。
ラン  12:25※スタート後4.5 時間
■申し込み期間  2018年12月11日~2019年5月7日(予定) ※先着順
■申し込み方法  インターネット「MSPO ENTRY」
■大会規定
・天候不順や自然災害などによる中止決定。
・人や動物に関し、地域に重大な影響を及ぼす病原性伝染病などによる中止決定。
・その他、行政など協力団体との会議による実行委員会での中止決定。
また、参加条件や大会規定、競技規則等、要項内容をよくご確認の上、お申込みください。
地元のおもてなしも楽しみ!

雨にもマケズ、風にもマケズのウィンターシューズ、ARTICA R5とARTICA X5

凍てつくヨーロッパの冬に鍛えられたフィジークのARTICAシリーズにロード用のARTICA R5(アーティカ R5)とMTB用のARTICA X5(アーティカ X5)が発売され、日本に入荷された。どちらも2万4800円(税別)。

凍てつくヨーロッパの冬に鍛えられたフィジークのARTICAシリーズ

厳冬期の寒くて濡れた条件でも暖かさと快適さを約束し、冬のパフォーマンスライディングに最適なウィンターサイクリングシューズ。着脱のしやすさとフィット感を兼ねそなえ、抜群の防水性と優れた保温断熱性を特長とするARTICAシリーズは、軽量で剛性の高いサイクリングシューズ。

ARTICAシリーズのマイクロテックス強化シェルに組み合わされるインターナルスピードレーシングシステムは、冬用グローブをしていても扱いやすく、素早く正確にシューズをフィットさせることができる。インナーには透湿性をもつ素材を用いて足の蒸れを最少に抑え快適さを保つ。完全に防水されたアウターは汚れも簡単に落とせ、防水ジッパーと組み合わされて、悪天候でも完璧な防水性能を備えた。ヒール部分にはリフレクター素材が使用され、日暮れが早い冬場でも安全にトレーニングが可能。

冬用グローブをしていても扱いやすく、素早く正確にシューズをフィットさせることができる
ARTICA R5 ロードシューズ

ARTICA R5はカーボン強化ナイロン・アウトソール、ARTICA X5にはラバートレッドを備えたカーボン強化ナイロン製のアウトソールが採用され、軽くて丈夫なうえ最大のパワー伝達を実現する。

どちらのモデルもオールシーズン快適にライドするために、肌触りのいいフリース敷きで裏側に断熱アルミシートを貼った暖かく快適なフィジーク・ウィンターサイクリングインソールが組み合わされている。

足首まで防水ジッパーがありしっかり風雨からガード

完全2重アッパー構造

ARTICA R5(アーティカ R5)
アッパー: 透湿性防水ファブリック, マイクロテックス強化シェル
アウトソール:カーボン強化ナイロンソール
クロージャー: インターナル・スピードレーシングシステム
インソール:フィジ-ク ウィンターサイクリングインソール
重量: 380g (size 42.5)
サイズ: 38~44.5、45
2万4800円(税別)

ヒールには安全性向上のためリフレクター素材を装備

ワンタッチでフィットできるインターナルスピードレース

ARTICA X5(アーティカ X5)
アッパー: 透湿性防水ファブリック, マイクロテックス強化シェル
アウトソール:カーボン強化ナイロンソール+ラバーグリップ
クロージャー: インターナル・スピードレーシングシステム
インソール:フィジ-ク ウィンターサイクリングインソール
重量: 463g (size 42.5)
サイズ: 38~44.5、45(ハーフは受注発注)
2万4800円(税別)

バンムーフには手を出すな…オランダの自転車窃盗団もお手上げのスマートバイク日本上陸

オランダの自転車窃盗団が「あれだけは手を出すな」と言うブランドがあるそうだ。チェーン錠さえないバンムーフだ。所有者の持つスマホが近づかないと解錠せず、他人が移動させると警報音が鳴りまくる。万一にも盗まれたらハンターが出動して探し出す。そんな最先端のスマートバイクをチェックしてみた。

最新のバンムーフを持つ成田美織さん。大きなバッテリーがスマートなボディに内蔵される。精密機器も内装されるのでメンテナンスも楽

東京・原宿の竹下通りとキャットストリートが交わるあたり。ファッショナブルな町並みのなかにバンムーフストアがある。世界初の盗難ガードシステム採用。フレームに警告音を発するスピーカーを組み込み、スマホのアプリで電動アシストパワー出力など諸機能をコントロールする。

2年前、オランダのアムステルダムにある同社を訪れたことがあるが、その際もスタイリッシュな外観と最新技術とのマッチングに目を見張った記憶がある。自転車にIT技術を導入した先駆けのブランドだった。アプリ連動の独自盗難を取り入れた最新モデルを、日本仕様に変更。こういった自転車の総称である「スマートバイク」として日本で本格的に売り出したのだ。

ステルス・ロック:自転車を降りて小さなロックボタンを押せば、後輪タイヤがロックされ、3段階の盗難防止装置が作動
無料アプリで駐輪位置情報、ライトの明暗調整、盗難防止用の設定などを行う
ハンドル横の小さなボタンを押すと、さらに加速ができます。坂道や強風の時などとても便利です

最大の特徴は鍵を持ち歩かなくてもいいこと。後輪軸近くにある小さなボタンを押すと車輪がロックされ、盗難防止システムが作動する。これを解錠するには専用アプリをインストールした自分のスマホを近づける必要がある。自転車とスマホの通信はBluetoothを駆使。所有者以外がこの自転車を移動させようとすると、車輪が完全ロック。警告音が次第に大きくなっていき、前後ライトもSOSモールス信号で異常があったことを周囲に伝える。

フレームにはSIMカードが内蔵されていて、GPSを使えばどこにあるかが大まかに分かる。盗難通報を受けたバンムーフのハンターが出動し、GPSで追跡を開始。最後はBluetoothでピンポイントの位置までまで特定する。

2サイズがあってフレーム形状が異なる。こちらは大きい方のSmart S。小さいサイズはZ型フレームのSmart Z

盗難時はハンターとして出動することもあるスタッフ。幸いなことにめったに盗難はないという

電動アシストに関しては日本の道路交通法に準拠して、時速24km以上のスピードになるとアシスト力がゼロになるように仕様変更。特徴的なのは他のeバイクよりも重量が軽く、取り回しがいいこと。バッテリーはフレーム内に収納されているので、見た目がスッキリしていて、それでもフル充電で150km走れるという。パワー出力はアプリで4段階に変更できる。また急な上り坂が出現したときはハンドル右のブーストボタンを押すとパワーが強くなる。

販売価格は今回紹介した電動アシスト搭載モデルで43万円(以下すべて税込み)だが、2018年末まで13万円引き。また電動機能のないモデルは12万円から。リース契約も可能で、初期費用1万2000円と月額2500円から。この初期費用はいわば「キーを買う」というイメージで、友人などに自転車を譲る際に売却できるという。契約中は東京だけでなくストアのあるニューヨーク、ロンドン、ベルリン、台北などでバンムーフを借りることもできる。

これまで経験したことがなかったような新サービスに、古い思考の人間はついていくのがやっとだが、バンムーフで試走したロードバイク女子のモデル、成田美織さんは、「カッコいいし、楽に乗れるので、活動範囲が飛躍的に広くなります!」とイチ押し。これからの都市型生活はスマートに自転車を取り扱うのがトレンドとなりそうだ。

「28インチタイヤはスイスイ気持ちよく走ることができました」と成田美織さん
群馬県上野村で開催されたライドハンターズin上野村で使用(クリックするとレポートページに飛びます)

VanMoof Japan
東京都渋谷区神宮前 3-26-3  営業時間12時~20時、月曜定休

原宿近くの裏通りにあるバンムーフ東京ショップ

ジェイミスのレネゲード・エクスプロールに新色2モデルが追加

2015年の発売以来、爆発的な人気を誇るジェイミスのレネゲード(RENEGADE)シリーズ。そのEXPLORE(エクスプロール)に新色2色が追加された。12万円(税別)。

レネゲード・エクスプロール(デザートストーム)

RENEGADEとは
遠くのトレイル、河川敷、街中のちょっとした悪路。アドベンチャーは日常のちょっとしたところにも存在するRENEGADE(レネゲード)ならあらゆる路面をそのまま走ることができる。36Cの太いタイヤ、天候に左右されない制動力を持つディスクブレーキ。これらの性能は走破性の高い走りを実現。キャリアやラックを取り付けるダボも標準装備されていて、さまざまなオプションが取り付けられる。カーボン、クロモリ、アルミと3素材、8モデルから選択できるのも魅力。

レネゲード・エクスプロール(ウィンターダスク)

今回追加されたのはRENEGADE EXPLORE
軽量6061軽量アルミフレームに、フルカーボンフォークを搭載したモデル。SHIMANO SORA 18Speed仕様で、シティライドからトレイルライドまで快適な走行を実現。初めてのドロップハンドルという初級者から、ベテランライダーまで幅広く支持されている車種。

追加されるカラーは、ベージュにマット処理を施した“Desert Storm”と、有名SUVで人気のライトブルーを施した”Winter Dusk”の2色。すでに展開している”Cream Stout”と合わせて3色展開となる。