第41回ダカールラリーが2019年1月17日に最終日を迎え、トヨタのハイラックスを駆るドライバーのナッサー・アルアティア(カタール)とナビゲーターのマチュー・ボメル(フランス)のトヨタガズーレーシングが四輪部門で総合優勝。トヨタに初の栄冠をもたらせた。
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今回のダカールラリーはペルー1カ国での開催。1月6日に開幕し、10ステージで走行距離5000kmを駆け抜けた。前年より3000kmも短いコースだったが、砂漠が多く、例年以上に困難を極めた。
大会はツール・ド・フランス主催者のASO(アモリー・スポール・オルガニザシオン)が主催。1979年に初開催され、フランスのパリから南アフリカ大陸にあるセネガルのダカールを目指すラリーレイドとして人気を得た。
しかし治安悪化のため2009年から舞台を南アメリカに移して開催されている。
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優勝ドライバーとなったアルアティアは2011、2015年に続く3勝目。優勝マシンとしては、過去に三菱パジェロが7連勝を含む12勝を挙げている。日本人ドライバーは1997年に篠崎健次郎(三菱パジェロ)、2002年と2003年に増岡浩(三菱パジェロ)が優勝している。
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