ツール・ド・フランスの冠協賛が4から5へ…新参入はコンチネンタルタイヤ

コンチネンタルタイヤが2019ツール・ド・フランスの5大パートナーとなった。同社は2018年から2019年までオフィシャルパートナー契約を結んでいるが、2019年は最高カテゴリーの協賛社となる。これまで同カテゴリーは4社だったが、コンチネンタルタイヤはLCL銀行、Eルクレール(スーパーマーケット)、クリス(メガネチェーン)、シュコダ自動車と同じ位置になる。

コンチネンタルタイヤはクルマ用のみならず自転車用タイヤも製造する

コンチネンタルタイヤはツール・ド・フランスを走るオフィシャルカーに高性能タイヤを提供する。ドイツのコルバッハで手作りされる自転車用タイヤも多くのワールドチーム(バーレーン・メリダ、グルパマFDJ、モビスター、カチューシャ・アルペシン、スカイ、サンウェブ)に採用される。

5大パートナーは4つのリーダージャージとステージ優勝の協賛社となる。マイヨジョーヌはLCL銀行、マイヨベール(ポイント賞)はシュコダ、マイヨアポワルージュ(山岳賞)はEルクレール、マイヨブラン(新人賞)はクリス。そしてステージ優勝がコンチネンタルタイヤに。

2019年からブエルタ・ア・エスパーニャの敢闘賞も協賛

自動車ドライバーとサイクリストの交通安全をサポートする運動も推進する。2019年からブエルタ・ア・エスパーニャの協賛会社に復帰し、全日程を通して道路通行のセキュリティ確保をサポートしつつ、交通安全運動を展開していく。特にドライバーとサイクリストのセキュリティを高める「ディスタンスT」運動を掲げ、不幸な交通事故の撲滅を目指していく。