アジアのベストレストラン最優秀女性シェフ賞にガリーマ・アローラ氏

アジアのベストレストラン50の部門賞のひとつであり、エリートウォッカ社(elit Vodka)がスポンサーを務める2019年度の「エリートウォッカ最優秀女性シェフ賞」の受賞者に、バンコクのレストラン「ガア(Gaa)」の創始者兼総料理長のガリーマ・アローラ氏が選出された。

バンコクのレストラン「ガア(Gaa)」のガリーマ・アローラ氏

アローラ氏は2019年3月26日(火)にマカオで開催されるサンペレグリノ&アクアパンナがメインスポンサーを務める「アジアのベストレストラン50」の授賞式で正式に表彰される。

アローラ氏は、食の世界に足を踏み入れる前、しばらくジャーナリストとして活動をしていたという異色の経歴の持ち主。ル・コルドンブルー・パリを2010年に卒業すると、コペンハーゲンのレストラン「ノーマ(Noma)」で伝説的なシェフ、レネ・レゼピ氏のもと、2年以上にわたって経験を積んだ。

2016年にアジアに戻ると、「アジアのベストレストラン50」で4年連続1位を獲得しているバンコクの有名レストラン「ガガン(Gaggan)」に副料理長として迎えられた。そして、翌2017年4月に、自身の店となる3階建ての「ガア」を「ガガン」の向かいにオープンした。さらに、2018年11月には、初めてミシュランの1つ星を獲得し、アローラ氏はミシュランの星を獲得した初のインド人女性シェフとなった。