アドベンチャーロード、RENEGADE EXPLOITがジェイミスから登場

ジェイミスから、スチールフレームのRENEGADE(レネゲード)シリーズ最高峰のレイノルズ631を採用したEXPLOIT(エクスプロイット)が発売された。スラムAPEX仕様、シマノ105仕様ともに26万円。

遠くのトレイル、河川敷、街中のちょっとした悪路。アドベンチャーは日常のちょっとしたところにも存在する。RENEGADEならあらゆる路面をそのまま走ることができる。36の太いタイヤ、天候にも左右されない制動力をもつディスクブレーキ。これらの性能は走破性の高い走りを実現。キャリアを取り付ける台座も標準装備されていて、さまざまなオプションが取り付けられる。

アドベンチャーロード“RENEGADE EXPLOIT”

RENEGADEは、幅広い身長のライダーがどんな路面の状況・状態においても快適で安定した乗り心地を維持しながらライディングができるリーチ・スタックをデザインするところから始まった。

各サイズのジオメトリーは、フレームサイズに応じて3つの異なるオフセットフォーク、5つのBBドロップ、3つのリヤセンターの数値を設定。これはジェイミスが提唱するデザインだ。このことによりライダーの身長に関係なく、最高のアドベンチャーバイクパフォーマンスを体感できるようになった。他社のアドベンチャーバイクのほとんどは、1つのフレームサイズをベースに設定、そのベースサイズに合ったフォークオフセットを使い他のサイズも作られている。

カーボンフォークモデルは12mmスルーアクスルを採用。ECO設計の特性を維持しながら、エンド剛性と軽量化を実現
ライダーの身長に関係なく、最高のアドベンチャーバイクパフォーマンスを体感できる

レーシングロードバイクのような単一のタイヤサイズで乗るように設計されたバイクではうまくいくかもしれないが、28cから32c、40c、650B×47cのROAD+などさまざまなアドベンチャー用のタイヤに交換していくとハンドリングや乗り心地に大きな影響を与える。

ジェイミスのフレームの基礎となる、サイズごとにメインフレームパイプの直径を変更する技術に加え、後部三角形の直径もフレームサイズに応じて2つの異なる太さのパイプを使うことで、あらゆる身長のライダーが最高のアドベンチャーライドができる。

レイノルズ631はマンガンモリブデン鋼を採用した超軽量のパイプで長距離やタフなライドにも適していて、シリーズには最適な組み合わせになる。このレイノルズ631をカスタムオーダーし、ジェイミス独自のデザインに落とし込んでいる。

このEXPLOITには、スラムAPEXとシマノ105を搭載し、前後スルーアクスル、X PLOR MSA 36Cタイヤを装備。44cm-48cmには650C、51cm以上には700Cを採用するのもRENEGADEの特徴だ。キャリアや泥除けなどを取り付けられる台座も多様に搭載されており、購入後の拡張性も魅力のひとつ。

RENEGADE EXPLOITをはじめ、シリーズ各モデルは、3月2日(土)、3日(日)に大阪万博公園で開催される、サイクルモードライド大阪にて試乗ができる。

RENEGADE EXPLOIT APEX
RENEGADE EXPLOIT 105

ガビリアがUAEツアー第2ステージで優勝…ログリッチェ首位堅持

中東のアラブ首長国連邦で開催されている7日間のステージレース、UAEツアーは、2月25日に第2ステージが行われ、UAEエミレーツのフェルナンド・ガビリア(コロンビア)がゴール勝負を制して優勝。総合成績では前日に首位に立ったユンボ・ヴィスマのプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア)がその座を守った。

UAEツアー第2ステージはガビリア(左)がビビアーニをわずかに制した ©LaPresse – Fabio Ferrari

ガビリアにとってチームを移籍して最初の勝利。
「優勝は自分自身にとってだけでなく、チームにとって、そしてスポンサーにとって価値のあるものだ。チームのホームタウンだからね」とガビリア。

「ゴール勝負に備えてのチームメートのけん引は完ぺきで、とりわけアレクサンドル・クリストフのアシストに助けられた。残り200mからスパートを仕掛けた。調子はとてもいいので大会最終日までにもっと勝ち星を重ねたい」

UAEツアー第2ステージ ©LaPresse / Ferrari – Paolone
UAEツアー第2ステージは強風の砂漠地帯を行く ©LaPresse – Fabio Ferrari
リーダージャージを着用する(左から)ログリッチェ、 デプルス、クリヤノフ、ガビリア ©LaPresse – Massimo Paolone

カリマーのリュックサックラインを牽引するridge seriesがリニューアル

英国発祥のアウトドアブランド『karrimor(カリマー)』は、ブランドが誇るリュックサックである『ridge/リッジ』を19SSコレクションよりリニューアルして発売した。

今期のモデルリニューアルでは、テーマをSEE WHATEVER YOU WANT TO SEE〈いまだ見ぬ風景、その先へ。〉とし、初めて登山をする人から、チャレンジングなフィールドへ挑んでいきたい人に向けて、幅広い山行シーンにフィットするオールラウンダーモデルへと進化を遂げた。

“ridge”は1999年の発売開始以来、流行の形状や素材、軽量化などに左右されることなく、山行中の疲労軽減・快適性を最優先に考え、開発・改良を重ねてきたモデル。現在もなお、多くのユーザーに支持されている従来の使いやすさ・機能はそのままに、フロント部の大容量ギアポケット・背面の活性炭加工を施したメッシュを新しく採用。

収納性に優れたマチ付きのフロントギアポケット。表面にはジッパーマップポケットも配置。山行中に脱いだジャケット・ヘルメットなども入ってしまう大容量のサイズ
雨蓋の四隅にはギアの携行に重宝し、拡張性を高めるアタッチメントループを配置
チェストベルトはより安定性に優れるタイプを採用。ホイッスル付き
身体に触れる部分には「活性炭加工」を施したエアメッシュ素材を配置。活性炭の練り込まれたメッシュは、吸汗・速乾性に優れ、快適さを長続きさせる
ハイドレーション対応。雨蓋のホールを経由し、ボディ内部にハイドレーション本体を収納できる
ヘルメットホルダー配置(雨蓋を開くと、背面側に配置)。カラビナなどで固定し、ヘルメットなどを落下防止する役割がある

ボディのカラーはワントーンのシンプルなデザインに仕上げ、旬な形へ進化した。ridge 40は2万4300円(税込み)、ridge 30は2万2464円(税込み)。

ridge 40(ツリートップ)

“ridge series”は、2019年2月中旬頃より、全国のカリマー取り扱い店舗・カリマーのWebサイトで発売を開始している。

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自転車職人と匠の技の競演「2019ハンドメイドバイシクル展」は来場者過去最高

一般財団法人日本自転車普及協会 自転車文化センター (東京都品川区上大崎3-3-1)は、2月23日(土)~24日(日)2日間、自転車職人やメーカーが緻密に作りあげた独創的な自転車・パーツの展示会「2019ハンドメイドバイシクル展」を、東京都大田区の東京流通センター(TRC)に初めて場所を変えて開催した。

トークショーは登壇者の声がよく聞こえる別会議室で開催され、立ち見が出るほど盛況だった

2日間の来場者数は過去最多の3233人となり、2日間開催では過去最高の来場者を更新した。

ハンドメイドバイシクル展の2日間の来場者数。前年比1割増となった

同展では、ハンドメイドビルダー独自の技術が施された自転車やパーツ展示をメインに、 著名ビルダーやガールズケイリン選手のトークショーが行われた。また一般来場者がヤスリがけを体験できるコーナー、初めての人向けの「ハンドメイドバイシクルを構成するパーツ」のコーナーも設けられた。

北米ハンドメイドバイシクルショーで最優秀賞を受賞した経験のある今野真一氏(左)とドリアーノ・デローザ氏がトークショーに登場
初来日となったドリアーノ・デローザ氏と自転車づくりを手伝う次女のマルティーナさん

●自転車文化センターのホームページ
●ハンドメイドバイシクル展のフェイスブック

ユンボ・ヴィスマがUAEツアー初日を制し、ログリッチェが首位に

中東のアラブ首長国連邦で開催される7日間のステージレース、UAEツアーが2月24日に開幕。初日のチームタイムトライアルでオランダのユンボ・ヴィスマが平均時速57.086kmのタイムで優勝。先頭でフィニッシュしたプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア)が首位に立った。

アブダビ独特の景観を行くUAEツアー第1ステージ ©LaPresse – Fabio Ferrari

同チームはタイムトライアルに強いトニー・マルティン(ドイツ)を獲得し、今シーズンはチームタイムトライアルの実力を飛躍的に高めていた。

「新聞ではチームタイムトライアルに強いチームと紹介されていたが、ボクらよりももっと強いチームはいたので、全員が相当の走りをしなければならなかった。みんな100%の力を出せたと思う」とログリッチェ。

UAEツアー初日のチームタイムトライアルで優勝したユンボ・ヴィスマ ©LaPresse – Massimo Paolone

強豪チームのサンウェブとの差はわずか7秒で、先にゴールしていたログリッチェらはナーバスになりながらその結果を待っていたという。

「シーズンはじめにいい結果を出せたことで、今シーズンはチームタイムトライアルでさらに成績を残せるようにねらっていけると感じた。ボク自身の最大の目標はジロ・デ・イタリアだけど、この大会でも総合優勝できるように最期まで頑張っていきたい」

UAEツアー初日に総合1位に立ったプリモシュ・ログリッチェ ©LaPresse – Massimo Paolone

UAEツアーが2月24日開幕…7日間の日程に強豪選手が集結

7日間のステージレース、UAEツアーが2月24日に中東のアラブ首長国連邦で開幕する。全7ステージ。第1ステージはチームタイムトライアル。第3ステージと第6ステージが山岳区間。大会は3月2日にドバイにゴールする。

ルーブル・アブダビ美術館に集合した有力選手 左からデュムラン、ニーバリ、バルベルデ、ビビアーニ、ガビリア、カベンディッシュ ©LaPresse / Ferrari – Paolone

●主な出場選手
アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
ビンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、バーレーン・メリダ)
エリア・ビニアーニ(イタリア、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マーク・カベンディッシュ(英国、ディメンションデータ)
マルセル・キッテル(ドイツ、カチューシャ・アルペシン)
ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド、スカイ)
トム・デュムラン(オランダ、サンウェブ)
リッチー・ポート(オーストラリア、トレック・セガフレード)
フェルナンド・ガビリア(コロンビア、UAEエミレーツ)

●出場チーム情報

●UAEツアー大会公式サイト