AVCエクサンプロバンスの石上優大(国内所属はEQADS)が2月11日にフランス南部のピレネーアトランティック地方で開催されたトロフェ・ド・レソールで2位になった。雨にたたられたフランスのアマトップレースで将来性を証明した。
石上はグルパマFDJの育成チーム2人との劣勢スプリントで惜敗したが、フランスのアマトップカテゴリー「エリートナショナル」での2位は石上にとって最大級の快挙。この「フランスエリートナショナル」カテゴリーでの優勝や入賞経験はプロチームに向けた履歴書で大きな意味を持つという。
優勝はイタリア人ながらフランスを代表するグルパマFDJの育成チームで走るクリスティアン・スカローニ。終盤の上りではスカローニ、石上、4位になったピエール・ボネの3名だったが、最終局面でチームメートのイェルマン・ズィーガが先頭に再合流。数的優位に立ち、勝利で責任を果たした。
浅田顕EQADS監督のコメント
「シーズン序盤での仏アマトップの”エリートナショナル”カテゴリーにおける2位は成長の証。欧州ではこの成績で石上への評価も高くなり、これから注目が集まるだろう。4月以降はUCIレースも増え、より高い成績が期待できるはずだ」
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